
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
docomo withとは、ドコモによる利用料金が毎月1,500円割引になるサービスです。
しかし適用条件が定められており、契約内容の変更次第では適用外になってしまいます。
その為「ドコモで機種変更を考えているけど割引が終わるか不安…」と、機種変更やプラン変更を思いとどまっている方も少なくないようです。
今回はdocomo withのサービスが適用外になる条件や、新料金プランとの料金比較などをご紹介します。
- 条件を満たす限り、割引は適用され続ける
- 「ギガホ」や「ギガライト」への変更で適用外に
- 機種変更をしてもサービスは継続になる
- 国内通話の回数によっては新料金の方がお得
トップ画像引用元:docomo with | 料金・割引 | NTTドコモ
docomo with(ドコモ ウィズ)とは
docomo withのサービスが適用外になる条件をまとめる前に、簡単に概要を紹介します。
- 利用料金が毎月1,500円割引になるサービス
- 条件を満たし続ける限り割引は適用される
- 割引期間は定まっていない
上記のように、docomo withは条件を満たせば月々の料金が1,500円も安くなります。
そのため、適用されればされるほどおトクな割引ということになります。
またこの手の割引は、分割支払いの終わる2年を目途に終了するものが多いですよね。
ですがdocomo withは、2年どころか3年目以降も割引が適用されるのも大きな特徴です。
docomo withの新規受付は、2019年5月に終了
そんなお得なdocomo withですが、残念ながら2019年5月31日をもって新規受付は終了しました。
docomo withの対象料金プランも、同日に受付を終了しています。
そのため、これからdocomo withを適用したい!と思っても、加入することはできません。
docomo with自体は廃止されていないので、継続して利用できる
しかし、docomo withというサービス自体はなくなってはいません。
docomo withの適用条件も、新規受付の終了前後で変更することはありませんでした。
そのため現在docomo withを契約している人は、今後も適用条件を満たし続ける限り、1,500円の割引が継続します。
一方で、今後適用条件が変更される可能性もゼロではありません。
これからも割引を受けたい人は、適用条件から外れないよう情報を注視しつつ、ドコモの契約を続行しましょう。
docomo withは適用条件を満たさなくなるとサービスを受けられない
現在docomo withを使っている人がサービス適用外になる条件は、以下の3点です。
- 対象外料金プランへの変更・パケットパックの利用停止
- 電話番号保管の申込み
- docomo withを契約しているドコモ回線の解約
電話番号保管の申込みとは「長期間利用しない時に、ドコモの電話番号やメールアドレスを最長3年保管する」サービスのことです。
また以前は「docomo with対象機種以外への機種変更」も適用外になる条件に含まれていましたが、2019年6月1日に撤廃されました。
docomo withは機種変更しても適用される?
「docomo withは機種変更すると適用されなくなるのでは?」という疑問を持っている方もいると思います。
2020年4月時点では、機種変更をしても現在契約中のdocomo withは継続して適用されます。
- 新料金プランに変更すると適用対象外に
- 店舗で言われるがままプラン変更して適用されなくなることも
- 機種変更時に継続したいなら、プランはそのままで
上の章でdocomo withが適用外になる条件を3つ紹介しましたが、現在のdocomo withは機種変更によって適用外になることはありません。
ただ過去には、機種変更によってdocomo withが適用されなくなるという条件もありました。
その情報を覚えており「機種変更するとdocomo withが適用されなくなる」と考える方も少なくないようです。
新料金プランに変更するとdocomo withが適用されなくなるので注意
しかし実際に、ユーザーからの「機種変更したら翌月からdocomo withが適用されていなかった!」というクレームも多いです。
これは機種変更と同時に新しい料金プラン「ギガホ」や「ギガライト」に変更したのが原因であるケースが大多数です。
