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2022年秋に日本でも発売が噂されているGalaxy Z Fold4について、発売日や価格、スペックについての公式情報と噂をまとめました。
折りたたみスマホ界をリードするサムスン期待の新モデル。昨年発売のGalaxy Z Fold3との比較も行い、どういった点がグレードアップしたのかを詳しく解説します。
今まで旧機種を使っていた人はもちろん、折りたたみスマホをまだ触ったことがないという人も、ぜひチェックしてみて下さい。
その他おすすめスマホはこちらからご覧ください。
- ドコモ・auから2022年9月29日に発売
- Snapdragon 8+ Gen1を搭載したハイエンドスマホ
- 最大5,000万画素と高性能のカメラ性能がポイント
- 折りたたみスマホのネックを解消しつつある
トップ画像引用元: Galaxy Z Fold 4(ギャラクシーZフォールド4)|折りたたみスマホ|Galaxy公式(日本)
Galaxy Z Fold4の発売日・予約開始日
2021年の「Galaxy Z Fold3」では、日本での発売日は2021年10月6日でした。
今回のGalaxy Z Fold4についても、例年どおりの時期に。
発売キャリアも引き続き、ドコモ・auの2社となっています。
- ドコモ:2022年9月29日
- au:2022年9月29日
Galaxy Z Fold4の本体価格
画像引用元: Galaxy Z Fold 4(ギャラクシーZフォールド4)|折りたたみスマホ|Galaxy公式(日本)
グローバルでの販売価格は1,799ドルと高額でした。
日本円に換算した場合、約24万円となります(2022年8月の為替レートで計算)。
ちなみに「Galaxy Z Fold3」も、国内販売価格は23万7,565円と、ほぼ同価格で発売されていました。
項目 | 価格 | 割引適用時 | 詳細 |
---|---|---|---|
ドコモ | 249,700円 | 148,060円 | 公式サイトを見る |
au | 249,960円 | 149,040円 | 公式サイトを見る |
※ ドコモはいつでもカエドキプログラム、auはスマホトクするプログラムの場合
Galaxy Z Fold4を安く買う方法
日本国内販売品ではなく、グローバル発売のSIMフリー版の方が安く変える可能性もあります。
並行輸入品販売ショップや日本語対応の直接輸入サイトもあるので、購入方法や手続き内容がきちんと確認できる、信頼できるネットショップから購入してください。
また、グローバル版は発売している国や地域によって機能や対応している電波にちがいがあります。
日本国内で、かつ使用したいSIMカードで問題なく作動するかを購入前に必ずチェックしましょう。
Galaxy Z Fold4のスペック
画像引用元:motorola edge 30 pro
Galaxy Z Fold4のスペックは以下の通りです。
Galaxy Z Fold4 | |
---|---|
ディスプレイ | メイン:7.6インチ カバー:6.2インチ |
サイズ (開いた状態) | 高さ:155mm 幅:130mm 厚さ:6.3~9.1mm |
サイズ (閉じた状態) | 高さ:155mm 幅:67mm 厚さ:14.2~15.8mm |
重量 | 263g |
アウトカメラ | 超広角:約1,200万画素 広角:約5,000万画素 望遠:約1,000万画素 |
インカメラ | 約400万画素 |
カバーカメラ | 約1,000万画素 |
バッテリー | 4,400mAh |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
CPU | Snapdragon 8+ Gen 1 |
認証 | 指紋/顔 |
防水 | IPX8 |
カラー | グレイグリーン |
特に注目したいのは、CPU、カメラ、耐久性の向上です。
ハイエンドクラスの高性能
Galaxy Z Fold4は、折りたためるという構造だけではなくスマホとしてのスペックも非常に高いハイエンドクラスのモデルです。
- プロセッサはSnapdragon 8+ Gen 1
- OSはAndroid 12搭載
- 内部ストレージが256GB
