
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
ドコモショップでスマホの購入や契約で店舗を訪れた際、1~2時間と長い間待たされてしまいます。
そんな中、ドコモは「来店予約」を開始し、また予約しなければ手続きができない、完全予約制の店舗まで出てきました。
今回はドコモショップで来店予約に必要なものと、予約なしで行った場合との比較についてまとめてみました。
来店予約は簡単なのでおすすめですが、もし予約なしで店舗へ行く場合は、平日の午後がおすすめです。
トップ画像引用元:ドコモ
ドコモショップの来店予約をした方が良い理由
画像引用元:だから、ドコモ。 | NTTドコモ
ドコモの携帯手続きは、来店後1〜2時間待ちになってしまうこともあるので、予約した方が時間を無駄にしなくて済みます。
自分もドコモを利用しているユーザーなのですが、毎回のように1~2時間待たされてしまいました。
お店に行って待つのが嫌だという方は、オンラインショップを利用する人がいますが、やはり大事な契約は相談しながら決めたいと思っている人もいるでしょう。
待つのは嫌だけれども、オンラインショップも使いたくないという場合は、来店予約をするのがおすすめです。
ドコモショップは完全予約制を導入中
また、そもそも来店予約をしていなければ対応を受け付けない、というドコモショップも増えています。
これは2019年からドコモは完全予約制にする、と決定したためです。
2020年2月現在、すべての店舗ではないものの、完全予約制は進んでいます。
契約内容をしっかり検討してもらう目的も
店舗の待ち時間の長さを解消して、ユーザーのストレスを軽減させることが完全予約制導入の大きな要因です。
その他にも、1人あたりの時間を確保し、適切な説明を受けてからよく検討した上で契約を結んでもらいたい、という背景もあります。
複雑な料金プラン・オプションは短時間で説明されても分からない
スマホや携帯電話の料金プランは多彩な上に複雑です。
特定の組み合わせによって初めて割引が適用されたり、「永年割引」「最初の1年のみ割引」など、割引の期間が異なっていたり、「2年契約」「違約金」などの縛りがあったりもします。
特にガラケーで十分と考える年配の方は、新しいシステムを理解しにくい傾向にあり、本当にお得なのか分からないけどおすすめだと言われて契約したといったケースも発生しがちです。
これらは、段取りよく説明を聞けていたら、未然に防げたトラブルだったのかもしれません。
- プランの仕組みや違約金などを完全に理解しないまま契約してしまう
- 専門用語や他のプランの解説もしてほしいが、時間が気になって聞きづらい
- 重複するオプションサービスに加入していたが気づかなかった
こうした事態を政府も問題視しており、電気通信事業法の改正を用いて、店舗側にきちんとした説明を行うよう指導しているのです。
ドコモショップの来店予約の方法を解説
それでは、ドコモショップの来店予約の方法について説明していきます。
予約の手順は2通りあり、それぞれ詳しく紹介するので、自分がやりやすい方をお選びください。
また来店予約した際のポイントも解説しているので、参考にしてください。
予約の手順は2通りあります
来店予約は以下の2サイトで行うことができます。
- ドコモマイショップサイト
- ドコモのウェブサイト
こちらの2サイトからドコモショップへ来店日時を登録することで、来店当日に優先的に案内してくれます。
2つのサイトの違いは以下の通りです。
- マイショップは、自分が携帯を契約した店舗
- ドコモのウェブサイトでは、自分が利用したい店舗を検索して予約できる
画像のようにホームページの来店予約のページには「ドコモマイショップご登録店舗で予約」「店舗を指定して予約」という2つの項目があるので、自分の用途に合わせて選択しましょう。
- 「ドコモマイショップご登録店舗で予約」がドコモマイショップサイトでの予約
- 「店舗を指定して予約」がドコモのウェブサイトでの予約
予約可能時間は、店舗や日にちによって異なります。
またそもそも予約を受け付けてないという店舗もあるので、自分の利用したい店舗が受け付けていない場合は「店舗を指定して予約」を利用して他の店舗も探してみましょう。
ドコモの公式サイトとドコモマイショッでは予約の確認や変更・キャンセルもできます。
ドコモマイショップにて予約する方法
ホームページの来店予約のページにある「ドコモマイショップご登録店舗で予約」をクリックすると、自分のマイショップに設定した店舗名が表示されます。
受付内容を選択する画面があるので「受付内容を選択してください」をクリックします。
すると「新規申込」「機種変更」「ドコモ光受付」などの項目が並べられているので、自分が受け付けたい項目を選択しましょう。
下記画像は新規契約を選択したときの画面です。
- お手続きに必要なもの
- オンライン予約
- このまま来店予約する
という項目が表示されます。
ここで表示される項目は、受付内容で選択した項目によって変わります。
例えば、料金プランの変更ならば、
- 受付日時の選択
- お客様情報の登録
が表示されます。
ですので、表示された画面に応じて操作を進めてきましょう。
店舗を指定して予約する方法
マイショップに指定している店舗以外の来店予約をしたい場合は「店舗を指定して予約」をクリックしましょう。
その後はフリーワードで検索、エリアで検索で自分が来店したいお店を検索しましょう。
店舗を選択すると
- この店舗の来店予約をする
- 周辺店舗の来店予約空き状況
- この店舗で商品予約する
- 実施予定のドコモスマホ教室を確認する
- この店舗をマイショップにする
といった項目があるので、来店予約したいという場合は「この店舗の来店予約をする」をクリックしましょう。
それからの手順は、マイショップからの設定と同様になります。
「この店舗をマイショップにする」をクリックすれば、検索した店舗をマイショップに設定可能です。
店舗の絞り込み検索について
ドコモでは最寄のドコモショップの検索だけでなく、他にも条件を絞り込んでの検索が可能です。
- 手話サポートテレビ電話を設置している店舗
- 段差なし・スロープがある店舗+車椅子の入れるトイレがある店舗
- ドコモスマホ教室を開催している店舗
- 駐車場がある店舗
- 午後7時以降営業している店舗
以上の絞り込み検索があるので、活用してみましょう。
予約してドコモショップに来店したときは?
