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「フレッツ光」は光回線を代表するサービスとして知られています。
さてフレッツ光にはどのようなサービスと魅力があるのでしょうか?
今回は、フレッツ光について料金やメリット・デメリット、申し込み方法も解説します。
フレッツ光が気になっているという人はぜひ参考にしてくださいね。
ポイントは下記の通りです。
- フレッツ光とはNTTが提供するインターネットサービス
- 回線速度が速い・データ量無制限といったメリットがある
- 利用開始に工事が必要などのデメリットもある
- サービス提供エリアかどうか事前に要確認
- プロバイダとも契約する必要がある
- 料金体系は東日本と西日本で異なる
画像引用元:NTT西日本|フレッツ光
フレッツ光とは
画像引用元:フレッツ光公式 _ NTT東日本 _ 光回線のインターネット接続ならFLET’S光
フレッツ光とは、NTTが提供する光回線を使ったインターネットサービスです。
ほとんどの場合、インターネットには光回線とADSL回線のどちらかが使われます。
光回線とADSL回線の違いは?
光回線とADSL回線は特徴が大きく異なります。
光回線の大きな特徴は、下記の3点です。
- 光ケーブルで通信する
- 工事が必要
- 速度が速い
光回線は、光ファイバーという特殊なケーブルを使って通信を行います。
そのため光回線を家で使う場合、光ケーブルを通すための工事が必要なことがあります。
また光回線は通信速度が速く、ADSLと比較すると約50倍高速です。
最近はインターネットで映画や動画を視聴する方が増えているので、通信速度は重要なポイントと言えます。
光回線と比較した場合のADSL回線の特徴は下記の通りです。
- 電話回線で通信する
- 工事が不要
- 光回線に比べて速度が遅い
ADSL回線では、電話回線を使ってインターネットに接続します。
固定電話の回線があれば、工事不要で利用できることが多いです。
ただデメリットとしては光回線よりノイズを受けやすく、光回線より速度が遅いことが挙げられます。
メールのやり取りくらいであれば気にならないと思いますが、動画の視聴等では光回線に比べると質が落ちてしまいます。
ただ、その分月額料金が安い点はADSLの魅力です。
ADSLは2024年に終了予定!?
「安いならADSLでもいいかも」と感じた人もいるかもしれません。
しかし、ADSLはすでに新規受付が終了しています。
更に、2024年には完全終了を予定しているので、これから候補に入れるということはできません。
今現在ADSL回線を利用している方は、新たなインターネット回線の検討が必要です。
光回線のメリット
光回線とADSL回線を比較し、その特徴を見てきました。
ここでは光回線にどのようなメリットがあるのか、改めて見ていくことにします。
- 回線速度が速い
- データ量の制限がない
- 速度が安定している
- ルーターの接続ができる
それぞれ詳しく解説します。
回線速度が速い
光回線は速度の面で大きなメリットがあります。
前項でも紹介しましたが、ADSLに比べると約50倍の速度でインターネットが利用できます。
インターネットの速度には、「上り」と「下り」があります。
前者はテキストや画像、動画の投稿、後者はアプリのダウンロードや動画の視聴に大きく影響する速度です。
光回線を利用する場合、上り下りともに最大1Gbpsほどの速度を出すことができます。
高画質動画の視聴やオンラインゲームに必要な速度が100Mbps程度といわれていますので、とても速いことがわかります。
申し込みプランによって最大速度は異なりますが、光回線であれば基本的にストレスなくインターネットができるでしょう。
データ量の制限がない
光回線にはデータ量の制限がありません。
ポケットタイプのWi-Fiやスマホだと、「月〇GBを超えたら通信速度制限がかかる」という制約があります。
もし制限がかかったら、動画は見れないくらい遅くなりますし、制限解除のためにはプラス料金を払う必要があるのです。
