
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
ドコモショップで名義を変えたい場合、名義変更の手続きが必要になります。
しかし、いざ手続きをしようとしても、書類が不足していると再度出向く必要が生じてしまいます。
そうならないよう、あらかじめ必要なものをチェックしておきましょう。
この記事では名義変更に必要な書類の他、費用や手続きの流れも紹介します。
具体的には、次のような手続きについて解説します。
手続き | 内容 | 費用 |
---|---|---|
名義変更 | ・別の人へ名義を変える | 2,200円 ※家族間は無料 |
改称 | ・名字のみ変更 ・会社名の変更 | 無料 |
承継 | ・契約者が亡くなった 場合の名義の変更 ・会社の合併 | 無料 |
トップ画像引用元:ドコモ公式サイト
ドコモ 名義変更の流れ・かかる費用
画像引用元: NTTドコモ
まず、名義変更の流れと費用についてチェックしましょう。
ドコモでの名義変更とは、別の人に名義を変更することを指します。
結婚で名字が変わった場合や、契約者が亡くなった場合の名義変更は、別の手続きが必要なので注意しましょう。
後ほど詳しく解説します。
- ドコモショップでしか受け付けていない
- 店舗へ行く前に必要書類を用意する
- 手続き自体は10分~20分程度
- 待ち時間をなくすため、来店予約がおすすめ
- 費用は2,200円
名義変更の手続きの流れ
名義変更の手続きの流れを簡単に説明します。
ドコモの名義変更はドコモショップ(店舗)でしか行うことができません。
必要書類を持ってドコモショップに行き、名義変更したいことを伝えます。
手続自体きは大体10~20分程度で終わりますが、待ち時間が長くなることもあります。
ドコモショップへ訪れる際には、事前に来店予約をしておくとスムーズです。
手数料はその場ではなく、毎月の電話代に合わせて請求されます。
手続きを滞りなく進めるためにも、必要書類は必ず事前にチェックしておくことをおすすめします。
名義変更の費用
名義変更の手続き費用は2,200円です。
ただし、家族間の名義変更の場合は無料になります。
その場合は譲り渡す人と譲り受ける人の姓と住所のどちらもが同一という条件があります。
もし家族ではあるけれど姓・住所が違うという場合、戸籍謄本か戸籍抄本で確認可能です。
あらかじめ用意しておきましょう。
ドコモの名義変更で必要なもの
次にドコモの名義変更で必要なものを解説していきます。
まずは、別の人に名義を変える、スタンダードな名義変更の手続きに関して見ていきましょう。
- 店舗へ訪れる人は本人確認書類を必ず持っていく
- 運転免許証やマイナンバーカードがあると便利
- 保険証での本人確認の場合は住民票などが必要
- 譲り受ける人はクレジットカードかキャッシュカードが必要
名義変更の手続きで必要なもの
ドコモの名義変更では、誰が手続きに行くのかで必要なものが変わってきます。
まずはどんなのパターンがあるか見てみましょう。
- 譲り渡す人・譲り受ける人の両者が出向く場合
- 譲り渡す人のみが出向く場合
- 譲り受ける人のみが出向く場合
- 第三者が出向く場合
それではパターンごとに必要書類をチェックしましょう。
譲り渡す人・譲り受ける人の両者が出向く場合
この場合、譲り渡す人が持ってくるべきものは下記の通りです。
- 自分の名前・現住所・生年月日が確認できる書類
続いて譲り受ける人が持っていくべきものは下記の通りです。
- 自分の名前・現住所・生年月日が確認できる書類
- 自分名義のクレジットカードもしくはキャッシュカード
両者が出向く場合、それぞれの本人確認書類が必要です。
書類は必ず原本でないと受け付けできず、その日ほぼ1日預けることになります。
人によっては運転免許証を預けると車の運転ができず、困るということもあるでしょう。
必ず事前に確認書類をチェックしておきましょう。
また譲り受ける人は、それにプラスして毎月の支払いに設定するクレジットカードかキャッシュカードが必要になります。
譲り渡す人のみが出向く場合
譲り渡す人のみが出向く場合は、下記のものが必要です。
- 自分の名前・現住所・生年月日が確認できる書類
