外付けHDDにも寿命はある!故障かな?と思ったら試してほしい7つの対処法

  • 2020年6月5日
  • by.Iris777

BarraCuda-seagate

ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

PCのデータ保管用ストレージとして外付けHDDを利用している人も多いのではないでしょうか?

外付けHDDで気になることといえば、寿命の有無やフォーマットが認識しない場合の対処法ですよね。

長いこと使っていると突然認識しなくなったり、読み書きが極端に遅くなったりすることがあります。

このような現象が発生すると「ひょっとして故障ではないか」と考えてしまうものです。

今回はそんな外付けHDDの寿命について詳しくみていきましょう。

故障が疑われるときの対処法についても紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

外付けHDD利用時の気になる注意点
  • 使用方法によって寿命は変化するが、5年程度がひとつの目安
  • 故障が疑われるときは別のPCへの接続などを試してみよう
  • 故障の兆候がみられたら速やかに交換することが大切!

トップ画像引用元:BarraCudaおよびBarraCuda Pro内蔵ハードディスク・ドライブ | Seagate 日本

外付けHDDの寿命はどのくらい?

ELECOM SGD-MX040UBK

画像引用元:ヨドバシ.com – エレコム ELECOM SGD-MX040UBK 

外付けHDDには寿命があり、具体的な寿命は使い方によっても変化します。

HDDごとの個体差もあるため、これについても考慮しておかなければなりません。

外付けHDDの寿命のポイント
  • 「5年」が1つの目安になる
  • 故障の兆候に注意する

5年を1つの目安にしてみよう

前述のとおり用途や個体差によって寿命は大きく変化しますが、データ保管用などの一般的な用途の場合は5年を1つの目安にするといいでしょう。

5年経過した外付けHDDは突然故障するリスクが高いと考え、バックアップを取ったり予備のHDDを準備したりすることをおすすめします。

データサーバやNASとして利用している場合など、常時稼働している場合は更に寿命が短くなるでしょう。

このような場合は故障リスクにより注意を払わなければなりません。

当初から定期的なバックアップを取ったりRAIDを利用したりするなど、データを失わないための対策をきちんと行ってください。

故障の兆候にも気を配ろう

HDDが故障する前に発生する主な現象には下記のようなものがあります。

HDDが故障するときにみられる現象
  • 今までに聞こえなかった異音がするようになる
  • 保管していたデータがいつの間にか破損するようになる
  • 容量に余裕があるのにもかかわらず読み書きが極端に遅くなる
  • フリーズやエラーが頻繁に発生する

特に異音やデータの破損が発生するようになったら危険度が高いため、速やかにデータのバックアップとHDDの換装を検討してください。

古くなったHDDを使っているときは、これらの兆候がみられないかを定期的に確認することが大切です。

HDDの故障には大きく分けて2種類ある

一言でHDDの故障といっても、その内容は

  • 物理障害
  • 論理障害

の2つに分けられます。

この2つは全く違うものなので、どのような障害なのかをチェックしておきましょう。

物理障害

物理障害とはHDDが物理的に故障している状態で、衝撃や経年劣化などのさまざまな原因で発生するものです。

落下して破損した、ディスクが割れた、可動部分が動かなくなったなどの障害がこれに当たります。

異音が発生する場合やうまく認識されない場合などに物理障害の可能性が高いといえるでしょう。

論理障害

論理障害はHDD自体には故障が発生していないものの、保存しているデータが破損することによって発生します。

HDD自体は正常なので、データを復旧したりフォーマットしたりすれば問題なく利用できます

HDDを認識しているのに保存しているデータにアクセスできない、一部のデータだけが破損しているなどの現象が発生している場合は論理障害を疑いましょう。

外付けHDDが故障した!と思ったときの対処法

ADATA-HV320

画像引用元:HV320外部ハードドライブ | 説明 | ADATA コンシューマー

外付けHDDがうまく使えなくなると焦ってしまうのではないでしょうか。

これから故障が疑われる場合に試しておきたい対処法をいくつか紹介します。

外付けHDDになんらかのトラブルが発生したときは、それぞれの対処法を順番に試してみましょう。

外付けHDDトラブル時の対処法
  • 外付けHDDを別のPCに接続する
  • 外付けHDDを内蔵HDD化して認識するかを確認する
  • デバイスドライバをリインストールする
  • データ復旧ソフトを利用する
  • 業者にデータ復旧を依頼する
  • 外付けHDDをフォーマットする
  • 外付けHDDを交換する