ギガホとギガライトはdocomo withが適用対象外になる料金プランです。
つまり機種変更と同時に料金プラン変更まで行い、docomo withが適用されなくなっていた…という訳です。
店舗で言われるがまま変更してしまうケースが多い
いつの間にかdocomo withが適用されなくなっていた人は、店舗で機種変更を申込み、スタッフに言われるがまま契約したケースが多いようです。
特に店舗独自のキャンペーン適用にギガホ・ギガライトの契約が必須という場合、必然的にdocomo withの適用対象外料金プランに変更になります。
もちろん、docomo withの適用中だと気づいて一言注意するスタッフもいます。
しかしdocomo withの適用対象外だと知らない人や、契約数を増やしたいがためにあえて言わない人もゼロではありません。
店舗・オンラインショップで機種変更を申込む時には、言われるがままに契約をするのではなく、自身にとってお得な契約を自分でシミュレートして申込みましょう。
docomo withを継続したいなら、料金プランを変更せず機種変更しよう
「現在適用しているdocomo withの割引を機種変更後も変わらず適用したい」という方は、料金プランを変更せず機種変更すればOKです。
店舗で機種変更を申込む場合は、スタッフにギガホ・ギガライトを勧められても「docomo withが適用されなくなるので」と断りましょう。
ただしギガホ・ギガライト加入が条件のキャンペーンには参加できないので、その点は了承のうえで機種変更を申込むことになります。
ドコモの機種変更を3万円お得にする方法とクーポン・キャンペーン情報docomo withを継続したい人におすすめ機種はこれだ!
以前のdocomo withは、「対象機種以外に機種変更すると適用対象外になる」という条件が設定されていました。
しかし前述のとおり、2019年6月からこの条件は撤廃されています。
これは言い換えれば「現在docomo withを利用中のユーザーは、全ての携帯電話がdocomo withの対象機種ということ。
どの携帯電話も毎月の機種代金が実質1,500円割引されるので、おトクに使うことができます。
今回は、安く携帯電話を機種変更したい人や安くなった分高スペックのスマホが欲しい人へ、おすすめの機種を紹介します。
- Galaxy A20 SC-02M
月額料金を安く抑えたい人に - Xperia 5 SO-01M
高スペックなAndroidを持ちたい人に - iPhone 11
高性能のiPhoneを持ちたい人に - iPhone SE
コスパの良いiPhoneが欲しい人に
※それぞれの本体価格は、ドコモオンラインショップを参考にしています。
【Android】格安で持ちたいなら「Galaxy A20 SC-02M」
画像引用元:Galaxy A20 SC-02M
最も安いスマホ+docomo withの組み合わせで月額料金を安くしたいなら、Galaxy A20 SC-02Mがおすすめです。
- ドコモのスマホの中でも、機種代金がトップクラスに安い
- 防水防塵対策が施されており、野外や水周りでも使用できる
- 実使用140時間と、バッテリー持ちが良い
- 512GBのmicroSDに対応!写真や動画をたくさん保存できる
- 顔認証機能などが付随しており、初心者でも使いやすい
なんといっても一番の魅力は機種代金の安さです。
Galaxy A20 SC-02Mは、21,384円(税込)と、トップクラスに安くなっています。
1,500円割引のdocomo withなら、15ヶ月で元が取れる計算になります。
その他にも初心者向け・日常生活で役立つ機能が満載されており、機種代金の安さを求めるユーザー・ライト層などにおすすめのスマホです。
【Android】スペックの高さなら「Xperia 5 SO-01M」
画像引用元:Xperia 5 SO-01M | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
「docomo withで安くなった分、Androidは高スペックの物を選びたい!」という方。
そんな方には、2019年の秋冬モデルXperia 5 SO-01Mがおすすめです。
- 21:9シネマワイドディスプレイで、大迫力の映像を表示
- ハイレゾ音源に対応!3Dサウンドと大画面で動画やゲームに没入
- ゲームエンハンサー機能で、スマホゲームを快適にプレイ
- 防水防塵に対応しているので、高温多湿な梅雨や夏にも強い