- 譲り受ける人の名前・現住所・生年月日が確認できる書類
- 譲り受ける人名義のクレジットカードもしくはキャッシュカード
- 譲り受ける人が書いた委任状
譲り渡す人のみがドコモショップに出向く場合、譲り受ける人名義の本人確認書類やクレジットカードなどの他、委任状も必要です。
委任状はドコモの公式サイトからダウンロード可能です。
譲り受ける人のみが出向く場合
譲りうける人のみがドコモショップに出向く場合は、下記のものを揃えましょう。
- 自分の名前・現住所・生年月日が確認できる書類
- 自分名義のクレジットカードもしくはキャッシュカード
- 譲り渡す人の名前・現住所・生年月日が確認できる書類(コピー可)
- 譲り渡す人が書いた委任状(もしくは電話確認)
譲り受ける人がドコモショップに行く場合は自分の書類の他、譲り渡す人の確認書類(コピー可)と委任状が必要です。
どちらかを忘れた場合は受け付けできないので気を付けましょう。
委任状の代わりに、ドコモショップから譲り渡す人への電話確認でも手続きは可能です。
ただし、このとき連絡する番号は携帯電話ではなく、「連絡先番号」というドコモの契約時に登録した別の電話番号です。
まれに携帯番号になっている人もいますが、多くの人がここに固定電話の番号を登録しています。
例えば実家の固定電話に登録している場合など、譲り渡す人本人がいない場所に電話される可能性もあるのです。
連絡先電話番号に電話をかけ、譲り渡す人が出ないと手続きはできません。
不安な人は委任状を書いてもらっておいた方が確実です。
第三者が出向く場合
第三者がドコモショップに行く場合には、下記のものを持っていく必要があります。
- 自分の名前・現住所・生年月日が確認できる書類
- 譲り渡す人の名前・現住所・生年月日が確認できる書類
- 譲り渡す人が書いた委任状
- 譲り受ける人の名前・現住所・生年月日が確認できる書類
- 譲り受ける人名義のクレジットカードもしくはキャッシュカード
- 譲り受ける人が書いた委任状
本人確認書類は全て原本が必要です。
また、委任状は譲り渡す人から第三者へのもの、譲り渡す人から第三者へのものと2枚必要なので注意しましょう。
本人確認書類の例
名義変更には必ず名前・現住所・生年月日が確認できる、いわゆる本人確認書類の提示が必要です。
具体的にどのような書類が該当するのかチェックしておきましょう。
1点で受付可能な書類
次のいずれかの書類であれば、1点のみで受付が可能です。
これらが用意できるのであれば、これらを持って行きましょう。
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
1点では受付できず補助書類が必要なもの
本人確認に使う書類によっては、補助書類が必要になります。
下記の書類を使う場合には補助書類の用意も忘れず行いましょう。
- 健康保険証
- 写真付きの住民基本台帳カード
- 在留カード・外国人登録証明書
これらの書類を本人確認に使う場合、用意すべき補助書類は以下の通りです。
- 公共料金領収証
- 住民票(マイナンバーの印字がないもの)
補助書類は本人名義のもので、発行から3ヶ月以内かつ現住所が記載されているものでないと受付できません。
また、公共料金の領収書は、領収印のあるものか発行日が載っている口座振替済み通知書のみ受付可能です。
名前と住所が載っているだけでは補助書類として認められないので気を付けましょう。
名義変更時の注意点
名義変更手続きをする際に、気を付けるべきポイントが5つあります。
- 譲り受ける側には審査がある
- 毎月の支払いカードの設定が必要
- 委任状は正確に書くこと
- 法人名義が絡む場合は必要書類が変わる
- 引き継ぎされない契約内容がほとんど
譲り受ける側には審査がある
名義変更をする際に譲り受ける側は、新規契約とほぼ同じ手続きをします。
その際には審査もあります。
初めてドコモで契約をする人や過去に契約したことがある人、現在既に何回線か持っている人など事情はそれぞれでしょう。
ですが、過去に未納があるなど、状況によっては審査に通らないこともあります。
番号をそのまま引き継ぐからといって、必ずしも名義変更ができるわけではないことは頭に入れておきましょう。
