
この記事では、
- どんなときもWiFi
- よくばりWiFi
の違いを比較して、どちらがお得・おすすめかを紹介します。
どんなときもWiFi、よくばりWiFiと共に4G LTE回線のレンタルWiFiルーター業者であり、更に料金も似ており、一見するとどちらがお得か見分けがつきにくくなっています。
厄介なことにレンタルできるモバイルWiFiルーターのデザインも酷似している点も、ユーザーが混乱する一因にもなっています。
今回の記事では両社の契約内容やメリット・特徴をまとめて比較していますので、どちらを契約した方が良いか気になっている方は是非参考にしてみてください。
- 月額料金はどんなときもWiFiが3,480円、よくばりWiFiが3,450円で大きな違いは無い
- 通信速度やWiFiルーターの性能差も無い
- 同じ4G LTE回線でインターネットを利用する
- 口座振替・即日受け取り希望の人におすすめは「どんなときもWiFi」
- キャッシュバック・短期間利用希望の人は「よくばりWiFi」がお得
トップ画像引用元:【公式】よくばりWiFi – 新世代の通信サービスでよくばっていこう –
どんなときもWiFiの契約内容
どんなときもWiFiの契約内容を表に示すと以下のようになります。
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 3,480円~ |
契約期間 | 2年 |
支払い方法 | 口座振替 クレジットカード |
海外での利用可否 | 利用可能 |
使用回線 | 4G LTE回線 |
どんなときもWiFiは支払い方法によって月額料金が決まるのが特徴ですが、クレジットカードで契約した方が、月額料金は安くなるのでおすすめです。
どんなときもWiFiの注意点は、2年間の最低利用期間が設定されていることです。
2年以内に解約してしまうと最大で19,000円の契約解除料金がかかるので、長期利用を前提に契約するようになるでしょう。
口座振替でも利用できるのがメリット
どんなときもWiFiの支払い方法には口座振替が利用出来るので、クレジットカードを持っていない人でも契約可能なのがメリットです。
よくばりWiFiの支払い方法はクレジットカードのみなので、諸々の事情でクレジットカードを持っていない人は、どんなときもWiFiを選びましょう。
ただし、口座振替の場合はクレジットカードと比較すると、月額料金が約500円ほど高くなるので、その点を承知の上でご契約下さい。
店舗受け取りで最短即日利用可能
どんなときもWiFiは渋谷と秋葉原に設置店舗を設けているので、申し込みしてから最短当日に利用可能なのもメリットです。
渋谷の受け取り店舗「渋谷センター」はJR渋谷駅から徒歩7分、秋葉原の「秋葉原センター」はJR秋葉原駅から徒歩5分と立地も良いです。
「今すぐインターネットを使いたい!」「手元にWi-Fiルーターが届くまでネットが使えないのは嫌だ!」という都内在住の方は、利用する価値はあるでしょう。
よくばりWiFiの契約内容
よくばりWiFiの契約内容を表に示すと以下のようになります。
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 3,450円~ |
契約期間 | 2年 |
支払い方法 | クレジットカード |
海外での利用可否 | 可能 |
使用回線 | 4G LTE回線 |
よくばりWiFiとどんなときもWiFiの契約内容を比較してみると、月額料金はほぼ同じです。
通信回線も同じ4G LTE回線、後述しますがモバイルWiFiルーターのスペックや通信制限の条件も同じになっています。
では、「全く同じなのか?」と言われるとそうではなく、以下3点でどんなときもWiFiとよくばりWiFiで違いがあります。
- キャッシュバックの有無
- 短期契約の有無
- 支払い方法
それでは詳しく見ていきましょう。
特定の条件を満たすとキャッシュバックあり
よくばりWiFiには最大6,000円お得になるキャッシュバックがあり、条件や内容等は下記表のようになります。
キャンペーン 内容 | 詳細 |
---|---|
キャンペーン 特典 | 毎月500円キャッシュバックを1年間(12回)実施 |
特典付与条件 | NTTグループカードを特定のページから新規発行する よくばりWiFIの利用料金の支払い方法に設定する |
キャンペーン 期間 | 2019年12月31日まで |
