GMOとくとくBBでIPv6を設定する方法|v6プラスの開通条件を解説

  • 更新日:2023年8月30日
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V6

この記事では、GMOとくとくBBのIPv6接続「v6プラス」を設定する方法や開通条件を解説します。

GMOとくとくBBは、NTTの光回線を利用する全てのサービスでv6プラスを提供しており、公式サイトでも通信速度の速さを強調しています。

とはいえ、「設定が面倒なのでは」「ちゃんと快適な通信速度が出るのか」と不安になる方も多いのではないでしょうか。

しかし、v6プラスの設定は非常に簡単で、GMOとくとくBBなら必要機材も無料レンタルできます。

ここでv6プラスの内容や設定方法を確認し、ぜひGMOとくとくBBの快適な光回線を申し込んでみてください。

こちらの記事ではおすすめのスマホもご紹介しています。

GMOとくとくBB v6プラスのポイント
  • v6プラスは混雑時も快適
  • GMOとくとくBBならv6プラス対応ルーター無料レンタル
  • レンタルしたルーターを接続するだけでOK
  • 手持ちの対応ルーターがあればレンタルなしでも設定可能
  • 自宅サーバーや一部ゲーム機は非対応なことに注意

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この記事を書いた人
ドコモ905iシリーズの頃から代理店でモバイルの販売中心の仕事をしてきました。 最終的には全キャリアを渡り歩いた経験を活かして、スマホ本体やプランなどわかりやすく解説したいと思います!

GMOとくとくBBのv6プラスとは

GMOとくとくBBのv6プラスのイメージ

画像引用元:フレッツ光対応「v6プラス」|GMOとくとくBB

まず、GMOとくとくBBの提供する「v6プラス」がどんなサービスか見ていきましょう。

v6プラスとは
  • v6プラスは通信速度が安定して速い
  • GMOとくとくBBは対応ルーター無料レンタル

トップ画像引用元:ドコモ光公式プロバイダ | GMOとくとくBB限定キャンペーン

v6プラスは通信速度が安定して速い

v6プラスとは、JPNEが提供する「NTTの光ファイバーを利用した通信事業者向けの接続サービス」の名称です。

詳しい仕組みを解説すると長くなるので割愛しますが、v6プラスにすることで、単純に「通信が速くなる」と考えて差し支えありません。

昔から光回線を利用している方は、混雑すると遅くなりやすい「IPv4 PPPoE接続」を利用している人が多い状況です。

一方で、v6プラスは「IPoE接続」という新しい接続方法を採用し、さらにIPv4接続の相手でも擬似的にIPv6接続として通信できる技術も利用されています。

その結果、従来のPPPoE接続では遅くなる「混雑しやすい時間帯」でも、非常に快適な通信が利用できます。

GMOとくとくBBは速度測定結果を公開中!

GMOとくとくBBは、この「v6プラス」を利用することで、通信速度が速いことを最大の売りにしています。

しかし、「ホントに速いの?」と思う方も多いですよね。

そんな方のために、GMOとくとくBBの各サービスでは、実際の契約ユーザーが測定した平均通信速度を公開しています。

例えば、GMOとくとくBB×ドコモ光を東京都で契約する場合の平均速度は、451.58Mbpsとなっています。

GMOとくとくBB×ドコモ光 東京の平均速度(2022年12月)

