
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
Google Play Music、Apple Music、Spotifyなど、音楽聴き放題サービスのサブスクリプションが増えています。
今回は、Google Play Musicの使い方と料金設定・無料プランと有料プランの違いを紹介していきます。
後半では他の音楽アプリとの比較も行っているので、どのサービスかで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
トップ画像引用元:Google Play Music
Google Play Musicとはどんなサービス?
画像引用元:「Google Play Music」をApp Storeで
Google Play Musicとは、大手検索エンジンのGoogleが提供している「音楽聴き放題サービス」です。
2011年11月からアメリカで提供を開始し、今では63ヶ国で利用することができます。
Google Play Musicの概要 | |
---|---|
価格 | 無料 月額980円(個人) 月額1,480円(ファミリー) |
対応機種 | Android iOS ウェブブラウザ |
ジャンル数 | 15 |
コンテンツ数 | 4,000万曲 |
利用可能地域 | 63ヶ国 |
Googleといえば、Androidにソフトウェアを搭載していますが、iOSを搭載したiPhoneやiPadでもGoogle Play Musicは利用可能です。
さらに、ウェブブラウザ(Google Chrom、Safariなど)からも利用できるので、パソコンに関してもWindowsやMacなど種類を問わず使えます。
Google Play Musicでできること
Google Play Musicでできることは何か、を見ていきましょう。
- 配信されている音楽が月額980円で聴き放題
- 約4,000万曲をオンデマンドで楽しむことが可能
- 50,000曲をクラウド上に保存できる
- 好みに合ったおすすめ曲が表示される
- 自分のスマホやパソコンに好きな曲をダウンロードできる
- ダウンロード済みの曲をオフライン再生できる
- すでに持っている曲(パソコン内の曲やCDなど)をアップロードして聴ける
- Android、iPhone、タブレット、パソコンなどで視聴可能
Google Play Musicなら、月額料金を支払うことで配信されている約4,000万曲が聴き放題です。
クラウド(インターネット上の保存先)に、好きな曲を50,000曲も保存できるのことも特徴。
スマホやパソコン内の保存領域を節約することができます。
また、他の音楽配信サービス(iTunesなど)でダウンロード保存していた曲を、Google Play Music内にアップロードして、Google Play Music内で再生することも可能です。
これらの特徴により、自分が持っている全ての音楽を「Google Play Music」1つで管理することができます。
Google Play Musicは無料プランと有料プランがある
Google Play Musicは無料プランと有料プランが存在します。
- 個人(1人)で利用する月額980円のプラン
- ファミリー(6人まで)で利用する月額1,480円のプラン
ファミリープランを6人で利用すると、1人あたり約246円で、1ヶ月間4,000万曲が聴き放題になるのでとてもお得です。
有料プランは個人でもファミリーでも30日の無料期間を設けているので、機能の感触や使い心地を十分に確かめることもできます。
無料プランと有料プランの違い
無料プランと有料プランでは、Google Play Musicのサービスでできることに違いが出てきます。
項目 | 無料プラン | 有料プラン |
---|---|---|
おすすめ曲の表示 | ● | ● |
Android、iPhone、ウェブブラウザで音楽再生 | ● | ● |
自分の音楽コレクションから最大50,000曲をアップロード | ● | ● |
自分の気分・行動・状況からぴったりのラジオを配信 | ● | |
好きな曲だけスキップする機能 | ● | |
広告なしの音楽再生 | ● | |
4,000万曲にオンデマンドでアクセス | ● | |
ダウンロードした音楽をオフラインで再生 | ● |
簡単にまとめると無料プランの内容は以下のようになります。
- おすすめ曲の表示
- Android・iPhone・ウェブブラウザなどさまざまなデバイスで音楽を聴くこと
- 50,000曲のアップロード
これらが基本的な機能になります!