対処法1: 外付けHDDを別のPCに接続する

今まで使っていたPCで外付けHDDを使えなくなった場合、どこに問題があるのかを判断するために別のPCに接続してみましょう

別のPCに接続するときは、以下の手順でチェックしてみてください。

接続するときの手順
  1. とりあえずそのまま別のPCに接続する
  2. 接続に利用するUSBケーブルを変更する
  3. 接続するUSBポートを変更する

最初にとりあえずそのまま別のPCに接続し、認識するかどうかを確認しましょう。

認識する場合はその時点で速やかに全データのバックアップを取ってください

一時的に認識しているだけの可能性があり、バックアップを取っておかないとデータが失われる可能性があります。

別のPCで認識しない場合は、違うUSBケーブルを利用します。

USBケーブルが故障している場合は別のケーブルを利用すれば認識するようになるでしょう。

別のPCで認識する場合は元のPCに接続し直します。

この場合はUSBポートの故障が疑われるため、別のUSBポートに接続してください。

特にPCケース前面にあるUSBポートは故障や接触不良が多いため、背面のマザーボードに直結しているUSBポートを使うのがいいでしょう。

対処法2: 外付けHDDを内蔵HDD化して認識するかどうかを確認する

基本的に外付けHDDは、内蔵HDDにSATAをUSB接続に変換するコネクタを取り付けた構造になっています。

HDDに問題がないにもかかわらずコネクタが不良品である可能性も考えられるので、内蔵HDD化してみるのもおすすめです。

外付けHDDのケースを外すと一般的な3.5インチHDDが出現します。

HDD本体を取り出したらPCケースを開け、3.5インチベイに装着してSATAケーブルと電源ケーブルを接続しましょう。

認識するかどうかを確認するだけの場合は、3.5インチベイに装着せずにケーブル類だけを接続して起動してもOKです。

内蔵化して正常に認識された場合は、速やかにバックアップを取ります。

その後はそのまま内蔵HDDとして利用する、別の外付け化アダプタを購入して外付けHDDに戻すなどの対処法があります。

状況に応じてどのように利用するかを考えてみてください。

対処法3: デバイスドライバをリインストールする

外付けHDDを利用するためのデバイスドライバがうまく動作しないことがあります。

この場合はデバイスドライバをリインストールすると改善されることがあるので、試してみる価値があるでしょう。

デバイスドライバをリインストールする手順
  1. スタートボタンを右クリックしてアドバンスドメニューを開く
  2. デバイスマネージャをクリックsいて起動する
  3. ユニバーサルシリアルバスコントローラのツリーを展開する
  4. 外付けHDDのドライバを右クリックする
  5. デバイスのアンインストールを選択する
  6. アンインストールが完了したらPCを再起動する
  7. プラグアンドプレイ機能によってデバイスドライバが自動でインストールされる

単純なデバイスドライバのエラーの場合はこれで認識されるようになります。

ドライバの不具合は多々あるため、一度試してみましょう。

ただし、デバイスマネージャで認識されていない場合(HDDの型番が表示されていない場合など)は物理障害の可能性があるので、注意が必要です。

対処法4: データ復旧ソフトを利用する

外付けHDDに論理障害が発生している場合は、サードパーティのデータ復旧ソフトを利用することでデータを復旧できることがあります。

主なデータ復旧ソフトは以下の通りです。

データ復旧ソフト
  • EaseUS Data Recovery Wizard Pro 13.3
  • ソースネクスト 救出 ファイル復元
  • Wondershare Recoverit Pro