プロセッサには、2022年5月に登場したクアルコム「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。
処理の高速化・省電力化、カメラ用AIエンジン、ネットワーク機能の強化など、スペックとしてはAndroidスマホの最高峰です。
Galaxy Z Fold4のカメラ
画像引用元: Galaxy Z Fold 4(ギャラクシーZフォールド4)|折りたたみスマホ|Galaxy公式(日本)
高性能になったカメラについても確認していきましょう。
- 約5,000万画素の広角カメラ
- 望遠カメラの3倍光学ズーム搭載
- スマートOIS(光学手振れ補正)、VDIS機能(デジタル手振れ補正)
- スーパーナイトソリューション
- 低照度下でも撮影可能
また、折りたたみスマホならではの特徴として、次のような機能があります。
- デュアルプレビュー:画面上で映りを確認しながら自撮りができる
- キャプチャビュー:撮影中に写真のプレビューをチェック
- 超高画質セルフィ―:カバーディスプレイを使えば、約5,000万画素で自撮りできる
これらの高性能カメラに「Snapdragon 8+ Gen 1」のAIエンジンが組み合わさることで、自動で自然なボケを挿入された、映画のようなクオリティの高い動画撮影が可能です。
特に、夜間の撮影への対応能力の高さを売りにしています。
また、インカメラはディスプレイ埋め込み型。通常の画面表示中には、ノッチもパンチホールもなく、完全な全画面で利用できます。
Galaxy Z Fold4のディスプレイ
画像引用元: Galaxy Z Fold 4(ギャラクシーZフォールド4)|折りたたみスマホ|Galaxy公式(日本)
次に、ディスプレイについてです。折りたたみスマホならではの大画面は、きれいなのはもちろん堅牢さも特徴となっています。
- メインディスプレイ・カバーディスプレイの2面構成
- 最新の高強度ガラスを使用
- 120Hzのハイリフレッシュレート
- リフレッシュレートの可変粋が拡大
高強度ガラスを使用
ディスプレイは、開いた時に展開する大画面ディスプレイと、折りたたんだ際のカバー部分に当たるカバーディスプレイの2面搭載。
メインディスプレイにはしなやかで摩耗に強い超薄型ガラスを使用。折りたたみを繰り返しても消耗しづらい素材となっています。
カバーディスプレイとバックカバーには、細かい擦り傷に強いCorning Gorilla Glass Victus+が使われています。
高さ2mから落としても大丈夫な耐久性を誇るゴリラガラスVictusの、更に高い性能を有する+(プラス)版。
2022年春に発売したSamsung Galaxy S22から搭載されている最新素材です。
ハイリフレッシュレートで快適
リフレッシュレートとは、1秒間に画面が更新される回数のこと。一般的なスマホのリフレッシュレートが60Hzなのに対して、2倍の性能ということになります。
リフレッシュレートが高いことで、ゲームやブラウジング、SNSなど、スクロールした時の挙動がよりなめらかになります。
Galaxyでも、Galaxy S20/S20+/S20 Ultra、Galaxy Note20 Ultraなどのハイエンド機が120Hzとなっています。
Foldシリーズならではの大画面だと、リフレッシュレートの高さがより実感できるでしょう。
また可変リフレッシュレートのため、常に120Hzではなく表示する内容に応じて1Hz~120Hzから最適なリフレッシュレートで表示。バッテリーの減りも軽減できます。
今回のモデルでは、リフレッシュレートの可変粋が10Hz~120Hzから1Hz~120Hzに拡大されました。
Galaxy Z Fold4のデザイン・カラー
画像引用元: Galaxy Z Fold 4(ギャラクシーZフォールド4)|折りたたみスマホ|Galaxy公式(日本)
次は、各種デザインとカラー展開についてです。サイズの微妙な変化が、使いやすさ・持ち歩きやすさをアップさせています。
- ヒンジ(折りたたみの金具部分)を改良しよりスマートに
- シリーズ最薄・最軽量に
- カラーはグレイグリーンのみ
- Sペンの本体収納は無し
Galaxy Z Fold4は、サムスンが2018年に初めて発表した「折りたたみ式スマホ」シリーズの最新モデルです。