そのため、スマホを使っている人のほとんどは、ある程度データ量を気にしながら毎月過ごしているはずです。
しかし、光回線はそのような制限がないため、極端に言えばどれだけ使っても金額がプラスになることはありません。
データ量を気にせず思う存分映画を見たり、ゲームをしたりできるので、ストレスなくスマホやパソコンを楽しめます。
速度が安定している
光回線には、速度が安定しているというメリットもあります。
速度が安定していないと、時間帯によってネットにつながりにくくなってしまいます。
例えば映画などを見ている途中に「接続中」と表示され、画面が止まってしあうこともあるでしょう。
しかし、光回線の場合は速度のばらつきなく利用できます。
ルーターの接続ができる
光回線の場合、Wi-Fiルーターという機器を使って無線でインターネットができます。
もともとインターネットをするときには、ケーブルとパソコンを直接有線でつなぐのが主流でした。
しかし最近はWi-Fiルーターを挟んで無線で接続するのが主流となっています。
無線になるとケーブルのわずらわしさがなくなるのはもちろん、さまざまな機器を同時接続できます。
例えばパソコン・スマホ・ゲーム機・プリンター・テレビなどでインターネットを同時に使えるようになるのです。
光回線はデータ量の制限がないので、Wi-Fiルーターがひとつあるだけで生活が一気に便利になるでしょう。
光回線のデメリットはある?
光回線には、メリットだけではなくデメリットもあります。
ここから紹介するデメリットについてもしっかり押さえておきましょう。
代表的なデメリットは下記の通りです。
- 工事をする必要がある
- 戸建てとマンションで料金が変わる
- 途中解約で解約金がかかる
- 使えるまでに時間がかかる
詳しく説明していきます。
工事をする必要がある
光回線にする場合、基本的に工事が必須です。
工事をするとなると、業者と日程の打ち合わせをしなければなりません。
タイミングが合わなければ時間がかかってしまいます。
また、立ち合い必須の工事になる場合もあります。
人によっては自宅に業者をあげたくないという人もいるでしょう。
戸建てとマンションで料金が変わる
光回線の場合、戸建てとマンションでプランが異なり、料金が変わります。
多くの場合、戸建ての方がマンションタイプよりも月額料金が高額になるでしょう。
居住形態によって料金が変わるという点に不満を感じる人もいるかもしれません。
途中解約で解約金がかかる
料金関連では、解約金のデメリットもあります。
光回線のプランの多くは2年契約など契約期間の縛りがあり、途中解約すると解約金がかかります。
引っ越しなどのタイミングによっては解約金を払わざるを得ない可能性もあるのです。
契約時に必ずチェックしておきましょう。
使えるまでに時間がかかる
光回線は、工事の予約をとってから実際に使えるまでに数週間かかります。
さらに、引っ越しが多い時期は予約が取りづらくなり、想像以上に時間がかかることもあるでしょう。
「新居ですぐに使えないと困る!」という人は、工事なしで使えるポケットWi-Fiのおすすめをまとめて紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。
フレッツ光の提供エリアは?
フレッツ光は提供エリアが決まっています。
提供エリアを知りたい場合、公式ホームページに郵便番号を入力することでエリア内かどうかの確認が可能です。
NTT東日本もしくはNTT西日本(利用したいエリアの管轄で選択する)のフレッツ光公式サイトを開き、確認しましょう。
もしエリア外だった場合は、フレッツ光を利用することはできません。
別のインターネットサービスを探す必要があります。
フレッツ光を利用するにはプロバイダとの契約も必要
フレッツ光を契約してインターネットをする場合、フレッツ光だけでなく、プロバイダとも契約する必要があります。
「プロバイダ」という言葉はよく使っているものの、「プロバイダとは何か」と問われるとよくわからないという人もいるでしょう。
ここではプロバイダについて見ていくことにします。
プロバイダとは?
