ドコモから楽天モバイルへの乗り換えタイミング・解約タイミング

  • 2022年5月6日
  • by.affiprecious

楽天モバイル

かつて携帯電話業界には「解約金」という制度があったため、他社への乗り換えタイミングには細心の注意が必要でした。

しかし、2022年の現在は、その常識が大きく変わっています。そのため、乗り換えのベストタイミングも昔とは変わりました。

本記事では、ドコモから人気格安SIMである楽天モバイルへの乗り換えのベストタイミングについて、徹底解説していきます。

ドコモから楽天モバイルへ乗り換えるベストタイミング
  • ベストタイミングは任意の月の20日頃
  • ドコモでは解約金がかからないため、更新月を気にする必要はない
  • 乗り換えでかかる費用は、解約月の月額料金のみ
  • 端末を持ち込む場合はSIMロック解除が必要

トップ画像引用元:楽天モバイル

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ドコモから楽天モバイルへの乗り換えベストタイミング

NTTドコモのロゴ

画像引用元:コーポレートアイデンティティ | 企業情報 | NTTドコモ

結論から言いますと、ドコモから楽天モバイルへの乗り換えタイミングは任意の月の20日頃です。

また、多少の損はしても良いという方はいつ乗り換えしてもOKです。

長らくドコモでスマホを利用している方の中には、きっと驚いた方も多いかと思います。

ほんの数年前までは、「乗り換えはいつでも良い」などという考えはあり得ませんでしたからね。

では、なぜベストタイミングが任意の月の20日頃なのか、その理由を詳しく解説していきます。

ドコモに解約金はない

乗り換えをする上で必ず覚えておきたいのは、2022年5月現在、ドコモには解約金がないという点です。

解約金といえば、「2年縛り」と共に悪名高い携帯電話用語の1つですよね。

昔のドコモでは、「更新月」と呼ばれる月以外に解約すると最大10,450円の解約金が発生していました。そのため、乗り換えタイミングは更新月に合わせるのが常識だったのです。

しかし、2019年10月に解約金の額が10,450円から1,100円に減額されました(契約プランによっては10,450円のまま)。

そして、2021年8月には、解約金が完全撤廃されたのです。

それ以降は、いつ解約しても解約金がかからないようになりました。

よって、これから乗り換え手続きをするドコモユーザーは、解約金のことを考える必要はありません。


乗り換え元の月額料金は満額かかる

乗り換えの際に気を付けたいのは、解約金よりも解約月の月額料金です。

ドコモに限らず、乗り換え元の解約月の月額料金は、基本的に満額請求されます。

ドコモの締め日は月末ですが、たとえ1日に解約しても、月額料金は満額支払わなければなりません。1日に解約するのは大損と言えます。

結果的に支払う金額が変わらないのであれば、できる限り月末までドコモを使ってから解約したいですよね。

月末の解約手続きは危険!

ただし、乗り換え手続きを月末に行うのはおすすめできません。

なぜなら、乗り換え手続きには何日かかかるためです。

乗り換えの大まかな流れ
  1. ドコモでMNP予約番号を発行してもらう(約15分)
  2. 楽天モバイルで乗り換え手続きを行う(約30分)
  3. 楽天モバイルからSIMカードが届く(数日から1週間以内)
  4. 楽天モバイルに電波を切り替える(この日がドコモの解約日+楽天モバイルの契約日)
  5. スマホの初期設定を行う

ドコモの解約日は、楽天モバイルから送られたSIMカードをスマホに挿し、楽天モバイルの電波に切り替えた日になります。

しかし、楽天モバイルのSIMカードは郵送で自宅に送付されるため、数日から1週間ほどの時間がかかてしまうのです。

「MNP予約番号を取得した日=解約日」と勘違いし、月末にMNP予約番号を取得しないよう気を付けてください。

楽天モバイルからのSIMカードを待っている間に、月を跨いでしまいます。

結果、せっかく得をするためにタイミングを計ったのに、かえって大損してしまう事態に……。

MNP予約番号の取得は、20日頃に行うのが無難です。SIMカードの郵送に1週間かかったとしても、余裕をもって電波の切り替えまで完了できます。

なお、楽天モバイルへの乗り換え手続き時にeSIMを選択すれば、即日開通も可能です。ただし、端末がeSIMに対応している必要があるため、注意してください。

解約月には乗り換え先の月額料金も満額かかる

ドコモを解約した月、乗り換え先である楽天モバイルでも、月額料金は満額かかります。

ただし、楽天モバイルは従量課金制です。月間データ使用量が1GB未満であれば、月額料金は0円で済みます。

楽天モバイルの月額料金
  • 1GB未満:0円
  • 1~3GB未満:1,078円
  • 3~20GB未満:2,178円
  • 20GB以上無制限:3,278円