画像引用元:速いドコモ光なら GMOとくとくBB

他の地域や全国平均も公開されているので、GMOとくとくBBは速度に関しては安心して契約できると考えていいでしょう。

対応するWi-Fiルーター利用を推奨

WSR-2533DHP3-BK

画像引用元:WSR-2533DHP3-BK : Wi-Fiルーター : AirStation | バッファロー

v6プラスを利用する際は、「対応するWi-Fiルーター」の利用がおすすめです。

対応ルーターの一例を挙げると次の通りです。

メーカー機種・シリーズ名
バッファローWRM-D2133HP
WRM-D2133HS
WRM-D2133HS/W1S
WTR-M2133HP
WTR-M2133HS
WTR-M2133HS/E2S
WXR-2533DHP
WXR-2533DHP2
WXR-5700AX7Sシリーズ
WXR-5950AX12シリーズ (Ver.3.04以降)
WXR-6000AX12Sシリーズ (Ver.3.40以降)
アイ・オー・データ機器WN-AX1167GR (Ver.3.20以降)
WN-AX1167GR/V6 (Ver.3.20以降)
WN-AX1167GR2
WN-AX2033GR
WN-AX2033GR2
WN-DX1200GR
WN-DX2033GR (Ver.1.01以降)
WN-SX300FR
WN-SX300GR
WN-DAX3600XR (Ver.2.10以降)
NECプラットフォームズAterm WG2600HS
Aterm WG2600HS2
Aterm WG2600HP3
Aterm WG2600HP4
Aterm WG1900HP2
Aterm WG1800HP4
Aterm WG1200HS3
Aterm WG1200HS4
Aterm WX3600HP (Ver.1.2.0以降)
Aterm WX5400HP
Aterm WX6000HP
Aterm WX7800T8
エレコムWRC-1750GSV
WRC-1900GST2
WRC-2533GS2V-B
WRC-X3000GS2-B
WRC-X3000GS2-W
WRC-X3000GSN
WRC-X3200GST3-B
WRC-G01-W

この他にも、最近のWI-Fiルーターはv6プラス対応機器が増えています。

すでに対応するWi-Fiルーターをお持ちなら問題ありませんが、非対応機器を利用中かつWi-Fiルーターにこだわりたい方は、v6プラスの利用にあたって買い替えが必要かもしれません。

GMOとくとくBBは対応ルーター無料レンタル

GMOとくとくBBでは、ドコモ光でもGMOとくとくBB光でも、v6プラス対応Wi-Fiルーターを無料レンタルしてくれます。

提供されるWi-Fiルーターは申込時期によって異なりますが、2022年12月現在は以下3機種のWi-Fiルーターを選んでレンタルできます。

機種速度
Buffalo
WSR-2533DHP3
最大1,733Mbps
NEC
Aterm WG2600HS2
ELECOM
WRC-2533GST2

メーカーにこだわりがなければ、バッファロー製のWSR-2533DHP3が使いやすくておすすめです。

GMOとくとくBBでIPv6を設定する方法

v6プラスのイメージ1

画像引用元:速いドコモ光なら GMOとくとくBB

続いて、GMOとくとくBBの申し込みからv6プラスを利用するまでの流れを見ていきましょう。

GMOとくとくBBでv6プラスを利用する流れ
  1. GMOとくとくBBの光回線に申し込む
  2. 工事日を決定する
  3. 工事日前日までにWi-Fiルーターレンタルに申し込む
  4. 光回線に開通工事に立ち会う
  5. 開通後にONUや光電話ルーターにレンタルしたWi-Fiルーターを接続

なお、開通工事は新規申し込みの場合のみで、フレッツ光からの転用や他光コラボからの事業者変更の場合は不要です。

手順1:GMOとくとくBBの光回線に申し込む

GMOとくとくBB×ドコモ光のメリット・特徴

画像引用元:ドコモ光公式プロバイダ | GMOとくとくBB限定キャンペーン

GMOとくとくBBでは、光コラボの「ドコモ光」「GMOとくとくBB光」と、フレッツ光のプロバイダサービスでv6プラスが利用できます。

基本的にドコモユーザーならスマホとのセット割がある「ドコモ光」、格安SIMなどスマホセット割引がない場合は「GMOとくとくBB光」を申し込みましょう。

 

