
オンラインショップなら機種変更がお得
契約の時などでよく耳にする「ドコモUIMカード」ですが、このカードにはどんな役割があるかご存知でしょうか?
このページでは、ドコモUIMカードについてや、挿入・取り出し方法、「ドコモuimカードが確認できません」などのエラーが起きたときの対処方法などについて徹底解説します。
ドコモユーザー、そしてこれから機種変更を検討している人もぜひ参考にしてください。
ドコモUIMカードとは
手持ちのドコモUIMカードのバージョンいくつだっけーと見てみた、一応Ver.6だったので5G SAに対応してるSIMだ
— 乙間えふ🍨 (@ef_1115) August 31, 2022
工事不要ですぐに使える!
- コンセントに挿すだけでWi-Fiに繋がる
- 5G高速通信対応
- 最短3日でお届け
ドコモUIMカードって何?
まずは、ドコモUIMカードがいったい何者なのか、詳しく解説します。
ドコモへMNP(乗り換え)してきた時や機種変更の場合で見ることになると思うので、チェックしておきましょう。
「名前は知っているけど実はよく知らない…」という人はぜひ参考にしてくださいね。
- UIMカードは契約情報が入ったカード
- UIMカードはSIMカードに拡張機能が追加されたもの
ドコモUIMカードは契約情報が入ったカード
ドコモUIMカードは、電話番号やアドレス、契約状況などが入ったカードです。
昔のイメージで、携帯電話やスマホの端末の中に電話番号が登録されているものと勘違いしやすいのですが、契約状況は全てこのドコモUIMカードの中に入っています。
例えるなら、ドコモUIMカードが体で、端末は洋服です。体に合っている服であれば、着替えは自由にできます。
つまり、機種さえ対応していれば、ドコモUIMカードを挿入するだけで、いつもの電話番号・契約状況で端末が利用できるようになるということです。
SIMカードやFOMAカードと何が違うの?
UIMカードは、SIMカードと呼ばれることがありますが、UIMカードと同じ意味と捉えて問題ありません。
厳密に言えば、SIMカードが電話番号や契約内容を記録しているだけなのに対し、UIMカードにはさらに拡張機能が付いています。
しかし、一般ユーザーからすればどちらも同じものです。
このことから、どちらかといえばUIMカードよりも、以前からあるSIMカードの方が知名度が高く、よく使われています。
FOMAカードとの違いは?
ドコモUIMカードという名称がピンと来なくても、「FOMAカード」は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
FOMAカードもドコモUIMカードと同じ類のもので、スマホが流通する前のFOMAという機種で利用されていました。
現在もFOMAユーザーはいますが、多くの人がFOMAカードではなくドコモUIMカードに更新しています。
【期間限定】今ならdカード GOLDで合計最大11,000ptもらえる!お得なキャンペーン続々のdカード・dカード GOLDの詳細はこちら。
ドコモUIMカードには種類がある
ドコモUIMカードは、現在主に3タイプのものが使われています。
- FOMAカード
- miniUIMカード
- nanoUIMカード
FOMAカード
FOMAカードは前の章でも触れた、FOMAというフィーチャーフォンで利用していたUIMカードです。
スマホが登場したばかりの頃は、スマホでも一部機種で使われていました。
FOMAカードは、3G通信の機種で使われています。
- Xperia acro HD SO-03D(2012年3月発売)
- GALAXY NEXUS SC-04D(2011年12月発売)
- AQUOS PHONE SH-12C(2011年5月発売)
- F-12C(2011年8月発売)
ドコモのSIMカードの中では一番大きいサイズです。2012年前半発売の機種まで使われていました。
大きさは25mm×15mm。今はほとんど見かけません。
ドコモminiUIMカード
FOMAカードより一回り小さいminiUIMカード。サイズは15mm×12mmです。
ドコモではminiUIMという名称で使われていますが、一般的にはmicroSIMと呼ばれています。
言葉としては、miniとmicroは別物ですが、SIMカードに関してはどちらも同じ意味となります。
- Xperia Z3 SO-01G(2014年10月発売)
- GALAXY S5 ACTIVE SC-02G(2014年10月発売)
- Disney Mobile on docomo SH-05F(2014年5月発売)
- ARROWS NX F-06E(2013年6月発売)
ドコモminiUIMカードは、3G通信の後継にあたる4Gに対応しています。
そのため、FOMAカード対応機種以降~2014年発売の機種あたりまで利用されていました。
nanoUIMカード
ドコモnanoUIMは最新のUIMカードです。サイズは12.3mm×8.8mmと超ミニサイズ。爪くらいの大きさです。
miniUIMよりもさらに小さいので、抜き差しで紛失してしまう人も稀にます。
ドコモnanoSIMは、2015年あたりから流通し始め、現在も使われています。
ドコモUIMカードは挿入や取り出し方法が難しい?