予約して来店したときは、近くのスタッフに予約していることを伝えましょう。カウンターが空くと、優先的に案内してくれます。
カウンターの空き次第では待つこともある
ただし、自分の前で予約している人の状況によっては、多少の時間のズレが生じることがあります。
いつまでも待たされるか分からない、ということは予約することで解消できるでしょう。
- マイショップで来店予約をしたい場合は、マイショップ公式サイトで
- マイショップ以外の店舗で来店予約をしたい場合は、ドコモ公式サイトで
- 来店したときは近くのスタッフに予約していることを伝える
- カウンターの空き次第では待つこともあり
ドコモショップの来店予約の手続きに必要なもの
来店予約には手続きに必要なものを用意しなければなりません。
来店するそれぞれの状況で必要なものは違います。
ごちゃついてしまわないよう、自分の状況に当てはまるものを参考にしてください。
- 新規契約
- 機種変更
- 故障・修理
新規契約の場合に必要なものについて
新規契約には以下の書類が必要です。
- 契約者の本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード、現住所記載のものに限る。コピーは不可)
- 利用者の本人確認書類(利用者の氏名・生年月日が確認できる書類に限る。コピーでも可)
- 契約者名義のクレジットカードまたはキャッシュカード
- 携帯電話機などの必要費用(契約事務手数料3,000円は翌月請求)
機種変更に必要なものについて
機種変更に必要な書類は下記の通りです。
- 契約者の本人確認書類(ネットワーク暗証番号の入力、もしくは利用中のスマホ・携帯電話で「電話機購入時確認画面」の掲示などでも可)
- 利用中のスマホや携帯電話(ドコモUIMカード・ドコモminiUIMカード、ドコモnanoUIMカードを含む)
- 機種代金などの必要な費用(Xi・FOMA間の契約変更時は契約事務手数料3,000円、機種変更時は登録手数料2,000円、どちらも翌月請求)
故障・修理の受付に必要なものについて
故障・修理の受付時に必要な書類は以下の通りです。
- 故障・破損した携帯電話本体(充電に関する故障の場合は、充電器(ACアダプター・卓上ホルダなど)の用意も必要)
- 修理代金(有償修理の場合)
- 商品購入時の領収書
こちらの持ち物は来店する方が契約者である場合になります。
代理人が来店する場合は、「契約者の本人確認書類(コピーも可)」、「代理人(来店者)の本人確認書類」、「契約者本人の記名、捺印のある委任状(もしくは契約者本人に電話確認)」が必要です。
また未成年者の方の契約の場合は親権者の同意書が必要となります。
同意書と委任状は公式サイトよりダウンロードできます。
本人確認書類について
本人確認書類の基準を満たしているものも紹介していきます。
- 運転免許証(都道府県考案委員会発行のもの、国際運転免許証は除く)
- マイナンバーカード
いずれか1点があれば本人確認は大丈夫です。
免許書・マイナンバーカードを持っていない人
運転免許所もマイナンバーカードも持っていないという方は下記の書類のいずれかを準備しましょう。
- 健康保険証
- 住民基本台帳(顔写真があるもの)
- 在留カード又は外国人登録証明証
また、これらに加え、下記の補助書類が必要です。
- 公共料金領収書
- 「マイナンバー」の印字がない住民票
どうしても来店予約ができない場合
ドコモショップの来店予約は便利ですが、予約ができるお店と予約ができないお店があります。
また予定があらかじめ分からなくて来店予約をできない場合もあると思います。
そんなときの対処方法についても書きました。
- 事前に混雑カレンダーをチェック
- ドコモオンラインショップで手続きを済ませる
混雑カレンダーを活用する
ホームページでは、混雑カレンダーという日にちと時間別で混雑をチェックできるカレンダーがあります(あくまで目安なので参考程度にしましょう)
画像のように混雑の程度は3色で識別できるようになっています。
- 緑(比較的混雑しないと思われる)
- 黄色(混雑が予想される)
- 赤色(大変混雑が予想される)
以上のようにカレンダー上では3色で混雑状況が識別できます。
混雑しすい時間帯はいつ?