手順2:電話で工事日を決定する

iPhone14 Pro

GMOとくとくBBの光回線を申し込んだら、電話で重要事項や申し込み確認で電話がかかってきます。

2回目の電話で申し込みが確定し、新規申込の場合は工事日を決めます。

なお、工事日は土日祝や17時以降を指定すると追加費用がかかります。

契約者以外でも家族の立ち会いはOKなので、開通工事は平日の日中に行うのがベストです。

手順3:工事日前日までにWi-Fiルーターレンタルに申し込む

GMOとくとくBB SMSからルーターレンタル

画像引用元:ドコモ光Wi-Fiルーターお申込みフォーム

工事日が決まったら、GMOとくとくBBから届くSMSから、v6プラス対応Wi-Fiルーターレンタル手続きを行いましょう。

Wi-Fiルーターレンタルは工事日前日までに申し込めば、工事当日までに届けてくれます。

手順4:光回線に開通工事に立ち会う

ドコモ光新規工事料無料特典

画像引用元:ドコモ光新規工事料無料特典 | キャンペーン・特典 | NTTドコモ

光回線の開通工事には立ち会いが必要です。

契約者本人の都合がつかないようなら、家族の立ち会いもOKです。

手順5:開通後にONUや光電話ルーターにレンタルしたWi-Fiルーターを接続

PA=WG2600HS2

画像引用元:Aterm WG2600HS2 | 製品一覧 | AtermStation

光回線の工事が終わったら、ONUや光電話ルーター、GMOとくとくBBからレンタルしたWi-Fiルーターを接続しましょう。

GMOとくとくBBの開通案内の書類で図解されている通りに配線するだけの簡単作業です。

GMOとくとくBB v6プラスの開通条件

v6プラスのイメージ

画像引用元:速いドコモ光なら GMOとくとくBB

続いて、GMOとくとくBBのv6プラスを利用する際の条件を見ていきましょう。

GMOとくとくBBのv6プラス開通条件
  • GMOとくとくBBのWi-Fiルーターレンタルオプションを申し込む
  • ひかり電話(ドコモ光電話)契約がありv6プラス対応のひかり電話対応ルーターを利用
  • 市販の対応Wi-Fiルーターを利用
    (別途v6プラス申し込みが必要)

つまり、GMOとくとくBBからWi-Fiルーターをレンタルするだけで、v6プラスの開通条件は満たせるということです。

v6プラスが利用できないサービスがある

GMOとくとくBBのv6プラス開通条件を満たしていても、次のようなサービスを利用中・もしくは今後利用したい方は、v6プラスだと利用できなくなります。

v6プラスが利用できないサービス
  • 固定IPサービス
  • 特定プロトコル(PPTP、SCTP)を利用するサービス
  • 特定ポートを利用するサービス(一部のゲーム機・ゲームタイトル)
  • IPv4グローバルアドレス共有が利用できないサービス全般
  • サーバーの外部公開運用(自宅サーバーを利用したWebサイトやゲームサーバーなど)

普通の用途なら問題なく使える

上記の利用できないサービスを見て「専門用語ばかりで意味がわからない」と感じた方は、問題なくv6プラスが利用できます。

普段のWeb検索や動画視聴、スマホアプリの利用など、ごく一般的な使い方しかしないなら、何も気にせずGMOとくとくBBに申し込んでいいでしょう。

ゲーム中心の利用は要注意

一方、オンラインゲーム中心に利用する方は、利用するゲーム機がv6プラスで利用できるか確認しましょう。

著者は全てのゲーム機を持っているわけではありませんが、以下のゲーム機はv6プラス環境では通信できないと報告されています。

v6プラス非対応のゲーム機
  • PS4
  • Nintendo Switch
  • PS Vita
  • Nintendo 3DS

また、「自宅PCをMinecraftのサーバーにして友人とマルチプレイする」といった使い方もNGです。

特に非対応ゲーム機でオンラインプレイをしたい方は注意してください。

SEなどPC関連専門職の人も要注意

仕事や勉強としてPC関連の専門的な操作をする方も、v6プラスの利用には注意してください。

v6プラスが利用できない例
  • Linux環境の方(KernelがSCTPプロトコル)
  • 外部から自宅のWebカメラやネットワークHDDにアクセス(固定IP)
  • リモートデスクトップ(固定IP)
  • VPNサービスの利用(PPTPプロトコル)

