
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
毎年秋になるとGoogleが最新スマホ「Pixelシリーズ」をリリースしていましたが、2020年も例に漏れずPixel 5の販売が決定しました。
今回のPixel 5は従来のPixelシリーズがフラッグシップ・高価格だった路線を変更し、5G対応・低価格路線に舵を切っているのが特徴です。
果たしてPixel 5は購入の価値はあるのでしょうか。
特徴やスペックの変化などを解説します。
- 発売日:2020年10月15日(木)
- 価格:82,280円~87,840円
- 5G対応で電池持ちや使い勝手が向上
- ワイドレンズでパノラマ撮影がより鮮明に
※本記事中の価格は税込み表示
トップ画像引用元:Google Pixel 5 – Google ストア
Pixel 5がおすすめな理由
サイト内画像引用元:Launch Night In
Pixel 4シリーズと比較すると、Pixel 5は多くの人におすすめできるモデルになっています。
- 5Gに対応
- 電池持ちが良く使い勝手が向上
- パノラマ撮影が大幅強化
- Pixel 4a(5G)より機能が充実
- 価格が安くなった
Pixel 4やPixel 4 XLは最安値モデルでも10万円近い価格だったので、カメラ性能を相当重視する人以外にはおすすめしにくい1台なのは否めません。
販売台数が伸び悩んだのか、Google側も安価な4aをリリースする等、ここ最近のPixelシリーズは迷走しがちな印象でした。
ただPixel 5になってからはユーザーの求める方向性に進化しているので、従来よりおすすめできる人が増えています。
5Gに対応したPixel 5
Pixel 5の最大の売りは「次世代通信規格の5Gに対応したスマホ」という点です。
Pixel 5を発売するauとソフトバンクの5Gバンド(Sub6)に対応しています。
ミリ波には非対応なので5Gの高速通信をフルに生かせないのが玉にキズですが、8万円台という価格を考えると値段相応とも見られるでしょう。
なおドコモはPixel 5を発売していませんが、Pixel 5の5Gはドコモの5Gバンド(n77・n78)の両方に対応しています。
4Gも当然利用可能
5G対応を売りにしていますが、5G専用Androidではなく、4G LTEの周波数帯にも対応しています。
販売元のauとソフトバンクで使われるLTEバンド(1/3/8/18/26/42)に対応しているので、5G非対応では4Gを主に利用する事になるでしょう。
日本国内では5G自体が一部の施設や店舗でのみ利用できる状態なので、Pixel 5も他の5Gスマホと同じくメイン回線は4Gと言えそうです。
電池持ちが良く使い勝手が向上
Pixel 4のバッテリー容量は2,800mAhで、長時間駆動バッテリーを搭載しているものの、電池持ちには幾分不安のある容量でした。
一方のPixel 5は、バッテリー容量が4,080mAhと大幅に増加しています。
これにより、長時間充電無しで利用してもバッテリー切れに陥る事が少なくなっています。
単純に使い勝手が向上しただけでなく、バッテリー利用量の多い5G向けに進化したと言えるでしょう。
ウルトラワイドレンズでパノラマ撮影がより鮮明になった
Pixel 5のメインカメラは12.2MP+16MPの超広角のウルトラワイドレンズを搭載しているので、パノラマ撮影がより鮮明になっています。
2020年ではキャンプやアウトドアを楽しむ人が増えているので、野外の綺麗な風景を撮影したい人にはおすすめの1台と言えるでしょう。
勿論、従来のPixelシリーズ同様にカメラ性能は非常に充実しているので、屋内外問わずスマホで写真を撮りたい人にもおすすめです。
Pixel 4a(5G)より機能が充実
10月15日には、Pixel 5だけでなく「Pixel 4a(5G)」も発売されますが、機能面で比較するとPixel 5の方がおすすめです。
デバイス名 | Pixel 4a(5G) | Pixel 5 |
---|---|---|
Google Store価格 | 66,550円 | 82,280円 |
バッテリー容量 | 3,885mAh | 4,080mAh |
急速ワイヤレス充電対応 | × | ○ |
バッテリーシェア対応 | × | ○ |
防水対応 | × | ○ |
内蔵RAM | 6GB | 8GB |
オーディオジャック対応 | ○ | × |
価格はPixel 5の方が約16,000円高くなっていますが、その分「大容量バッテリー」「急速ワイヤレス充電」「バッテリーシェア」の機能を搭載しています。
更に内蔵RAMは8GB搭載、動作の軽快さではPixel 5の方が上、防水対応もPixel 5のみと考えると、使い勝手ではPixel 5の方に軍配が上がるでしょう。
カメラ性能やCPUはPixel 4a(5G)と同じなので、オーディオジャックに魅力を感じないなら機能が充実したPixel 5の方がおすすめです。
前作から価格が大幅に安くなった!