プロバイダというのは、フレッツ光などの回線とインターネットをつなぐ事業者のことです。
インターネットをするにはプロバイダは必須です。
フレッツ光などの回線業者+プロバイダの契約をすることで、初めてインターネットにつなぐことができるのです。
フレッツ光で対応しているプロバイダ
プロバイダには多くの事業者があります。
フレッツ光を利用する場合、有名どころのプロバイダであれば回線とセットの申し込みもでき、お得です。
どんなプロバイダがあるのか、一部を見てみましょう。
- OCN
- ぷらら
- BIGLOBE
- @nifty
- BBエキサイト
- So-net
プロバイダによって、プロバイダ料という月額料金や、サービス内容が異なります。
また、契約したい地域によって利用できるプロバイダが異なります。
まずはフレッツ光の公式サイトから、自分の地域で利用可能なプロバイダをチェックしましょう。
フレッツ光の料金
フレッツ光を契約をした場合、実際の料金はどれくらいかかるのでしょうか?
ここからはフレッツ光の主なプランについて紹介していきます。
フレッツ光の主なプランは下記の通りです。
- フレッツ光クロス
- フレッツ光ネクスト
- フレッツ光ライト
NTT東日本・NTT西日本で違いがありますので、両者で分けて紹介します。
金額は概算です。
契約状況に応じて変わるのであくまで参考にとどめてください。
NTT東日本の場合
まずはNTT東日本のプランから見ていくことにします。
NTT東日本の管轄エリアは下記の通りです。
下記のエリアに該当する場合はNTT東日本のプラン内容を参考にしてください。
- 北海道
- 青森県
- 岩手県
- 秋田県
- 山形県
- 宮城県
- 新潟県
- 福島県
- 長野県
- 群馬県
- 栃木県
- 茨城県
- 埼玉県
- 山梨県
- 東京都
- 神奈川県
- 千葉県
それでは各プランについて見ていきましょう。
フレッツ光クロス
フレッツ光クロスの月額利用料金は下記の通りです。
フレッツ光クロスの月額利用料金
フレッツ光の全プラン中、最も速度が速いプランです。
その速度はなんと上り下り最大10Gbps!超高速でインターネットが可能です。
2020年4月にスタートしたばかりで、2020年5月現在、東京都の一部地域でしか利用ができません。
今後エリアが拡がっていくと考えられますが、現状では申し込みできる人はかなり限られます。
フレッツ光ネクスト
続いてフレッツ光ネクストについて見ていきましょう。
月額利用料金は下記の通りです。
- 戸建て…6,270円+プロバイダ料金
- 集合住宅…3,685~4,785円+プロバイダ料金
速度は上り下り1Gbpsと、普通に使う分には全くストレスを感じないレベルの速さです。
使い放題なので、データ量も速度も気にせず楽しめます。
フレッツ光ライト
最後にフレッツ光ライトについて見てみます。
月額利用料金は下記の通りです。
- 戸建て…3,080~6,380円+プロバイダ料金
- 集合住宅…2,200~4,730円+プロバイダ料金
上り下りの速度が最大100Mbpsのプランです。
戸建てプランはデータ量200MBまでは3,080円で利用可能です。
それ以上使った場合は従量課金制となり、1,200MB以上使った場合は6,380円の定額になります。
集合住宅の場合、200MBまでは2,200円で利用可能です。
それ以上使った場合は従量課金制となり、970MB以上使った場合は4,730円の定額になります。
段階性なので、使わない月は安く済ませることができるのです。
NTT西日本の場合
NTT西日本のプランを見てみましょう。
プラン名はNTT東日本と同じですが、微妙に仕組みや料金が異なります。
NTT西日本の管轄エリアは下記の通りです。
- 富山県
- 石川県
- 岐阜県
- 福井県
- 滋賀県
- 静岡県
- 愛知県
- 三重県
- 京都府
- 奈良県
- 大阪府
- 和歌山県
- 兵庫県
- 鳥取県
- 岡山県
- 島根県
- 広島県
- 山口県
- 四国
- 九州