GMOとくとくBBのv6プラスを利用開始すると、上記のような利用ができなくなります。

該当する方は、GMOとくとくBBの光回線を契約しても、v6プラスは利用できないものと考えた方がいいでしょう。

GMOとくとくBB v6プラスの開通確認方法

v6プラスのイメージ

画像引用元:速いドコモ光なら GMOとくとくBB

続いて、GMOとくとくBB開通後に、v6プラスで通信できているか確認する方法を紹介します。

v6プラスが開通しているかは、JPNEの「接続判定ページ」で簡単に確認できます。

v6プラス開通確認手順
  1. JPNEの接続判定ページにアクセス
  2. 「判定開始」ボタンを押す
  3. 「試験10」まで「OK」表示になるのを待つ

接続判定ページでは、「試験1」から「試験10」まで10項目で接続がテストされます。

「試験1」から「試験4」までがOKなら、IPv4・IPv6両方で通信できる状態です。

さらに、「試験10」がOKと表示されれば、v6プラスが開通しています。

GMOとくとくBBのv6プラスでよくある質問

よくある 質問

最後に、GMOとくとくBBのv6プラスでよくある質問に回答します。

よくある質問
  • 繋がらない時の対処法は?
  • 開通メールが来ない時の対処法は?
  • 開通までの時間は?

繋がらない時の対処法は?

A:フレッツ光や他光コラボから乗り換えなら、乗り換え元の解約状況を問い合わせましょう。

v6プラスは、1つの光回線に対して複数プロバイダが設定することはできません。

そのため、プロバイダ側の解約処理が遅れていると、GMOとくとくBBがv6プラスを設定できず、「v6プラスに繋がらない」という状態になります。

また、フレッツ光からGMOとくとくBBの光回線への乗り換えの場合は、プロバイダの解約手続きが別途必要です。

以上のような原因が考えられるので、v6プラスに繋がらない時は、元のプロバイダに問い合わせてみるといいでしょう。

開通メールが来ない時の対処法は?

A:Wi-Fiルーターレンタルの場合はv6プラス開通メールは届かないようです。

GMOとくとくBBからWi-Fiルーターをレンタルしている場合、光回線の工事終了&配線完了から約30分ほどでv6プラスが開通します。

開通処理が自動的に行われるため、開通エラーがなければ開通メールは届かない模様です。

なお、手持ちのWi-Fiルーターを持ち込み利用する場合は、BBnaviから「IPoE配信手続き」が必要になります。

IPoE配信手続き手順
  1. BBnaviにログイン
  2. 「現在ご利用中のサービス」から契約中のサービス名をクリック
  3. 「詳細はこちら」→「v6プラス配信手続き」をクリック
  4. ルーターが対応機種か確認して「対応ルーターを確認しました」をクリック
  5. 開通メールを受信するメールアドレスを入力して申し込みを完了する

IPoE配信手続きを行う場合は、手続き中に登録したメールアドレスに、1〜2日後に開通メールが届きます。

開通までの時間は?

A:Wi-Fiルーターをレンタルする場合は、30分でv6プラスが開通します。

お手持ちのWi-Fiルーターを利用する場合には、BBnaviからIPoE配信手続きを行い、1〜2日後に開通メールが届いた段階でv6プラスが開通しています。

GMOとくとくBBのv6プラス設定は超簡単!

GMO とくとくBB光は全国OK

画像引用元:GMOとくとくBB光【公式】|シンプルに安い・速い光回線

今回は、GMOとくとくBBのIPv6接続となる「v6プラス」の設定方法や開通条件を解説しました。

GMOとくとくBB v6プラスまとめ
  • v6プラスは混雑時も快適
  • GMOとくとくBBならv6プラス対応ルーター無料レンタル
  • レンタルしたルーターを接続するだけでOK
  • 手持ちの対応ルーターがあればレンタルなしでも設定可能
  • 自宅サーバーや一部ゲーム機は非対応なことに注意

v6プラスの利用には原則対応ルーターが必要ですが、GMOとくとくBBなら無料レンタルがあります。

難しい設定もなくレンタルしたWi-Fiルーターを接続するだけで、簡単にv6プラスの快適な通信が楽しめます。

自宅のWi-Fiを今より快適にしたい方は、ぜひ今回の解説を参考に、GMOとくとくBBでv6プラスを利用してみてください!