Pixel 4/4 XLの価格は98,978円~128,260円と、お世辞にも入手しやすいスマホとは言い難いのが難点でした。
上位モデルを選んだり、アクセサリも一緒に購入すると10万円を越えてしまい、店舗で分割払いで契約しようとしたら断られたというケースも少なくありません。
Pixel 5はその反省点から82,280円~87,840円で購入できるので、今までより購入しやすくなったと言えるでしょう。
- 5G対応のスマホが欲しい人
- 価格の安いPixelシリーズが欲しい人
- バッテリー持ちの良いスマホが欲しい人
- 風景やパノラマ撮影をしたい人
- 防水・ワイヤレス充電機能が欲しい人
Pixel 5のスペック/特徴
画像引用元:Google Pixel 5(グーグル ピクセル ファイブ)| au
それではPixel 5のスペックや特徴について見ていきましょう。
Pixel 5のスペックは既に公式サイトで公開されています。
Pixel 5 | |
---|---|
ディスプレイ | 6.0インチ |
本体サイズ | 高さ:144.7 mm 幅:70.4 mm 厚さ:8.0 mm |
重さ | 151 g |
アウトカメラ | 広角:1,220万画素 超広角:1,600万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 4,000 mAh(最小) |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
CPU | Snapdragon 765G |
OS | Android 11 |
認証 | 指紋 |
カラー | ジャストブラック・ソータセージ |
詳細 | Pixel 5の詳細・レビュー |
Pixel 5はPixel 4のスペックをベースに、下記4点が進化・変更したのが大きな特徴です。
- 5G対応に進化
- 内蔵RAMが6GB→8GBに増加
- バッテリー容量を増量
- 望遠カメラから超広角カメラに換装
Pixel 5は従来のシリーズと違い価格を抑えています。
スペックは従来より大きく伸びていませんが、その分5G対応や使い勝手の良さに重みを置いています。
特に内蔵RAMを増やして処理を軽快にしている点や防水に対応している点、バッテリー容量を増やしたり急速ワイヤレス充電に対応と、日本ユーザーの求める機能を多く搭載済みです。
またPixel 4で搭載した望遠カメラではなく超広角カメラに換装しており、ズーム機能はPixel 4より弱くなったものの、パノラマ撮影や風景の撮影を強化しています。
昨今はキャンプやアウトドアを楽しむユーザーが増えているので、ズーム機能より需要の多いパノラマ撮影に切り替えたと思われます。
Pixel 5のその他の特徴
Pixel 5は5G対応やバッテリー容量の増加といったスペック面の強化だけでなく「バッテリーシェア」「5Gアクセスポイント」「スムーズディスプレイ」といった機能を搭載しています。
どれもかゆい所に手が届く便利な機能で、ユーザーの使い勝手の向上という点で進化したPixel 5と言えるでしょう。
- バッテリーシェアで他のデバイスもワイヤレス充電可能
- 5Gのアクセスポイントとして使用可能
- 好評だったスムーズディスプレイは継続
バッテリーシェアで他のデバイスもワイヤレス充電可能
スマホそのものをワイヤレス充電機として使い、他のデバイスにワイヤレス充電する「バッテリーシェア」を、Pixel 5で実装しています。
Pixel 5はワイヤレス充電規格の「Qi」に対応しているので、同じQi対応のデバイスの充電が切れてしまった時もPixel 5で充電すればモバイルバッテリーを持ち歩く必要はありません。
5Gのアクセスポイントとして使用可能
Pixel 5は5G対応しているので、5Gに接続してテザリング接続すれば5Gのアクセスポイントとして使うことも可能です。
例を挙げるとPixel 5で5Gに接続して、ノートパソコンをWi-Fiテザリングすれば、理論上5Gの速度でノートパソコンが使える事になります。
5Gでテザリングの可否や通信速度や月間データ容量については、契約先の料金プランによって異なるので、5Gのアクセスポイントとして使うなら事前に調べておきましょう。
好評だったスムーズディスプレイは継続!
