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Face IDはiPhoneのロック解除等で使える便利な機能です。
画面を見るだけでロック解除ができる便利なFace IDですが、登録設定を正しく行っても認識できない場合もあります。
ここではFace IDの登録設定方法、Face IDなどの顔認証を搭載したおすすめ対応機種、正常に機能しない時の原因と対処法を解説します。
これを機にFace IDについて理解を深めていきましょう!
- ロック解除・購入時の認証・Appleへのサインイン時で活躍
- ID(アドレス)・パスワードなどの面倒な入力が省ける
- 認識確率は75%とほぼ確実
- Face IDを使用する際は、端末の向き・レンズに触れないようにする
- 登録設定時の顔であれば認証されやすい
- メガネなどをかけることが多いのであれば追加で登録設定しておく
- 対処法であるFace IDのリセットは最終手段として行う
画像引用元:Apple(日本)iPhone 11 Pro/Pro Max
Face IDとは?
画像引用元:iPhone や iPad Pro で Face ID を使う – Apple サポート
Face IDとは、Appleが開発した顔認証システムです。
- Face IDはApple製品で使える顔認証システム
- ロック解除・購入時の認証・Appleへのサインインで使える
- 認識確率は75%
Face IDは主にロック解除に使用されますが、購入時の認証やAppleへのサインイン時のときに使用できます。
本来であれば、ID(アドレス)・パスワードが必要になるところ、Face IDひとつで解決できてしまうので便利で重宝されています。
Face IDは、30,000以上の目に見えない赤外線ドットを顔に投射し登録されている顔と照合する仕様になっています。
高精密な赤外線カメラで撮影し、顔の凸凹などの深度情報で顔の3Dモデルを構築するので、登録されていない顔で解除はできません。
認識確率は75%とかなり高いのが特徴です。
噂では今後発売される新型iPhoneでは精度がアップするとの噂も。
Face IDの登録設定について解説!
画像引用元:iPhone XR – 仕様 – Apple(日本)
Face IDの設定方法について紹介してきます。
iPhoneシリーズの設定方法はどれも同じですが、Android端末の顔認証設定は各機種によって異なりますので、iPhoneでの設定方法を中心に紹介していきます。
Face IDの設定方法
画像引用元:iPhone や iPad Pro で Face ID を使う – Apple サポート
Face IDの設定方法は、以下のようになります。
手順に沿って行ってください。
1設定からFace IDとパスコードを選択
パスコードの入力画面が表示された場合は入力します。
2Face ID を設定をタップ
3デバイスを縦向きに持ち、本体の前に顔が来るようにして開始をタップ
4顔がフレームの中に収まるようにし、頭をゆっくりと、円を描くように動かす
頭を動かせない場合はアクセシビリティオプションをタップしてください。
51度目のFace ID のスキャンが終えたら続けるをタップ
6もう一度、円を描くように頭をゆっくりと動かし完了をタップ
Face IDの設定を行うときは、TrueDepthカメラや自分の顔がマスク等で覆われていないか注意してください。
何かの支障がある状態で行ってしまうと、正常に機能しなくなる原因になってしまいます。
Face IDは、メガネをかけていたりコンタクトレンズを着けていても機能するようになっていますので安心してください。
設定が完了すると、以下のような機能を使用することができます。
Face IDでiPhoneやiPad Proのロックを解除
画像引用元:iPhone や iPad Pro で Face ID を使う – Apple サポート
設定が完了すると、Face IDでiPhoneやiPad Proのロックを解除できます。
手順は以下のようになります。
1手前に傾けてスリープ解除するか、iPhoneまたはiPad Proをタップしてスリープ解除
2縦向きに持ち画面を覗き込こむ
iPad Proの場合は、横向きに持っても縦向きに持っても、かまいません。
3画面上の鍵のアイコンが施錠から開錠の状態になったら、画面の下部から上にスワイプしてロックを解除完了
解除の際、カメラレンズに手が覆われないように注意しましょう!
