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この記事では、NTTドコモが提供しているフリーWi-Fiサービス「d Wi-Fi」について詳しく紹介します。
データ通信量の削減や安定した通信環境の確保など、さまざまな理由でフリーWi-Fiの利用を検討している人もいるのではないでしょうか?
しかし、フリーWi-Fiはセキュリティをはじめとしたリスクがいくつか存在するため、信頼できるものを利用することが大切です。
そこでおすすめなのが、ドコモが提供しているd Wi-Fiです。
この記事ではd Wi-Fiの特徴やサービスの詳細について詳しく解説するので、ぜひチェックしてみてください。
d Wi-Fiを活用して外出時にも便利で安定した通信を利用しましょう。
- dポイントカード会員ならドコモユーザー以外でも利用できる
- スポットが全国各地にあって使いやすい
- 対象デバイスを利用しているならSIM認証で簡単に接続できる
- 利用したい人は事前申し込みが必要なので忘れずに
トップ画像引用元:docomo Wi-Fi | サービス・機能 | NTTドコモ
「docomo Wi-Fi」はサービス終了している
画像引用元:【dポイントクラブ】dポイント利用者情報登録
ドコモでは以前、似たようなフリーWi-Fiサービスとして「docomo Wi-Fi」を提供していました。
しかし、docomo Wi-Fiは2022年2月8日にサービスを終了しています。
終了したdocomo Wi-Fiの後継としてサービスインしたのがd Wi-Fiで、2023年1月時点でdocomoのフリーWi-Fiを使用したいならこれを使う必要があります。
以前にdocomo Wi-Fiを利用していた人でも、d Wi-Fiを使用するには別途申し込みが必要です。
この記事では使い方やサービス内容を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
d Wi-Fiの使い方
実際にdocomo Wi-Fiを使うための方法を見てみましょう。
d Wi-Fiは「dポイントクラブ会員向けに提供されているフリーWi-Fi」です。
そのため、利用するにはdポイントクラブ会員に加入しなければなりません。
詳しい使い方は以下のとおりです。
- dアカウントを取得する
- dポイントクラブに加入する
- 手続きサイトから申し込む
- d Wi-Fiのアクセスポイントに接続する
それぞれの手順について詳しくみていきましょう。
-
STEP.dアカウントを取得する
ドコモユーザーなど、すでにdアカウントを取得している人は新たに取得する必要はありません、
-
STEP.dポイントクラブに加入する
次に、dポイントクラブに加入してください。
d Wi-Fiはポイントクラブ会員向けのサービスなので、これに加入しておく必要があります。
オンラインで簡単にポイントカード番号を発行できるため、準備しておきましょう。
こちらもすでに何らかのdポイントカードを保有している場合、新たにあ発行する必要はありません。
そのまま次の手順に進みましょう。
-
STEP.手続きサイトから申し込む準備が完了したら、d Wi-Fiのサイトにアクセスしてください。
サイト内に「お手続きサイトへ」というボタンがあるため、こちらをクリックして手続きしてください。
手続きは表示される指示に従って進めればOKです。
-
STEP.d Wi-Fiのアクセスポイントに接続する加入手続きが完了したら、d Wi-Fiのアクセスポイントに接続します。
d Wi-Fiのアクセスポイントは「0001docomo」と「0000docomo」の2種類です。
どれがd Wi-Fiのアクセスポイントかわからなくなったときは、これを目印にしてください。
-
終了
なお、2023年1月時点において、d Wi-Fiに接続する方法には「SIM認証」と「ID/パスワード認証」の2種類があります。
デバイスによってどちらを使用できるか異なるため、手持ちのデバイスに応じた方法で接続してください。
SIM認証対応機種で接続する方法
SIM認証対応エリアにいる場合は、細かい手順は必要ありません。
Android・iPhoneとも、Wi-Fi機能をONにしておけば自動でつながります。
AndroidとiPhone/iPadのWi-Fi設定方法は以下の2つです。
- ホーム画面から「設定」を選択→Wi-FiをONにする