毎月500円のキャッシュバックを1年間(12回)行うので、キャッシュバックを利用すると、どんなときもWiFiより実質的な月額料金はお得です。
NTTグループカードの新規申し込みが条件の1つなので、キャッシュバックを受け取るには新規でクレジットカードを発行する必要があります。
クレジットカードの発行を考えている方には、お得にWiFiを利用できるのでよくばりWiFiがおすすめになるでしょう。
契約期間が1ヶ月のプランが存在し短期利用も可能
よくばりWiFiには1ヶ月レンタルの縛りなしの料金プランが存在するので、超短期間だけ利用したい人におすすめです。
- 固定回線が開通するまでのつなぎとして利用したい
- 長期間利用するWiFiを契約する予定がない
モバイルWiFiルーターは契約期間のある料金プランが主流なので、短期間だけ契約できるWiFiルーターを探している方にピッタリです。
最短即日発送なので利用出来るまでの期間も短めなのもメリットと言えるでしょう。
支払い方法がクレジットカードだけなのが難点
よくばりWiFiの支払い方法はクレジットカードのみとなっており、口座振替では契約する事ができないのがデメリットです。
クレジットカードと口座振替から支払い方法を選べる、どんなときもWiFiと比較すると、よくばりWiFiは契約の敷居は高めと言えます。
諸々の事情でクレジットカードを持っていない人は、よくばりWiFiではなくどんなときもWiFiを選ぶようになるでしょう。
次の章では、どんなときもWiFiとよくばりWiFiのルーター比較をしてみます。
どんなときもWiFiとよくばりWiFiのルーター比較
どんなときもWiFiは『D1』、よくばりWiFiでは『U2S』というデザイが酷似したWiFiルーターをレンタルしています。
それぞれのWiFiルーターのスペックを比較すると下記表のようになり、性能面でもほぼ同じ結果になっています。
項目 | D1 | U2s |
---|---|---|
下り最大通信速度 | 150Mbps | 150Mbps |
上り最大通信速度 | 50Mbps | 50Mbps |
連続通信時間 | 12時間 | 12時間 |
同時接続台数 | 5台 | 5台 |
どちらも4G LTE回線を利用する点や、スペック上の通信速度も同じなので、WiFiルーターから選ぶ理由は見つかりません。
通信速度・接続台数・通信時間に差はない
『D1』と『U2S』どちらも通信速度・接続台数・通信時間に差は無いので、普段の使い勝手ではどちらが同じです。
通信できるBAND帯は『U2S』の方が多くなっています。
『U2S』はソフトバンクのエリア回線を利用しているのに対して『D1』はドコモ、au、ソフトバンクの回線が状況に合わせて自動で選ばれます。
ただ筆者が、どんなときもWiFiを利用してみた所、ソフトバンクの回線を選ばれる事が多いので、普段使いでは回線の質では大した違いは無いと思われます。
余談ですが、どんなときもWiFiの公式サポートページでは『U2S』のサポート情報も記載しているので、どんなときもWiFiでも『U2S』を取り扱っている可能性はあります。
WiFiルーターの性能に差は無いとみてOK
スペック面を比較すると、どんなときもWiFiの『D1』とよくばりWiFiの『U2S』どちらも性能に差は無いと見て良いでしょう。
使用できる回線の種類と質も同じなので、回線の品質面やWiFiルーターの性能差で契約する業者を決めることはなさそうです。
どんなときもWiFiとよくばりWiFiの通信制限条件の比較
どんなときもWiFiとよくばりWiFiの通信制限がかかる条件や、通信制限時の速度についても比較してみます。
どちらも月間データ容量無制限で利用出来て、3日間10GBのようなデータ容量の制限も設定されていません。
しかし、特定の条件下においては速度制限がかかることを明記しています。
違法性のある通信をしなければ、速度制限は無し
どちらもネットワークの占有や違法なダウンロードのような、違法性のある短時間で大容量通信以外では、速度制限はかかりません。
どんなときもWiFiでは普段使いの動画視聴やゲーム程度では速度制限がかからないのも明記しているので、速度制限の条件は緩いと言えるでしょう。
なお、速度制限にかかった場合の通信速度は384Kbpsですが、実はキャリアの通信制限時の速度(128Kbps)より速いという隠れたメリットもあります。
どんなときもWiFiがおすすめ・お得に利用できるユーザーは?
