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この記事では、テレワークに役立つサービスであるeFaxのメリットやデメリット・使い方について詳しく解説します。
「普段会社でFaxを使用することが多いけれど、出張中やテレワーク時などはすぐに確認できなくて困る」
「送られてきたFaxをその都度プリントするのが面倒。もっと簡単に確認できる方法はないのかな?」といったお悩みはありませんか?
Faxの送受信を行う際は電話の固定回線や専用機器が必要です。
そのため、テレワークなどでオフィスに人がいない場合は、送られてきた原稿を確認できません。
しかしインターネット上でFaxの送受信を行える「eFax」を導入すれば、場所や時間を気にせずにFaxを使用できるのです。
- 場所を選ばずにFaxの送受信ができる
- コストや手間の削減が可能になる
- 紙でデータ管理をする必要がない
トップ画像引用元:インターネット ファックスの e Fax ホームページ
eFaxの概要と料金体系
eFaxは、インターネット回線を使用してFaxの送受信を行うサービスです。
特別な機器は必要なく、インターネット環境とメールアドレス・スマホやパソコンなどの端末があれば、誰でも利用可能です。
Faxの送受信はメールか専用アプリにて行うため、操作方法も難しくありません。
また電話やメールなどのサポート体制も充実しています。
困ったことがあった場合は、いつでも問い合わせることが可能です。
気になる料金設定は、以下の通りです。
eFAXサービス概要 | |
---|---|
登録手数料 | 1,100円 |
支払いプラン | ・月払いプラン:1,980円 ・年払いプラン:18,000円 |
受信料金 | 毎月150ページまで無料 (以降11円/ページ) |
送信料金 | 毎月150ページまで無料 (以降11円/ページ) |
支払い方法 | ・クレジットカード ・銀行振込 ・口座振替 |
詳細 | eFax(公式サイト)を見る![]() |
eFaxは月額料金制で、月払いと年払いの2種類の支払いプランから選択可能です。
年払いだと、月払いプランより年間2ヵ月分お得です。
支払い方法は以下の3種類で、基本的には月額料金以外のお金が発生することはありません。
- クレジットカード
- 銀行振込
- 口座振替
ただ規定のページ数を超過して利用した場合は、1ページにつき10円の料金が別途発生します。
超過料金については、後ほど詳しく解説します。
eFaxのメリット
まずは、eFaxの3つのメリットについて紹介します。
- 場所を選ばずにFaxの送受信ができる
- コストや手間の削減が可能になる
- 紙でデータ管理をする必要がない
1つずつ見ていきましょう。
場所を選ばずにFaxの送受信ができる
eFaxの最大のメリットは、場所を選ばずにFaxの送受信ができることです。
従来のFaxでは、専用機器がない場合は受信した原稿を確認できませんでした。
しかしeFaxはインターネット環境と端末さえあれば場所を問わずにFaxの送受信が行えます。
出張中やテレワーク時でもFaxのやり取りが可能になるのです。
送信されたFaxはPDFファイルに変換され、事前に登録したメールアドレスに送られます。
またスマホなどに専用アプリをダウンロードしておけば、アプリでの送受信も可能です。
コストや手間の削減が可能になる
コストや手間を削減できることも、eFaxのメリットの1つです。
従来のFAXでは、紙やインク代・専用機器のリース代金などの多くのコストがかかっていました。
さらに電話とFaxを併用している場合は、電話が鳴った際に電話かFaxか分かりにくい点も不便なポイントでした。
しかしeFaxは、送られてきた原稿を読むためにプリントする必要がないので、紙やインクなどを用意する必要はありません。
またFax受信時に電話が鳴ることもないため、結果としてコストや手間の削減に大きく役立ちます。
紙でデータ管理をする必要がない
eFaxでは、受信した原稿をデータで保管しておくことも可能です。
よってプリントした後にファイリングを行う手間や保管場所などの用意も必要なくなり、手間の削減だけでなく、データ紛失などのリスク削減にも繋がります。
FaxのデータはPDFファイルで受信するため、もちろんファイルをプリントアウトして保管することもできます。
eFaxのデメリット
便利なeFaxですが、導入前に知っておきたいデメリットも存在します。
次に、eFaxの3つのデメリットについて紹介します。
- 今まで使用していたFax番号は使えない
- ページの数え方はFax送信時にかかった時間によって異なる
1つずつ見ていくことにします。
今まで使用していたFax番号は使えない
eFax新規契約時には新しくFax番号を取得することになります。
これまでFaxの送受信に使用していた番号は、eFAXでは使用できません。
eFaxで使用する番号は、新規契約時に複数の選択肢の中から選ぶことになります。
また契約時に選択したFax番号は、eFaxを解約しない限り変更できませんので注意してください。
月に151ページ以上送受信した場合は追加料金が発生する
こちらはFaxの送受信量がとても多い人向けのデメリットとなりますが、eFaxでは規定の枚数を超過すると追加料金が発生します。
毎月150ページまでは無料でFaxの送受信を行えるものの、150ページを超えた151ページ目からは、1ページにつき11円が発生します。
