
携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで月額を半分以下に抑えませんか?
この記事では、HISモバイルからahamoに乗り換える方法や注意点について解説していきます。
HISモバイルは、月額290円~の格安料金で利用できるのが魅力です。
業界最安値の価格で提供しており、あまりスマホで通信を行わない人に最適な格安SIMです。
しかし、ドコモの回線設備を借りて運用しているため、混雑しやすい時間帯は速度が制限されてしまうことがあります。
いつでも快適にインターネットを楽しみたいなら、ドコモが提供する格安SIM「ahamo」への乗り換えがおすすめです。
本記事では、ahamoに乗り換えるメリットやデメリットついても解説していきます。
HISモバイルからahamoに乗り換えを検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 乗り換えのタイミングは月初より月末がおすすめ
- HISモバイルで使っていた機種そのままでの乗り換えも可能
- ahamoは海外でも追加料なしでデータ通信を利用できる
- ahamoは5G対応
- あまりスマホで通信しない人は乗り換えると料金が高くなる可能性がある
- 留守番電話・転送電話サービスが利用できなくなる
トップ画像引用元:ahamo
HISモバイルからahamoに乗り換えるタイミングと注意点
乗り換えのタイミングは、月初より月末の方がおすすめです。
HISモバイルは1ヶ月単位の契約となるため、月途中に乗り換えても解約月の月額料金などは日割りになりません。
月初めに解約しても月末に解約してもかかる料金は一緒なので、できるだけ損せずに乗り換えたいなら月末に近いタイミングで乗り換えると良いでしょう。
ahamoは契約月の月額料金は日割りになるため、月の途中で契約しても損することはありません。
いつ契約しても費用に差がでることはありませんので、HISモバイルが損しないタイミングに乗り換えるようにしましょう。
ただし、ahamoに乗り換える際、以下の点に注意が必要です。
- ahamo1回線につきdアカウントが1アカウント必要
- SIMロックがかかっていないか確認する
- 対応端末を確認する
詳しく解説していきます。
ahamo1回線につきdアカウントが1アカウント必要
ahamoの申し込みには、ドコモが発行するdアカウントが必要です。
ahamoは1アカウントごとにdアカウントが必要となるため、回線ごとにdアカウントを取得する必要があります。
家族が使っているdアカウントを使用したり、1つのアカウントで複数回線の申し込したりすることはできないので注意してください。
SIMロックがかかっていないか確認する
ahamoで利用する端末は、ドコモで購入が可能です。
ドコモで購入した端末はSIMロック解除の手続きが必要なく、すぐにahamoで使うことができます。
しかし、auやソフトバンクで端末を購入する場合は、端末にSIMロックがかかっているものがあります。
ドコモ以外のキャリアで端末を購入した際は、SIMロックがかかっていないか事前に確認しておきましょう。
対応端末を確認する
ahamoの対応端末をお使いなら、機種そのままで乗り換えることができます。
HISモバイルで使っていたスマホもそのままahamoで利用できる可能性が高いです。
ただし、ahamoに対応していないと使うことができません。
HISモバイルで使っていたスマホがahamoに対応しているか、事前に対応状況を確認しておきましょう。
対応端末はahamoの公式ページで確認できます。
HISモバイルからahamoに乗り換える方法
ここからは、HISモバイルからahamoに乗り換える方法について解説していきます。
手続きに必要なものやahamoの手続き手順について詳しく解説していきますので、参考にしてみてくださいね。
必要なもの
HISモバイルからahamoに乗り換える際に必要なものをまとめました。
- 本人確認書類
- 支払いに設定するクレジットカードor口座情報
- dアカウント
- 連絡先メールアドレス
- MNP予約番号
本人確認書類
本人確認書類は、現住所が記載されているものを用意しましょう。
ahamoの申し込みで利用できる本人確認書類は以下の通りです。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 健康保険証+補助書類(住民票)