- 沖縄県
それではNTT西日本のプラン料金を見ていきましょう。
フレッツ光クロス
フレッツ光クロスの月額利用料金は下記の通りです。
フレッツ光クロスの月額利用料金
NTT西日本でもフレッツ光クロスが始まっていますが、ほとんどの地域が未対応です。
2020年5月現在では、大阪市と名古屋市で利用ができます。
東日本のプラン同様、超高速通信ができるので、データ通信が多い人におすすめのプランです。
フレッツ光ネクスト
続いてフレッツ光ネクストについて見てみましょう。
月額利用料金は下記の通りです。
- 戸建て…4,730円+プロバイダ料金
- 集合住宅…3,135~4,345円+プロバイダ料金
速度は上り下りともに最大1Gbpsのプランです。
速度が速く安定しているので、人気があります。
フレッツ光ライト
最後にフレッツ光ライトを見てみましょう。
月額利用料金は下記の通りです。
- 戸建て…3,520~6,600円+プロバイダ料金
- 集合住宅…2,860~5,940円+プロバイダ料金
戸建てプランはデータ量320MBまでは3,520円で利用可能です。
それ以上使った場合は従量課金制となり、1,320MB以上使った場合は6,600円の定額になります。
集合住宅の場合、320MBまでは2,860円で利用可能です。
それ以上使った場合は従量課金制となり、1,110MB以上使った場合は5,940円の定額になります。
フレッツ光の申し込み方法
ここまで読んで、フレッツ光を実際に利用したいと考えた人もいるかもしれません。
それではフレッツ光に申し込みたい場合、どのような手順で手続きをすればいいのでしょうか?
ここでは申し込み方法や解約方法について解説します。
フレッツ光を申し込むときは?
フレッツ光に申し込みたい場合、まず使いたい場所が利用可能なエリアかどうかを公式サイトで確認しましょう。
問題なく使えるようであれば、以下のいずれかの方法で申し込みをします。
- NTT東日本・NTT西日本の公式サイトから
- NTT東日本・NTT西日本のコールセンターから
- プロバイダの公式サイトから
- 代理店のサイトから
- 家電量販店の店頭から
NTT東日本・NTT西日本の公式サイトやコールセンターから申し込むのが一般的でしょう。
ただし、プロバイダや代理店、家電量販店から申し込むと特典が受けられる場合があります。
ある程度プロバイダが絞られていれば、プロバイダの公式サイトをチェックして、特典がないかチェックしてみましょう!
代理店や家電量販店は、タイミングによって特典があったりなかったりするので、こちらも事前に調べておく価値があります。
いろいろな申し込み手段があるので、一番お得で安心して申し込みできるところを見つけてくださいね!
フレッツ光を解約するときは?
フレッツ光の解約は、コールセンターで受け付けられます。
コールセンターの電話番号はNTT東日本・西日本で共通しています。
コールセンターの電話番号
タイミングによっては解約金が発生する可能性があります。
解約する予定がはっきりしている人は早めに連絡をして、解約金がかかる期間や料金を確認しておきましょう。
フレッツ光以外の光回線もチェックして自分に合うものを探そう
今回はフレッツ光について見てきました。
ポイントは下記の通りです。
- フレッツ光とはNTTが提供するインターネットサービス
- 回線速度が速い・データ量無制限といったメリットがある
- 利用開始に工事が必要などのデメリットもある
- サービス提供エリアかどうか事前に要確認
- プロバイダとも契約する必要がある
- 料金体系は東日本と西日本で異なる
フレッツ光を魅力的に感じた人もいるのではないでしょうか。
しかし、フレッツ光以外にも固定回線としておすすめの光回線があります。
それぞれ速度やエリア、金額等の特徴が異なります。
携帯キャリアであれば、携帯の支払いと一緒にすることで割引を受けることもできます。
ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!