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Galaxy Noteシリーズの最新作であるGalaxy Note 10/10+が発売されました。
今回、Galaxy Note 10+(グローバル版)を購入したので実機レビューを紹介します。
基本スペック・Sペン・カメラなどさまざまな面で進化した最高峰のスマホなので、ハイエンドスマホを探している人は必見です!
それでは早速、Galaxy Note 10+を利用してわかったポイントを詳しくチェックしていきます。
トップ画像引用元:Galaxy Note10 & Note10+ – Official Samsung Galaxy Site
Galaxy Note 10+のスペックを簡単に紹介
画像引用元:Design | Galaxy Note10 & Note10+ – Official Samsung Galaxy Site
最初に、Galaxy Note 10+のスペックを簡単にみておきます。
基本スペックは以下の通りです。
機種名 | Galaxy Note 10+ |
---|---|
SoC | Exynos 9825 |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
OS | Android 9.0(Pie) |
ディスプレイ解像度 | 3,040 x 1,440 |
ディスプレイサイズ | 6.8インチ |
バッテリー容量 | 4,300 mAh |
アウトカメラ | 12MP(望遠) 12MP(広角) 16MP(超広角) 被写界深度測定レンズ ※クアッドレンズ構成 |
インカメラ | 10MP |
本体サイズ(mm) | 162.3 x 77.2 x 7.9 |
価格 | 832.5 GBP(約116,500 JPY) |
こうしてチェックしてみると、Galaxy Note 10+は2019年最高峰のスマホといえるでしょう!
今後数年は問題なく使えそうなので、ハイエンドスマホが欲しい人だけでなく1台のスマホを長期間利用したい人にもオススメです。
Galaxy Note10+のドコモとauの価格は?
画像引用元:デザイン | Galaxy Note10+ | スマートフォン – Galaxy Mobile Japan 公式サイト
Galaxy Note 10+は日本ではドコモとauから絶賛発売中です。
Galaxy Note10+の価格
Galaxy Note10+ | ドコモ | au |
---|---|---|
本体価格 | 121,176 円 | 118,800 円 |
割引適用 | 80,784 円 | 59,400 円 |
月々の支払い | 3,366円×24回 | 2,475円 ×24回 |
購入 | ドコモオンラインショップ |
それぞれの価格は上記の通り。
両方とも24回払いと仮定した場合です。
Galaxy Note 10+実機レビュー!
画像引用元:Design | Galaxy Note10 & Note10+ – Official Samsung Galaxy Site
それではGalaxy Note 10+の実機レビューを紹介します。
スペックやベンチマーク結果・アプリのレビュー・デザイン面の特徴と使いやすさを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なお、カメラ性能とSペンについては後ほど個別に詳しくチェックしていくので、そちらを参考にしてください。
- ベンチマーク結果と考察
- ゲームアプリの動作状況
- 本体デザインの特徴
- その他特徴的な機能と使いやすさ
AnTuTuベンチマークの結果をチェック
最初にAnTuTuベンチマークの結果からスペックを考察していきましょう。
スマホでゲームをプレイする人は特にスペックが気になるので、この項目は要チェックです。
- 総合: 442,284
- CPU: 129,152
- GPU: 168,466
- RAM: 89,011
- UX: 55,655
Galaxy Note 10+の各スコアは上記に掲載した通りです。
なお、同時期に発売されたiPhone 11シリーズも総合スコアは450,000前後となっているため、文句なしに2019年最高峰のスマホのひとつといえるでしょう。
ハードウェア構成はスペック表通り
ベンチマーク後に表示されるハードウェア構成のリストをチェックすると、公式で発表されている通りの構成であることがわかります。
今回購入したのはExynos版のため、SoCはExynos9825です。
なお、Snapdragon版を購入した人はSnapdragon 855になるはずなので、もし購入したらチェックしてみてください。
ゲームアプリの動作状況を紹介
次に気になるゲームアプリを実際に起動して動作状況を確認します。
実際に大人気シューティングゲーム「PUBG MOBILE」を起動してプレイしてみると、最高設定でも問題なく動作し、カクつきなどはありません。
シューティングゲームでは一瞬のカクつきが敗北につながるため、どんなときでも安定して処理できるのは大きな強みといえるでしょう。
Galaxy Note 10+で今後数年は戦えそうです。
本体デザインをチェック
次にチェックするのは本体デザインです。
ストレスなく使えるデザインになっているかどうかは気になるところかもしれません。
特に、Galaxy Note 8/9ではBixbyボタンを間違えて押してしまうということが多かったため、これが改善されているのかが気になるでしょう。
デザインを詳しくチェックしたい人は必見です!