ラジオの配信やスキップ機能、広告なしの再生を希望する人は有料プランを契約する必要があります。
また、Google Play Musicの特徴である“4,000万曲の音楽聴き放題”が楽しめるのは、有料プランのみのサービスです。
有料プランを解約すると再生リストにアクセスできなくなる
有料プランを解約すると、無料プランで継続利用できますが、Google Play Musicでダウンロードした曲や再生リストにアクセスはできなくなります
Google Play Musicの登録方法
この項目では、Google Play Musicの基本的な登録方法をご紹介します。
Androidでの登録方法
まずは、Googleがソフトウェアを搭載しているAndroidでの使い方です。
1Google Play Musicをインストール
Google Play Musicを利用するためには、Google Play Musicアプリをインストールする必要があります。
アプリは、Playストアで検索するか、Playストア内上部のジャンルから音楽を選ぶと見つけることができます。
スマホの種類によっては、最初からインストールされている場合もあるので、ホーム画面内に表示されているアプリから探してみましょう。
利用にはGoogleアカウントが必要になります。
2契約するプランの選択
次に、3つ(定期購入・他のプラン・利用しない)の項目から契約プランを選択します。
- 定期購入:月額980円(個人)を利用する人
- 他のプラン:月額980円(個人)か、月額1,480円(ファミリー)を利用する人
- 利用しない:無料プランを利用する人
Google Play Musicを最初に押したとき、どのプランで利用するのか選択する画面が表示されます。
自分が利用するプランによって選ぶ項目が違うため、間違えないようにしましょう。
※Playストアでクレジットカード情報の登録がまだな場合、登録しないと先へ進めない可能性があります。
※有料プランでも30日の無料期間が設けられているので、すぐにクレジットカードでの支払いが発生するわけではありません。
※月額料金の支払い方法は、クレジットカードの他にもドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリア決済、ギフトコード・プロモーションコードでの支払いもあります。
iPhone(iOSソフトウェア)での登録方法
次はApple社のiOSが搭載しているiPhoneなどで、Google Play Musicを使うときの方法です。
1ウェブブラウザで先にアカウント登録を済ませる
Google Play MusicアプリはiPhone版でも配信されていますが、Google Play Musicを利用するためのアカウント登録をウェブブラウザで済ませておかないと、アプリを起動しても使うことができません。
SafariなどからGoogle Play Musicを検索し「登録する」を押して、持っているGoogleアカウントを選択しましょう。
※Googleアカウントがない人は、作成する必要があります。
2「定期購入」、「他のプラン」、「利用しない」から選ぶ
ウェブブラウザでGoogleアカウントを選択すると、どのプランで利用するかの選択肢が出てきます。
Androidで説明した方法と同じように選びましょう。
3アプリをインストールする
ウェブブラウザで登録、プランの選択を済ませたら、Google Play MusicアプリをApp Storeからインストールします。
アプリを起動すると「ログインボタン」が出てきますので、iPhoneでもGoogle Play Musicの利用が可能になります。
ウェブブラウザでの登録
次はウェブブラウザ(Google Chrom、Safariなど)でのGoogle Play Musicを使うときの方法です。
1ウェブブラウザでGoogle Play Musicを検索して登録
Google Chrom、Safariなどで、Google Play Musicと入力して検索し、登録画面に進みます。
以降の登録方法はAndroidやiPhone版の説明と同じです。
【2021年】音楽アプリおすすめ人気ランキング|最新の無料/有料アプリを徹底比較次の章からGoogle Play Musicの使い方や他の音楽アプリとの比較を行います。
Google Play Musicの使い方
それではGoogle Play Musicの使い方を見ていきます。
自分が持っている楽曲のアップロード方法がデバイスによって異なるので、注意してください。
音楽を探して聴く
プランを選び終わったら、Google Play Musicのサービスを利用できます。
聴きたい音楽を探してみましょう。
- 直接探す:聴きたい音楽を直接探す場合は、上部にある虫眼鏡から検索できます。曲名やアーティスト名を入力
- その他:最近再生した曲、トップチャート、新作、音楽ライブラリ(自分がすでに持っている曲)はメニューで表示
上部にある「≡(三本線)」か、画面左端からスワイプしてメニューを出しましょう。
この操作により音楽が表示され、それを直接タップすることで再生がスタートします。
※「音楽を探して聴く」は、無料プランでは使えない機能です。
音楽をダウンロードする
音楽のダウンロードは、ダウンロードアイコンを押すことで可能です。
⬇︎(下矢印)のマークを探しましょう。
音楽をアップロードする(Androidの場合)
Androidの場合、自分がすでに持っている曲は手動でアップロードしなくても自動的にGoogle Play Musicで表示してくれます。
音楽ライブラリの中をチェックしましょう。
iPhoneからのアップロードはできないので、iPhoneユーザーの場合は次のWebブラウザからの方法でPCからアップロードしましょう。
音楽をアップロードする(Google Chromの場合)
すでに持っている音楽のアップロードは、ウェブブラウザから行うことができます。
Google Chromの場合はGoogle Play Musicの拡張機能を追加する必要があります。
1Google Play Musicの拡張機能を追加する
2メニューから音楽をアップロードを探す
Google Play Musicの画面上部にある≡アイコンでメニューバーを開き、項目の中から音楽をアップロードを選びます。
3音楽をアップロードする
「ここに曲やフォルダをドラッグするとライブラリに音楽を追加できます。または…パソコンから選択」
