eSIMとは|初心者でも5分で分かるeSIMのメリット・デメリット

eSIMとは|初心者でも5分で分かるeSIMのメリット・デメリット

ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば頭金不要で通常のショップよりお得に購入できます。

日本ではまだまだ消極的なeSIMですが、楽天モバイルやIIJmioが新たにeSIMサービスを取り扱い始めました。

最新のiPhone SE(第2世代)をはじめ、人気のiPhoneやPixelがeSIM対応機種であることから、興味がある人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなeSIMの特長やメリット・デメリット、おすすめのeSIM対応キャリアやスマホについて詳しく解説していきます。

eSIMのメリット・デメリット
  • 海外でも現地の安価な通信サービスを利用できる
  • 複数の回線を必要に応じて使い分けられる
  • WEBで簡単手続き!SIMカードの発行は不要
  • SIMロックの解除が必要なので手間がかかる
  • 国内のeSIMサービスは現時点であまり普及していない

※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

※本記事中の価格は税込み表示

トップ画像引用元:IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ | IIJmio

スマホのSIMをおさらい

新たなSIMを挿入する

画像引用元:APN設定方法(iPhone・iPad)|LINEモバイル【公式】選ばれる格安スマホ・SIM

まず従来のSIMとはどのようなものだったのか振り返ってみましょう。

多くの人がイメージするSIMは、ICチップが埋め込まれた「SIMカード」と呼ばれるものです。

スマホを新しくする度に入れ替えたり、時にはカードが故障して交換することもあります。

SIMカードは端末に回線の情報を書き込む役割があり、スマホごとにサイズが異なる場合もあります。

しかし、現在はほとんどのスマホで1番小さいサイズの「nano SIM」が採用されています。

SIMサイズが異なるスマホに変えたり、別の会社の回線に切り替える度にSIMカードも切り替えなければいけないため、かなり手間がかかります。

その一方で、ICチップが搭載された非常にデリケートなものであるため、壊れないように慎重に取り扱う必要もあります。

これが、現在私たちが当たり前のように使っている「物理SIM」と呼ばれるものです。

eSIMとは

SIMカード

eSIMとは、スマホの内部にSIMカードが埋め込まれていたり、プロファイルなどをスマホにインストールしてサーバー上から回線の情報を書き込むことができます。

そのため、物理的なSIMは必要ありません。

つまり、これまで私たちが当たり前のように行ってきたスマホにSIMカードを入れるという行為が不要となるのです。

海外ではアメリカやアジア圏を中心に普及が広まっていますが、まだ日本では普及には至ってはいません。

それでもiPhone 11などeSIM対応のスマホは続々と登場しており、つい最近発売されたiPhone SE(第2世代)もeSIM対応スマホです。

今後、世界的にさらにeSIMは普及していくでしょう。

SIMカード・eSIMとは
  • SIMカードとは端末が回線に接続できるようにするもの
  • 一般にSIMカードは物理SIMのことを指す
  • eSIMは最初からスマホにSIMが内蔵されているもの
  • SIMの抜き差しをすることなく回線の変更ができる

eSIMのメリット

eSIMが物理的なSIMカードが必要ないSIMだということがわかりました。

では、具体的にeSIMにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

海外に行った時にも現地の安価な通信サービスを利用できる

これまでは、海外で現地の通信サービスを使う場合、SIMカードのサイズが合っていることが大前提でした。

中には無理矢理サイズを合わせようとICチップギリギリまで切り取られることもあったようです。(海外ではかなり一般的に行われているようです)

