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ハイスペック・タッチペン付属の高級スマホとして有名なGalaxy Noteシリーズですが、Galaxy Note10+も従来通り、フラッグシップモデルを突き詰めた点は変わりありません。
しかし、2019年になってからユーザーが好む仕様を詰め込んだ結果、細かい個所でGalaxy Note9と違っている点が見受けられます。
Galaxy Note10+を買うべきか、Galaxy Note9を購入するか迷っている方は是非参考にしてみてください。
- 取扱いキャリアはドコモとauで変わらない
- 価格も同じ10万円台だがGalaxy Note9は値下げの可能性有
- 大きな違いは「基本スペック」「カメラ」「Sペン」の3つ
- 基本スペックは現Androidの中でもトップクラスの処理性能に上昇
- カメラはデュアルレンズからクアッドレンズカメラに換装
- Sペンにジェスチャー機能が搭載されて様々な操作ができるようになった
トップ画像引用元:Galaxy Note10+進化のポイントまとめ&比較! | Explore – Galaxy Mobile Japan 公式サイト
Galaxy Note10+とGalaxy Note9は「キャリア」と「価格」に違いは無い
Galaxy Note10+とGalaxy Note9を比較すると、スペックや機能面で細かい違いはあります。
ただし、「取扱いキャリア」と「価格帯」の2点には大きな違いはありません。
取扱いキャリアは「ドコモ」「au」の2社で変更なし
Galaxy Note10+の取扱いキャリアは「ドコモ」と「au」の2社のみで、ソフトバンクや格安SIM業者では取り扱われていません。
前作Galaxy Note9でもソフトバンクと格安SIM業者では販売されていなかったので、Galaxy 10+ではどうなるか注目を集めていましたが従来通りの販路となったようです。
ドコモ、auユーザーなら機種変更で購入できますが、ソフトバンクや格安SIMユーザーはMNPで乗り換えるか、SIMフリーモデルを入手して利用することになるでしょう。
ドコモでGalaxy Note 10+に機種変更|お得に購入する完全ガイドGalaxy Note10+とGalaxy Note9の価格も大差無し!
Galaxy Note10+とGalaxy Note9の価格を比較すると以下表のようになります。
モデル | 取り扱いキャリア | 価格 |
---|---|---|
Galaxy Note9 | ドコモ | 121,176円 |
au | 114,480円 | |
Galaxy Note10+ | ドコモ | 121,176円 |
au | 118,800円 |
前作Galaxy Note9の価格も10万円オーバーでしたが、Galaxy Note10+も同じくフラッグシップモデルのスマホになりました。
一括で購入が難しい人なら分割購入となりますが、ドコモやauでは10万円を越すモデルだと分割購入の審査が厳しくなるという噂も依然としてあります。
分割購入が断られてしまったらお金を貯めて、一括で買い直すか店舗独自の値引きキャンペーンがあれば活用してみると良いでしょう。
違いや進化点は基本スペックやカメラ、Sペンにある
取扱いキャリアや価格帯では違いはなく、スペックやカメラ、そしてGalaxy Noteシリーズの代名詞と言えるSペンに違いがあります。
結論を言うとGalaxy Note10+の方がスペック面でも機能面でも充実しているので、同じ金額を出せるならGalaxy Note10+を選んだ方がおすすめです。
もちろんGalaxy Note9もハイスペックスマホですが、とことんスペックの高さにこだわるならGalaxy Note10+を選んだ方が良いでしょう。
Galaxy Note9は型落ちになるので値下げの可能性有
余談ですがGalaxy Note10+が発売されるのでGalaxy Note9は型落ちモデルとなり、値下げやキャンペーンの対象になることも考えられます。
クリスマスや歳末バーゲン、年が明けての2月以降には学割や乗り換え推奨の繁忙期に入るので、販売に力を入れるシーズンです。
基本スペックはGalaxy Note9から大幅に上昇したのが進化点
画像引用元:パフォーマンス | Galaxy Note10+ | スマートフォン – Galaxy Mobile Japan 公式サイト
Galaxy Note10+とGalaxy Note9の基本スペック表は下記のようになります。
型番 | Galaxy NoteS10+ | Galaxy Note9 |
---|---|---|
CPU | Snapdragon 855 | Snapdragon 845 |
OS | Android 9 | Android 8.1 |
内蔵メモリ / ROM | 12GB / 256GB | 6GB / 128GB |
バッテリー容量 | 4,300mAh | 4,000mAh |