Pixel 4で「滑らかな画面表示になる」と好評だったリフレッシュレート90Hzのスムーズディスプレイですが、Pixel 5でも継続して搭載されています。
リフレッシュレートの増加は画面が滑らかに動作する他、動きの激しいゲームでもカクつき・チラつきを抑えてくれるので、目にも優しいスマホと言えるでしょう。
CPUが一昔前の型番になったのが残念
Pixel 5のスペックで唯一残念なポイントが、Pixel 4のスペックよりも落ちるCPU「Snapdragon 765G」を搭載している点です。
GPUもPixel Neural CoreからAdreno620に換装されているので、処理能力のみで比較するとPixel 4よりは劣る可能性は否めません。
何故前作よりも劣るCPUが搭載されたのかは公式には発表されていません。
しかし、Pixel 5で価格を抑えるためやむを得ずSoCのスペックも抑えたのではないかと、業界では噂されています。
- 5G対応に進化
- 内蔵RAMが増加
- バッテリー容量が増加
- 使い勝手が良い機能を追加
- CPUはスペックダウン
Pixel 5の発売日/価格
画像引用元:Google Pixel 5 – Google ストア
Pixel 5はキャリア版がauとソフトバンクから、SIMフリー版がGoogle Storeから2020年10月15日(木)に発売予定です。
価格は購入元で異なっています。
ソフトバンクが87,840円、SIMフリー版のGoogle Storeは82,280円となっています。
- 発売日:2020年10月15日
- 価格:82,280円~87,840円
- auの価格は未発表(8万円台か?)
auの価格は10月4日時点で発表されてはいませんが、ソフトバンク・Google Storeと同じ8万円台で購入できると思われます。
前作のPixel 4は最安モデルでもGoogle Storeで96,195円と高価だった為か、販売結果は思った以上に伸びなかったようです。
その反省を踏まえてか、Pixel 5はスペックやカメラ性能を底上げする方針を転換して、価格を抑えて購入しやすくなったと言えるでしょう。
Pixel 5をお得に購入するには?
画像引用元:Google Pixel 5 – Google ストア
Pixel 5は前作と比較して購入しやすい価格になったものの、それでも1台当たり8万円台と高額なスマホなのは変わりありません。
そこで少しでもお得に購入する為には、オンラインショップを活用したりキャンペーンで実質値引きや特典を少しでも受け取るのが重要です。
auはまだ価格を公表していないので、ソフトバンクを例にPixel 5をお得に購入する方法をご案内します。
- オンラインショップで購入する
- 契約事務手数料を0円にする
- Web割で機種代金を割り引く(乗り換えのみ)
- トクするサポート+を申込む
- PayPay5,000円還元を応募する
ソフトバンクオンラインショップを利用
ソフトバンクユーザーまたはソフトバンクに乗り換える予定の人が、Pixel 5をお得に購入するならソフトバンクオンラインショップの利用がおすすめです。
わざわざ来店せず購入できるので手間が省ける他、オンラインショップ限定キャンペーンがあるなど、来店するよりお得にPixel 5を入手できます。
新型コロナへの感染リスクも抑えられるので「どうしても対面にこだわりたい!」という人を除いて、オンラインショップでPixel 5を購入しましょう。
Webトクキャンペーンで契約事務手数料3,300円が無料
ソフトバンクで乗り換え・新規契約・機種変更すると、契約事務手数料3,300円かかりますが、オンラインショップならWebトクキャンペーンで0円になります。
オンラインショップから申込むだけで分割払い時の約2ヶ月分が節約できるので、Pixel 5購入時には必ず受けておきたい特典の1つです。
新規契約・機種変更は勿論、他社からの乗り換え(MNP)も対象となっているので、ほぼ全てのPixel 5購入者が対象なのもメリットです。
Web割で21,600円割引(乗り換えのみ)
他社からの乗り換え(MNP)限定になりますが、オンラインショップでPixel 5を購入と乗り換えを同時に行うとWeb割としてPixel 5が21,600円割引されます。