しかし、eSIMであればSIMカードのサイズを気にする必要もなく、SIMカードを差し替えることもなく現地の安価な通信サービスを利用することができます。

複数の回線を必要に応じて使い分けられる

eSIM対応スマホのほとんどはデュアルSIMに対応しています。

物理SIMのスロットも用意されているので、複数の回線を同時に利用することができます。

また、後述にて詳しく解説しますが、スマホ上で回線の切り替えも簡単にできるので、必要に応じてeSIMと物理SIMの回線を使い分けることができます。

ネットは安い格安SIM、通話はキャリアのかけ放題、などのような形で利用すれば、より安くスマホを使えるかもしれません。

SIMカードの購入不要!WEBで簡単に手続きできてすぐに使える

現在、eSIMのサービスを取り扱っているキャリアも格安SIMもネット申し込みが主流です。

物理SIMの場合だと、例えスマホを購入しなくてもSIMカードの発送を待たなければいけません。

しかし、eSIMであれば申し込み完了後WEB上でアクティベーションすればすぐに使えるようになります。

つまり、郵送必須なオンライン契約でも最短即日に利用することができるのです。

eSIMのデメリット

メリットばかりに思えるeSIMにも、もちろんデメリットはいくつかあります。

この章では、eSIMのデメリットについて3点詳しく解説していきます。

デメリットを知った上で、使うかどうか考えてくださいね。

SIMロック解除が必要

特定のキャリアの回線しか使えないSIMロックがかかったスマホでは、eSIM対応機種だとしても他社の回線は使えません。

基本的にeSIMを使う場合はSIMロック解除が必要となります。

SIMロック解除はショップでやると3,300円の手数料が取られますし、自分で解除する場合は0円ですが他社のSIMカードが必要となります。

また、契約内容によっては一定期間(100日ほど)SIMロック解除できない場合もあるので、eSIMを使える状態にするまでに手間と費用がかかるという点がネックです。

eSIMを使う前提ならSIMフリーのスマホを購入するのがおすすめです。

国内のeSIMに対応しているサービスがまだ少ない

大手3キャリアをはじめ、まだまだ国内の通信サービスのほとんどでeSIMは取り扱われていません。

そのため、「本当に使って良いサービスなのか?」「大手キャリアが取り扱っていないのならそこまで良いものではないのでは?」と不安に感じる人もいるでしょう。

日本は海外に比べてまだまだeSIMに対して消極的ですが、今後恐らく徐々に普及していくと予想されます。

対応しているスマホもまだ少ない

対応しているスマホもごく一部のみで、iPhoneかPixelくらいしかありません。

※楽天モバイルではオリジナルスマホのRakuten MiniがeSIM対応です。

スマホも今後徐々にeSIM対応機種が増えていくと思われます。

eSIMのメリットとデメリット
  • 海外に行った時にも現地の安い通信サービスが使えるので通信費の節約に
  • デュアルSIM対応のスマホがほとんどなので複数の回線を使い分けることができて便利
  • SIMカード要らず!WEBでの簡単申し込みで最短即日使える
  • SIMロック解除が必須となる場合が多い
  • 国内で使えるeSIMのサービス数も対応スマホの数もまだまだ少ない

日本でeSIMに対応しているキャリア

次に、現在日本国内でeSIM向けサービスを取り扱っているキャリアや格安SIMをまとめました。

しかし残念ながら、ドコモやau、ソフトバンクの大手3キャリアではeSIMのサービスがなく、目立ったプランやサービスを取り扱っているのは「楽天モバイル」と「IIJmio」の2社のみでした。

この2社のeSIM対応プランについて詳しく解説していきます。

楽天モバイル

楽天モバイル

画像引用元:楽天モバイル

4月より本格的にキャリア参入した楽天モバイルの自社回線プラン「Rakuten UN-LIMIT」のプラン内容は下記の通りです。

Rakuten UN-LIMIT
プラン料金3,278円
通信容量楽天回線使い放題
パートナー回線5GB
通話楽天同士0円
楽天LINK利用0円
通常の電話22円/30秒
オプションデータチャージ550円/GB

