
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
ガラケーは現在、多くのキャリアで新規受付を終了していて、ガラホにするかスマホにするかの選択を迫られている方も多いかと思います。
今回はドコモ・au・ソフトバンクのガラホ料金プランを比較し、スマホとどちらがおすすめかを見ていきたいと思います。
- 最安値の料金プランならどのキャリアも2,000円以下で利用することができる
- ネットをスマホと同じレベルで使おうとすると料金はかなり高くなる
- ネットをたくさん使いたい&動画を観たいということならスマホを選ぶべき
- ガラホはあくまでスマホが苦手な人やライトユーザーの人に向いている機種
意外とガラホが一概に安いとも言えないので、この記事を参考に自分にぴったりな方をお選びください。
キャリアのガラホ料金プランを比較
画像引用元:P-smart ケータイ P-01J | 製品 | NTTドコモ
見た目はガラケーですが、中身はスマホと同じであるガラホは、単純に考えればガラケーよりもガラホ向けの料金プランの方が高いと思いますよね。
では、実際にガラホの料金プランは一体どのくらいの金額なのでしょうか。
この章では、各キャリアのガラホの料金プランについて解説していきます。
複数あるガラホの料金プランも紹介するので、是非チェックしてみてください。
ドコモのガラホの料金プラン
まず、ドコモのガラホの料金プランについて解説します。
ドコモのガラホの料金プランは定期契約の有無だけの、非常にシンプルなものでした。
まさに、最低限のデータ通信量と通話プランが含まれているもので、希望であれば時間に応じて通話が無料になる、通話定額をつけることができます。
ケータイプラン(月額1,200円)
ドコモのガラホの料金プランは、100MBまで使い放題となっています。
項目 | 月額料金 | 解約金 |
---|---|---|
定期契約なし | 1,370円 | なし |
定期契約あり | 1,200円 | 1,000円 |
そのままでも家族間通話は無料となっており、通常の国内通話は30秒20円となります。
無制限の国内通話かけ放題は1,700円、5分間の国内通話かけ放題は700円のオプション料金が発生します。
また、dカードお支払い割というものがあり、利用料金の支払いをdカード払いに設定すると、2年定期契約と同じ月額料金となります。
項目 | dカードお支払割 |
---|---|
割引額 | 170円 |
割引適用後の月額料金 | 1,200円 |
auのガラホの料金プラン
auのガラホの料金プランは、3キャリアのガラホの料金プランの中でも1番種類が豊富でした。
通話プランに別途データプランを組み合わせて利用するものとなっています。
通話プランもデータプランも非常に種類が豊富なので、是非チェックしてみてください。
auのガラホ向け通話プラン(月額998円〜2,200円)
まず、auのガラホ向け通話プランについて解説します。
項目 | 料金 | 内容 |
---|---|---|
ケータイシンプル プラン | 1,200円 | ■データ容量:100MB ■20円/30秒の国内通話料 |
ケータイカケホ プラン | 2,980円 | ■データ容量:1GB ■国内通話が24時間かけ放題 |
VKプランS(N) | 998円 | ■ダブル定額(ケータイ)の通信料金 ■1,100円分の無料通話付き |
VKプランM(N) | 1,620円 | ■ダブル定額(ケータイ)の通信料金 ■2,600円分の無料通話付き |
auのガラホ向け通話プランは4種類あります。
基本的にほとんどの人がケータイシンプルプランまたはケータイカケホプランのいずれかを選ぶでしょう。
しかし、VKプランS(N)の方が料金が安いので、最低限で問題ないという人は、時間帯によってau同士の通話が無料になるVKプランS(N)がおすすめです。
auのガラホ向けデータプラン
auのガラホ向けデータプランは1種類のみです。
ガラホで月に1GB以上使いたい方は下記プランが含まれているものを選びましょう。
ダブル定額(ケータイ)(月額500円〜4,200円)
ダブル定額(ケータイ)は従量制のプランです。
10MBまで500円で使うことができます。
10MBを超えると0.02円/KBが500円に加算され、190.6MBの時点で4,200円になります。
ただし、2GBを超えるとその月末まで、最大速度が128kbsの通信速度制限がかけられてしまいます。
ソフトバンクのガラホの料金プラン
次に、ソフトバンクのガラホの料金プランについて解説します。
ソフトバンクのガラホの料金プランも、auのガラホの料金プランと同様に通話プランとデータプランを組み合わせて使うものとなっています。
データプランに関しては、ガラホ専用のデータプランだけでなく、スマホのデータプランを使うことができるのがソフトバンクのガラホの料金プランの特徴です。
基本プラン(音声)(月額980円)
基本プラン(音声)は月額980円で、家族間の通話が無料になります。