よって月に150枚以上Faxを送受信する人は、追加料金がかかると考えていた方がよいでしょう。
なおeFaxのページの数え方は、Faxの送信にかかった時間によって変化します。
やや分かりにくいページの数え方については、次の見出しで詳しく解説します。
ページの数え方はFax送信時にかかった時間によって異なる
先程の見出しでも解説した通り、eFaxでは規定枚数以上のFaxを送受信すると、追加料金が発生します。
一般的なFaxでは紙1枚=1ページと数えますが、eFaxではページの数え方が異なり、60秒ごとに1ページとして計算される点には注意が必要です。
ページ枚数は通信にかかる時間によって異なります。60秒ごとに1ページと計算されます。
少し分かりにくいので、ここでは3枚の書類をeFaxで送信し、250秒かかった場合について考えてみます。
一般的なFaxであれば送信枚数は3ページですが、eFaxでは250秒÷60秒で4ページ送ったことになります。
月に送受信するFaxの枚数によっては、想像以上の超過料金が発生するかもしれません。
Faxを使用する機会が多い人は、ページの数え方に十分注意してください。
eFaxの使い方
画像引用元:インターネット ファックスの e Fax ホームページ
次に、eFaxの送受信方法を紹介します。
まずは受信方法から見ていくことにしましょう。
eFaxの受信方法
受信方法は、事前にメールアドレスを設定しておくだけなのでまったく難しくありません。
Faxを印刷せず、スマホやパソコンの画面で確認できるシステムと考えると分かりやすいでしょう。
手順は以下の通りです。
- 相手からFaxが送信される(通常と同じ方法)
- 事前に登録したメールでFaxを受信する
- メールの添付ファイルを開いて内容を確認する
相手から送信されたFaxはPDFファイル形式になってスマホやパソコンに届きます。
原稿を保管しておきたい場合はPDFファイルを保存するか、プリントアウトします。
受信に使用するメールアドレスは最大5つまで登録できるため、送信されたFaxを複数人で確認することも可能です。
eFaxの送信方法
次に、eFaxを使用した送信方法について紹介します。
Faxを送信する際に必要なものはメールアドレスだけなので、専用機器や固定電話などは必要ありません。
手順は以下の通りです。
- 新規メールを作成して宛先を入力する
- Faxで送りたいファイルをメールに添付する
- 通常通りメールを送信する
メールに添付するファイルはPDF形式だけでなく、ワードやエクセルなどのオフィス系ファイルや、JPG・GIFなどの画像ファイルもそのまま添付できます。
送信するFax番号は「国番号・市外局番・相手のFAX番号」の順番で入力しますが、やや分かりにくい点も多いです。
ここでは例として、「03-1111-1111」にFAXを送る場合の手順について紹介します。
- 日本の国番号「81」を入力する
- 市外局番から「0」を取り3だけを入力する
- 残りの電話番号を入力する
- 最後に「@efaxsend.com」をつける
- メールの宛先欄に「81311111111@efaxsend.com」と入力する
送信時はただFax番号を入力するだけでなはいため、慣れるまでは戸惑うかもしれません。
もし日本以外に送る場合は、81を他の国番号に変更すれば海外への送信も可能です。
海外の国番号は、こちらのページに記載されています。
eFaxの解約方法
最後に、eFaxの解約方法について解説します。
eFaxの解約は電話のみの受付で、Web上では受け付けていません。
解約したい場合は、カスタマーサポートに電話をかけてください。
カスタマーサポート:0120-914-915
03-6758-0851
受付時間:平日9時から17時
解約の際は以下の手順で手続きを行います。
- カスタマーサポートに電話をかける
- FAX番号・会社名・担当者名などの情報をオペレーターに伝える
- 解約の理由を簡単に答える
電話では解約の理由を聞かれますが、「値段が高い」「サービスに不満がある」などの正直な理由を簡単に答えるだけで終了します。
ただ解約手続きを行う際は、以下のような注意点があります。
- 土日など休みの日は解約できない
- 月の途中で解約しても、最終月の利用代金は日割りにならない
eFaxのコールセンターでは土日や祝日の電話対応は行なっていないため、平日に電話をする必要があります。
そのため月末で解約したい場合は、曜日に注意してください。
またeFaxの利用代金は、日割りでの計算は行なっていません。
よって15日頃に解約した場合でも、30日に解約しても、同じ料金が発生します。
月末に解約したい場合は、曜日を確認し、余裕を持って手続きを行うとよいでしょう。
eFaxはインターネットでFaxの送受信ができるサービス
画像引用元:インターネット ファックスの e Fax ホームページ
この記事では、eFaxの概要や注意点について紹介しました。
最後に、eFaxのポイントをもう一度まとめます。
- 専用機器や電話回線を使用せずにFaxを送信できる
- メールや専用アプリで簡単にFaxの送受信が行える
- ページ数は60秒ごとに1ページとして計算される
eFaxは場所を選ばずにFaxの送受信ができるため、テレワークや急な出張などにも役立つ、とても便利なサービスです。
コスト削減に寄与することも考えられるため、導入を検討されてみてはいかがでしょうか。