毎月の支払いカードの設定が必要
譲り受ける人は、必ず毎月の電話代引き落としの支払い設定が必要です。
クレジットカードもしくはキャッシュカードが基本です。
ただし、もしどちらも持っていない場合は、口座の預金通帳+届け印でも受付できます。
口座の預金通帳+届け印で手続きした場合、口座登録には時間がかかります。
最初の1~2ヶ月は引き落としではなく請求書払いになるので、コンビニ等に支払いに行かなくてはなりません。
委任状は正確に書くこと
委任状の書き方が間違っていると受付できないので、慎重に書きましょう。
最も間違いやすい点は2つです。
- 1枚の委任状に2人が書き込んでしまう
- 契約者と代理人が入れ替わってしまう
1枚の委任状に2人が書き込んでしまう
委任状とは、「契約に行けない自分の代わりにこの人に託します」という文書です。
なので、契約者・代理人それぞれの氏名を書く欄があります。
ここで多いミスが、それぞれの氏名を各自が書いてしまうということです。
1枚の委任状に2人が書き込んでしまうということですね。
委任状は契約に行けない契約者が全て記入しなくてはなりません。
代理人は何も書く必要はありません。
もし途中から筆跡が変わっていると、受付不可になる場合があります。
契約者と代理人が入れ替わってしまう
委任状には、契約者(委任者)と代理人(受任者)の氏名や生年月日を書く欄があります。
- 契約者(委任者)→ドコモショップに出向くことができない人
- 代理人(受任者)→代理でドコモショップに出向く人
以上が契約者・代理人の意味です。
逆に書いてしまうと意味合いが変わるので受付不可になってしまいます。
法人名義が絡む場合は必要書類が変わる
個人名義から法人名義への名義変更やその逆のパターンの場合、会社の登記簿謄本などの書類が必要です。
会社の状況によっては必要書類が多くなります。
法人名義が絡む場合は、ドコモインフォメーションセンターに電話で確認することをおすすめします。
インフォメーションセンターであれば、現在の契約状況をもとに、必要書類を教えてくれます。
引き継ぎされない契約内容がほとんど
名義変更の手続きをすると、使う人が変わるということで、ほとんどの契約内容が引き継がれず新たに設定されます。
- dポイント関連の内容やdアカウント
- マイメニュー
- メールアドレス
- iモード/spモードパスワード
- メール設定
- 海外利用設定
- ドコモクラウド
- 料金明細サービス
最も注意したいのはメールアドレスです。
名義変更の登録が終わった時点で、メールアドレスはランダムなものに変わってしまいます。
利用者が変わるのであればアドレスが変わっても問題ないでしょう。
しかし、名義だけ変えて利用者はそのままという場合は、アドレス変更をして元に戻す必要があります。
最近はSNS利用が増えてきて、自分のドコモメールのアドレスを覚えていないという人も多いでしょう。
心配な人は事前にアドレスをメモしておきましょう。
結婚等で名字が変わった場合の名義変更
結婚などで名字のみが変わった場合の手続きのことを、改称と言います。
改称の手続きは名義変更の手続きとは異なります。
では、改称の際に必要なものや注意点などをチェックしましょう。
- 戸籍謄本か運転免許証、健康保険証があれば変更できる
- 費用は無料
- スマホでも手続き可能
改称の手続きで必要なもの
まずは改称の手続きで必要なものを確認しましょう。
必要な書類は下記のいずれかです。
- 戸籍謄本
- 戸籍抄本
- 運転免許証
- 健康保険証
- 住民票(マイナンバーの印字がないもの)
改称は名字のみを変える手続きなので、名義変更ほど書類が厳しくありません。
補助書類等は必要ないので、上記書類のいずれかをもって来店しましょう。
また、書類は全て新しい氏名が載っているものでないと受付できません。
また有効期限付きのものは期限内のものを持っていきましょう。
改称の費用
改称の手続きは無料です。
改称の手続きの流れ
改称の手続きは、ドコモショップ以外にもパソコン・スマートフォン他、インフォメーションセンターでも受付可能です。
それぞれの方法での手続きの流れを見ていきましょう。
ドコモショップの場合
