格安SIM(MVNO)とは?初心者向けにわかりやすく解説

  • 2019年11月10日
  • by.a-sato

SIMカード

携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで今の月額を半分以下に抑えませんか?

「格安で使えるスマホの通信サービス」ということで、格安SIM(MVNO)が人気です。

ここ数年で格安SIM(MVNO)の会社は増え、既に500社以上あると言われています。

今回は初心者にもわかりやすく、格安SIM(MVNO)とはどのようなサービスなのか解説していきます。

本記事でわかるポイント
  • 格安SIMとはいったい何?
  • 格安SIMの通信料金が安い理由
  • 格安SIMのメリット・デメリット
  • 大手キャリアとの違い

格安SIM(MVNO)とは?

格安SIM(MVNO)は、自社で回線を所有していない通信事業者のことで、大手キャリアよりも通信料金が安いことが特長です。

別の呼び方として「MVNO」と呼ばれることがあります。

MVNOとは、「Mobile Virtual Network Operator」の略称であり、日本語だと「仮想移動体通信事業者」と呼ばれています。

格安SIM(MVNO)は回線を所有していない通信事業者

「仮想移動体通信事業者」というのが格安SIMの別の名前ですが、これだけ見るとどういう意味なのか非常にわかりにくいです。

簡単に言うと、格安SIM(MVNO)は自社で回線を所有しておらず、別の通信事業者から回線を借りて通信サービスを運営している通信事業者なのです。

ドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアは、それぞれ回線を所有していて通信品質の管理や通信エリア拡大などを行っています。

格安SIM(MVNO)は他社の回線を頼る形で通信サービスを提供しているのです。

利用している回線は大手キャリアから借りている

では、格安SIM(MVNO)の回線はどこから借りているのでしょうか?

格安SIM(MVNO)のほとんどが、ドコモやau、ソフトバンクの回線を借りています。

だからこそ、「ドコモの回線を使っています!」「ソフトバンクの回線だから安心!」といった謳い文句があるのです。

しかし一方で、他の格安SIM(MVNO)が借りたキャリアの回線を又借りしてサービスを運営する会社もあります。

コストがかからず安い料金プランを実現できる

回線のレンタル費用はかかるものの、回線自体の保守・維持費やエリア拡大による工事費などのコストがかかりません。

店舗を運営している格安SIM(MVNO)は少ないので、店舗運営にかかる管理費や光熱費、人件費などもほとんどかかりません。

つまり、格安SIM(MVNO)は大手キャリアに比べて、運営コストが圧倒的に安いのです。

だからこそ、大手キャリアにはない格安価格で通信サービスを提供できているのです。

格安SIM(MVNO)とは?
  • 自社で回線を所有していない通信事業者
  • ドコモやau、ソフトバンクの回線を借りて運用している
  • 通信環境の管理や店舗運営などのコストが少ないので料金を安くできる

格安SIM(MVNO)のメリット

考える女の子

管理費や維持費のコストが少なく、それが料金プランの価格に反映されており、大手キャリアよりも遥かに安い料金で通信サービスを利用できます。

そんな格安SIMのメリット4つを紹介します。

格安SIM4つのメリット
  • 通信料金が安い
  • 契約の縛りが緩い
  • ネットでいつでも簡単に契約できる
  • 格安SIM(MVNO)を取り扱う企業独自のお得な特典がある