物理SIMと同じプランをeSIMでも利用することができます。

ただ、現在eSIMの動作確認が取れているのは同社モデルの「Rakuten Mini」のみであり、その他のeSIM対応スマホは動作保証対象外とのことです。

※ネットの情報によるとSIMフリーのiPhoneなら使えるようですが、あくまで自己責任でお願いします。

しかし、専用の通話アプリを使えば通話料はかけ放題で実質0円、ネットも楽天回線エリア内であれば使い放題で月額たったの3,278円と非常に魅力的なプランです。

今後動作保証対象となるeSIM対応スマホが増えることに期待しましょう。

IIJmio

IIJmioのeSIM

画像引用元:IIJmio eSIMサービス データプラン ゼロ | IIJmio名

IIJmioには以前から「eSIMプラン(ベータ版)」がありましたが、3月より正式なeSIMプラン「データプラン ゼロ」が始まりました。

項目データプラン ゼロeSIMプラン
(ベータ版)
月額料金165円1,672円
データ通信量0GB6GB
追加データ量1GB 330円/GB
2~10GB 495円/GB
220円/110MB
データオプション
20GB
-+3,410円
データオプション
30GB
-+5,500円

楽天モバイルと異なりデータ専用プランのみとなっているため、通話が使いたい場合はキャリアや格安SIMのSIMカードと使い分けることをおすすめします。

IIJmioのeSIMプランの特筆すべき点はその安さです。6GBで1,672円で使えるのはもちろん、「データプラン ゼロ」であれば1GBのみで月額495円という安さで利用できます。

通話専用の他社SIMカードと合わせて使えば、より毎月の通信費を節約できるかもしれません。

対応機種
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone 11シリーズ
  • iPhone XSシリーズ
  • iPhone XR
  • Pixel 4シリーズ

動作確認が取れている機種はiPhone XS以降のモデルとPixel 4シリーズであり、人気機種を安心して利用することができます。

どの機種もSIMロック解除は必須となりますが、今まで使っていたスマホを使い続けながらお得な料金でeSIMを使うことができるでしょう。

日本でeSIMに対応のキャリア
  • 楽天モバイル
    Rakuten Miniのみだが音声通話も使用可能(その他のeSIM対応スマホは動作保証なし)
  • IIJmio
    データ専用だがiPhone XS以降の機種やPixel 4など対応機種が多い

2020年おすすめのeSIM対応機種

次に、おすすめのeSIM対応機種を4機種紹介します。

前章で紹介したeSIMが使えるキャリアで対応しているスマホをピックアップし、それぞれ特長について解説しました。

eSIM対応スマホの購入を検討している人は是非チェックしてください。

iPhone SE(第2世代)

iPhone SE(第2世代)

画像引用元:iPhone SEを購入 – Apple(日本)

iPhone SEは、2020年4月以降に発売となる最新のiPhoneです。

※キャリアの発売日は5月11日予定

iPhone 8振りにホームボタンが復活し、Touch IDが使えるようになりました。

ディスプレイも4.7インチと現在発売されているiPhone 11よりもコンパクトで、小型のiPhoneが欲しい人にもおすすめです。サイズ感はiPhone 8と完全に同じです。

iPhone 11と同じA13 bionicチップが搭載されており、まさに中身はiPhone 11、見た目はiPhone 8といえるiPhoneです。

性能自体はiPhone 11よりも劣りますが、最新モデルでありながら最安4万円台で購入できるというかなり安価なiPhoneである点も魅力です。

iPhone 11/iPhone 11 Pro

iPhone11

画像引用元:iPhone 11 – 仕様 – Apple(日本)

iPhone 11は2019年に発売されたiPhoneであり、現在発売されているiPhoneの中で1番高性能だといわれています。

搭載されているチップは前述の通りiPhone SEと同じですが、iPhone 11はデュアルカメラ、iPhone 11 Proはトリプルカメラ搭載でカメラの性能の高さに定評があります。

また、iPhone SEと異なりホームボタンがなく、6インチ以上の大画面でゲームや動画を楽しむことができるので、ヘビーユーザーにもおすすめです。

その分価格は10万円前後とかなり高額ですが、性能を重視したい人にぴったりなiPhoneでしょう。

Pixel 4/Pixel 4 XL

ピクセルフォー

画像引用元:Google Pixel 4 料金・割引 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

Pixel 4はGoogle開発のPixelシリーズの最新スマホであり、Googleの純正モデルとして非常に人気が高い機種です。

Googleのサービスとの相性が良く、最新のOSやサービスを優先的に利用できるなどの特典もあります。

また、Pixelシリーズといえばカメラ性能に定評があり、Pixel 4も暗い場所でも鮮明な写真が撮れる夜景モードや、高い解像度を維持するズームを使ってよりクオリティの高い写真が撮影できるようになりました。

