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WiMAXの契約を検討している人の中には、どこで契約しても料金は変わらないと思っている人も多いのではないでしょうか。
実はWiMAXはどこのプロバイダで契約するかによって料金が大きく変わってきます。
WiMAXを契約する時には非常に重要になるプロバイダ選びですが、WiMAXプロバイダには20社以上あり選ぶのにも一苦労します。
そこで、今回はWiMAXプロバイダの中でも人気の高い、
- GMOとくとくBB
- Broad WiMAX
の2社を徹底比較していきます。
- 料金面ではGMOとくとくBBが断然お得!
- 店舗受け取りができるのはBroad WiMAX!
- 端末はどちらも同じものが使える
トップ画像引用元:GMOとくとくBB|運営実績20年以上のおトクなプロバイダー
WiMAXとは
WiMAXとは、家でも外でもインターネットを利用できるモバイル通信サービスのことを言います。
専用のモバイルWi-Fiルーターを使って、スマホやタブレットなどの端末をWi-Fi環境でインターネットに接続することができます。
持ち運びに便利なだけでなく、無線通信なので工事も必要なく即日開通するので、自宅のインターネット環境としても利用されています。
通信回線はWiMAX2+を利用しており、スマホなどで利用されている4G回線に比べて、通信速度が速いのが特徴です。
WiMAXでは2種類のプランが提供されており、
- 月間7GBまで利用することのできる「通常プラン」
- 月間のデータ量制限のない「ギガ放題プラン」
があります。
通常プランでは、月間のデータ通信量が7GBを超えると通信速度が128Kbpsに制限されます。
これに対して、ギガ放題プランは月間のデータ使用量に制限はなく、快適にインターネットを利用することができるプランとなっています。
それぞれの料金の差額も1,000円に満たないものなので、ほとんどの人がギガ放題プランを選んでいるようです。
なので、今回紹介するGMOとくとくBBもBroad WiMAXも2種類のプランを提供していますが、ギガ放題プランを中心に比較を行なっていきます。
WiMAX利用時の注意点
ギガ放題プランには、月間のデータ使用量に制限はないのですが、短期間で大量の通信を行った場合には、一部時間帯で通信速度が制限されます。
無制限プランでも完全に使い放題というわけではありません。
WiMAXの無制限プラン「ギガ放題」では直近3日間で10GB以上利用した場合には、一部時間帯(18時頃〜翌2時頃)で通信制限が実施されるのです。
制限時の速度は1Mbpsとなるため、通常時と比べれば低速にはなるものの、WiMAXの通常プランやスマホの低速時(128Kbps)と比較するとそこまで遅くはありません。
インターネットサーフィン程度であれば問題なくできる水準の速度です。
ギガ放題プランの速度制限イメージ
画像引用元:WiMAX2+サービス ネットワーク混雑回避のための速度制限について|【公式】UQ WiMAX|UQコミュニケーションズ
直近の3日間の通信量をカウントし、10GBを超える場合には通信速度が低速になります。
速度制限は、3日間のデータ使用量が10GBを超えた日の翌日18時頃から翌々日2時頃までの適用となります。
WiMAXを契約するならWiMAXプロバイダがお得
WiMAXはUQコミュニケーションズの提供するインターネットサービスですが、20社以上のプロバイダが存在しておりぞれぞれ料金が異なります。
UQコミュニケーションズの公式サイトから申し込みをするのに比べて料金が安いところが多いので、WiMAXを安く使いたいならプロバイダ経由の申し込みがおすすめです。
今回はその中でも人気の下記の比較を行なっていきます。
- GMOとくとくBB
- Broad WiMAX
月額料金で比較
WiMAXプロバイダを比較する上で、1番気になるのは月額料金の違いでしょう。
まず最初に2社の月額料金を比較していきます。
GMOとくとくBB
GMOとくとくBBはWiMAXプロバイダの中でも、月額料金が最安値となっており契約者も多いプロバイダとなっています。
GMOとくとくBBの特徴として、現金キャッシュバックと料金割引の2種類のキャンペーンを行なっており、契約時に好きな方を選ぶことができます。
現金キャッシュバックは業界最高額となっており、今では少なくなった高額キャッシュバックを実施している数少ないプロバイダです。
その他にキャッシュバックに相当する金額を月額料金の割引に充当するプランも選ぶことができます。
料金割引プランでは、36ヶ月間月額料金から割引されるので、月々のランニングコストを抑えたいという人にぴったりのプランとなっています。
また、キャッシュバックについては後で詳しく解説しますが、申請方法が複雑でキャッシュバックを受け取り損ねてしまうケースが多くあるようです。