格安SIMのメリット①通信料金が安い

格安SIM(MVNO)を利用すると、その料金の安さに驚いてしまいます。

大手キャリアでも格安プランの提供を始めていますが、最終的な料金は格安SIMに敵いません。

取り扱っているスマホも30,000円〜50,000円程度とリーズナブルな機種が多く、スマホを購入せずにSIMカードだけ契約する人も多いのも特徴です。

そのため、3GB使える音声通話プランで基本料2,000円以下で使える格安SIMも少なくありません。

このように、料金の安さが最大のメリットだといえます。

月額2,000円台でスマホ運用できるおすすめ格安SIM比較【2019】

格安SIMのメリット②契約の縛りが緩い

格安SIM(MVNO)のほとんどは、2年契約のような厳しい契約の縛りがありません。

半年〜1年間は使わないと違約金がかかるという最低利用期間を設けていることもありますが、最低利用期間を過ぎればいつ解約しても違約金は発生しません

中には、契約期間の条件がない格安SIM(MVNO)もあるので、契約に縛られたくないという人にもぴったりです。

格安SIMのメリット③ネットでいつでも簡単に契約できる

格安SIM(MVNO)は、店舗運営をしている会社がかなり少ないです。

店舗で契約できるとしても、家電量販店のコーナーでまとめて取り扱いされていることがほとんどです。

また、イオンモバイルなど取り扱い企業によっては、自社の店舗内で格安SIM(MVNO)の契約を受け付けている場合もあります。

しかし、大半はネット契約なので、店舗に行く必要もなく、待ち時間も気にする必要はありません。

格安SIMのメリット④独自のお得な特典がある

楽天モバイルでは、毎月の利用料金から楽天ポイントが還元されます。

このように、企業によっては、独自のキャンペーンや特典を利用することができます。

普段から楽天ポイントを貯めている人は楽天モバイルを選ぶなど、自分がいつも愛用しているサービスと合わせて格安SIM(MVNO)を選ぶのも良いでしょう。

【11月最新】格安SIMキャンペーン比較|乗り換え・機種変更でお得な10社まとめ

格安SIM(MVNO)のデメリット

料金が安すぎるというのも、不安に感じる人は多いのではないでしょうか。

ドコモやau、ソフトバンクの料金が高いと言いますが、その高い料金を払うことで、比較的どこに行っても快適に回線が利用できます。

格安SIMにはデメリットもありますので、解説していきます。

格安SIM3つのデメリット
  • 通信速度が不安定
  • アフターサービスが少ない
  • 取り扱っているスマホの種類が少ない

格安SIMのデメリット①通信速度が不安定

格安SIM(MVNO)の回線はドコモやau、ソフトバンクなどからレンタルしています。

それぞれ、借りている回線数は異なるので、回線数が少ない状態で利用ユーザーが多い場合、回線が逼迫してしまう恐れもあります。

すると、回線が混雑する時間帯になると、ネットの繋がりが悪くなったり、強制終了してしまう現象が発生してしまう可能性があります。

  • 多くの会社が昼休みとなる12~13時
  • 営業時間の終わりとなる17~18時
  • 21~22時

はネット利用者が多くなるため、回線が混雑する傾向にあります。

このように、時間帯によって通信品質が不安定になることから、大手キャリアの回線の快適さが当たり前だった人にとってはかなり衝撃を受けるようです。

格安SIMのデメリット②アフターサービスが少ない

ネット契約が大半ですし、店舗があったとしても契約の受付だけで終了になるケースがほとんどです。

そのため、操作でわからないことがあった場合に聞けるような場所もなく、アフターサービスが大手キャリアと比べて少ない傾向にあります。

ある程度スマホの操作に慣れている人なら問題ありませんが、スマホの操作や知識に自信がない人には少し不安かもしれません。

格安SIMの実店舗数を比較|サポートが充実しているMVNOはどこ?

格安SIMのデメリット③取り扱っているスマホの種類が少ない

ドコモやau、ソフトバンクのように新作iPhoneが発売されることはまずありません。

中にはiPhoneを取り扱う格安SIM(MVNO)もありますが、大半は数世代前の型落ちモデルです。

このように、格安SIM(MVNO)では取り扱えるスマホの機種が限られており、ほとんどのスマホが海外製の30,000円程度で購入できる格安スマホです。

それでも最近は、ハイスペックスマホの取り扱いを行う格安SIM(MVNO)も出てきています。

【2020年】格安SIM厳選10社の通信速度を比較|計測してわかった速い回線おすすめランキング

次の章では格安SIMと大手キャリアを徹底比較していきます。

大手キャリアと格安SIM(MVNO)を比較

スマホを持つ女性

格安SIM(MVNO)は料金が安く、その代わり通信環境が不安定などのネックがあることがわかりました。

では、大手キャリアのサービスとは一体どのように異なるのでしょうか?