ここまでの情報を踏まえて、どんなときもWiFiの方がお得に利用出来るユーザー、おすすめできるユーザーについて紹介します。
両社共に月額料金は大差なく、回線の品質やモバイルWiFiルーターの性能も互角なのでどんなときもWiFi独自の特徴から選ぶようになります。
口座振替を希望するユーザーはどんなときもWiFiがおすすめ
どんなときもWiFiとよくばりWiFiの大きな違いには「どんなときもWiFiのみ口座振替で支払い可能」というのがありました。
よくばりWiFiは設定できる支払い方法がクレジットカードのみなので、クレジットカードを持っていない人はよくばりWiFiを契約出来ません。
その為、口座振替でモバイルWiFiルーターを契約したい人にはどんなときもWiFiを選ぶのがおすすめです。
すぐに利用したいなら店舗受け取りが可能などんなときもWiFi
すぐにモバイルWiFiルーターを利用したい人も、店舗受け取りが利用出来るどんなときもWiFiがおすすめです。
渋谷と秋葉原の2店舗のみなので、利用出来るのは都内に在住か通勤通学している人に限定されますが、いち早く利用出来ます。
一刻も早くネット回線を構築したいなら、どんなときもWiFiを選んだ方が良いでしょう。
どんなときもWiFiの評判|口コミと使って分かる使用感を辛口レビューよくばりWiFiがおすすめ・お得に利用出来るユーザーは?
よくばりWiFiがおすすめ・お得に利用出来るユーザーは、
- キャッシュバックでとことんお得に利用したい人
- 短期間だけ利用したい人
になります。
よくばりWiFiは2年間の契約期間後も月額料金は据え置きなので、月額料金が分かりやすく長期利用に向いています。
支払い方法はクレジットカードのみなので、契約の敷居は若干高めですが条件を満たせば、どんなときもWiFiよりもお得に利用出来ます。
キャッシュバックを利用すれば月額料金はよくばりWiFiがお得
よくばりWiFiには2019年12月31日までの期間限定で、条件を満たすと6,000円のキャッシュバックを受けられるキャンペーンが行われています。
このキャッシュバックを利用すると、実質的に500円割引を1年間受けられるので、月額料金を安くしてお得に利用したい人には、よくばりWiFiがおすすめです。
短期間だけ利用したいなら、よくばりWiFiがおすすめ
よくばりWiFiは1ヶ月ごとの契約出来る料金プランがあるので、2年未満の短期利用を考えている人におすすめです。
- 固定回線の開通工事が完了するまで利用したい
- 海外から一時帰国した時のネット環境として利用したい
このような短期間だけ利用したい状況に合っています。
ただし、1ヵ月毎の料金プランは、2年契約の料金プランより月額料金が約1,000円ほど高くなっているので「思った以上に料金が高い!」と勘違いしないようご注意下さい。
2年以上の超長期で利用するならよくばりWiFiがお得
よくばりWiFiは2年後の契約期間後も3,450円の月額料金で、2年後のどんなときもWiFiの月額料金に比べると500円程安くなります。
どんなときもWiFiも契約期間時に解約して、再契約を結べば3,480円で利用出来ますが一旦解約して新規契約を結ぶ手間がかかります。
2年目以降も利用するなら月額料金が安く、再契約の手間が省けるのでよくばりWiFiを選んだ方がお得になります。
よくばりWiFiの全て|完全無制限の真実とメリットとデメリット契約内容や通信速度はほぼ同じなので利用用途で比較を!
どんなときもWiFiとよくばりWiFiは契約内容や通信回線について差は無いので、業者ごとに合わせてお得な方を選びましょう。
- 口座振替で支払いたい人、即日利用狙いの人:どんなときもWiFi
- キャッシュバック狙い、短期契約狙い、2年以上の長期利用の人:よくばりWiFi
月額料金や契約期間もほとんど違いは無いので、どちらが得になるかはユーザーの利用環境によって変わります。
どんなときもWiFiとよくばりWiFiの比較とお得・おすすめ
- 月額料金はどんなときもWiFiが3,480円、よくばりWiFiが3,450円で大きな違いは無い
- 通信速度やWiFiルーターの性能差も無い
- 同じ4G LTE回線でインターネットを利用する
- 口座振替・即日受け取り希望の人におすすめは「どんなときもWiFi」
- キャッシュバック・短期間利用希望の人は「よくばりWiFi」がお得
今後、2社のどちらかの契約を考えている方は、是非今回の記事を参考にご自身に合ったモバイルWiFiルーターを選んでみてください。
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