ソフトウェアによって復旧確率や販売価格が異なるため、状況に応じて選んでください。

ただし、サードパーティソフトウェアの利用は自己責任です。

対処法5: 業者にデータ復旧を依頼する

何をしても全く外付けHDDを認識しない場合など、物理障害が疑われる場合は自力でデータを復旧するのは非常に難しくなります。

外付けHDDに重要なデータが含まれている場合は、データ復旧を行っている業者に依頼するのがいいでしょう。

ただし、数万円の費用がかかるので注意してください。

また、確実に復旧するとは限らないので過信は禁物です。

外付けHDDの物理障害に対策する方法は定期的にバックアップすることのみなので、忘れずにバックアップを取っておきましょう。

対処法6: 外付けHDDをフォーマットする

HDDのフォーマットは論理障害に対する有効な対処法です。

きちんと認識しているのにもかかわらず、アクセスしようとすると「フォーマットが必要です」などと表示されるときに使えます。

フォーマットするとデータはすべて削除されるため、対処法4のデータ復旧を試してからフォーマットするのがいいでしょう。

フォーマット方法については後述するので、ぜひ参考にしてください。

対処法7: 外付けHDDを交換する

外付けHDDに物理障害が発生している場合は、そのHDDは利用できません。

この場合は新しい外付けHDDに交換しましょう

バックアップしているデータが有る場合は、交換した後にデータをリストアしてください。

外付けHDDをフォーマットする手順をチェック

HD770G

画像引用元:HD770G 外付けポータブルHDD | 説明 | ADATA コンシューマー

外付けHDDをフォーマットする手順についてもチェックしておきましょう。

具体的な手順は以下の通りです。

外付けHDDをフォーマットする手順
  1. Windowsキーを右クリックしてアドバンスドメニューを開く
  2. ディスクの管理をクリックして開く
  3. 外付けHDDのドライブを右クリックする
  4. フォーマットをクリックする
  5. ファイルシステムを選択してOKをクリックする
  6. 完了するまで待つ

それぞれの手順について詳しくチェックしていきましょう。

1Windowsキーを右クリックしてアドバンスドメニューを開く

スタートボタンを右クリックする

最初に、スタートボタンを右クリックしてください。

右クリックするとアドバンスドメニューが開きます。

なお、WindowsキーとXキーを同時に入力してもアドバンスドメニューを開けるので、使いやすい方法で開いてください。

2ディスクの管理をクリックして開く

ディスクの管理をクリックする

アドバンスドメニューの中に「ディスクの管理」があります。

次にこれをクリックして起動してください。

3外付けHDDのドライブを右クリックする

ディスクの管理

ディスクの管理が開いたら、外付けHDDのドライブを右クリックしてください。

ここで表示されていない場合はフォーマットできません。

表示されないときは物理障害が疑われるため、HDDの交換を検討してください。

4フォーマットをクリックする

ドフォーマットを選択する

ドライブを右クリックするとメニューが表示されます。

メニューの中に「フォーマット」があるため、次にこれをクリックしてください。

5ファイルシステムを選択してOKをクリックする

フォーマットする

フォーマットを選択すると上記のようなウィンドウが表示されます。

ここでファイルシステムを選択してからOKをクリックしましょう。

ファイルシステムは、特別な事情がない限りはexFATかNTFSを選択するのがおすすめです。

クイックフォーマットにチェックが入っていないと非常に時間がかかるため、チェックが入っていることを確認してからOKをクリックしてください。

6完了するまで待つ

OKをクリックするとフォーマットが始まるため、完了するまで待ちましょう。

完了したらエクスプローラから外付けHDDを開き、アクセスできるか確認してください。

正常にアクセスできれば論理障害だった可能性が高く、そのまま利用可能です。

念の為に異音などが発生していないかを確認し、定期的にバックアップを取りつつ利用しましょう。

外付けHDDの状態チェックにはサードパーティソフトもおすすめ

CrystalDiskInfo 8.0.0

外付けHDDの状況が気になる場合は、Crystal Disk Infoというサードパーティの診断ソフトを利用するのがおすすめです。

これを利用すると外付けHDDの状況をひと目でチェックできます。

主な使い方は次の通りです。

Crystal Disk Infoの使い方
  1. 公式サイトからダウンロードしてインストールする
  2. Crystal Disk Infoを起動する
  3. 外付けHDDを選択する
  4. 状態をチェックする