大手キャリアの料金は格安SIM(MVNO)の約2倍

大手キャリアでも、格安プランが登場しています。

しかし、大手キャリアの料金プランは基本的に1年限定の割引や家族回線の数による割引や光回線のセット割引が含まれた料金です。

このように、大手キャリアの料金プランは「キャリアの提示する割引条件を満たした上での格安プラン」である場合が多く、格安SIM(MVNO)の料金の安さには到底敵わないでしょう。

大手キャリアならどこでも快適にネットが使える

ただ、大手キャリアの通信品質は非常に高いです。

独自に回線を所有し、常に管理やエリア拡大を行っているからか、年々使える場所もさらに広くなってきました。

今では、山奥や地下でもない限り基本的にどこでも快適に使うことができます。

通信品質が高いからこその高額な料金プランだと思うと、大手キャリアでその料金を支払う価値がでてきます。

大手キャリアは2年縛りが厳しい

最近、契約解除料が1,000円になったり、自動更新無しのプランの料金が安くなったなど、大手キャリアの契約の縛りも緩和されてきています。

しかし、2年契約と自動更新というセットはまだあるので、大手キャリア特有の2年縛りはまだまだ健在です。

契約更新月が3ヶ月になるなど、徐々に改善されてきてはいますが、まだまだ顧客を縛り付けている契約内容であることは否めません。

格安SIM(MVNO)は大手キャリアありきの通信事業者

格安SIM(MVNO)は大手キャリアの回線を借りて、はじめて通信サービスを運営できる通信事業者です。

つまり、大手キャリアがいなければ格安SIMはサービスを運営することができません。

「料金を安くできるなら大手キャリアは要らないのでは?」と思うかもしれませんが、大手キャリアがなくなったら格安SIMもなくなってしまいます。

また、現状大手キャリアで契約をしている人が圧倒的に多いですから、大手キャリアもまだ需要が高いということがわかります。

格安SIM(MVNO)におすすめな人の特徴

格安SIM(MVNO)はメリットも多い反面、デメリットも少なくありません。

料金が安いというのは全ての人に対して大きな魅力だと思いますが、それだけで全ての人に勧めることはできないでしょう。

向いている人と向いていない人がいます。

ここでは、格安SIM(MVNO)に向いている人やおすすめな人の特徴について解説していきます。

料金の安さを重視したい人

最大のメリットは料金の安さです。

なんでも良いからとにかく料金を安くしたい!という人はぴったりでしょう。

通信環境がそこまで気にならない人

料金が安い一方で、時間帯によって通信品質が不安定になることが多い格安SIM(MVNO)。

通勤時や帰宅時、お昼の時間など、多くのユーザーがネットを使う時間帯は特にそれが顕著です。

通信環境が良くなくてもそこまで気にならないという人でないと、難しいかもしれません。

利用頻度が少なくあまりスマホを使わない人

いつでも動画を観たりスマホゲームをプレイしているようなヘビーユーザーの人には、おすすめできません。

通信品質が不安定になることを想定すると、確実にストレスが溜まります

一方で、多少ネットで調べ物をしたり、LINEを使う程度のライトユーザーの人なら、通信品質が不安定になってもそこまで気にならないでしょう。

ある程度スマホの操作やプランの知識がある人

アフターサービスがあまり期待できないので、初期設定やデータ移行などの操作も全て自分でやる必要があると思ってください。

また、操作でわからないことを聞く窓口がないことを考えると、ある程度スマホの操作に慣れている人の方が安心でしょう。

格安SIM(MVNO)はリーズナブルでお得な通信サービス!

最後に、格安SIM(MVNO)がおすすめな人の特徴についてまとめます。

格安SIM(MVNO)がおすすめな人の特徴
  • 安さ重視の人
  • 通信環境が不安定でも気にならない人
  • 利用頻度が少ないライトユーザー
  • スマホの知識や操作にある程度慣れている人

格安SIM(MVNO)は、驚くほど料金が安いです。

ただ、レンタルしている回線数と契約者数とのバランスで、時間帯によって回線が混雑して使いにくくなる傾向があります。

とはいえ大手キャリアでも混雑度合いによっては通信速度は落ちることもありますから、「毎月の携帯料金を安くしたい!」というかたにはおすすめです。

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