家族以外の通話に関しては、30秒あたり20円発生します。
通話定額を利用したい場合は、無制限の国内通話かけ放題で1,500円、5分間の国内通話かけ放題で500円のオプション料金が発生します。
ソフトバンクのガラホ向けデータプラン
ソフトバンクのガラホ向けデータプランは2種類あります。
- データ100MBプラン(ケータイ)(月額300円)
- データ1GBプラン(ケータイ)(月額1,500円)
100MBまたは1GBのどちらかを選ぶことができます。
100MBであれば月額300円で利用できるので、ドコモのケータイプランとそこまで変わりません。
ソフトバンクのガラホはスマホの料金プランも使える
また、ソフトバンクのガラホではスマホの料金プランを利用することもできます。
こちらも、基本プラン(音声)の月額980円と組み合わせて利用します。
データプランミニ(月額3,000円〜7,500円)
データプランミニは、スマホの料金プランであるミニモンスターのプランとなります。
従量制であり、2GBから50GBまで使うことができます。
データプラン50GB+(月額6,500円)
データプラン50GB+は、スマホの料金プランであるウルトラギガモンスター+のことです。
ウルトラギガモンスター+は50GBを毎月使うことができ、LINEやTwitter、YouTubeなどのアプリの通信量がノーカウントになります。
また、学習アプリであるスタディサプリの通信量もノーカウントとなります。
ガラケー向けの料金プランはどのキャリアも現在取り扱っていない
ガラホの料金プランを調べた後にガラケー向けの料金プランを調べてみましたが、ガラケー向けの料金プランは現在どのキャリアも取り扱っていません。
auはまだ表記がありましたが既に受付終了となっており、2022年3月末でサービスが終了します。
そのため、ガラケーの料金プランとの比較はできませんでした。
- ドコモのガラホ向け料金プランは1種類のみで非常にシンプル
- auは音声とデータプランを組み合わせる必要があり種類も豊富
- ソフトバンクはガラホ向けの料金プランだけでなくスマホの料金プランも使える
- ガラケー向けの料金プランはない
キャリアのスマホの料金プランはいくら?
次に、キャリアのスマホの料金プランについて解説します。
前章ではガラホの料金プランについて解説しましたが、やはり最安値だけ比較するとガラホの方が圧倒的に料金が安いことがわかります。
しかし一方で、ガラホでデータ通信量をたくさん利用すると、スマホの料金プランと同等またはそれ以上に割高になる可能性もあることがわかりました。
- ドコモ:2,980円〜6,980円
- au:2,980円〜7,880円
- ソフトバンク:3000円〜7,500円
ドコモのスマホの料金プラン
まず、ドコモのスマホの料金プランについて詳しく解説します。
ドコモのスマホの料金プランは2種類のみとなっており、通話プランとデータプランが最初から含まれてる状態の料金となります。
通話に関しては30秒あたり20円で、
- 時間無制限の国内通話かけ放題にしたい場合は1,700円
- 5分間の国内通話かけ放題の場合は700円
のオプション料金がかかります。
ギガライト(月額2,980円〜5,980円)
ギガライトは従量制のプランであり、1GB〜7GBまで利用することができます。
上限額は5,980円であり、7GBまで使い放題です。
ギガホ(月額6,980円)
ギガホは、月額6,980円で30GBまで利用することができる定額プランです。
毎月たくさんデータ通信量を使う人はギガホがおすすめです。
さらに、家族回線の有無、dカードで支払いをするか、2年契約にするかなどもっとお得に契約できる可能性があります。
auのスマホの料金プラン
次に、auのスマホの料金プランについて解説します。
auのスマホの料金プランも、通話とデータがセットになっています。
通話に関しては30秒20円ですが、
- 無制限の国内通話かけ放題にしたい場合は1,700円
- 5分間の国内通話かけ放題にしたい場合は700円
のオプション料金が発生します。
新auピタットプランN(月額2,980円〜5,980円)
新auピタットプランNは、auの従量制プランです。
1GB〜7GBまで使うことができ、1GB2,980円で使うことができます。
auスマートバリューなどの割引と組み合わせることによって、最安値1,980円で使うことができます。
auフラットプラン7プラスN(月額5,480円)
auフラットプラン7プラスNは、7GBの定額制プランです。
さらに、TwitterやInstagram、Facebookなどのアプリの通信量がノーカウントとなるので、SNSアプリをたくさん利用する人にぴったりのプランです。
auデータMAXプラン Netflixパック(月額7,880円)
auデータMAXプラン Netflixパックはデータ上限なしで利用できる定額制プランです。
Netflixも観ることができるので、動画を視聴することが多い人におすすめのプランです。
