
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
2016年にSamsungが発売した「Galaxy A9」。
日本では発売されなかったものの、6インチディスプレイを搭載したミドルレンジスマホとして多くの国で人気が出たスマホです。
そんなGalaxy A9の後継機が2018年10月11日に発表され、多くの人が発売を待ち望んでいます。
そこでこの記事ではそんなGalaxy A9の後継機「Galaxy A9(2018)」について詳しくチェックしていきましょう!
スペックやデザインはもちろん、発売日に関する情報などもみていきますので必見です。
トップ画像引用元:Samsung Galaxy A9 – The Official Samsung Galaxy Site
- Galaxy A9(2018)のスペックを紹介
- 気になるデザインをチェック
- 特徴と気になる価格を紹介
1 Galaxy A9(2018)のスペックを徹底チェック!
画像引用元:Samsung Galaxy A9 – The Official Samsung Galaxy Site
まずはGalaxy A9(2018)のスペックをみていきましょう。
前代モデルであるGalaxy A9と比較していきますのでどの程度進化したかに注目です。
Galaxy A9(2018) & Galaxy A9スペック比較表
項目/機種 | Galaxy A9(2018) | Galaxy A9 |
---|---|---|
発売日 | 2018年11月中旬予定 (2018年10月11日発表) | 2018年9月21日 |
SoC | Snapdragon 660 | Snapdragon 652 |
OS(発売時点) | Android 8.0 (Oreo) | Android 6.0.1(Marshmallow) |
RAM容量 | 6GB/8GB | 4GB |
ストレージ(ROM) | 128GB ※512GBまでのmicroSD使用可 | 32GB ※256GBまでのmicroSD使用可 |
ディスプレイ解像度 | 1,080 x 2,220 | 1,080 x 1,920 |
ディスプレイサイズ | 6.3インチ(OLED) Super AMOLED Infinity display | 6インチ(OLED) Super AMOLED |
バッテリー容量 | 3,800 mAh | 5,000 mAh |
アウトカメラ | 24MP(メインカメラ) 10MP(ズーム用) 8MP(広角) 5MP(被写界深度測定用) ※クアッドレンズ | 16MP |
インカメラ | 24MP | 8MP |
基本的なスペックは上記の表に記載されているとおりです。
この表から分かることを少しみていきましょう。
1-1 SoCについて
画像引用元:Snapdragon 660 Mobile Platform with Spectra ISP and Hexagon 680 DSP | Qualcomm
最初に気になるSoCについて詳しくチェックしていきましょう。
Galaxy A9(2018)にはQualcomm社が開発した「Snapdragon 660」が搭載されます。
Snapdragon 660はミドルレンジスマホ用SoCで、ASUSが発売しているZenFone 4などにも搭載されているSoCです。
有名ベンチマークソフト「AnTuTu」でスコアを調べると次のようになっています。
- Snapdragon 660: 約140,000
- Snapdragon 652: 約100,000
- Snapdragon 845: 約275,000
AnTuTuはSoCの性能を単独で測るものではありませんが、全体の傾向を掴むために有益な情報を提供してくれます。
Snapdragon 660はハイエンドスマホ用のSoCであるSnapdragon 845よりは大幅に劣るものの、Snapdragon 652よりは性能が向上しています。
こうして考えてみるとミドルレンジスマホとして十分な性能を備えているといえるかもしれません。
1-2 RAMについて
画像引用元:Samsung Galaxy A9 – The Official Samsung Galaxy Site
RAM容量は6GBのものと8GBのものの2種類がリリースされます。
2018年のハイエンドスマホの主流になりつつある6GBのRAM容量ですが、それを上回る8GBのものをラインナップしてきたところからもSamsungの本気度合いが垣間見られます。
6GB/8GBのRAM容量があればゲームなどの重いアプリを動かしてもRAM容量不足に陥る心配は少ないでしょう。
なお、ハイエンドスマホに位置するGalaxy Note 9も6GBと8GBの2種類のRAM容量をラインナップしています。
逆に、SoCの性能の方がボトルネックになる可能性があるので注意しておいてください。
1-3 ディスプレイについて
画像引用元:Samsung Galaxy A9 – The Official Samsung Galaxy Site
Galaxy A9(2018)は6.3インチのOLED(有機ELディスプレイ)を搭載しています。
解像度は1,080 x 2,220なので標準的といえるでしょう。
6インチ台のディスプレイを搭載したスマホが増えてきており、人気があるためGalaxy A9(2018)もその流れに乗ったといえそうです。
1-4 カメラについて
画像引用元:Samsung Galaxy A9 – The Official Samsung Galaxy Site
Galaxy A9(2018)のスペックをみていく時に絶対に見逃せないのがカメラです。
特にアウトカメラが特徴的ですのでここでしっかりみていきましょう!
アウトカメラに注目!