手順を知らない状況だと、スマホからカードを抜くなんて難しそうに思えますよね。
ですが、ドコモUIMカードの挿入や取り出しは、コツがわかれば難しくありません。
ドコモUIMカードの挿入・取り出し方法
ドコモUIMカードは、機種によって挿入方法が異なります。
カードスロットが側面についているタイプ
最近のほとんど機種は、カードスロットが側面についています。
位置は機種によって異なりますが、サイドや上部に小さな穴とともにスロットが内蔵されているので、まじまじと見たことがない人は探してみてください。
- スマホの電源を切る
- 付属のピンをスロットの穴に差し込み、スロットケースごとUIMカードを取り出す(ケースがない場合は一度押すと出てくる)
挿入も同様です。
また、スロットの部分にピンを挿しこむところがなく、蓋になっている機種もあります。
カードスロットがリアケースを外したところにあるタイプ
機種によっては、本体のリアケースを外すと、中にカードスロットが隠れています。
スマホの側面にカードスロットが見当たらない場合や、リアケースが外れるタイプの機種は、こちらのパターンが多いです。
- スマホの電源を切る
- リアケースを外す
- ドコモUIMカードを指で取り出す(軽く押すと出てくるタイプもある)
挿入も同様の手順です。
リアケースを外すタイプの場合、力を入れすぎるとリアケースが割れてしまうことがあるので注意しましょう。
こちらのタイプの場合、リアケースを外せるように爪の差し込み口が用意されています。
そこからパカっと簡単に開けることができるので、細い道具などを使ってこじ開ける必要はありません。
挿入・取り出し時の注意点
ドコモUIMカードの挿入・取り出しを行う際、特に気をつけたいことを2つご紹介します。
- 挿入の向きに注意
- SDカードのスロットと間違えないようにする
ドコモUIMカードの向きに注意
ドコモUIMカードとカードスロットは、きれいな長方形ではなく、四辺のうちの一辺が欠けています。
そのため、ドコモUIMカードの向きを間違えて挿入してしまうことは稀なのですが、向きを気にせず無理やり入れてしまうと、故障の原因になるので注意してください。
IC部分がスマホ本体の基盤と上手く接触できず、使えないのはもちろん、取り出せなくなることがあります。
ドコモUIMカードの欠けている向きと、スロットの向きをそろえた上で挿入しましょう。
SDカードのスロットと間違えないようにすること
これは特にnanoUIMとminiUIMで起こりがちなトラブルです。
これらのカードはSDカードとサイズや形が似ているため、間違えてSDカードのスロットに入れてしまうケースがあります。
ただ、カードは完全に別物なので、スロットに挿入しようとしても、しっかりとはまりません。
ここで力づくで差し込んでしまうと、故障の原因になります。
SDカードをUIMスロットに挿入した場合、SDカード内のデータが消えてしまう危険性もあるので、挿入前によく確認してくださいね。
ドコモUIMカードを出し入れするタイミングとは
「ドコモUIMカードの出し入れなんてしたことない!」という人も多いのではないでしょうか。
確かにドコモUIMカードは、一般的にはあまり触る機会がありません。しかし、こんな時には出し入れが必要となります。
- スマホを変えたとき
- 故障したとき
- 代替機を使うとき
- 解約したとき
機種変更をした時や一時的に代替機を使う時などは、別のスマホにドコモUIMカードを移動させるため、取り出しと挿入を行います。
また、スマホの調子が悪いときに、念のためドコモUIMカードを出し入れしてみて、動作のチェックすることもあります。
ドコモUIMカードが読み込まれない・エラーが出る!そんな時の対処法
UIMカードのエラーがでた時、どのように対処すればよいのでしょうか。
ここではエラーが出る原因と対処法について解説していきます。
エラーが出る原因は?