Face IDで購入時の認証をする
画像引用元:iPhone や iPad Pro で Face ID を使う – Apple サポート
次に、Face IDで購入時の認証をする手順です。
Apple Payでの買い物や、iTunes Store、App Store、Apple Booksのブックストアでの購入時の認証にもFace IDが使用できます。
ただし、設定でApple Pay設定をオンにしておくことと、クレジットカードを登録する必要があります。
手順は、以下のようになります。
1メインのカードを使う場合は、サイドボタンをダブルクリック
別のカードを使う場合は、サイドボタンをダブルクリックして、メインのカードをタップしてから、別のカードを選択します。
2iPhoneに視線を向けて、Face ID で認証させる
3iPhoneの上部を非接触型リーダー(店舗のリーダー)にかざす
4完了という文字とチェックマークが画面に表示されるまで待つ
この時もカメラレンズに障害物が入らないようにしましょう。
Face IDでサインインする
Face IDを使って、App(アプリ)にサインインしたり、SafariのWeb サイトでユーザ名(ID)やパスワードを自動入力したりすることができます。
ユーザ名(ID)やパスワードの入力は結構面倒なので、この機能は重宝するでしょう。
手順は、以下のようになります。
- App を開いて、サインインフィールド(ユーザ名(ID)やパスワードの入力画面)をタップ
- 確認画面が表示されたら、App(アプリ)にユーザ名やパスワードの使用を許可する
- iPhoneまたはiPadのカメラに視線を向けて認証させサインイン
Face IDを認証させることはとても簡単で一瞬です。
Face ID対応のおすすめiPhoneは?
画像引用元:iPhone 11 – Apple(日本)
次に、Face IDに対応しているおすすめ機種を紹介していきます。
現在Face IDを搭載しているiPhone端末は、以下の機種になります。
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- iPhone Ⅹ
iPhone 11 Pro
画像引用元:iPhone – モデルを比較する – Apple(日本)
iPhone 11 ProはFace IDが搭載された最新のiPhoneシリーズです。
と言っても、従来のFace IDとさほど大差はありません。(OSの部分では性能が向上しています)
iPhone 11 Proはトリプルレンズが特徴的なiPhoneで、ディスプレイやチップなど基本スペックが非常に高いです。
機種代金は決して安いとは言えませんが、いま購入するなら最もおすすめなiPhoneです。
Androidの顔認証が使えるおすすめスマホは?
Face IDは前述した通り、Apple製品にのみ搭載された機能です。
しかし、Androidでも顔認証ができる機種は多く発売されているので、ここではその中からおすすめを見ていきましょう。
- HUAWEI P30 Pro HW-02L
- Galaxy Note10+
HUAWEI P30 Pro HW-02L
画像引用元:HUAWEI P30 Pro HW-02L | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
AndroidにおいてFace IDに対応するのは顔認証システムです。
Androidで顔認証システムに対応しているおすすめ機種は、HUAWEI P30 Pro HW-02Lでしょう。
HUAWEI P30 Proは、HUAWEIで顔認証システムに対応している機種の最新機種になります。
また、顔認証システムも搭載されていますが指紋認証も可能です。
親しみがある指紋認証も搭載されている端末を選ぶのであれば、HUAWEI P30 Pro HW-02Lですね。
Galaxy Note10+
画像引用元:Galaxy Note10+進化のポイントまとめ&比較! | Explore – Galaxy Mobile Japan 公式サイト
端末に搭載されているSペンでディスプレイを操作ができるGalaxyシリーズに最新機種のGalaxy Note10+。
この機種も顔認証システムが搭載されています。
また、最新機種ということもありカメラ機能が向上しているので、顔認証システムの性能も上がっています。
Galaxy Note10+も顔認証システムだけでなく、指紋認証も搭載されています。
最新スマホおすすめランキング|人気のiPhone/Androidまとめ【2021年】Face IDが正常に認識されない原因は?