そのため、デザイン上の一番の特徴は折りたたみ式という点。
今回折りたたみのヒンジ部分が改良され、閉じた状態の見た目がスリムになりました。
軽量化もなされ、シリーズ史上最も薄く・軽く・スマートになっています。
本体カラーは落ち着きのあるグレーグリーンの1種類。
今回のモデルでSペンの本体収納が可能になるのでは?という噂もありましたが、そちらは実現しなかったようです。
ただ、公式アクセサリーの中には、Sペン収納が付属した専用キックスタンド付きケースがあります。
Galaxy Z Fold4のバッテリー
画像引用元: Galaxy Z Fold 4(ギャラクシーZフォールド4)|折りたたみスマホ|Galaxy公式(日本)
次に、気になるバッテリー持ちについてです。
画面サイズが大きい分バッテリーの消費も早いというのは折りたたみスマホのネックですが、今回全体のスペックが上がったことで電池持ちも良くなるのではないかと予想されています。
- 4,400mAhのデュアルバッテリー搭載
- 25W急速充電・ワイヤレスチャージに対応
バッテリーは「インテリジェントデュアルバッテリー」を搭載。
2つ合わせて4,400mAhの大容量で、25W急速充電・ワイヤレスチャージ(15W)にも対応しています。
3からバッテリー容量に変わりはありませんが、「Snapdragon 8+ Gen 1」の省エネ設計で、5G・Wi-Fi6使用でもバッテリー持ちは良くなるのではないかと思われます。
充電端子の規格はUSB 3.1 Type-Cです。ちなみに、イヤホンジャックはありません。
Galaxy Z Fold4とZ Fold3 5Gを比較
画像引用元: Galaxy Z Fold 4(ギャラクシーZフォールド4)|折りたたみスマホ|Galaxy公式(日本)
2021年発売の旧モデル「Z Fold3 5G」から何が変わったんでしょうか。
これまでの情報を元に、2つのモデルを比較してみます。
Galaxy Z Fold4 | |
---|---|
ディスプレイ | メイン:7.6インチ カバー:6.2インチ |
サイズ (開いた状態) | 高さ:155mm 幅:130mm 厚さ:6.3~9.1mm |
サイズ (閉じた状態) | 高さ:155mm 幅:67mm 厚さ:14.2~15.8mm |
重量 | 263g |
アウトカメラ | 超広角:約1,200万画素 広角:約5,000万画素 望遠:約1,000万画素 |
インカメラ | 約400万画素 |
カバーカメラ | 約1,000万画素 |
バッテリー | 4,400mAh |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
CPU | Snapdragon 8+ Gen 1 |
認証 | 指紋/顔 |
防水 | IPX8 |
カラー | グレイグリーン |
Galaxy Z Fold3 5G | |
---|---|
サイズ | 高さ:158.2mm 幅:128.1mm 厚さ:6.4mm |
サイズ (折りたたみ時) | 高さ:158.2mm 幅:67.1mm 厚さ:14.4~16.0mm |
重量 | 271g |
メインディスプレイ | 7.6インチ |
カバーディスプレイ | 6.2インチ |
アウトカメラ | 超広角:約1,200万画素 広角:約1,200万画素 望遠:約1,200万画素 |
インカメラ | 約400万画素 |
バッテリー | 4,400mAh |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
CPU | Snapdragon 888 |
認証 | 指紋 顔 |
カラー | ファントムブラック(ドコモ・au)・ファントムシルバー(日本取扱無し)・ ファントムグリーン(au) |
詳細 | Galaxy Z Fold3 5Gのレビュー |
新しいGalaxy Z Fold4は、デザイン・性能共に好評で値段も抑え気味だったGalaxy Z Fold3の基本形を踏襲しています。
そのうえで、プロセッサが最新のものになりカメラ性能も向上。
折りたたみスマホとしいう珍しさだけでなく、ハイエンドモデルの買い替え候補として検討される機種になりそうです。
Galaxy Z Fold4は待つべきか?