ソフトバンクのスマホの料金プラン
次に、ソフトバンクのスマホの料金プランについて解説します。
ソフトバンクのスマホの料金プランは、980円の基本プラン(音声)とデータプランを組み合わせて利用します。
これはガラホと同じですね。
無制限の国内通話かけ放題の場合は1,500円、5分間の国内通話かけ放題の場合は500円のオプション料金がかかります。
これもガラホの料金プランと全く同じです。
ミニモンスター(月額3000円〜7,500円)
ミニモンスターは、ソフトバンクの従量制プランです。
1GBから50GBまで使うことができ、最安値3,000円で上限額は7,500円です。
この料金に、基本プラン(音声)の料金が上乗せされます。
ウルトラギガモンスター+(月額6,500円)
ウルトラギガモンスター+は、50GBの定額制プランです。
50GBの大容量に加えて、SNSアプリや動画アプリの通信量がノーカウントとなります。YouTubeやTwitterをよく利用する人に最適なプランです。
50GBのデータ通信量を使えるので、3Dグラフィックの綺麗なスマホゲームのプレイにもおすすめです。
また、スタディサプリと呼ばれる講師の解説が聞ける学習アプリの通信量もノーカウントとなるので、学生の利用にもおすすめのプランです。
- どのキャリアも大体従量制または定額制を選ぶのが特徴
- ドコモの料金プランがとてもシンプル
- auやソフトバンクには特定のアプリの通信量がノーカウントになる料金プランもある
- ガラホの料金プランと比べるとやはり割高
ガラホはスマホよりもコスパが良いのか比較してみた
次に、これまで解説してきたガラホの料金プランとスマホの料金プランを比較し、ガラホの料金プランの方がコスパが良いのかどうか検証してみました。
結論を言うと、最低限の利用であればガラホの方が圧倒的にコスパが高いと思われます。
しかし一方で、スマホと同じレベルでネットをガラホで使おうとすると、非常に料金が高くなります。
- 通信をたくさんするならスマホ
- 最低限しか使わない場合はガラホも検討
- ソフトバンクのスマホプランをガラホで使うメリットはない
- スマホが苦手orライトユーザーならガラホ
スマホと同じレベルで使おうと考えるとガラホのコスパは良くない
スマホと同じレベルでネットを使おうとすると、ガラホは料金が一気に高くなってしまいます。
auの従量制プランはMAX4,200円になりますし、定額制プランも最安値2,900円とスマホの料金プランとそこまで変わりません。
ソフトバンクに関してはスマホと同じ料金プランを使うこともできます。しかし、ガラホの狭い画面で動画を観たりするのも不便です。
スマホと同じようにネットを使いたいなら、スマホを選ぶ方が良いでしょう。
最低限しか使わない場合はかなりリーズナブル
一方で、通話のみなど最低限使う分にはかなりリーズナブルです。
そのため、Web検索機能やSNSを使わないライトユーザーの方におすすめです。
通話専用のサブ端末として使うのも、維持費が安いので適しているでしょう。
ソフトバンクはスマホの料金プランで使うこともできるがメリットはほぼない
ソフトバンクではガラホをスマホの料金プランで使うこともできますが、メリットはほぼありません。
ガラホの画面は小さく、スマホのようにアプリを好きなだけダウンロードしたりスマホゲームをプレイすることもできません。
そのため、スマホの料金プランを使う必要があるほどネットを使うのなら、それこそスマホにするべきです。
スマホが苦手orライトユーザーにぴったり
ガラホは、スマホの操作が不安であったり、苦手意識を持っている人や、スマホをほとんど使わないようなライトユーザーの人にぴったりです。
料金を安くするためとはいえ、スマホをこれまで普通に使ってきた人がいきなりガラホにするのは不便に感じると思います。
また、スマホを使っていた時と同じようにガラホを使うと、料金も割高になってしまうのでおすすめできません。
ガラホはスマホをたくさん使う人には不向き!
最後に、ガラホとスマホの料金プランを比較してみた結果についてまとめます。
- スマホと同じレベルでガラホを使おうとすればコスパは悪くなる
- 最低限しか使わない場合、ガラホはかなりリーズナブル
- スマホの料金プランを使えるキャリアもあるがあまりメリットはない
- ガラホはスマホが苦手な人やライトユーザーにおすすめ
ガラホの料金プランは、最低限の利用であればかなりリーズナブルに利用することができます。
しかし一方で、スマホと同じように使おうとすると、スマホよりも割高になる可能性が非常に高いです。
スマホと同じようにガラホを使うことはそこまでないと思いますが、ネットをたくさん使いたいという場合はスマホを選ぶべきでしょう。
ガラホはスマホを使うことに不安がある人や通話専用等でサブ端末が欲しい人、スマホを使わなさすぎて持て余してしまうようなライトユーザーにおすすめです。
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