アウトカメラにはなんとクアッドレンズが採用されています。
これまで、HUAWEI P20 Proなどの一部機種にはトリプルレンズカメラを搭載したものも存在していましたが、それを上回るクアッドレンズを搭載してきました。
レンズの構成は次の通りです。
アウトカメラ構成 | 解像度 | レンズ種類 |
---|---|---|
8MP | 広角レンズ(120°) | |
10MP | テレフォトレンズ | |
24MP | メインレンズ | |
5MP | 被写界深度測定用レンズ |
これまでSamsungが発売するスマホは広角+望遠のデュアルレンズカメラが多かったものの、Galaxy A9(2018)にはテレフォトレンズや被写界深度測定用のレンズなどが搭載されています。
そのため、より高品質な写真を撮影することができるでしょう。
写真にこだわりたい人にとって見逃せないスマホといえそうです。
インカメラの性能は?
インカメラの性能についてもみておきましょう。
インカメラはシングルレンズカメラで、解像度は24メガピクセルとなっています。
一部のスマホにはインカメラにもデュアルレンズカメラを搭載したものがありますが、こちらは標準的なものになっているようです。
しかし他の機種では7~8メガピクセルのレンズが多く利用されているものの、Galaxy A9(2018)では24メガピクセルのレンズが搭載されています。
こうしてみてみるとインカメラにもこだわって作られていることがわかるかもしれません。
セルフィーなどでインカメラを多用する人にとっても見逃せないスマホといえそうです!
スペックを細かくチェックしていくと、Galaxy A9(2018)はミドルレンジスマホであるものの、カメラにこだわっていることがわかりました。
もちろん、日常利用において性能面で困ることもなさそうですのでカメラ重視の人だけでなくコストパフォーマンス重視の人にもオススメです。
Galaxy Note 9レビュー|Sペンは大きく進化!スペックと価格はどう?
次の章ではGalaxy A9(2018)のデザインと特徴についてみていきます。
2 Galaxy A9(2018)のデザインをチェック
画像引用元:Samsung Galaxy A9 – The Official Samsung Galaxy Site
スマホ選びの際にデザインを重視するという人も多いかもしれません。
そこで、ここではデザインについて詳しくみていきます。
2-1 前面デザイン
まずは前面デザインをみていきましょう。
前面は8月に発表されたGalaxy Note 9などと同様にベゼルレスディスプレイを搭載してシンプルです。
上部にインカメラなどを搭載していますが、あまり目立たないように工夫して配置されていることがわかります。
また、同時期に発表されたHUAWEI Mate20 liteやPixel 3のように上部にノッチがないので今までのスマホと同様、違和感なく使えるでしょう。
2-2 背面デザイン
続いて背面のデザインにも注目していきます。
背面はなんといってもクアッドレンズカメラが印象的です。
左上に縦一列に配置されているレンズがGalaxy A9(2018)の特徴を物語っているといえるでしょう!
さらに、本体中央上部には指紋認証用のセンサーが搭載されています。
Galaxyシリーズのスマホはホームボタンを廃止して以降、背面に指紋センサーを搭載しているので違和感なく指紋認証を利用できるようになりました。
なお、Galaxy A9(2018)では指紋認証の他にインテリジェントスキャン(顔認証+虹彩認証)も利用可能です。
2-3 端子・ボタン類の配置
端子やボタンの配置も使い心地を左右する重要なポイントですのでしっかりチェックしていきましょう。
ディスプレイ側からみて右側に電源ボタンと音量ボタン、左側にBixbyボタンが配置されています。
これまでGalaxy S9やGalaxy Note 9、前代モデルのGalaxy A9(2016)などは音量ボタンがディスプレイ側からみて左側に配置されていたので違和感を感じる人もいるかもしれません。
とはいえ、音量ボタンと間違えてBixbyボタンを押してしまったというトラブルが数多く発生していたことを考えるとこの配置は理にかなっているといえそうです。
また、端子は本体下部にUSB-Type Cとイヤホンジャックを搭載していてこれまでのスマホとほぼ同じです。
最近はイヤホンジャックを廃止するスマホも増えてきていますが、Galaxy A9(2018)ではしっかり搭載しているので音楽をよく聴く人にも安心です。
3 特徴を詳しくみてみよう!
次にGalaxy A9(2018)の特徴について詳しくみていきましょう。
3-1 カメラの特徴を詳しくチェック
画像引用元:Samsung Galaxy A9 – The Official Samsung Galaxy Site
先程少し紹介したクアッドレンズカメラですが、どのような特徴を持っているのかを詳しくみていきます。
24メガピクセルのメインレンズ
メインレンズとして紹介されている24メガピクセルのレンズの詳細は2018年10月11日に行われた発表会では発表されていませんが、望遠レンズと予想されます。
これまでSamsungのデュアルレンズカメラは広角+望遠という組み合わせであり、他の3種類のレンズの構成から考えると望遠レンズと考えるのが妥当です。
8メガピクセルの広角レンズ
次に注目するのが8メガピクセルの広角レンズです。
広角レンズは遠近感を強調するという特徴を持っているレンズであり、よりメリハリのついた写真を撮るのに役立つでしょう。
望遠レンズと逆の特徴を持つレンズということができます。
10メガピクセルのテレフォトレンズ
このレンズは望遠カメラの一種で、光学2倍ズームに用いられます。
ズーム時により高画質な写真を撮るのに役立つため、動物写真などを頻繁に撮影する人にとって大活躍してくれるレンズといえるでしょう。
5メガピクセルの深度測定用レンズ
こちらは被写界深度測定用のレンズです。
これを搭載することによって、背景をぼかして一眼レフのようなテイストの写真を撮ることができます。
HUAWEIの一部機種も深度測定用レンズを搭載していますが、2メガピクセル程度のものが多く、5メガピクセルというのは優れているポイントといえるかもしれません。
このようにカメラにこだわる人にとっては見逃せないスマホに仕上がっています。
3-2 DSDSとmicroSDを併用可能
画像引用元:Samsung Galaxy A9 – The Official Samsung Galaxy Site
Galaxy A9(2018)はDSDSに対応しています。
2017年以降に発売されたスマホはDSDSに対応していることが多いものの、SIMスロット2とmicroSDスロットが兼用になっているものがほとんどでした。
しかし、Galaxy A9(2018)はトリプルスロットを搭載しているので2枚のSIMとmicroSDカードを同時に使用することができます。
そのため、「DSDSとmicroSDを同時に利用したい」と思っていた人は必見です!
