
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
実店舗のドコモショップとは違い、ドコモオンラインショップでは頭金などがかからないこともあり、スマホの購入はオンラインで…、と考えている方も多いかと思います。
しかし最近ネット上では、「ドコモオンラインショップでの手続きが、ずっとローディング中で先に進まない」という声がよく聞かれます。
「待ち時間ゼロ」というのがオンラインショップ最大のメリットなのに、ローディング時間が長すぎて手続きがなかなか進まないのは、非常に困ってしまいますよね。
今回はドコモオンラインショップの「ローディング中」問題について解説してきます。
ドコモオンラインショップで機種変更|手続きの流れやメリット・デメリット
1 オンラインショップがローディング中になる原因
画像引用元:ドコモオンラインショップより
ドコモに限らず、オンラインショップの利用中に「ローディング中」の表示で画面が止まってしまった場合、様々な原因が考えられます。
「原因はコレ!」と断定するのはなかなか難しいのですが、確実に言えるのは、ローディング中=オンラインショップのサーバーが混み合っているということです。
サーバーへのリクエストが一時的に集中すると、どうしても処理待ちが発生してしまいます。それがユーザーの画面上では、「ローディング中」として表示されるのです。
人間で例えると…
例えば、どれだけ有能な人でも、1人でこなせる仕事量には限界がありますよね。もし、その人だけに仕事が集中してしまったら、いくら優秀でもいずれは破綻してしまうでしょう。
とはいえ、現実はそう甘くありません。「ちょっと待った」と制限をかけない限り、仕事の依頼はどんどん増えるばかりです。
「ローディング中」は、この「制限」にあたります。つまり、ローディング中=「今は忙しいからちょっとだけ待っててね」ということを表しているのです。
2 ドコモオンラインショップでローディング中になった時の対処法
ドコモオンラインショップを利用している最中に、ローディング中になってしまった場合、どのような対処法があるのでしょうか?
焦らず1つずつ試してみてくださいね。
2-1 リクエストを再試行してみる
一番簡単に行える対処法です。何回か再試行してみましょう。
つまり、処理待ちになってしまったリクエストをもう一度試してみる(タップ後に止まってしまった操作をもう一度行う)ということです。
たまたま同時に多数のユーザーがリクエストを重ねてしまっていただけであれば、再試行することで処理が整理され、ローディング中にならなくなる可能性があります。
解決するかどうかはサーバーの混み合い具合にもよりますが、まずは再試行してみましょう。
ブラウザバックは「無効なデータを受信しました」の原因に
手続きを再試行する際、ブラウザバック(「戻る」「←」など前の画面に戻れるボタン)を利用しがちですが、これはNGです。
その時の手続き内容にもよりますが、「無効なデータを受信しました(400)」というエラーが出てしまうリスクがあります。
この画面が表示されると、ドコモオンラインショップ上で一切の手続きができなくなるので注意してください。
もし既に表示されているのであれば、以下の記事の対処法で解決できます。
ドコモオンラインショップでエラーが出て繋がらない時の対処方法|「無効なデータを受信しました(400)」「無効なデータを受信しました」を避けるには
次の方法で再試行すれば、「無効なデータを受信しました」のエラーが発生する確率はかなり低くなります。
- 止まってしまったブラウザ(タブ)を閉じて新規にブラウザ(タブ)を立ち上げ、最初から手続きをやり直す
- ページ上に表示されているリンクを辿って、もう一度同じ手続きを行う
「無効なデータ」は怖いものではない
ちなみにこのエラーは、ユーザーが想定外の画面遷移をした結果、データの不整合が発生してしまうことによって発生します。
「ドコモは何やってるんだ!」とイライラされる方も多いかと思いますが、ブラウザバックによってエラーが発生してしまうのは、ドコモオンラインショップに限った話ではありません。
オンライン上で重要な手続きを行う際は、原則ブラウザバックは使用しない方が無難です。
2-3 時間帯そのものを変えてみる
再試行を数回行ってもローディング中で止まってしまうのであれば、その時間帯は混み合いやすいのかもしれません。
そのような場合は、別の時間帯に手続きを行ってみましょう。
ドコモオンラインショップが混み合わない時間帯は?