Galaxy Note 10+の前面デザイン
最初にみていくのは前面(ディスプレイ面)のデザインです。
過去のGalaxy Noteシリーズと同様に、左右のサイドはエッジになっています。
もはやGalaxy Noteシリーズの特徴の1つといえるかもしれません。
また、前代のGalaxy Note 9より上部のベゼルが狭くなったため、ほぼベゼルレスのデザインといえるでしょう。
その一方でフロントカメラを搭載するために、ディスプレイ上部にピンホール上の切り欠きがあります。
しかし、実際に使ってみるとこのピンホールはあまり気にならないものです。
このようにアプリを起動した場合、うまくバーに隠れてピンホールが目立たないようになっています。
ただし、バーが明るい色のアプリの場合はピンホールが目立つものの、カメラをできる限り上に寄せて搭載しているのでアプリに集中していれば思ったほど気になりませんでした。
ピンホール上の切り欠きが気になっている人でも、そこまで気にする必要はないかもしれません。
Galaxy Note 10+の背面デザイン
背面デザインはとてもシンプルなものです。
上部にカメラが搭載されており、3つ並んでいるのが広角・望遠・超広角レンズです。
その横にあるのが被写界深度測定用レンズで、全部で4つのレンズが搭載されています。
ポートレートモードで写真撮影するときは、持ち方に気をつけないと指が干渉するので注意してください。
今回購入したGalaxy Note 10+のカラーはAura Glowなので、角度を変えるとカラーも変わってこれまでのスマホとは一味違う雰囲気です。
Galaxy Note 10+の側面デザイン
まずは右側面から見ていきましょう。
Galaxy Note 10+の右側面にはボタンや端子はありません。
代わりに左側面にボタン類がまとめて配置されていて、上から音量ボタン・サイドボタンです。
サイドボタンは初期設定の場合は押すと画面のON/OFFの切替、長押しでBixbyの起動、2回押しでカメラ起動となっています。
初期設定で電源OFFにする場合はサイドボタンと音量ダウンボタンを同時に押す必要があるので、最初は迷うかもしれません。
使いにくいと感じる場合は長押しと2回押しの設定を変更できるので、電源ボタンとして使うこともできるでしょう。
うまくカスタマイズして使ってみてください。
上部にはSIMスロットが搭載されています。
下部にはSペン・USB-C端子が搭載されているものの、イヤホンジャックが廃止されているので注意してください。
スマホ最高峰のカメラを搭載!カメラ重視の人は必見
画像引用元:Galaxy Note10 & Note10+ – Official Samsung Galaxy Site
Galaxy Note 10+は単純なスペックが高いだけでなく、高性能なカメラを搭載しているのでこちらも必見です。
ブログやSNSで写真を公開している人にとってはカメラ性能が大切かもしれません。
3つのレンズをワンタップで切替可能
Galaxy Note 10+には広角・望遠・超広角の3つのレンズが搭載されていますが、カメラアプリ上で簡単に切り替えられます。
実際に使ってみるととりあえず広角レンズで被写体を写してみて、より広範囲を移したいと感じたら超広角レンズに、ズームしたいと思ったら望遠レンズにするのが便利でした。
望遠レンズは2倍まで光学ズームできるので写真が劣化せず、動物の写真を撮る人などにオススメです。
撮影速度が早くてシャッターチャンスを逃さない
Galaxy Note 10+のシーン判別機能は反応がとても早いので、シャッターボタンをタップしてから撮影するまでのタイムラグがほとんどありません。
そのため、撮影したいタイミングを逃しにくいといえるでしょう。
さまざまなタイミングで頻繁に写真撮影する人にとっては、反応速度が早いのはとても素晴らしいポイントです。
画質は文句なし!