- ステータスバー(iOS端末ならコントロールセンター)のWi-FiアイコンをタッチしてONにする
どちらから設定しても同じですので、使いやすい方からWi-FiをONにしましょう。
なお、SIM認証に対応したデバイスは以下のとおりです。
- 2013-2014冬春モデル以降のドコモ スマートフォン/ドコモ タブレット
- 2016冬モデル以降のドコモ ケータイ
- キャリアのバージョンが15.7以上のiPhone/iPad
上記に該当するほとんどの機種がSIM認証で利用できますが、何らかの理由で認証できないこともあります。
そんなときはIDとパスワードを使った接続も可能ですので、そちらの設定も押さえておきましょう。
ID/パスワード認証で接続する方法
自分の機種がSIM認証非対応の場合や、SIM認証に対応していないエリアでdocomo Wi-Fiを使う場合、IDとパスワードで接続しましょう。
まずd Wi-Fi設定サイトにて、以下の4つの項目を確認してください。
- SSID
- パスワード(セキュリティキー)
- dアカウントID
- d Wi-Fiパスワード
上記の情報を確認したら、スマホに必要な設定をします。
具体的な手順についてもみていきましょう。
Androidの場合
- 端末の「設定」から「ネットワークとインターネット」を選択
- Wi-FiをONにしてWi-Fiメニューを開く
- SSIDを選択しり
- パスワードを入力する
- エリア内にてブラウザを起動するとIDとパスワードを聞かれる
- d Wi-Fi設定サイトで確認したdアカウントID/d Wi-Fiパスワードを入力する
- ログインして接続する
作業はd Wi-Fiのエリア内で操作してください。
Andoroidの場合は簡単ログインと言って、2回目以降はID・パスワード入力なしで接続が可能です。
iPhoneの場合
- 端末の設定から「Wi-Fi」を開く
- SSIDを選択する
- パスワードを入力する
- ブラウザを起動するとIDとパスワードを聞かれる
- d Wi-Fi設定サイトで確認したdアカウントID/d Wi-Fiパスワードを入力する
- ログインして接続する
Androidの場合と同様に、iPhoneの場合もd Wi-Fiのエリア内で設定してください。
正常に接続できれば問題ありません。エラーが発生したときは、入力ミスなどがないか確認しましょう。
d Wi-Fiのエリアは?
画像引用元:d Wi-Fi | サービス・機能 | NTTドコモ
d Wi-Fiは、施設単位で整備されているフリーWi-Fiです。
モバイル回線とは異なりどこでも使えるネットワークではないため、その点には注意しましょう。
d Wi-Fiが整備されているエリアに行くことで、使えるようになります。
これを聞くと不便に感じるかもしれませんが、d Wi-Fiは全国各地に整備されているため、市街地であればスポットが見つからずに困るケースは少ないでしょう。
なお、d Wi-Fiを利用できる施設はそのことを示すステッカーが施設に貼ってあります。
特定の施設で使えるのか気になったときは、ステッカーを目印にするといいでしょう。
日本全国の公共施設やカフェ、レストラン、小売店などのさまざまな場所にd Wi-Fiが整備されています。
d Wi-Fiのスポットの検索方法
画像引用元:Wi-Fi SPOT検索
d Wi-Fiを使用するには、サービスを提供しているスポットに行く必要があります。
外出中にd Wi-Fiを使用したくなったときは、以下の手順で近くのスポットを検索してください。
-
STEP.エリア検索サイトにアクセスする
-
STEP.現在地や都道府県から検索する
エリア検索ページには、現在地の近くにあるスポットを検索するボタンと都道府県から検索するボタンがあります。
現在地近くのスポットを確認したい場合はGPSを利用し、特定のエリアにあるスポットを確認したい場合は都道府県から手動でエリアを指定するといいでしょう。
エリアを指定すると、画像のように近くのスポットがまとめて表示されます。
-
STEP.近くのスポットを確認する
近くのWi-Fiスポットが見つかったら、アイコンをタップしてください。
タップすると所在地や施設名称などの詳細情報が表示されます。
Wi-Fiスポットに行けばd Wi-Fiにアクセスできるため、安定した通信環境を確保できるでしょう。
-
終了