本体サイズ | 162.3×77.2×7.9mm 196g | 76×162×8.8mm 201g |
ディスプレイサイズ | 有機EL6.8インチ | 有機EL6.4インチ |
背面カメラ | 16MP超広角カメラ+ 12MP広角カメラ+ 12MP望遠カメラ+ 深度測位カメラ クアッドカメラ | 12MP広角カメラ+ 12MP望遠カメラ |
インカメラ | 10MPセルフィーカメラ | 800万画素カメラ |
防水・防塵規格 | 防水:IPX5/IPX8 防塵:IP6X | 防水:IPX5/IPX8 防塵:IP6X |
Galaxy Note9は2018年に発売された中でもトップクラスのスマホでしたが、Galaxy Note10+は更に性能が向上し、2019年で最も高性能になっています。
バッテリー容量が増大したのも見どころですが、特に注目すべき点は下記3点です。
CPUが高性能な物に換装された
Galaxy Note10+のCPUはSnapdragon 855を搭載しており、前モデルのGalaxy Note9から最新モデルに換装されています。
Galaxyシリーズ以外にも搭載されており、販売元のSamsung以外のスマホメーカーでもフラッグシップモデルに採用されている高性能なCPUです。
Galaxy NoteシリーズはSペンという独自機能を持っていますが、高性能なCPUを搭載することでSペンも問題なく動作しますし、元々高い処理能力を持っているので普段使いでも滞りなく動作してくれるでしょう。
内蔵メモリが12GBと大幅に増量
Galaxy Note10+の内蔵メモリは12GBで、Galaxy Note9の6GBから2倍と大幅に増量されたのも見逃せないポイントです。
内蔵メモリはCPUが発する命令を処理する場なので、内蔵メモリが増えると処理落ちが起きにくくマルチタスクでも動作がサクサク動くメリットがあります。
特に12GBというメモリ容量は他に類を見ないので、メモリをたくさん喰う3Dゲームを遊びつつ、SNSや動画のダウンロードを行う…という使い方も出来る可能性はあります。
ディスプレイサイズはGalaxy Note10+が0.4インチ上昇
Galaxy Note10+のディスプレイサイズは6.8インチで、Galaxy Note9の6.4インチよりも0.4インチ大きくなったのも違いの1つです。
ディスプレイサイズが大きくなれば本体サイズも大きくなるのが一般的ですが、Galaxy Note10+は約1mm幅が増えただけなので、極端に大きくなった訳ではありません。
むしろ重量は5g程軽くなっているので、ディスプレイが大きくなったが本体サイズは軽くなりました。
防水・防塵機能は継続して採用!
Galaxy Note9で搭載されていた防水・防塵規格ですが、Galaxy Note10+でも同等の防水・防塵規格準拠が継続して採用されています。
高温多湿な環境の日本国内では防水・防塵規格を重視するユーザーも多いので、水周りでも安心してGalaxy Note10+を利用出来るのがメリットです。
メモ帳からハイスペックゲームまで出来る汎用性が高いスペックへと進化
Galaxy Note10+のスペックを総評すると、メモ帳からWeb閲覧ができるスマホ、ハイスペックなゲーム機まで活用できる汎用性の高さが売りです。
ポケットに入れて瞬間的に思いついたアイディアをSペンで書き留めたいビジネスマンから、ゲーミングスマホが欲しいヘビーユーザーまで活用できます。
もちろん電話やSNS、Web閲覧も機敏に動作してくれるので、ユニークなメモ帳機能以外にもスマホを便利に活用したいガジェット好きにも良いでしょう。
Galaxy Note 10+実機レビュー|ペンとカメラが進化した史上最高モデル次の章では、カメラや機能追加された「Sペン」について詳しく解説します。
メインカメラが4眼のクアッドカメラに増設された
画像引用元:カメラ | Galaxy Note10+ | スマートフォン – Galaxy Mobile Japan 公式サイト
Galaxy Note10+は4つのカメラレンズ(クアッドカメラ)を搭載しており、2つのカメラレンズ(デュアルカメラ)のGalaxy Note9よりカメラレンズが2倍に増えました。
今回追加されたのは、深度測位カメラと16MP超広角カメラで深度測位カメラはGalaxy Note10には搭載されていないGalaxy Note10+専用のカメラです。
従来のカメラよりも高画質な写真・動画撮影が可能になった以外にも、カメラを測定器として利用可能になったのが大きな違いになります。
複数のカメラを生かしてパノラマからズームまで高画質な撮影が可能
Galaxy Note10+では新たに追加された16MP超広角カメラを使って、約123°の視野角を使ったパノラマ撮影が可能です。
Galaxy Note9の視野角は広角カメラで約77°だったので、よりパノラマ撮影に強いカメラ性能になったと言えるでしょう。
他にも望遠レンズと広角レンズの機能を組み合わせて、ズームイン時の高画質撮影も可能になっています。
オーディオズームで録音したい音だけを捉えることが可能