- 身体障がい者手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
- 療育手帳
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- 在留カード
上記以外に、官公庁から発行された書類でも申し込みが可能です。
ただし、事前に問い合わせが必要です。
ahamoのチャットサポートにお問い合わせください。
支払いに設定するクレジットカードor口座情報
ahamoの支払い方法は、クレジットカード・口座振替が選べます。
申し込みの際に支払い方法の設定が必要となるので、支払いに利用するクレジットカード・口座情報を用意しておきましょう。
なお、一部利用できないクレジットカードや金融機関があります。
利用可能なクレジットカード・金融機関については、ahamo公式サイトでご確認ください。
dアカウント
ahamoで申し込みするには、回線ごとにdアカウントが必要です。
dアカウントとは、ドコモのサービスを利用するために必要なIDです。
誰でも無料で取得することができます。
ahamoでスムーズに申し込みができるように、事前に取得しておきましょう。
dアカウントの作成方法は以下の通りです。
- dアカウント公式サイトにアクセス
- 「dアカウント新規無料作成はこちら」をタップ
- メールアドレスを入力して「次へ」をタップ
- IDを登録
- 基本情報を入力
- SMSに届いたワンタイムキーを入力
- 注意事項などを確認する
以上で発行完了です。
連絡先メールアドレス
ahamoに申し込みの際、連絡先用メールアドレスの登録が必要です。
登録できるのはキャリアメール以外となります。
HISモバイルでキャリアメールは利用できませんので、HISモバイルで使っていたGmailなどのフリーメールアドレスがあればそのまま利用できます。
フリーメールアドレスを取得していない場合は、GmailやiCloud、Yahoo!メールなど無料で利用できるものを取得しておきましょう。
MNP予約番号
MNP(モバイルナンバーポータビリティ)とは、他社回線で利用していた電話番号をドコモに持ち運んで利用できるサービスです。
HISモバイルで使っていた電話番号をahamoでも利用したい場合は、MNPを利用して申し込みを行う必要があります。
MNPを利用した手続きを行うには、MNP予約番号が必要です。
HISモバイルでの取得方法は後述していますので、参考にしてみてください。
なお、MNP予約番号の有効期限は予約日を含めて15日間です。
有効期限内に手続きを完了させないと予約が失効となってしまうので注意が必要です。
予約番号を取得したら早めにahamoで申し込み手続きを行いましょう。
乗り換え方法
ahamoへの乗り換え方法について解説していきます。
HISモバイルからahamoへの乗り換え手続きは、すべてオンラインで完結します。
大まかな手続きの手順は以下の通りです。
- HISモバイルでMNP予約番号を取得する
- ahamoで申し込み手続きを行う
- 開通手続きを行う
各ステップの詳細について見ていきましょう。
【ステップ①】HISモバイルでMNP予約番号を取得する
まずは、HISモバイルでMNP予約番号を取得します。
MNP予約番号はMy HISモバイルで取得が可能です。
- 「My HISモバイル」にログイン
- メニューから「MNP予約番号取得」を選択
- USIM番号を入力し、解約理由に関するアンケートに回答する
- 「予約申し込み」をタップ
以上で申し込みは完了。
HISモバイルから「MNP予約番号取得受付のお知らせ」という件名のメールが届きます。
予約番号の発行が完了すると、再度メールで通知されます。
なお、MNP予約番号の発行には申し込みから4日前後かかる場合があるので、余裕を持って申し込みするようにしましょう。
【ステップ②】ahamoで申し込み手続きを行う
MNP予約番号や本人確認書類など手続きに必要なものを揃えたら、ahamoで申し込み手続きを行います。
今回は、スマホそのままで乗り換える場合を参考に手順を解説していきます。
申し込み手順は以下の通りです。
手順の画像引用元:ahamo
-
STEP.ahamo公式サイトにアクセス
-
STEP.「今すぐ申し込み」をタップ
-
STEP.「docomoを契約していない方」から「SIMのみを購入」を選択し「次へ」をタップ
-
STEP.「他社からの乗り換え(MNP)」を選択し「次へ」をタップ
-