Galaxy Note 10+の広角レンズで実際に撮影した写真は上記の通りです。
画質は最高性能のカメラを搭載しているだけあって、かなりの高画質です。
特に日中の明るい場所での撮影では高画質な写真を撮影できるでしょう。
Proモードを使えば細かい設定が可能
カメラアプリにはProモードが搭載されており、これを利用すればISO感度やホワイトバランスなどを細かく調節することができます。
そのため、写真にもっとこだわりたい人にとっても満足できる仕上がりといえるでしょう。
適切にモードを設定してこそ真価を発揮する
Galaxy Note 10+のカメラは高性能ですが、真価を発揮するためにはモードをしっかり設定する必要があります。
料理を撮影するならFoodに、夜景ならNight、背景をボカしたいならLive Focusなど、適切に設定してハイクオリティな写真を撮影しましょう。
ただし、Proモードで手動設定する場合はこの限りではありません。
Sペンも順当進化して高性能に
Galaxy Note 10+はSペンも進歩しており、より高度な操作をすることができます。
実際に使ってみて特に役立つ操作は次の通りです。
手書き文字の認識・変換
Sペンの主な利用用途がメモだという人もいるでしょう。
Galaxy Note 10+の手書きメモを利用してメモを取り、Samsung Noteに保存すると文字を認識してくれます。
このように手書きの文字を認識してテキストを表示してくれます。
その後、変換すると清書することができるのでとても便利です。
急いでメモを取りたいときにSペンを取り出して手書きでメモし、後で清書して保管するといった使い方ができるでしょう。
ただし、このように日本語の認識精度には問題があるので注意してください。(グローバル版)
ジェスチャーでアプリを操作できる
カメラアプリを始めとする一部のアプリはジェスチャー操作をすることによってSペンで一部の操作をすることができます。
一例として、カメラアプリでは以下のような操作ができます。
- ボタンを押しながら上下に振るとインカメラ/アウトカメラを切り替えられる
- ボタンを押しながら円を描くとズームできる
- ボタンを1回押すと撮影できる
- ボタンを押しながら左右に振るとモードを切り替えられる
これを実際に使ってみると手軽にモードを切り替えたりズーム倍率を変えたりできるので、三脚を利用した撮影や集合写真の撮影などの際にとても役立ちます。
なお、SamsungではアプリにSペン操作を組み込むためのSDKを公開しているので、この機能を組み込んだサードパーティ製のアプリがリリースされていくかもしれません。
Webサイトの翻訳や範囲選択などはこれまで通り対応
外国語のWebサイトを閲覧する際に翻訳しながら読む人も多いでしょう。
その際にSペンを利用すれば単語ごとに翻訳しながら読むことができるでしょう。
この機能は以前からNoteシリーズに搭載されていますが、Note 10+でも変わらず搭載されています。
他にもボタンを押しながらスライドすれば簡単に範囲選択することができるので、コピペなどをする際にも指で選択するより簡単です。
特に指で選択しにくい隅の方を選択するのに大いに役立つので、ぜひ覚えておきましょう。
SペンはGalaxy Noteシリーズならではのスタイラスなので、せっかくGalaxy Note 10+を購入するなら活用してください。
Galaxy Note 10+を利用する際の注意点
最後にGalaxy Note 10+を利用する際に覚えておきたい注意点をいくつか紹介します。
実際に使ってみて初めてわかった注意点もいくつかあるので、注意してください。
エッジディスプレイなので破損しやすい
もはやNoteシリーズの特徴ともいえるエッジディスプレイですが、Note 10+にもしっかりと受け継がれています。
しかし、エッジディスプレイであるがゆえに落下時の破損率が高いので注意してください。
破損を防ぐためにはケースとディスプレイ保護シートをセットで使うことをオススメします。
USB-C端子の精度が悪い