Galaxy Note10+には動画撮影中に周囲の音を除き、特定の音だけを録音する「オーディオズーム」を搭載したのも進化点の1つです。
動画撮影中に他の雑音が入ってしまい、思っていたのとは違う動画になったり、最悪撮り直しになる場合も少なくありません。
「オーディオズーム」なら特定の音だけを録音しながら撮影できるので、動画撮影で雑音に悩まされている方におすすめです。
深度測位カメラで被写体の計測が可能になった
Galaxy Note10+に搭載された深度測位カメラとQuick Measureアプリを使用すると被写体の大きさを計測できるようになりました。
Quick Measureアプリを使用すると瞬時にcm単位で計測できるので、DIYやインテリアの好きな人にはおすすめです。
深度測位カメラはGalaxy Note10+限定で、Galaxy Note10には搭載されていないのでQuick Measureを使いたいならGalaxy Note10+を購入しましょう。
Sペンは「ジェスチャー機能」「テキスト変換」「3Dイラスト描画」機能が追加された
画像引用元:Sペン | Galaxy Note10+ | スマートフォン – Galaxy Mobile Japan 公式サイト
Galaxy Noteシリーズと言える「Sペン」、様々な機能を搭載してきたタッチペンですが、Galaxy Note10+ではジェスチャー機能やペンの機能強化を図っています。
- プレゼンで使用するスライド操作
- ビデオの再生操作
- 写真撮影時のシャッター
等、Sペンで利用できる機能は多く、単純なタッチペンとは一線を画す性能を持っています。
スリープ時でも引き抜くだけですぐにメモ帳として利用出来る機能を継続しているので、スマホ兼メモ帳の機能も継続して利用できるようです。
Sペンのジェスチャーで音量キーやカメラの操作が出来るように
Galaxy Note10+のSペンはジェスチャーによる操作で、音量キーやカメラの操作が出来る「エアアクション」機能を搭載しています。
Galaxy Note9では主にSペンのボタンをクリックして操作していましたが、Galaxy Note10+ではペンを左右に回したり上下に動かすことで操作も出来るようです。
- Sペンを使って離れた場所から撮影
- Galaxy Note10+から流れる音楽の音量を、Sペンを上下に動かして調節
- ギャラリーアプリ起動時にSペンを左右にフリックして前後の写真に移動
このような使い方が出来るので、Sペンは単なるタッチペンに留まらずGalaxy Note10+を使いこなすためのツールとなりました。
テキストエクスポート機能で手書き文字を即時変換可能に
Galaxy Note10+で搭載された「テキストエクスポート」機能は、Galaxy Note10+で書いた手書き文字を即座にテキストに変換する機能です。
文字のクセは人によってありますが、Galaxy Note10+はそれらも解読して変換、変換した文字はコピー・ペースト、PDFやWordファイルで共有も可能です。
瞬時にメモを取るビジネスシーンではスペルの間違いを直す暇もありませんが、Galaxy Note10+では自動変換してくれるので、後から見直した時にもメモの内容を思い出しやすいのもメリットでしょう。
SペンとARカメラで3Dイラストを描けるように
Sペンと強化されたGalaxy Note10+のカメラアプリを組み合わせると、動画に3Dのイラストを描ける「AR手書き」機能が追加されました。
奥行のある3Dイラストを描くと、ただ撮影しただけの動画とは印象がガラリと変わる動画が完成するので、動画編集が好き・興味がある人は是非活用すると良いでしょう。
ただし利用出来るのがGalaxy Note10+にプレインストールされているカメラアプリだけなのでご注意下さい。
ハイスペックを求めるならGalaxy Note10+を選ぶのがおすすめ
画像引用元:Galaxy Note10+進化のポイントまとめ&比較! | Explore – Galaxy Mobile Japan 公式サイト
Galaxy Note10+はGalaxy Note9のスペックを底上げしつつ、Sペンやカメラ機能を強化した実質上位互換モデルになります。
- 取扱いキャリアはドコモとauで変わらない
- 価格も同じ10万円台だがGalaxy Note9は値下げの可能性有
- 大きな違いは「基本スペック」「カメラ」「Sペン」の3つ
- 基本スペックは現Androidの中でもトップクラスの処理性能に上昇
- カメラはデュアルレンズからクアッドレンズカメラに換装
- Sペンにジェスチャー機能が搭載されて様々な操作ができるようになった
スペックを見ると2019年はおろか、2020年でもトップクラスのスマホになるかと思われるので、ハイスペックをとことん求めるヘビーユーザーにもおすすめです。
価格帯も現在では同じなので、キャンペーン等で値引きをされない限りはGalaxy Note10+を購入すると良いでしょう。
auでGalaxy Note 10+に機種変更|お得に購入する完全ガイド