ソフトバンクのPixel 5の機種代金は87,840円なので、オンラインショップから乗り換えると機種代金は66,240円と、一気に安くなり乗り換え時はオンラインショップがおすすめです。
前述のWebトクキャンペーンも併用可能なので、他社ユーザーがオンラインショップでPixel 5に乗り換えで24,900円安くなる点を考えると割引効果は絶大です。
ソフトバンクのキャンペーンを利用
ソフトバンクでPixel 5を購入する時はオンラインショップの利用がおすすめですが、合わせてソフトバンクのキャンペーンを利用するのもおすすめです。
特に2年後に機種変更を考えている方は「トクするサポート+」で、機種代金を実質半額近くに抑えるのがお得にPixel 5を入手出来ます。
更にソフトバンクでは恒例となった、PayPay還元キャンペーンもPixel 5が対象なので、オンラインショップの割引と相乗効果を狙うのも良いでしょう。
トクするサポート+で実質負担額を半額にする
Pixel 5を購入して2年後に機種変更を考えている方は、購入時に48回分分割払いを申込み、トクするサポート+に加入して実質負担額を抑えるのがおすすめです。
トクするサポート+は2020年3月以前の旧プログラムと違い、毎月のプログラム利用料がかからないので、2年後に機種変更すると実質半額になります。
2年後にPixel 5を機種変更する場合、87,840円の機種代金が半額の43,920円(残債は免除)されるので、2年後に乗り換える可能性があるなら加入しておきましょう。
PayPay最大5,000円プレゼントキャンペーン
ソフトバンクでお馴染みとなった新スマホ購入・応募でPayPayプレゼントキャンペーンですが、Pixel 5も対象となっています。
キャンペーン名 | PayPay最大5,000円相当プレゼント |
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条件 | キャンペーン期間中に 店舗・オンラインショップでPixel 5を購入して応募 |
購入期限 | 2020年11月30日まで |
応募期限 | 2020年12月7日まで |
PayPayボーナス配信予定 | 2020年12月下旬ごろ |
Pixel 5を購入期限の11月30日までに店舗またはオンラインショップで購入して、12月7日までにキャンペーンサイトで応募するだけで5,000円相当のPayPayポイントが還元されます。
PayPay還元は機種代金の値引きに近く、他社からオンラインショップ経由で乗り換えた場合、WebトクキャンペーンとWeb割も合わせると、Pixel 5を29,900円近くお得に購入できます。
購入期限が11月30日、応募期限も約1週間後の12月7日までと年内に終了してしまうので、Pixel 5を早期に購入した人は是非申込んでおきましょう。
Google Storeよりソフトバンクで購入がおすすめ
Google Storeは機種代金を値引くキャンペーンを開催していないので、キャンペーン諸々の値引きを加味するとソフトバンクの方がPixel 5を安く購入できます。
一括購入ならGoogle Storeで購入した場合、ソフトバンクで一括購入するよりも5,000円近く安くなりますが、82,280円を一括で払うのでお財布の負担は大きめです。
SIMフリーのPixel 5をすぐに欲しい人ならGoogle Storeを利用するのもありですが、お得且つ負担を軽めに購入したいならソフトバンクで購入した方が良いでしょう。
価格の安さ・5G対応に魅力を感じたらおすすめ!
画像引用元:Google Pixel 5 – Google ストア
Pixel 5は従来のシリーズと違い機種代金が安くなり、使い勝手の良さを求める人から高いカメラ性能を求める人まで、多くの人におすすめできる1台です。
ソフトバンクではお得に購入できるキャンペーンも多数行っているので、2020年秋冬モデルの中でも注目を集めるスマホになるでしょう。
auも正式な価格が発表されればキャンペーン情報も解禁になる可能性もあるので、今後の情報にも注目です。
- 発売日:2020年10月15日(木)
- 価格:82,280円~87,840円
- 5G対応で電池持ちや使い勝手が向上
- ワイドレンズでパノラマ撮影がより鮮明に