という画面が表示されるので、音楽ファイルをドラッグ&ドロップするか、ファイルを選択して追加してください。
4Google Play Musicで取り扱える音楽ファイル
音楽ファイルの形式は下記の通りです。
画像引用元:Google Play Music でサポートされているファイル形式 – Google Play Music ヘルプ
5アップロードされた音楽は「音楽ライブラリ」の中に表示される
音楽をアップロードする(Google Chrom以外の場合)
SafariやFirefoxを常に利用している人は、Music Managerをパソコンにダウンロードする必要があります。
また、Windows Media PlayerやiTunesなど他の音楽サービスの中に入っている曲をアップロードするときも、こちらの方法で行います。
1Music Managerのダウンロード
ウェブブラウザで「Google Play Music Manager」を検索すると、Music Managerのダウンロード画面・ボタンを出すことができます。
2ダウンロード完了後、Googleアカウントでログイン
3Music Managerが起動する
操作の選択画面で下記の2つが表示されます。
Google Playに曲をアップロードするにチェックを入れましょう。
4音楽の保存場所を選択
音楽を保存している場所の選択です。
- iTunes
- Windows Media Player
- マイミュージックフォルダ
- その他のフォルダ
4つの中からいずれかを選択して、次へをタップします。
※持っている曲数が少なく表示される場合
保存している場所を選ぶと、
○○で見つかった曲数は10未満です。
とiTunesやWindows Media Playerで保存されている曲数が表示されます。
実際に持っている数より少ない場合は「その他のフォルダ」に振り分けられている可能性があります。
保存している場所を「その他のフォルダ」に選び直し、音楽ファイルが保存されているフォルダを自分で指定しましょう。
5今後、自動的にアップロードするかを選択
「今後、選択したフォルダに追加した曲を自動的にアップロードしますか?」
と聞かれるので選択しましょう。
6音楽のアップロードの開始
ここまで進むと、音楽のアップロードが開始されます。曲数が多い場合は時間がかかることもありますが、その間、Google Play Musicで音楽の再生などは可能です。
Google Play Musicと他の音楽聴き放題サービスとの違い
Google Play Musicは他の音楽聴き放題サービスと、どのような違いがあるのかを比べてみましょう。
サービス名 | 月額料金 | 配信曲数 | お試し期間 | 無料 プラン |
---|---|---|---|---|
Google Play Music | 980円 | 4,000万曲 | 30日 | あり |
Apple Music | 980円 | 4,500万曲 | 3ヶ月 | なし |
Amazon Music Unlimited | 980円 | 4,000万曲 | 30日 | あり |
Spotify | 980円 | 4,000万曲 | 30日 | なし |
楽天ミュージック | 980円 | 4,000万曲 | 30日 | あり |
LINE MUSIC | 960円 | 4,700万曲 | 30日 | あり |
AWA | 960円 | 5,000万曲 | 30日 | なし |
月額料金や配信曲数は、どの音楽聴き放題サービスもほぼ変わりないといえそうです。
しかし、Google Play Musicの最大の特徴は、Windows Media PlayerやiTunesの曲をGoogle Play Musicにアップロードできることです。
また、音楽をクラウド上に保存ができるのは、Google Play MusicとApple Musicのみですが、Apple Musicには無料プランが存在しません。
歌詞表示機能はありませんが、ダウンロードした曲を無制限でオフライン再生できるのもポイントです。
YouTube Premiumなどでも使用可能になった
画像引用元:Music Premium – YouTube
Google Play Musicの有料プランに加入している方は、YouTube Music Premium / YouTube Premiumも使用することができます。
YouTubeの有料コンテンツが使用できるようになった理由は、YouTubeがGoogleの傘下になったことが大きいでしょう。
提供しているサービスに多く違いはありませんが、よりお得になったという声が多いです。
追加料金もかかりませんので、Google Play Musicの加入をした際はYouTube Music Premium / YouTube Premiumも利用してみましょう。
Google Play Musicが終了の噂は本当か!?
画像引用元:(91) Music Premium – YouTube
Google Play Musicユーザーが噂をしているサービス終了についてですが、可能性はありますがすぐには実施されないでしょう。
終了が実現した場合、Google Play MusicとYouTube Musicの両方の長所を持つ新サービスとして行われるようです。
Google Play Musicを30日間無料でお試しもおすすめ
最後に、Google Play Musicのポイントをまとめてみましょう。
- 無料プランと有料プラン(30日間無料)がある
- YouTube Music Premium/YouTube Premiumの利用も可能
- 【無料・有料】Android、iOS、ウェブブラウザで再生可能
- 【無料・有料】50,000曲をアップロードできる
- 【無料・有料】iTunesなどの曲もアップロードできる
- 【有料のみ】4,000万曲のオンデマンド再生
- 【有料のみ】曲数を無制限でオフライン再生可能
Google Play Musicを使うと、今まで購入・ダウンロードしてきた曲をGoogle Play Music1つで管理できて楽になります。
また、YouTube Music Premium / YouTube Premiumの利用も可能になりましたので、今まで以上に便利になりました!
音楽聴き放題サービスを検討している人は、Google Play Musicも検討してみましょう。
YouTubeサービスまとめ|有料プランPremium/Music Premiumの違いって?