スマホで通話や通信ができなくなっていたり、「UIMカードが確認できません」とエラーが表示されていたりする場合、考えられる原因は次の4点です。
- UIMカードの汚れ
- スロットの変形
- スマホ本体の故障
- システムエラー
UIMカードの汚れ
ドコモUIMカードにはICチップがついています。ゴールドの部分です。
ここがスマホ本体と接触することで、通話・通信が可能となります。
しかし、このIC部分に埃がついていたり、汚れていたりすると、接触の妨げになります。
そうすると、ドコモUIMカードを挿入しているにもかかわらず、エラーが出ることがあるのです。
スロットの変形
ドコモUIMカードを挿入するスロット部分が湾曲していると、隙間ができてドコモUIMカードが安定しなくなります。
スマホ本体の接触部分と接触したり離れたりを繰り返すので、スマホの動作も不安定な状態に。
スマホ本体の故障
スマホの本体が故障していて、読み込みエラーが起きている可能性もあります。
同サイズの別のUIMカードを挿入してみてください。これで上手く動作しない場合は、スマホ本体が故障している可能性が高いです。
ドコモショップでみてもらいましょう。
システムエラー
何らかの読み込みエラーが一時的に起きている状態です。
エラーが出る頻度が少ない場合は、システムエラーも疑いましょう。
読み込み不良の時の対処法
では、読み込み不良が起きてしまったときは、どのように対処したら良いのでしょうか。
- UIMカードを柔らかい布で拭く
- 電源再起動/抜き差しをする
- ドコモショップへ行く
UIMカードを柔らかい布で拭く
スマホの電源を落として、ドコモUIMカードを取り出しましょう。そして、柔らかい布でIC部分を拭いてください。
ティッシュなどは繊維が付きやすいため、メガネ拭きのような布がおすすめです。
電源再起動/抜き差しをする
接触不良やシステムエラーの可能性があるので、電源を再起動するか、電源を落として一度ドコモUIMカードを抜き差してみましょう。
ドコモショップへ行く
ドコモUIMカードを拭き、抜き差しをしても改善しない場合は、ドコモショップで故障の診断をしてもらいましょう。
特にカードスロットは、むやみに触ると曲がってしまい、さらに故障してしまう危険性があります。
ピンセットなどでいじったりせず、ドコモショップのスタッフに任せましょう。
場合によっては、ドコモUIMカードを再発行してもらえます。
【期間限定】今ならdカード GOLDで合計最大11,000ptもらえる!お得なキャンペーン続々のdカード・dカード GOLDの詳細はこちら。
ドコモUIMカードの取り扱い方
ドコモUIMカードを取り扱う際は、以下のことに注意してください。
- IC部分は特に注意
- 水に注意
- 衝撃や湾曲に注意
- 勝手に捨てないこと
IC部分は特に注意
ドコモUIMカードで最も大事な部分は、ゴールドに光っているIC部分です。
ここにちょっとでも傷が入ると、接触不良が起きてしまいます。
取り出して触るときは、傷が入らないよう優しく扱いましょう。
水に注意
ドコモUIMカードは防水ではありません。汚れたとしても水洗いは厳禁です。
実際に、ICチップ部分を水で濡らして放置して、腐食したために本体まで故障したという事例もあります。
汚れた時は、必ず乾いた布で拭きとりましょう。
衝撃や湾曲に注意
ICチップの周りはプラスチックでできています。
そのため、強い衝撃が加わると、折れたり湾曲したりしてしまうのです。
そうするとカードスロットにカードが入らなくなるので注意しましょう。無理やりねじ込むのも危険です。
勝手に捨てないこと
ドコモUIMカードは、基本的にドコモに所有権があります。
解約したあとは勝手に捨てず、ドコモショップで処分してもらいましょう。
ドコモUIMカードにロックをかけてみよう
ドコモUIMカードには、ロック機能がついています。
紛失・盗難時の不正利用などの万が一のためにロックをかけておくと安心です。
SIMカードロック
SIMカードロックは、ドコモUIMカードにかけるロックのことです。PINコードとも言います。
これは、第三者がドコモUIMカードを別のスマホに挿しこんで起動したときに出てくる暗証番号で、ドコモUIMカードが不正に利用されるのを防ぎます。
SIMカードロックの設定方法
機種によって設定方法は異なります。参考程度に留めてください。
- 設定アプリを開く
- 「セキュリティ」をタップ
- 「その他のセキュリティ」をタップ
- 「SIMカードロック設定」をタップ
- PINを入力して設定ができるので、4桁~8桁の番号を決めて設定
ロックの暗証番号を忘れたら
SIMカードロックのPINコードを3回間違えると、ドコモUIMカードにロックがかかってしまい、どのスマホに挿しても使用できなくなってしまいます。
そうなったときは、PINロック解除コードという特殊な解除コードが必要です。
PINロック解除コードの調べ方
PINロック解除コードは、任意では決められません。あらかじめ8桁の番号が決まっています。
ランダムな上に入力する機会もめったにないので、記憶している人はほぼいないはずです。
- 契約時の書類を確認する
- ドコモショップへ行く
- ドコモインフォメーションセンターで相談する/Mydocomoで確認する
PINロック解除コードは、契約時の書類に記載されています。
契約時というのは、機種を購入したときではなく、ドコモUIMカードが発行されたときの契約書です。
人によっては何年も前の契約書になるでしょう。
契約書がない場合は、ドコモインフォメーションセンター(ドコモのケータイから局番なし151)に相談するか、My docomoで確認することになります。
すでに手元のスマホがロックされていて使えない場合は、ドコモショップへ行ってください。
ロックがかかったドコモUIMカードと本人確認書類が必須なので忘れずに!
ドコモUIMカードは取り扱いに気をつけよう!
ドコモUIMカードは電話番号やアドレスなどお客様契約情報が入ったカードで、想像以上にデリケートなものなので、取り扱いには十分気を付けてください。
- UIMカードは契約情報が入ったカード
- 機種変更や解約時などに挿入・取り出しを行う
- エラーが出る原因はUIMカードの汚れや本体の故障
- 自分で対処できない場合はドコモショップへ
自信がない方は、ドコモショップに頼るのがベストです。
ドコモUIMカードの抜き差しは、格安SIMを使うときや、スマホにトラブルが発生したときなどに必要となる可能性があります。
手順を覚えておけば、いざというときに安心です。