画像引用元: Galaxy Z Fold 4(ギャラクシーZフォールド4)|折りたたみスマホ|Galaxy公式(日本)
Galaxy Z Fold4の10月発売を待つべきか。正に今機種変更を検討している人は迷ってしまうのではないでしょうか?
発売を待つべきかどうか、3つの観点から解説します。
Galaxy Z Fold3 が気になっている人は待つべき
すでに発売しているGalaxy Z Fold3が気になっている人は、Galaxy Z Fold4の発売まで待つべきです。
機能や使用感についてはGalaxy Z Fold3とほぼ変わらず、スペックがグレードアップ。
そして値段がほぼ変わらないので、Galaxy Z Fold4の方が満足度は高いはず。
また、4の登場によって3の値下げやセールが行われる可能性もあります。
スペックで比較するなら待たずにGalaxy S22/Ultraを購入
Galaxy Z Fold4は、折りたたみ式というだけでなく、性能も非常に高いです。
ただ、スペックの高さだけで選ぶのであれば同じGalaxyの別のハイエンドモデルの方が価格はお得です。
たとえば Galaxy S22なら、カメラの数や性能、ディスプレイ性能もほぼ同等で、約半額の価格で購入できます。
ただし、S22のCPUは「Snapdragon 8 Gen 1」です。「Snapdragon 8+ Gen 1」が魅力的に感じるのであれば、Galaxy S22 ultraを選びましょう。
過剰と言われるほどのハイスペックで、カメラは1億800万画素カメラ、超広角、光学3倍ズーム、光学10倍ズームの2つの望遠の4種搭載というスーパー仕様。
auでの販売価格は、Galaxy S22が125,030円、Galaxy S22 ultraが178,820円。
つまり、折りたたみ形式にそこまでの魅力を感じていないのであれば、現時点で発売しているサムスンのハイエンド機を検討してみるのがおすすめということです。
逆に折りたたみ機能こそが決め手なのであれば、上述通り10月のGalaxy Z Fold4発売まで我慢して待ちましょう。
他社の動向がはっきりするまで待つのも有り
サムスンとほぼ同時期に、モトローラも新型折りたたみスマホ「moto razr 2022」を発表しました。
その他、HUAWEIは「HUAWEI Mate Xs 2」、vivoが「vivo X Fold」、OPPOも「OPPO FIND N」、そしてHonorは「HONOR Magic V」といった具合に、各社が折りたたみスマホを開発・販売していますが、どれも日本国内での販売はありません。
また、かつてドコモからLGの「LG V60 ThinQ」というZ横折りタイプのスマホが発売されていましたが、LGはすでにスマホ事業を撤退しているため、今後改良品が発売される見込みはありません。
つまり、日本国内で新品が販売されているのはGalaxy Z Foldだけです。
特にOPPO、vivoはどちらも10万円代と価格も安め。価格が決め手という人は、他社の動向や輸入購入可能なモデルをチェックしてみてください。
性能引き上げ+価格ほぼ据え置き!ハイスぺ折りたたみスマホ
画像引用元: Galaxy Z Fold 4(ギャラクシーZフォールド4)|折りたたみスマホ|Galaxy公式(日本)
サムスンの折りたたみスマホ「Z Fold」シリーズは、2019年に初代が発表された時は不具合が多く販売停止になったほどでした。
しかし、その後新たなモデルが登場するたびにデザインは洗練され、性能も向上。
今回のGalaxy Z Fold4は、ある種の完成系となったGalaxy Z Fold3を全体的にブラッシュアップしたモデルとなりました。
単に折りたためるというだけでない、Galaxyの圧倒的なハイスペックもポイント。今後の情報もチェックしてみて下さい。