Galaxy Note 10+はUSB-C端子の精度がやや悪いといった感想です。
Galaxy Note 8/9で問題なく使えていた充電ケーブルをNote 10+に挿入しようとしたところ、どうしてもおくまで刺さらず充電できませんでした。
なお、当該ケーブルはGalaxy Tab S4の端子にも問題なく挿入できるため、Galaxy Note 10+側に問題がある可能性が高いと考えられます。
新規購入したケーブルはやや硬いものの問題なく充電できました。
イヤホンジャックが無いので音楽鑑賞はワイヤレスイヤホンか
Galaxy Note 9まで存在していたイヤホンジャックがNote 10/10+では廃止されています。
代わりにUSB-C接続のイヤホンが同梱されていますが、これを利用すると充電しながら音楽を聞くことはできないので、少し不便です。
イヤホンジャックを廃止しないと期待されていたSamsungだけに、この変化はとても残念に感じました。
変換するかワイヤレスイヤホンが必要でしょう。
発熱しやすい
Galaxy Note 10+はとてもハイスペックなスマホですが、ゲームなどの負荷がかかるアプリを起動するとどうしても発熱してしまいます。
PUBG MOBILEを2戦(50分程度)プレイするだけでかなり発熱したので注意が必要といえるかもしれません。
スマホケースをつける際は放熱性を確認することをオススメします。
ただし、日常利用などの負荷が少ないアプリに限れば問題になるほどの発熱はありませんでした。
指紋認証の精度が悪い
Galaxy Note 10+では指紋センサーがディスプレイに埋め込まれていますが、この精度がわるいのがとても残念です。
しっかり登録しているのにもかかわらず5回連続で「No Match」と表示されることもあるので、指紋認証を頻繁に利用している人は注意が必要です。
ロック解除をしたいのになかなかできないということも度々あります。
また、認証するスピードが遅くなかなか反応しないこともあるのでこちらも注意が必要です。
指紋センサー全般にやや問題ありと覚えておいてください。
また、ディスプレイにフィルムを貼る際には指紋認証対応のものを選ぶとともに、貼った後に再度指紋を登録するのを忘れないようにしてください。
これを忘れるとさらに認証精度が下がります。
ハイエンドスマホを探している人にGalaxy Note 10+はオススメ!
画像引用元:Design | Galaxy Note10 & Note10+ – Official Samsung Galaxy Site
今回はSamsungの最新フラグシップスマホ「Galaxy Note 10+」の実機レビューを紹介しました。
今回チェックしたポイントを振り返ると次の通りです。
- 重いゲームも快適に動かせ、ハイエンドスマホを探している人にオススメ
- 誤操作しやすいBixbyボタンが無くなったのでストレスが軽減
- スマホ最高峰のカメラを搭載していてその画質は文句なし
- Sペンが進歩してリモコンとしてもスタイラスとしても活用できる
実際にGalaxy Note 10+を使ってみると、そのスペックはもちろんデザインもよく考えられていてほとんどストレスなく使えます。
特にNoteシリーズの特徴であるSペンがとても使いやすいので、これに魅力を感じる人は購入する価値があるといえるでしょう。
- ディスプレイのエッジ部分の破損に注意
- USB-C端子の精度に問題がある端末がある
- イヤホンジャックが廃止されている
- 発熱しやすい
- 指紋認証がやや不安
この中で最も注意すべきなのは発熱です。
発熱は故障の原因になるので、長時間のゲームプレイや動画鑑賞などの負荷がかかる使い方をする人は十分に注意してください。
また、音楽鑑賞がメインの人にはイヤホンジャックの廃止も残念に感じるでしょう。
USB-C接続のイヤホンやワイヤレスイヤホンで問題ないかを考えてから購入するのがオススメです。
注意点をしっかり押さえておけば、Galaxy Note 10+はハイエンドスマホを求めている人にとって有力な選択肢の1つなので、ぜひ検討してみてください。