- ワンセグ/フルセグに対応!スマホでテレビが見られる
高スペックに定評のある国産スマホXperiaシリーズの最新作、Xperia 5は機種代金87,912円(税込)とAndroidの中でも高価な部類です。
しかしdocomo withを適用することで、毎月の実質負担額は1,000円前後に収まるので、入手の負担はグッと減ってきます。
お財布に余裕がある人、安くなった分スペックの高いスマホが欲しい人、エンタメを国産Androidで楽しみたい人にはXperia 5 SO-01Mを選ぶと良いでしょう。
【iPhone】高性能のiPhoneなら「iPhone 11(64GB)」
「お得に購入できるなら高性能のiPhoneが欲しい!」という方は、2019年発売のiPhone 11(64GB)がおすすめです。
- 最新チップセットを搭載しており、処理能力はトップクラス
- ダブルレンズにより、カメラ性能が断トツに向上
- 高画質な自撮り動画も撮影可能!写真・動画撮影向きのiPhone
- 最新モデルの割にはお手頃価格
- カラーバリエーションも6色と豊富
iPhone 11には11/11 Pro/11 Pro Maxの3つのバリエーションがあります。
その中でもiPhone 11は、87,120円(税込)と、最も安く手に入ります。
チップセット自体は他2種と変わらないので、2020年4月時点で処理能力が最も高いスマホの1つになります。
液晶画面も大きいので、
- スマホゲーム
- YouTubeやNetflix等の動画鑑賞
- カメラ性能を生かした、高画質な写真・動画の撮影
などの使い方がしたいユーザーにおすすめです。
【iPhone】コスパなら「iPhone SE(64GB)」
画像引用元:iPhone SE 64GB
「AndroidよりiPhoneが欲しい!ただ機種代金に支払う余裕が…」という方は、iPhone SEがおすすめ候補に挙がります。
- ホームボタンが復活し、Touch IDも使える
- 1,200万画素のシングルカメラ搭載
- カラーは3色で耐水にも対応
- A13 bionicチップ搭載で良パフォーマンス
iPhone SE(第2世代)は機種代金が38,016円(税込)と、ドコモで取り扱っているiPhoneの中では比較的安めとなっています。
それでいてスペックは以前のiPhone SEやiPhone 8よりも向上しているため、iPhone SE(第2世代)はコスパの面で非常にお得です。
発売予定は2020年5月11日なので、いま機種変更を検討中の方は必見です。
コスパの良いiPhoneが欲しい人以外にも、新しくiPhoneデビューする人にもオススメの1台と言えるでしょう。
docomo withと新料金プラン、どっちがお得?
docomo withは現在受け付けているスマホの料金プランのギガホ、またはギガライトに変更すると適用されなくなってしまいます。
それでは、
- ギガホ・ギガライトに料金プランを変更して機種変更するケース
- 旧料金プランを維持してdocomo withを継続するケース
この2つのケースではどちらがよりお得になるのでしょうか?
iPhone 11(64GB)の36回払い
2年契約あり
各種割引なし
価格表記は全て税込
今回は上記条件で新旧料金プランを比較して、検証してみます。
ギガライトに変更する場合とdocomo withを継続する場合
ギガライトとは、毎月使用したデータ容量に応じて月額料金が変動する新料金プランです。
ギガライトとパケットパックのベーシックパック+シンプルプランを比較したのが下記表です。
料金プラン名 | ギガライト | ベーシックパック +シンプルプラン |
---|---|---|
機種代金 | 2,420円/月 | |
月間データ容量 | ~1GB 1~3GB 3~5GB 5~7GB | ~1GB 1~3GB 3~5GB 5~20GB |
月額料金 | 3,465円 4,565円 5,665円 6,765円 | 4,598円 5,808円 6,908円 9,108円 |
docomo with の割引 | 0円 | ー1,500円 |
毎月の総額 | 5,885円 6,985円 8,085円 9,185円 | 5,518円 6,728円 7,828円 10,028円 |
最終ステップの5GBより前まではベーシックパック、5GBを超えるとギガライトの方がお得です。
ただ金額面の差は1,000円以内に収まっているので、月間7GBを超えるとなると話は別です。