それに対して、料金割引を選択しておけば確実に毎月の料金に還元されるので、キャッシュバックのように受け取り損ねるという心配がありません。
確実にお得に利用することができるという点からも、GMOとくとくBBを契約するなら、料金割引プランがおすすめです。
GMOとくとくBBの料金割引プラン契約人も月額料金をまとめると、以下の通りです。
GMOとくとくBB(料金割引) | 料金 |
---|---|
1〜2ヶ月目 | 2,170円 |
3〜36ヶ月目 | 3,480円 |
37ヶ月目以降 | 4,263円 |
GMOとくとくBBの契約期間は契約期間は3年となっています。
契約期間の3年間GMOとくとくBBを利用した場合の総額は122,660円となります。
Broad WiMAX
続いてBroad WiMAXの料金プランについて見ていきましょう。
Broad WiMAXはWiMAXプロバイダの中でも利用者数が多く、人気の高いサービスとなっています。
やはり人気の要因となっているのは月額料金の安さでしょう。
Broad WiMAXでは月額料金から割引が受けられ、WiMAXをお得に利用することができるというのが特徴です。
キャッシュバックのように申請が必要ないので、確実に毎月の料金から還元を受けられるお得な料金体系となっています。
割引期間は24ヶ月間となっており、最初の2年間は通常料金よりもお得な料金で利用することができます。
ただし、Broad WiMAXの契約期間は3年契約となっており、契約期間の最後の1年間となる3年目には少し料金が上がってしまうので注意が必要です。
Broad WiMAXの月額料金をまとめると、以下の通りです。
Broad WiMAX | 料金 |
---|---|
1〜2ヶ月目 | 2,726円 |
3〜24ヶ月目 | 3,411円 |
25ヶ月目以降 | 4,011円 |
契約期間の3年間Broad WiMAXを利用した場合の総額は128,626円となります。
料金を比較した結果は?
3年間の月額料金の総額は、
- GMOとくとくBBが122,660円
- Broad WiMAXが128,626円
となります。
料金で比較すると、GMOとくとくBBの方がお得に利用することができるという結果になりました。
やはり、月額料金はGMOとくとくBBが数あるWiMAXプロバイダの中でも最安を誇っており、料金の安さを売りにしているBroad WiMAXと比較しても月額料金の安さでは際立っています。
月々のランニングコストにこだわるなら、GMOとくとくBBの料金割引プランがおすすめです。
キャッシュバックで比較
続いてキャッシュバックの金額で比較をしていきます。
GMOとくとくBB
現在、WiMAXプロバイダでキャッシュバックを実施しているところというのは、あまりありません。
そんな中でもGMOとくとくBBでは高額のキャッシュバックを実施しており、注目を集めています。
キャッシュバック金額はキャンペーン期間によって変動がありますが、毎回30,000円を超える高額のキャッシュバックが魅力です。
利用する機種によってキャッシュバック金額が異なります。
本記事作成時点での機種ごとのキャッシュバック金額は以下の通りとなっています。(2019年8月14日時点)
端末 | キャッシュバック | |
---|---|---|
Speed Wi-Fi NEXT W06 | 本体のみ | 30,000円 |
Speed Wi-Fi NEXT WX05 | 本体のみ | 31,500円 |
本体+クレードル(充電台)セット | 27,000円 | |
WiMAX HOME 01 | 本体のみ | 30,050円 |
Speed Wi-Fi HOME L02 | 本体のみ |
このように最新のモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W06」でも、30,000円と高額のキャッシュバックが実施されています。
ただし、キャッシュバックの受けられるプランで申し込みをする場合には、先ほど紹介したような月額料金からの割引はありません。
その場合の、月額料金は以下の通りです。
GMOとくとくBB(キャッシュバック) | 料金 |
---|---|
1〜2ヶ月目 | 3,609円 |
3〜24ヶ月目 | 4,263円 |
25ヶ月目以降 | 4,263円 |
キャッシュバック付きのプランで利用した場合の月額料金の3年間の総額は152,160円となります。
仮に「Speed Wi-Fi NEXT W06」で契約した場合には、キャッシュバック額が30,000円なので、差し引いての実質負担額は122,160円です。
料金割引にした場合の3年総額の料金が122,660円なので、キャッシュバックを選択した方が500円ほど安いということになります。