必要書類を持ってドコモショップに行きましょう。
手続きは5~10分で終わりますが、事前に来店予約しておくのがおすすめです。
パソコン・スマートフォンの場合
My docomoの中の「ドコモオンライン手続き」で氏名変更ができます。
ただし、その場で登録完了はできず、氏名変更の手続きをすることで後日専用の用紙が自宅に届きます。
それを返送してから手続き完了になります。
すぐに変更したい人はドコモショップへ行くのがおすすめです。
インフォメーションセンターの場合
インフォメーションセンターでは、受付に必要な申込書の発送のみを行っています。
登録自体はできないので、送ってもらった申込書を持ってドコモショップに行くことになります。
この申込書はドコモショップでも事前にもらえます。
改称の注意点
個人の改称については特に注意点はありませんが、会社名を改称する場合は注意が必要です。
会社名を変更する場合も改称扱いになります。必要な書類をチェックしておきましょう。
- 改称がわかる登記簿謄本or登記簿抄本or履歴事項証明書
- 来店者の本人確認書類
- 委任状もしくは社員証
- 金融機関の届け印+預金通帳など口座番号がわかるもの
上記全ての書類が必要です。
心配な人は、あらかじめドコモインフォメーションセンターで確認をしておきましょう。
ドコモ契約者が亡くなった場合の名義変更
契約者が亡くなり、解約ではなく契約を維持したい場合は承継という手続きをとります。
- 亡くなった契約者との関係を証明する書類が必要
- 費用は無料
- ドコモショップのみで手続きを受け付けている
承継の手続きで必要なもの
承継の手続きで必要なものは下記の通りです。
- 相続がわかる書類(戸籍謄本・戸籍抄本など)
- 承継後に契約者になる人の本人確認書類
- 利用者が異なる場合は利用者の確認書類
- 毎月の支払いに設定するクレジットカードもしくはキャッシュカード
承継の場合は、亡くなった契約者との関係を証明する書類が必要です。戸籍謄本などの書類はコピーで大丈夫です。
新たに契約者になる人と利用者が異なる場合は、それぞれの確認書類が必要なので注意しましょう。
毎月の支払いは、預金通帳+届け印でも受付できます。
承継の費用
承継の費用は無料です。
承継の手続きの流れ
承継の手続きはドコモショップのみで受け付けています。
必要書類を用意して行きましょう。
手続きは10~20分で終了します。事前に来店予約するのがおすすめです。
承継の注意点
承継の注意点は2点あります。
下記の点に注意してスムーズに承継を完了させましょう。
- メールアドレスが引き継げない場合がある
- 法人の承継は確認書類が複雑
メールアドレスが引き継げない場合がある
承継の場合、契約状況によってはメールアドレスが引き継げません。
名義変更と同様、同じアドレスを再設定できますが、一度リセットしてしまうので、注意しましょう。
リセットの場合はスタッフから説明があります。
法人の承継
契約者が亡くなった際の名義変更を承継といいますが、他には会社が合併する場合の名義変更も承継と言います。
その際は確認書類が非常に複雑です。
承継が確認できる登記簿謄本などはもちろん、委任状なども関わってきます。
そのため事前にインフォメーションセンター等で必要書類を確認することをおすすめします。
ドコモの名義変更は事前準備でスムーズに!
ドコモの名義変更に必要なものや手続きの流れを解説しました。最後に手続きの種類をまとめます。
手続き | 内容 | 費用 |
---|---|---|
名義変更 | ・別の人へ名義を変える | 2,200円 ※家族間は無料 |
改称 | ・名字のみ変更 ・会社名の変更 | 無料 |
承継 | ・契約者が亡くなった 場合の名義の変更 ・会社の合併 | 無料 |
スムーズに手続きを済ませられるよう、事前に必ずチェックしておきましょう!
- ドコモショップでしか受け付けていない
- 店舗へ行く前に必要書類を用意する
- 手続き自体は10分~20分程度
- 待ち時間をなくすため、来店予約がおすすめ
- 費用は2,200円
準備万端にしてスムーズに名義変更をしてくださいね。
ドコモの料金プランを見直して年間16万円お得にする方法【2020年】