価格も10万円前後と高額ですが、その分Androidスマホの中でもスペックが高いため、スペック重視の人におすすめの機種です。

Rakuten Mini

Rakuten Mini

画像引用元:Rakuten Mini | スマートフォン | 楽天モバイル

Rakuten Miniは、楽天モバイルが開発したオリジナルのスマホです。

3.6インチの小型ディスプレイに重さ約79gという非常にコンパクトサイズのAndroidスマホであり、手の小さな子どもや女性、持ち運びしやすい小さなスマホが欲しい人にもぴったりです。

Rakuten Miniは楽天モバイルで唯一eSIMの動作確認が取れているスマホで、価格も21,800円ととてもリーズナブル。

スペックはライトユーザー向けとなっているので、性能よりもコストを重視したい人や通話専用のサブ端末が欲しい人にもおすすめです。

おすすめのeSIM対応機種
  • iPhone SE
    ホームボタンが復活!4.7インチのコンパクトiPhone
  • iPhone 11/iPhone 11 Pro
    デュアルまたはトリプルカメラ搭載で高性能なカメラが魅力
  • Pixel 4/Pixel 4 XL
    夜景モードや超解像ズームを使ってより高クオリティな写真が撮れる
  • Rakuten Mini
    3.6インチの超小型スマホ!価格も2万台と安い

eSIMの使い方|契約から設定・接続まで

次に、eSIMの使い方について解説します。

eSIMの申し込み・設定の大まかな流れ
  1. WEBサイトで申し込む
  2. 申し込み後に届いたメールから専用サイトへアクセスしアクティベーションを行う
  3. 各スマホの操作方法に従ってモバイル通信の追加を行う
  4. 回線の設定などを行い使える状態にする