つまり、月を跨ぐまでにデータ使用量を1GB未満に抑えられれば、乗り換え時の出費を抑えられるということです。

ドコモから楽天モバイルへの乗り換えにかかる費用

楽天モバイル

画像引用元:他社から乗り換え(MNP) | 他社からの乗り換え(MNP) | お客様サポート | 楽天モバイル

ドコモから楽天モバイルへの乗り換えにかかる費用は、下記のとおりです。

ドコモから楽天モバイルへの乗り換えにかかる費用
  • MNP転出手数料:0円(ドコモ)
  • 解約金:0円(ドコモ)
  • SIMロック解除料:0~3,300円(ドコモの端末を持ち込む場合)
  • 新規事務手数料:0円(楽天モバイル)
  • 解約月の月額料金:ドコモ・楽天モバイル共に満額

やり方次第では、解約月の月額料金以外はすべて0円にできます。

以前はMNP転出手数料と新規事務手数料が3,300円ずつかかっていたため、手数料は無視できない存在でしたが、2022年5月現在はどちらも0円です。

また、ドコモの端末を楽天モバイルに持ち込む場合は、SIMロックの解除が必要になりますが、これもオンラインで手続きすれば0円で行えます。

なお、一般的に新規事務手数料は3,300円かかるものですが、楽天モバイルなら無料です。

楽天モバイルは手数料の面でもお得ということですね。

ドコモから楽天モバイルへの乗り換え手順

MNP

ここからは、ドコモから楽天モバイルへの乗り換え手順を解説していきます。

まずは、乗り換え手続きの大まかな流れです。

ドコモから楽天モバイルへの乗り換え手順
  1. ドコモでSIMロック解除を行う(楽天モバイルに端末を持ち込む場合)
  2. ドコモでMNP予約番号を発行してもらう
  3. 楽天モバイルで乗り換え手続きを行う
  4. 楽天モバイルからSIMカードが届く
  5. 楽天モバイルに電波を切り替える
  6. スマホの初期設定を行う

では、ドコモの手続きから詳しく見ていきましょう。

ドコモでの手続き

ドコモでの手続きはMNP予約番号を取得するだけですが、端末を持ち込む場合はSIMロック解除も必要となります。

まずは、SIMロック解除の方法について見ていきましょう。

ドコモのSIMロック解除

SIMロックの解除は、解除するスマホが発売された時期によって事情が異なります。

まず、2021年8月27日以降に発売された機種には、SIMロックがかかっていません。そのため、解除は不要です。

しかし、それ以前に発売されたスマホを持ち込む場合は、SIMロック解除が必要となります。

ドコモのSIMロック解除の窓口は下記の3つです。

SIMロック解除方法
  • オンライン手続き(手数料無料)
  • 電話(手数料3,300円)
  • ドコモショップ(手数料3,300円)

ここでは、手数料無料のオンライン手続きについて詳しく見ていきましょう。

オンライン手続きによるSIMロック解除
  1. 「My docomo」にdアカウントでログインする
  2. 「契約内容・手続き」を選択
  3. 「契約内容やキーワードで検索」に、 「SIMロック解除」と入力して検索
  4. 「お手続きする」という青いボタンを選択
  5. 「ネットワーク暗証番号」を入力し、「暗証番号確認」を選択
  6. 注意事項を確認し、「次へ」を選択
  7. SMSに送信された「セキュリティコード」を入力し、「ログイン」を選択
  8. 画面の指示に従って、必須項目に情報を入力し、「次へ」を選択
  9. 「手続きを完了する」を選択

以上で、SIMロック解除の手続きは完了です。

MNP予約番号の取得

次は、MNP予約番号の取得を行います。

取得方法は下記の3種類になります。

MNP予約番号取得方法
  • オンライン手続き
  • 電話
  • ドコモショップ

ドコモショップの場合、スタッフの方に伝えるだけで手続きしてくれます。

ここでは、オンライン手続きと電話手続きについて詳しく見ていきましょう。

オンライン手続き

MNP予約番号は、「My docomo」で発行できます。

手順の詳細は下記のとおりです。

My docomoでのMNP予約番号発行手順
  1. My docomoにアクセスし、dアカウントでログインする
  2. 「契約内容・手続き」を選択
  3. 「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)」を選択
  4. 「お手続きする」を選択
  5. 「解約お手続き」を選択
  6. 注意事項を確認してチェックを入れ、「次へ」を選択
  7. 「手続きを完了する」を選択