下記の画像は、2月中の4日~16日の混雑カレンダーをスクショしたものになります。
比較的混雑しやすいのが、午前中となっていますね。
大変混雑が予想されるので避けたほうが良いかもしてません。
そしてこちらも2月中のカレンダーで、17日から29日の混雑カレンダーです。
こちらも比較的混雑しやすいのが、午前中となっています。
特に土日・祝日の午前中は真っ赤で、相当な混雑が予想されます。
ですので最後の週の休みに電話をかけるのは避けたほうが良いのかもしれません(あくまで2月中だけの混雑カレンダーなので他の月になれば状況が変わる可能性もあります。)
逆に混雑しにくい時間帯はいつ?
逆に混雑しにくい時間帯は正午~夕方、夕方以降であると言えます。
オンラインで手続きを済ませる
新規契約・機種変更、他社からの乗り換え、充電器などのオプション品の購入ならば、「ドコモオンラインショップ」を利用するのがおすすめです。
また請求内容の確認や料金プランの変更などの各種お手続きならば「My docomo」を活用してみましょう。
修理の申し込みでしたら「オンライン修理受付サービス(電話での申し込みも可能)」が利王できます。
これらは好きな時間に好きな場所で手続きができるので大変便利です。店舗の事務手数料もかからないので必要面でも節約になります。
ドコモショップ完全予約制のメリット・デメリット
冒頭でも紹介したように、ドコモは完全予約制を導入しており、いずれは全ての店舗で完全予約制になるようです。
ドコモショップが完全予約制を導入することで、どのようなメリットとデメリットが生まれるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
メリット:待ち時間がなくなってストレスフリーに!
完全予約制になれば、これまでのような混雑はおおよそ解消されるでしょう。
希望の時間に出向いて手続きを完了できる点は大きなメリットです。
例えば、サラリーマンは金曜の仕事帰りに店舗へ立ち寄って、土日を丸々と休暇に充てるのもアリ。
育児中の方はお子さんのお迎え前にお店へ寄り、そのまま幼稚園へ向かうのもよいでしょう。
自分の前に予約している方の状況によって、多少の時間のズレは否めません。しかし、いつまで待たされるか分からないまま時間を浪費することは回避できます。
また、モバイルが苦手で、スタッフに聞きたいことや相談したいことが山ほどある方もいらっしゃるはずです。
今まで時間を気にして納得いくまで話せなかったという方たちが、落ち着いて相談できる環境になるのはよいことでしょう。
- 今まで何十分~何時間も待たされることが多かった方
- 仕事や育児の合間に手続きを済ませたい方
- 休日のスケジュールに組み込みたい方
- 店舗で待っている他の方が気になって落ち着いて相談できなかった方
デメリット:緊急時の対応が手薄になる
一方で、「完全予約制になることで困る方も出てくるのでは?」とも言われています。
その代表的なケースは、スマホや携帯が故障してしまった時です。
購入や契約変更を希望する場合とは異なり、故障トラブルはある日突然発生します。しかし、スマホや携帯電話は、もはや生活に欠かせない必需品です。
職場への連絡、スケジュールの管理、大事な方とのコミュニケーション、その他の情報の発信……。それらがいきなりストップしてしまったら、一刻も早くアクションを取りたいところですよね。
しかし店舗が完全予約制になってしまうと、これまでのように気軽にショップへ駆け込めなくなってしまうかもしれません。
現状では、完全予約制になっても特定の時間帯や要件は当日に受付するとアナウンスされていますが、詳しい内容はまだ不明となっています。
「特定の時間帯」に仕事で行けない場合は予約を待つしかないのか、今後緊急のトラブルにどこまで店舗が対応してくれるのかも注目したいところです。
いずれにせよ、完全予約システムが定着するまでは、まだまだ調整や改良が重ねられるのではないでしょうか。
- 緊急時のトラブルがどこまで対応してくれるのかまだはっきりしていない
- 店舗ごとに完全予約制・予約も可能・予約システムがない、とバラバラで逐一調べなければならない
来店予約必須の店舗もあるため、ドコモショップは来店予約がおすすめ
予約なしで店舗に手続きしにいくと1~2時間待たされることがあるので、予め来店予約をしたほうがストレスがなく、手続きを受けられます。
また、完全予約制の店舗もあるため、来店予約をしておくことが圧倒的におすすめです。
- マイショップで来店予約をしたい場合は、マイショップ公式サイトで
- マイショップ以外の店舗で来店予約をしたい場合は、ドコモ公式サイトで
- 来店したときは近くのスタッフに予約していることを伝える
- カウンターの空き次第では待つこともあり
また、ドコモショップで手続きをするのもいいですが、ドコモオンラインショップで済んでしまう手続きも往々にしてあるので、ぜひそちらの記事も参考にしてみてください。