その場合、ギガライトは速度制限になってしまうからです。
docomo withを継続したベーシックパックの方がデータ容量は多く、20GBまで使えます。
現在ベーシックパック+シンプルプラン(ステップ3まで)を継続している人は、そのまま料金プランを変更せずdocomo withを継続するのがおすすめでしょう。
カケホーダイ・カケホーダイライトを契約している場合、新料金プランの方がお得
ベーシックパックとカケホーダイ・カケホーダイライトの組み合わせの場合、月額料金は下記のようになります。
ステップ | ギガライト | ベーシックパック +カケホーダイライト | ベーシックパック +カケホーダイ |
---|---|---|---|
1 | 5,885円 | 6,552円 | 9,152円 |
2 | 6,985円 | 9,262円 | 10,362円 |
3 | 8,085円 | 10,362円 | 11,462円 |
4 | 9,185円 | 12,562円 | 13,662円 |
ギガライトと比較すると、カケホーダイ・カケホーダイライトの組み合わせは、docomo withの割引込みでも全てのパターンで金額が高くなっています。
結果として現在ベーシックパックとカケホーダイ・カケホーダイライトを契約している人は、新料金プランに変更した方がお得と言えるでしょう。
- ベーシックパック+シンプルプラン(ステップ3まで)を利用の場合:ベーシックパックがお得!
- ベーシックプラン+カケホーダイ・カケホーダイライトを契約の場合:ギガライトがお得!
ギガホに変更する場合とdocomo withを継続する場合
月間30GBの定額制料金プランのギガホと、同じく月間30GBのウルトラデータパックLLと比較したのが下記表です。
料金プラン名 | ギガホ | ウルトラ データパックLL |
---|---|---|
機種代金 | 2,420円/月 | |
月間データ容量 | 30GB | |
月額料金 | 7,678円 | 10,208円 |
docomo with の割引 | 0円 | -1,500円 |
毎月の総額 | 10,098円 | 11,128円 |
ギガホとウルトラデータパックLLを比較すると、ギガホの方がお得になります。
この場合、docomo withの利用をやめて新料金プランに変更するのがおすすめです。
カケホーダイ・カケホーダイライトと併せて契約している人は、さらに新料金プランの方が安くなります。
- どの場合も、ギガホがお得!
新旧料金プラン比較の結果まとめ
結局、新料金プランに変更した方がお得でしょうか?それともdocomo withを継続した方がお得でしょうか?
その結果は下記の表のようになります。
現在の料金プラン名 | どちらがお得? |
---|---|
ベーシックパック +シンプルプラン(ステップ3まで) | docomo with |
ベーシックパック +シンプルプラン(最終ステップ) | 新料金プラン! |
ベーシックパック +カケホーダイライト |
|
ベーシックパック +カケホーダイ |
|
ウルトラデータパックLL +シンプルプラン |
|
ウルトラデータパックLL +カケホーダイライト |
|
ウルトラデータパックLL +カケホーダイ |
ベーシックパック+シンプルプラン(ステップ3まで)を除き、新料金プランに変更した方が月額料金はお得という結果になりました。
ただ新料金プランは、通話無料がオプションになっている場合が多いです。
そのため、国内通話をあまりしない人やLINE・SNSの無料通話で充分の人は、新料金プランへの変更がおすすめです。
- ベーシックパック+シンプルプラン(ステップ3)を除き、新料金プランがお得!
docomo withより新料金プランの方がお得な場合も
docomo withを現在利用中の人は、機種変更後も同じ料金プランを維持すればdocomo withを継続して利用可能です。
ただ新料金プランはdocomo with適用中の時より安いケースも多いです。
そのため無理にdocomo withを継続すると、却って損をしてしまうことも考えられます。
どちらがお得になるかは、ユーザーの国内通話回数が肝になります。
国内通話回数が多い人はdocomo withを継続、少ない人は新料金プランに変更した方が良いでしょう。
- 条件を満たし続ける限り、割引は適用される
- 「ギガホ」や「ギガライト」などへの変更で適用外に
- 機種変更をしてもサービスは継続になる
- 国内通話の回数によっては新料金の方がお得