このようにGalaxy A9(2018)はミドルレンジスマホでありながら、ハイエンドスマホにも負けないような特徴を備えています。
Galaxyの電波が悪いときの対処法|まず確認するべき設定とは?
次の章ではGalaxy A9(2018)の価格をチェックしていきます。
4 気になる価格を紹介
スマホを購入する時には価格が気になるものです。
Galaxy A9(2018)はミドルレンジに位置するスマホですので、コストパフォーマンス重視の人に注目されそうなスマホといえるでしょう。
それでは早速価格についてみていきましょう。
各マーケットでの販売価格は次の通りです。
Galaxy A9(2018)の予定価格表
マーケット | 現地価格 | 日本円換算 |
---|---|---|
EU諸国(イギリス除く) | 599 EUR | 77,870 JPY |
アメリカ | 693 USD | 77,616 JPY |
イギリス | 549 GBP | 81,252 JPY |
各マーケットでの販売価格を2018年10月11日時点での為替レートで日本円に換算すると80,000円前後になることがわかります。
日本でもGalaxy A9(2018)が発売される場合、80,000円前後になる可能性が高いといえるでしょう。
ミドルレンジスマホとしてはやや高めの価格設定ですが、性能を考えるとコストパフォーマンスに優れているといえそうです。
4-1 日本で発売される可能性は?
前代モデルのGalaxy A9は日本での発売はありませんでした。
そこで、後継モデルであるGalaxy A9(2018)が日本で発売される可能性があるのかどうかを考えてみましょう。
日本で発売される可能性は低め?
Samsungは日本において、SシリーズやNoteシリーズをキャリアを通して販売しており、ミドルレンジのスマホは投入していません。
また、SIMフリー版も正規販売していないことを考えるとGalaxy A9(2018)が日本で正規販売される可能性は低いと考えられます。
Samsungが販売戦略を変更すればMVNO経由などで販売される可能性もありそうですが、どうしても欲しい場合はExpansysなどの海外スマホ取り扱いサイトを利用するのが賢い選択といえるでしょう。
5 Galaxy A9(2018)のスペックと価格まとめ
この記事では、2018年10月11日に発表されたGalaxy A9(2018)について詳しくみていきました。
Samsungの発表によると世界初のクアッドレンズカメラ搭載スマホとのことなので注目度も高く、購入したいという人もいるかもしれません。
最後にこの記事でチェックしたポイントを簡単にまとめておきましょう。
5-1 Galaxy A9(2018)のスペックまとめ
- SoCはSnapdragon 660でミドルレンジ
- RAMは6GBと8GBの2種類をラインナップ
- クアッドレンズを搭載したアウトカメラが最大のポイント
Galaxy A9(2018)のスペックはミドルレンジスマホの中でも高めで、日常生活でよく使われるアプリを快適に利用することができるでしょう。
重いゲームをプレイする場合はSoCがボトルネックになる可能性がありますが、軽いゲームの場合は特に問題なく動くスペックを備えています。
5-2 Galaxy A9(2018)の価格
- 各マーケットでの販売価格は日本円換算で80,000円前後
- ただし、日本で発売される可能性は低いと予想される
価格は80,000円前後とミドルレンジスマホにしては高いものの、スペックを考えると適切な価格設定といえます。
とはいえ日本で正規販売される可能性が低いと考えられるため、購入したい場合は海外ECサイトなどを利用する必要があり、ハードルが高いといえるかもしれません。
Galaxy A9(2018)はインパクトの強いクアッドレンズカメラが取り上げられがちですが、スペックも十分ですので多くの人にオススメできるスマホです。
2018年以降に大増殖しているノッチ付きディスプレイの流れにも乗らずに従来型のディスプレイを搭載しているのもメリットの一つといえるでしょう。
またOSバージョンがAndroid 8.0(Oreo)で販売されるものの、すぐにAndroid 9.0(Pie)へのアップデートが提供されると予想できるのでこちらも期待できそうです。
Galaxy A9(2018)は要注目のスマホですのでぜひ、チェックしてみてください!