大まかな流れはどのキャリアも上記と同じだと思います。

今回は、参考までに筆者が以前実際に使用した「IIJmio」のeSIMプラン(ベータ版)の手順を紹介します。

使用するキャリアやスマホの機種によって手順が若干異なります。

購入時や申し込み時に受け取った書類やメールに案内が記載されていると思うので、必ず確認しましょう。

まず、eSIMを申し込みした後、アクティベーション完了後に表示されたQRコードをパソコンなどの画面に表示しておきます。

eSIM設定1

次に、設定画面を開きます。

設定画面上部にある「モバイル通信」をタップしてください。

eSIM設定2

次に、「モバイル通信プランを追加」を選択します。

ここからIIJmioのeSIMを使える状態にするために設定していきます。

eSIM設定3

eSIMの情報を手入力することもできますが、正直面倒なのでアクティベーション後に表示されたQRコードを読み込みます。

eSIM設定4

正常にQRコードが読み込まれると、上記のような画面に変わります。

表示されている名称が一致しているのを確認して「モバイル通信プランを追加」をタップしてください。

eSIM設定5

この時、eSIMの設定をしていたスマホにはドコモのSIMカードも入っていたので、ドコモ回線が主回線、IIJmioが副回線になるように設定しました。

複数の回線を使う人はここで名称を設定し、回線を使う上でわかりやすくなるようにしましょう。

eSIM設定6

次に、デフォルトの回線を決めます。

デフォルト回線は、基本的に連絡先に登録していない番号へ電話したりSMSを送る時に優先的に使われる回線となります。

連絡先に登録している番号については、連絡帳アプリからどちらの回線を使うか設定できます。

設定しない場合は基本デフォルト回線になると思ってください。

複数の回線を使う人は、必要に応じてこれらの設定もしてください。

eSIM設定9

次に、モバイル通信(ネット)を利用する時にデフォルトで使う回線を選びます。

こちらも必要に応じて設定しましょう。

eSIM設定7

筆者はiPhoneを使っているので、FaceTimeなどの各アプリで使用するモバイル通信プランの設定も行いました。

eSIM設定8

これで設定は完了となります。

モバイル通信の画面を見ると、どちらの回線も利用できる状態であることがわかります。

eSIM設定10

今どの回線が使えているかに関しては、iPhoneならコントロールパネルから確認することができます。

回線を切り替えたい場合は、先ほどの画像にもあった設定アプリの「モバイル通信」にアクセスし、設定を行ってください。

eSIMの使い方
  1. WEBサイトでeSIMのサービスを申し込む
  2. 申し込み完了後に届くメールに記載されたURLへアクセスしアクティベーションを行う
  3. 各eSIMサービスの設定手順に従いモバイル通信プランの追加を行う
  4. 主回線の選択など各種設定を行えば手続き終了

eSIMをお得に活用する方法

eSIMが非常に使い勝手の良いサービスであることがわかりましたが、実際にお得に使うにはどのようにすれば良いのでしょうか?

この章では、eSIMをお得に使う方法について紹介していきます。

楽天モバイルでRakuten Miniを使う

楽天モバイルのプランは自社回線エリア内であれば使い放題なので、ネットヘビーユーザーの人は楽天モバイルを選ぶべきでしょう。

ただし、楽天モバイルでeSIMを使うとなるとRakuten Miniのみとなります。

Rakuten Miniは価格が2万円台と非常にリーズナブルなので、スマホをできるだけ安く購入したいという人にはぴたりですが、性能重視の人にはおすすめできません。

動作保証はないが自己責任で他のeSIMスマホを使うのも1つの手段

Rakuten Miniのスペック不足を埋めるためには、やはりeSIM対応のスマホ(SIMフリー)を使うのが1番です。

今まで使っていたスマホのSIMロックを解除するのも良いですし、中古などで格安で購入するのもありです。

ただし、楽天モバイルではRakuten Mini以外のeSIM対応スマホは動作保証対象外なため、利用する場合は自己責任となります。

一方で、ネットを見る限りではiPhoneで使えたという声があるので、動作保証はなくても使うことは可能のようです。

ただし公式が明記しているわけではないので、利用には十分注意して下さい。

IIJmioをネットメインにしてかけ放題が使える回線を電話専用に

あまりネットを使わない人は、楽天モバイルの使い放題よりもIIJmioの「データプラン ゼロ」がおすすめです。

ただし、データ専用なので、通話を使うためには別途音声SIMを使わなければいけません。

ワイモバイルのような無制限かけ放題オプションが使える回線を使えば、ネットはIIJmio、通話はワイモバイルで通話をたくさん利用する人もお得にスマホが使えます。

ポケットWiFiのeSIM

ガジェットに詳しい方ならもしかしたらeSIMってポケットWiFiで使ってた技術じゃないの?と思った方もいるかと思います。

eSIMはまさにポケットWiFiで用いられることが多く、海外渡航の手続きが楽になると利用されています。

ここではeSIMとポケットWiFiの関係を少しだけ見ていきましょう。

eSIM対応のポケットWiFiを使うことのメリット

eSIM対応のポケットWiFiを使うことの一番のメリットはなんと言っても海外渡航時の通信が楽になるという点でしょう。

eSIM対応のWi-Fiルーターであれば、自動で渡航先のSIMの情報に変更され、現地の通信網につながります。

わざわざその国のSIMを購入し抜き差しする必要もなく、eSIM事業者との契約のみで世界中で通信が可能になります。

クラウドSIMとの違いは?

ポケットWiFiを見ていると、最近はeSIMよりクラウドSIMということなの方が聞くと思います。

クラウドSIMも同じバーチャルSIMですが、一つの会社と契約することで複数の回線が使えることがクラウドSIMの大きな特徴です。

eSIMでは各回線ごとに契約が必要になるため、クラウドSIMの方が簡単に複数回線使えるでしょう。

その代わりeSIMは自分で使いたい回線だけを使えるというカスタマイズ性があります。

ポケットWiFiのeSIM
  • eSIMはポケットWiFiで活発に使われ始めた
  • 海外渡航時に簡単に回線を増やせて便利
  • 最近はクラウドSIMのポケットWiFiが増えてきている
[2020年最新]モバイルルーター全10機種を比較しておすすめをランキング

大手キャリアのeSIMへの対応は?