d Wi-Fiが必要になったときはスマホで検索すればどこで使えるかすぐに分かるため、Wi-Fiを探して右往左往することはないでしょう。
d Wi-Fiに接続する際のポイント
画像引用元:d Wi-Fi | サービス・機能 | NTTドコモ
d Wi-Fiを利用するときには、いくつか覚えておきたいポイントがあります。
ここでは、特に意識したい要素として以下の5つを紹介します。
- ドコモユーザー以外も利用可能
- 電池の消費に注意
- 勝手につながっている可能性に注意
- よく似たSSIDに注意
- SIM認証対応デバイスでも認証できない可能性あり
それぞれのポイントを詳しく解説します。
ドコモユーザー以外も利用可能
d Wi-Fiはdポイントカード会員に向けて提供されており、ドコモ回線契約の有無は問いません。
そのため、ドコモユーザー以外でも利用できるのがメリットです。
フリーWi-Fiが必要なときにすぐ利用するためにも、事前にdポイントカード会員に加入しておくといいでしょう。
電池の消費に注意
docomo Wi-Fiはスポットが多いため、あらかじめWi-Fiの設定をONにしていれば勝手につながってとても便利です。
一方、Wi-FiをONにしている状態は、OFFにしている時と比べると電力を消費します。
Wi-Fiの設定をONにした状態では、常に接続できるWi-Fiがないか探しているからです。
docomo Wi-Fiに限らず、家でも外でもいろいろなWi-Fiの電波が飛んでいます。
バッテリー持ちを重視するなら、特定のWi-Fiしか利用しない時は、そのスポットにいるときだけONにするといいでしょう。
山奥などWi-Fi環境がないような場所に行くときは、あらかじめWi-Fiはオフにしておいた方が電池の消費を抑えられます。
勝手につながっている可能性に注意
docomo Wi-Fiを申し込んでいて、常にWi-Fiの設定をONにしているのであれば、既にdocomo Wi-Fiを使っているかもしれません。
接続中にWi-Fiの設定画面を開くとこのような画面になっています。
コンビニなどのdocomo Wi-Fiのスポットに入ると自動で接続され、電波アイコンがWi-Fiに接続していることを示すものに変わります。
スポットの外に出ると自動で接続が切れて5G/4Gアイコンに戻るので、知らず識らずのうちにつながっていることもあるでしょう。
よく似たSSIDに注意
d Wi-Fiに限った話ではありませんが、フリーWi-Fiを使うときはよく似たSSIDの偽物に注意してください。
不特定多数が使用するという都合上、悪意を持ったユーザーが情報を盗むために紛らわしいSSIDのネットワークを設置しているケースがあります。
そのようなアクセスポイントに接続すると、さまざまな情報を盗まれるリスクがあるため注意が必要です。
d Wi-FiのSSIDは「0000docomo」と「0001docomo」の2つのみです。
1文字でも違うSSIDは偽物なので、絶対に接続しないように注意してください。
SIM認証対応デバイスでも認証できない可能性あり
通常、SIM認証に対応しているデバイスは、手動で設定しなくてもWi-FiをONにするだけでd Wi-Fiに接続できます。
しかし、接続するネットワークによってはSIM認証に対応しているデバイスであっても接続できない可能性があるので注意してください。
万が一SIM認証で接続できなかったときは、手動でIDとパスワードを入力して接続しましょう。
新幹線車内のネットワークなど、一部のネットワークはSIM認証そのものに対応していないため、そのようなところに接続するときも手動設定が必要です。
d Wi-Fiを活用すれば外出先でも安定したインターネット環境を利用できる
d Wi-Fiはドコモが提供しているフリーWi-Fiサービスで、多くのユーザーが無料で利用できます。
出先で安定したインターネット回線が必要になったときに便利なので、ぜひ積極的に活用してください。
利用時に覚えておきたいポイントをまとめると以下のとおりです。
- dポイントカード会員ならドコモユーザー以外でも利用できる
- スポットが全国各地にあって使いやすい
- 対象デバイスを利用しているならSIM認証で簡単に接続できる
- 利用したい人は事前申し込みが必要なので忘れずに
dポイントカードを保有していればスムーズに利用できます。
フリーWi-Fiを使う機会があるなら、事前に申し込んでおくといいでしょう。
スポットの数も多く使いやすいため、ぜひ利用してみてください。