わずかな差額なので、どちらが特別お得ということもなく、キャッシュバックか料金値引きか好きな方を選択すると良いでしょう。
ただし、キャッシュバックを選択する場合には、気をつけなくてはならないことがあります。
GMOとくとくBBキャッシュバックの注意点
GMOとくとくBBのキャッシュバックを受ける際には、1つ注意点があります。
それは、キャッシュバックを受け取り損ねてしまう可能性があるという点です。
GMOとくとくBBのキャッシュバックの受け取り方法は非常にわかりにくい仕組みになっており、期間内に申請をしなければキャッシュバックが無効になってしまうのです。
キャッシュバックを受け取るためには、契約から1年後にGMOから契約時に発行されたGMOのメールアドレスに申請用のURLが届くので、そこから申請を行います。
手続き期間内にキャッシュバックの申請手続きを取らないと、キャッシュバックは無効になり1円も受け取ることができないというシビアな仕組みになっています。
このようにキャッシュバック手続きは煩雑で、忘れてしまうと受け取ることができないので注意が必要です。
これに対して、料金割引に関しては申し込み時から割引されるので確実に恩恵を受けることができます。
どちらを選んでも3年間の実質負担額の総額の差はあまりありません。
それなら、申し込みから1年後に申請が必要なキャッシュバックよりも、申し込み時点から受けられる料金割引の方が確実にお得に利用することができるでしょう。
Broad WiMAX
調査をしたところ、Broad WiMAXでは現在キャッシュバックは実施されていません。
Broad WiMAXでは月額料金からの大幅な割引を行なっていることから見て、今後もキャッシュバックのキャンペーンが実施されることはないのではないでしょうか。
ただ、8月14日時点では、下記のキャンペーンが実施されています。
- 初期費用割引:Web申込み限定で18,857円の割引
- すべての端末が0円
- 乗り換え割引:他社WiFiサービスから乗り換えで契約解除料最大19,000円負担
結果は?
キャッシュバックで比較したところ、こちらもGMOとくとくBBに軍配が上がります。
GMOとくとくBBはキャッシュバック金額においても、WiMAXプロバイダの中では最高額の水準となっています。
そもそもBroad WiMAXではキャッシュバックが実施されていないので、キャッシュバックを狙うならGMOとくとくBBで契約するしかないでしょう。
ただし、解説したように、GMOとくとくBBのキャッシュバックは申請方法が非常にわかりにくくなっているため、あまりおすすめはしません。
どうしてもキャッシュバックが欲しいという場合には、GMOとくとくBBのキャッシュバック額は非常に魅力的なものとなります。
速度・エリアで比較
料金が安い分、繋がりやすさや回線速度などが気になると言う人も多いのではないでしょうか。
ネット上のクチコミなどを見てみても、電波が繋がりにくかったり通信速度が遅いといったネガティブな声が上がっているのもよく目にします。
しかしながら、どこで申し込みをしても回線は同じWiMAXを利用しているので、利用可能なエリアや速度に関しては変わりはありません。
WiMAX自体が利用する場所によって、電波の強度や通信速度が変わりやすい回線でもあります。
クチコミで見られる「繋がらない」と言う内容も、どこで利用しているかがはっきりしない以上は、WiMAXそのものが繋がりにくい場所で利用していると考えるのが妥当でしょう。
そこで、ここでは契約しものの繋がらなかった場合のキャンセル対応について比較していきます。
GMOとくとくBB
GMOとくとくBBでは、契約から20日間と比較的長めの期間でキャンセルに対応しています。
20日以内のキャンセルが適用されるのは一定の条件を満たした場合となります。
WiMAXのピンポイントエリア検索で、自宅住所が「○」の場合に限り、契約から20日間は契約解除料不要でキャンセルすることができるようになっています。
Broad WiMAX
Broad WiMAXでは、契約から8日以内のキャンセルが可能です。
一般的なキャンセル可能期間と同じです。
契約したものの繋がらないという場合には、速やかにキャンセルすれば問題ありません。
この他にも、Broad WiMAXでは「いつでも解約サポート」というサービスを行なっています。
いつでも解約サポートでは、Broad WiMAXの紹介する他のインターネットサービスに乗り換えることで、Broad WiMAXの解約金が全額免除されるというものです。
条件はBroad WiMAXの紹介する回線への乗り換えという条件のみで、他に条件や利用期限はありません。
Broad WiMAXを契約したものの、固定回線に乗り換えたい、引越しにより繋がりにくくなってしまった、そんな場合であっても利用することができます。
結果は?