あなたがオンラインショップで買い物をしやすい時間帯=その他のユーザーにとっても都合が良い時間帯であると考えられます。
ですから、普段はあまりオンラインショップを利用しない時間帯に手続きすることで、サーバーの混雑を避けられるかもしれません。
一般的に早朝や深夜は、オンラインショップの利用者が少ないと言われています。
どうしても早く手続きを終えたいのであれば、このような時間帯を狙ってみるのもアリでしょう。
3 ブラウザの仕様もチェックしておこう
先ほど紹介した2つの対処方法と並行して行っていただきたいのが、ブラウザのチェックです。
ドコモオンラインショップでは、利用推奨環境として以下4ブラウザの使用を推奨しています。
- Google Chrome
- Firefox
- Safari
- Internet Explorer
Androidスマホの場合、標準ブラウザはGoogle Chromeです。iPhoneであればSafariを使っている方が多いことでしょう。
とはいえ、スマホやPCで使えるブラウザアプリは無数に存在します。特に、高速表示に特化したものは人気が高く、ちょっとマイナーなものを好んで利用している方も少なくありません。
しかし、上の4ブラウザ以外のアプリでドコモオンラインショップを利用し、「ローディング中」が頻発しているのであれば、まずはブラウザを切り替えた方が良いでしょう。
サポート外のブラウザを利用した結果、サーバーとのデータのやり取りに何らかの不具合が生じているのかもしれません。
念のためブラウザのバージョンもチェック
使っているブラウザが推奨ブラウザであったとしても、念のためバージョンのチェックもしておきましょう。
基本的にネットサービスは、推奨ブラウザの最新バージョンを前提としてプログラム処理を行うものだからです。
この機会に一度、ブラウザのバージョンをチェックしておくことをおすすめします。
ドコモオンラインショップの予約状況・在庫状況・入荷状況の確認方法次の章では、ローディング中になりやすいタイミングを避けるために押さえておきたいことを解説します。
4 ローディング中になりやすいタイミングを避けるには
ドコモオンラインショップで「ローディング中」を回避するためには、アクセスが集中しやすい時間帯・タイミングを見極めて避ける必要があります。
では、どのようなときにアクセス集中が起きやすいのでしょうか?
4-1 新機種の発売日は大混雑する
スマホの新機種発売日はとにかく混み合います。
「誰よりも早く新機種をゲットして使ってみたい」という思いは誰にでもありますから、発売日にオンラインショップが混み合うのは当然です。
この日は特に「ローディング中」が発生しやすいので、急ぎの用がない場合は避けた方が無難でしょう。
4-2 混み合いやすい時間帯を知っておく
画像引用元:総務省HPより
画像のデータは総務省が公開しているもので、1週間あたりのインターネットの混雑状況がまとめられています。
これを見ると、平日は12時~13時、20時~21時の2つの時間帯は特にネットが混み合い、土日などの休日はほぼ終日混み合っていることがわかります。
逆に、すべての曜日において早朝4時~5時はかなり空いているようです。
よって、この時間帯を狙えば「ローディング中」に悩まされる確率が低くなることでしょう。
5 ドコモオンラインショップでローディング中が出ても焦らない
昔は、インターネット=主にPCでするものというイメージがありましたが、今や多くの人がスマホでネットサービスを利用しています。
また、自宅や職場からでもスマホの購入手続き・契約ができるドコモオンラインショップは、ちょっとしたイベントをきっかけにすぐ混み合ってしまいがちです。
もし「ローディング中」が起きてしまったときは、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてください。
- リクエストを再試行してみる
- ただし、ブラウザバックは使わないこと!
- 手続きする時間帯そのものを変えてみる
- 推奨ブラウザを使っていない場合は、ブラウザを切り替える
- 古いブラウザを使っている場合は、最新版にバージョンアップする
- 新機種の発売日は混みやすいので避けること
- 一般的に、早朝4時~5時はネットを利用している人が少ない(=ドコモオンラインショップも混雑しない可能性が高い)