具体的な操作方法を確認しておきましょう。

1公式サイトからダウンロードしてインストールする

Crystal Dew World

画像引用元:CrystalDiskInfo – Crystal Dew World

Crystal Disk InfoはCrystal Dew Worldというサイトで配布されています。

アクセスするとダウンロードと書かれたリンクがあるので、これをクリックしてダウンロードしてください。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストールします。

この流れは一般的なソフトウェアと同様なので迷うことはないでしょう。

2Crystal Disk Infoを起動する

CrystalDiskInfo 8.0.0

ダウンロードが完了したら実行ファイルをダブルクリックしてCrystal Disk Infoを起動してください。

起動するとすぐに上記のような画面が表示されるので、使いやすくなっています。

3外付けHDDを選択する

CrystalDiskInfo 8.0.0

ソフトを起動したら上部のリストからチェックしたいディスクを選択してください。

複数のディスクを接続している場合は間違えないように注意します。

4状態をチェックする

CrystalDiskInfo 8.0.0

ディスクを選択したら、状態表示と使用時間の項目をチェックしてください。

状態表示が「警告」になっている場合は故障リスクが高いため、速やかにバックアップをとって交換することをおすすめします。

使用時間は通電していた時間を示しています。

上記の場合は98,090時間(≒4,087日)です。

ここが極端に長い場合も故障リスクが高まるため、バックアップをこまめに取りましょう。

外付けHDDにも寿命があるのでこまめなバックアップは大切!

今回は外付けHDDの寿命と故障が疑われるときの対処法をみていきました。

外付けHDDにも内蔵HDDと同様に寿命があるので、以下のポイントを押さえて状態をチェックしてみてください。

外付けHDDの寿命
  • 「5年」が1つの目安になる
  • 使用状況や個体差によって大きく異なるため、異音やエラーに注意する
  • Crystal Disk Infoを利用して状況を確認するのもおすすめ
  • 不安がある場合は早めに交換しよう

もし、認識しないなどの故障が疑われる場合は以下の対処法を一通り試してみましょう。

故障が疑われる場合の対処法
  • 外付けHDDを別のPCに接続する
  • 外付けHDDを内蔵HDD化して認識するかどうかを確認する
  • デバイスドライバをリインストールする
  • データ復旧ソフトを利用する
  • 業者にデータ復旧を依頼する
  • 外付けHDDをフォーマットする
  • 外付けHDDを交換する

論理障害・物理障害のどちらが発生しているかによって適切な対処法が異なります。

しかし、見分けるのが難しいこともあるため、一通り順番に試すのがいいでしょう。

外付けHDDにトラブルはつきものなので、普段からバックアップを取ってデータ紛失に備えていきましょう!

ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

この記事を書いた人
Iris777
Iris777
スマートフォン・タブレット・PC・スマートウォッチなどガジェット好きライター。Android利用歴9年でEclair以降のバージョンは一通り利用。 日々進化し続けるガジェット類の最新情報をお届けします!他にもゲーム、アプリ、音楽関連記事も執筆中。

【週刊bitWave】(メルマガ)始めました!

登録はこちらからメールアドレスを入力してお申込みください。

ご登録いただいたメールアドレスは 【週刊bitWave】の更新情報の配信にのみ使用します。

個人情報の取扱いに関しては、「プライバシーポリシー」をご確認ください。解除はいつでもこちらから行うことが可能です。

あなたにおすすめ