STEP.「データ通信量」や「オプション」を選択
-
STEP.「次へ」をタップ
-
STEP.「持っているdアカウントを使う」を選択し「次へ」をタップ
-
STEP.本人確認書類をアップロードして「次へ」をタップ
-
STEP.契約者情報を入力する
-
STEP.支払い情報を入力し「次へ」をタップ
-
STEP.注意事項を確認したら同意のチェックを入れる
-
STEP.「注文を確定する」
-
終了
以上で申し込みは完了です。
申し込み後にahamoで契約審査が行われ、問題なければ契約手続き完了後ahamoから開通のお知らせメールが届きます。
eSIMで申し込みの場合は即時開通手続きに進むことができるので、メールの案内に従って手続きを進めてください。
SIMカードで申し込みした場合は、SIMカードが自宅に届いたら開通手続きを行います。
【ステップ③】開通手続きを行う
ahamoの開通手続き受付時間は、SIMカードで申し込みの場合は9時~21時まで。
eSIMで申し込みの場合は9時~20時までです。
SIMの種類によって受付時間が異なるので注意してください。
受付時間外に申し込みした場合、開通できるのは翌朝9時以降となります。
開通手続きの手順は以下の通りです。
- ahamoアプリからdアカウントでログイン
- 「切り替え(開通)手続きへ」をタップ
- 「開通する」をタップ
以上で開通手続きは完了です。
開通手続きが完了するとHISモバイルの契約は自動的に解約となります。
あとはSIMカードを本体にセットし、初期設定を行えば乗り換え手続きは完了です。
HISモバイルからahamoに乗り換えるデメリット
HISモバイルからahamoに乗り換えるデメリットについてまとめました。
- 月額料金が高くなる
- 5分超過後の通話料が高くなる
- 留守番電話・転送電話非対応
詳しく見ていきましょう。
月額料金が高くなる
HISモバイルの料金プランは、データ量に応じて選ぶことができます。
あまり使わない人もたくさんインターネットを利用したい人も、格安料金で利用できるのが特徴です。
データ量 | 月額料金 |
---|---|
1GB | 550円 (100GB未満の場合は290円) |
3GB | 770円 |
7GB | 990円 |
20GB | 2,190円 |
50GB | 5,990円 |
1GBプランの場合、月のデータ消費量が100MB未満なら月額290円の業界最安値で利用できます。
Wi-Fi接続でしか利用しない・通話がメインの人なら格安料金で利用が可能です。
データ量 | 月額料金 |
---|---|
20GB | 2,970円 |
100GB | 4,950円 |
一方、ahamoの基本プランは、20GBのデータ量がついて月額2,970円。
HISモバイルの20GBプランと比較すると、HISモバイルの方がわずかに安いです。
また、ahamoには低容量プランが存在しません。
3GBしか使わなくても月2,970円かかるため、あまり使わない人にはHISモバイルの方がお得です。
5分超過後の通話料が高くなる
ahamoは、5分以内の国内通話が無料です。
しかし、5分超過後は30秒につき22円の通話料がかかります。
5分以上の電話が多い場合、かけ放題オプションに加入しないと通話料が高くなってしまう恐れがあります。
一方、HISモバイルの通話料は30秒9円。
高音質なVoLTEでの通話が格安料金で利用できます。
オプションに加入するほどではないが、たまに長電話になってしまう人も格安で電話がかけられます。
留守番電話・転送電話非対応
ahamoは留守番電話や転送電話サービスに非対応です。
電波が悪い場所や電源を切っているときに着信があっても、伝言を残すことができません。
HISモバイルなら、有料にはなりますが留守番電話サービスを利用することが可能です。
- 月額385円
- 1件あたり最大3分、最大20件まで72時間保存
また、転送電話サービスは月額料金無料で利用が可能です。
※転送先への通話料金は別途かかります。
留守番電話サービスや転送電話サービスを重宝する人は、よく検討してからahamoに乗り換えましょう。
HISモバイルからahamoに乗り換えるメリット
次に、HISモバイルからahamoに乗り換えるメリットについて解説していきます。
- HISモバイルより安定した通信で利用できる
- 20GBを超えるデータ通信を行うならahamoの方が安い
- 速度制限時の通信速度が速い
- ahamoなら5分以内の国内通話が無料