上記の手順でMNP予約番号を取得できます。

なお、手続きは24時間いつでも可能ですので、オンラインに慣れていれば最も便利な方法です。

電話手続き

MNP予約番号を取得するための電話窓口は下記のとおりです。

MNP予約番号取得の電話窓口
  • ドコモ携帯電話:151
  • 上記以外の電話:0120-800-000
  • 受付時間:9時から20時まで

オペレーターに繋がれば、あとはMNP予約番号を取得したい旨を伝えるだけで番号を発行してくれます。

受付時間は9時から20時までです。

楽天モバイルでの手続き

ドコモでMNP予約番号を取得すれば、次は楽天モバイルで乗り換え手続きをすることになります。

まずは、乗り換え手続きに必要なものから確認していきましょう。

楽天モバイルの契約に必要なもの
  • 本人確認書類
  • 楽天会員ユーザーID・パスワード
  • 支払いに利用するクレジットカードまたは口座の情報
  • MNP予約番号

楽天モバイルの契約には楽天会員のユーザーID等が必要になります。

楽天会員アカウントはこちらのサイトから発行できますので、持っていない方はあらかじめ取得しておきましょう。

楽天モバイルへの乗り換え手続き詳細

では、楽天モバイル公式サイトでの乗り換え手続き手順を見ていきましょう。

なお、本手順は楽天モバイルへ端末を持ち込んで、SIMカードの発行を行う場合のものです。

画像引用元:Rakuten UN-LIMIT VI お申し込み方法 | お申し込み方法 | お客様サポート | 楽天モバイル

  1. 楽天モバイル公式サイトにアクセスし、「お申込み」を選択
  2. 「プランを選択する」を選択
    楽天モバイル申し込み
  3. 「SIMタイプ」欄から「SIMカード」を選択し、「この内容で次へ進む」を選択
    楽天モバイル申し込み
  4. 契約者情報にて、個人情報の確認を行う。必要に応じて、「契約者情報の変更」から情報を更新する。
    楽天モバイル申し込み
  5. 本人確認書類の提示方法を選択。ここではアップロードを選択。
    楽天モバイル申し込み
  6. 本人確認書類をアップロードし、「次へ進む」を選択
    楽天モバイル申し込み
  7. 「他社から乗り換え(MNP)」を選択し、電話番号とMNP予約番号、有効期限を入力。「次へ進む」を選択。
    楽天モバイル申し込み
  8. 受け取り方法を選択
    楽天モバイル申し込み
  9. プランの支払い方法などを選択し、「次へ進む」を選択
    楽天モバイル申し込み
  10. 申し込み内容の確認を行い、「この内容で申し込む」を選択
    楽天モバイル申し込み
  11. 重要事項説明を確認し、「同意しました」にチェックを入れる。
    楽天モバイル申し込み
  12. 利用規約を確認し、「同意しました」にチェックを入れる。
    楽天モバイル申し込み
  13. 情報提供についてを確認し、「位置情報と通信履歴の提供に同意します」にチェックを入れ、「同意して申し込む」を選択
    楽天モバイル申し込み

以上で乗り換え手続きは終了となります。

手続き後の流れ

楽天モバイル公式サイトでの手続き後は、数日から1週間ほどでSIMカードが郵送されてきます。

あとはSIMカードに同梱されているマニュアルに従って、楽天モバイルへの電波切り替えを行ってください。

その後にマニュアルに従ってAPN設定を行えば、楽天モバイルへの乗り換えは終了となります。

ドコモから楽天モバイルへの乗り換えは簡単!

本記事では、ドコモから楽天モバイルへの乗り換えタイミングについて解説しました。

ドコモから楽天モバイルへ乗り換えるベストタイミング
  • ベストタイミングは任意の月の20日頃
  • ドコモでは解約金がかからないため、更新月を気にする必要はない
  • 乗り換えでかかる費用は、解約月の月額料金のみ
  • 端末を持ち込む場合はSIMロック解除が必要

以前は細心の注意を払う必要があった乗り換えのタイミングですが、2022年5月現在はそこまで気にする必要はありません。

解約月に月額料金が満額かかることさえ気にならなければ、基本的にいつ解約しても大丈夫です。

また、以前は請求されていた各種手数料も、今では軒並み0円になっています。

そのため、乗り換え時にかかる費用は、解約月の月額料金のみです。

気軽かつ簡単に乗り換えができるようになった今日。自分が乗り換えたいタイミングで、ドコモから楽天モバイルへ移行しましょう。

この記事を書いた人
ライター歴3年の青森県出身。趣味で始めたFXが軌道に乗ったのを機に退職し、いろんなことにチャレンジ中。 最近では趣味のガンプラも仕事の1つに加えてやりたい放題の人生を満喫している。トレーダー兼モデラー兼ライターという日本に3人くらいしかいない肩書の人間。 iPhoneよりiPadが好き。