GMOとくとくBBは契約から20日間、Broad WiMAXは契約から8日間はキャンセルが可能となっています。
GMOとくとくBBはキャンセル可能期間が長いものの、条件が厳しいのが難点です。
また、契約当初の電波不良によるキャンセルというのであれば、届いてすぐに確認できるものなので20日も8日もあまり差がないように思われます。
それに対してBroad WiMAXでは、8日間のキャンセル期間経過後も提携回線への乗り換えであればいつでも解約金が免除されます。
エリアや速度に不満がある場合でも、解約をしやすいのはBroad WiMAXでしょう。
次の章でも引き続き、さまざまな面から両社を比較していきます。
端末で比較
画像引用元:Speed Wi-Fi NEXT W06│超速モバイルネット WifiサービスはUQ WiMAX
次に提供端末で比較していきましょう。
WiMAXのルーターは、機種ごとの機能差があり、旧端末と最新端末では速度や電波強度が大きく異なってきます。
せっかく高速のインターネット通信が使えるWiMAXでも、旧型の端末であれば実際の利用速度は遅くなってしまうので、利用できる端末は重要なポイントとなります。
提供端末については、GMOとくとくBBもBroad WiMAXも変わりません。
どちらもモバイルWi-Fiルーターは、
- HUAWEIの最新端末「Speed Wi-Fi NEXT W06」
- NECの最新端末「Speed Wi-Fi NEXT WX05」
などを選ぶことができます。
また、据え置きタイプのホームルーターも選ぶことができ、こちらもHUAWEIの最新端末「Speed Wi-Fi HOME L02」を利用することができます。
端末に関しては、2社ともに互角となっています。
申し込みから受け取りまでの時間
最後に申し込みから、受け取りまでの時間について比較をしていきます。
GMOとくとくBB
GMOとくとくBBは最短即日の発送に対応しています。
平日なら15:30まで、土日祝なら14:00までの申し込みで当日中の発送となります。
地域によっては、申し込みの翌日には自宅に端末が届けられます。
Broad WiMAX
Broad WiMAXでもGMOとくとくBBと同様に最短当日発送に対応しています。
こちらも住んでいる地域によっては申し込みの翌日には自宅に端末が届けられます。
また、Broad WiMAXでは、店舗受け取りにも対応しています。
店舗受取はWiMAX業界初のサービスで、他のWiMAXプロバイダにはない画期的なサービスになっています。
東京2店舗、埼玉1店舗、大阪1店舗の全国4店舗と多いとは言えませんが、主要都市に展開されているので利用できる人は使ってみてもいいでしょう。
Broad WiMAXの店舗受取なら、申し込み当日に受け取ることができるので、どこのWiMAXプロバイダよりも早く使い始められます。
結果は?
2社ともに最短当日発送に対応しており、申し込みから最短翌日には使うことができます。
そして、Broad WiMAXなら店舗受け取りに対応しているので、申し込み当日に受け取ることも可能です。
店舗受け取りが可能な地域であれば、Broad WiMAXの方が早く受け取りをすることができます。
GMOとくとくBBとBroad WiMAXどっちがいい?
ここまでGMOとくとくBBとBroad WiMAXを5つのポイントで比較をしてきました。
比較内容をまとめると、以下の通りです。
項目 | GMOとくとくBB | Broad WiMAX |
---|---|---|
月額料金 | ◎ | ○ |
キャッシュバック | ◎ | なし |
キャンセル期間 | △ 申し込みから20日 | ◎ 指定回線への 乗り換えで いつでも解約金免除 |
端末 | ◎ 最新機種対応 | ◎ 最新機種対応 |
受け取りまでの早さ | ○ 最短当日発送 | ◎ 店舗なら当日受取可 |
乗り換え時の違約金サポートや店舗受け取りといった、独自のサービスがBroad WiMAXの魅力です。
月額料金もWiMAXプロバイダの中では安く、利用者が多いのも頷けます。
これに対して、GMOとくとくBBは、キャッシュバックや料金割引といった金額的なメリットが目立ちます。
月々のランニングコストを重視するなら、GMOとくとくBBがおすすめです。
ぜひみなさんもWiMAXを契約する時は、WiMAXプロバイダのお得なキャンペーンを利用して、お得にWiMAXを活用しましょう。