稀にFace IDが正常に機能しなくなる場合があります。
なぜうまく機能しなくなってしまうのか、Face IDの機能に基づいて原因をみていきましょう。
主な原因は以下のような事柄が挙げられます。
- マスクやメガネが原因に
- 登録設定がしっかり行われていない
- TrueDepth(トゥルーデプス)カメラがうまく機能していない
- 端末の角度が良くない
これらのことが主な原因になります。
次のセクションでは、Face IDが機能しなくなる原因を踏まえて対処法を紹介・解説していきます。
Face IDが正常に認識されない時の対処法
Face IDが正常に認識されない原因が理解できましたら、次にこれらの対処法をみていきましょう。
大半の問題が以下の対処法で良くなるので、Face IDの調子が良くない場合は試してみてください。
Face IDの設定を確認する
画像引用元:iPhone や iPad Pro で Face ID が機能しない場合 – Apple サポート
まず、最初に行う対処法はFace IDの登録設定を確認することです。
何らかの誤作動でFace ID設定が変更されてしまっている可能性があります。
ですので、Face ID設定画面にいき使用する項目がオンになっているかみてください。
上の写真のように、左部分に表示されているアイコンが緑色になっていればオン状態です。
TrueDepth(トゥルーデプス)カメラが何かで覆われていないか確かめる
画像引用元:iPhone や iPad Pro で Face ID が機能しない場合 – Apple サポート
iPhoneには、ディスプレイ画面側にTrueDepthカメラという2つのレンズが搭載されています。
この2つのレンズでFace ID機能を行っています。
ですので、このレンズにホコリなどのゴミが付着していると、正常に機能しない場合があります。
顔が何かで覆われていないか確かめる
Face ID機能は、75%の認証確率です。
ですので、必ず認証されるわけではありません。
また、登録設定を行なった状態と異なる状態でFace IDを行った場合では、必然的に認証確率は低くなってしまいます。
例えば、素顔で登録設定を行いメガネでFace IDを使用する時などです。
このような場合は、素顔の状態とメガネの状態の2パターンを追加で登録設定を行うことをおすすめします。
TrueDepth(トゥルーデプス)カメラに顔を向けているか確認する
画像引用元:iPhone – Apple サポート 公式サイト
端末に搭載されているTrueDepth(トゥルーデプス)カメラにちゃんと顔が向けられているか確認しましょう。
しっかりと正面から向き合うと認証確率は上がります。
注意しなくてはいけないのが、端末の向きです。
縦向きで端末を持ち顔に向かい合わせ適度な距離を保つのが、基本の操作方法になります。
Face IDをリセットする
それでもうまくいかない場合は、最終手段としてFace IDをリセットしましょう。
リセットが完了したら、再びFace IDの登録設定を行いましょう。
Face IDをリセットは、以下の手順に沿って行ってください。
1設定からFace IDとパスコードを選択
2Face IDをリセットをタップ
3Face IDを設定をタップして、もう一度設定
この対処法で改善されない場合は、TrueDepth(トゥルーデプス)カメラもしくは、カメラレンズに傷・ひび割れが考えられます。
その場合は、修理に出すことをおすすめします。
Face IDを使いこなして快適なスマホライフを!
ここまで、Face IDの登録設定方法やおすすめ対応機種、正常に機能しなくなる原因と対処法について紹介・解説してきました。
今回の内容をまとめると以下のようになります。
- ロック解除・購入時の認証・Appleへのサインイン時で活躍
- ID(アドレス)・パスワードなどの面倒な入力が省ける
- 認識確率は75%とほぼ確実
- Face IDを使用する際は、端末の向き・レンズに触れないようにする
- 登録設定時の顔であれば認証されやすい
- メガネなどをかけることが多いのであれば追加で登録設定しておく
- 対処法であるFace IDのリセットは最終手段として行う
Face ID機能は、まだまだ使いやすさが向上する伸びしろありの機能です。
スマホロック解除は様々な入力事項があり正直とても面倒です。
その面倒な作業をカメラレンズに顔を向けるだけで解決できるのはとても便利です。
ひとつだけ改善して欲しい点を挙げるならば、マスクをしていても解除できるとなお便利ですね。