- 事務手数料無料で乗り換えできる
- 5Gが使える
- ahamoはSIMそのままで海外で使える
HISモバイルとahamoは同じドコモ回線
ahamoとHISモバイルは、どちらもドコモ回線を利用しています。
ただし、ahamoはドコモが提供するプランのため、HISモバイルより通信品質が高いです。
格安SIMのように帯域が制限されることがないので、混雑しやすい時間帯も通信速度が落ちずに快適に通信できます。
HISモバイルの通信品質に不満がある人は、ぜひahamoに乗り換えましょう。
20GBを超えるデータ通信を行うならahamoの方が安い
20GBを超える大量のデータ通信を行う人は、ahamoの方がお得です。
ahamoでは、データ量が+80GB追加できるオプションサービス「大盛りオプション(月額1,980円)」を提供しています。
大盛りオプションに申し込むと、月額4,950円で100GBまで利用が可能になります。
HISモバイルでは最大50GBまでしか利用できず、月額料金も5,990円とahamoより高いです。
50GB以上のデータ通信を行いたい人は、ahamoへの乗り換えがおすすめです。
速度制限時の通信速度が速い
ahamoはデータ量超過後も、最大1Mbpsの速度で通信が可能です。
通常より遅くはなりますが、制限がかかっている状態でもWebページを閲覧したり標準画質で動画を視聴したりすることは十分できます。
使いすぎてもデータ量を追加せずに使い続けることができますよ。
一方、HISモバイルの制限時の通信速度は最大200kbps。
メッセージの送受信程度なら問題ありませんが、Webページをスムーズに表示させることは難しいでしょう。
データ量を追加すれば速度制限を解除することはできますが、使いすぎると料金がかさんでしまう恐れがあります。
ahamoなら5分以内の国内通話が無料
ahamoは、基本料金に5分かけ放題オプションが含まれています。
別途オプションに申し込む必要がなく、ahamoを契約すれば5分以内の国内通話はかけ放題。
家族との連絡やお店の予約など、ちょっとした通話は無料でかけられるのでお得です。
事務手数料無料で乗り換えできる
他社から乗り換えでも、新規契約でも、ahamoは契約事務手数料が無料です。
また、HISモバイルはMNP転出手数料も無料。
お使いのスマホのままSIMのみで申し込みするなら、初期費用ゼロでahamoに乗り換えできますよ。
5Gが使える
ahamoは追加料金不要で5Gサービスを利用できます。
5G対応機種をお使いでドコモの5G対応エリアなら、4Gより高速・大容量通信が可能です。
高画質動画やゲームも、短時間で素早くダウンロードできますよ。
HISモバイルは5G非対応のため、5G対応スマホを購入しても5Gでの通信ができません。
5G対応スマホをお使いなら、ぜひahamoへの乗り換えを検討しましょう。
ahamoはSIMそのままで海外で使える
HISモバイルの場合、海外でデータ通信を行うには海外用SIMに申し込む必要があります。
一方、ahamoなら追加料金不要で海外82の国・地域でデータ通信が可能です。
通常プランの場合も、大盛りオプション加入の場合も、月20GBまで利用できます。
※ただし、海外でデータ通信を利用した日から15日を経過すると通信速度が最大128kbpsに制限されます。
旅行や出張で海外に行く機会がある人は、ahamoの方が手続きが必要なくて便利です。
20GB以上利用するならahamoがお得!海外でも使える
画像引用元:ahamo
HISモバイルからahamoに乗り換える方法や注意点について解説してきました。
- 乗り換えのタイミングは月初より月末がおすすめ
- HISモバイルで使っていた機種そのままでの乗り換えも可能
- ahamoは海外でも追加料なしでデータ通信を利用できる
- ahamoは5G対応
- あまりスマホで通信しない人は乗り換えると料金が高くなる可能性がある
- 留守番電話・転送電話サービスが利用できなくなる
HISモバイルは月額料金が非常に安いため、あまりスマホでネットを利用しない人に最適な格安SIMといえます。
しかし、20GBを超える通信を行う場合はahamoの方が安いです。
大量のデータ通信を行う人はahamoへの乗り換えがおすすめです。
ahamoは5G通信が可能・海外でもそのまま使えるといったメリットもあるので、該当する人はぜひahamoに乗り換えを検討しましょう。
ahamoへの乗り換え手続きに迷った際は、記事で解説した手順を参考にしてみてくださいね。