海外データeSIM powered by GigSky

画像引用元:海外データeSIM powered by GigSky | 海外で使う(au世界サービス) | au

eSIMのデータ通信サービスを始めたのはIIJmioが国内初ですが、他の事業者、特に大手キャリアはeSIMに対応するのかも気になるところですよね。

ドコモとeSIM

今のところ、大手キャリアで一番積極的なのはドコモでしょう。

ドコモはすでに「ドコモeSIMカード」を提供しています。

ただし、ドコモeSIMカードに対応しているのは以下の機種のみです。

  • dtab Compact d-01J
  • dtab d-01K
  • dtab Compact d-02K
  • キッズケータイ SH-03M

タブレットがメインですし、iPhone等でドコモ回線のeSIMを使うということは現状できないようです。

auとeSIM

auでは「海外データeSIM powered by GigSky」というプランを、iPhone向けに提供しています。

ただ、これはauユーザーが海外でも別料金で通信できるサービスであり、auの通常のSIMカードが不要になったというわけではありません。

ソフトバンクとeSIM

こちらもドコモ・auと同様にスマホ単独で自由に使えるeSIMというのは発表されていないようです。

大手キャリアはeSIMに乗り気でない?

そもそも大手キャリアはeSIMには乗り気でないと言われています。

それは、eSIMが「手軽」であるためです。

eSIMのメリットは、インターネットから手軽に通信事業者を切り替えられること。

しかしこれは、大手キャリアにとっては不都合なことと言えます。

なぜなら、ユーザー離れが起こるリスクがあるからです。

むしろ逆に、ユーザーを縛っていたいと考えるのが自然でしょう。

そのため、わざわざeSIMに力を入れるメリットがない、というのが一般的な認識です。

それでも時代の波には逆らえないはず

まだeSIM自体がマイナーな存在ではありますが、いずれ「SIMは、スマホに埋め込まれているのが当たり前」という時代が来ることでしょう。

少なくとも世界ではどんどん普及していくはずです。

今後、新型iPhoneに機種変更するユーザーには、もれなくeSIMが付いてきます

すると、「どうしてこれを日本では活用できないんだ?」と不満に思う方も増えてくるでしょう。

そう考えたユーザーは、IIJmioのようなeSIMを活用できる事業者へと引っ越してしまうかもしれません。

また、「この事業者はいつまでもeSIMに対応しない=技術力が低いだけなのでは?」などと見限られてしまう危険性も。

ドコモにせよauにせよソフトバンクにせよ、そういった危機感は常に抱いているはずです。

よって、そう遠くないうちに、eSIMによるデータ通信が当たり前の日が来ることでしょう。

携帯料金比較|ドコモ・au・ソフトバンクでスマホ代はどこが1番安い?

eSIMは国内だけでなく世界中の回線が使える便利なサービス

最後に、eSIMのメリットとデメリットについてまとめます。

eSIMのメリット・デメリット
  • 海外でも現地の安価な通信サービスを利用できる
  • 複数の回線を必要に応じて使い分けられる
  • WEBで簡単手続き!SIMカードの発行は不要
  • SIMロックの解除が必要なので手間がかかる
  • 国内のeSIMサービスはあまり普及されていない

eSIMは海外でもSIMカードを購入することなく現地の通信サービスを利用することができ、国内でも複数の回線を必要に応じて使い分けることでこれまで以上にお得にスマホを運用することができます。

SIMカードの発送を待つ必要もないので、WEB申し込みで最短即日使えるという点も便利ですよね。

しかし、日本ではまだまだeSIMサービスは少なく、使えるキャリアや機種が限られています。

一方で世界的にはどんどん普及が広がっているので、今後日本でもeSIMが当たり前になる日が来るでしょう。

その日のために是非今からeSIMを使い慣れていくことをおすすめします。

【2020年8月】格安SIMおすすめランキング|人気10社を料金と速度で徹底比較!

ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば頭金不要で通常のショップよりお得に購入できます。

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