
格安SIMなら月々のスマホ代が圧倒的にお得
格安SIMのHISモバイルで契約を検討しているけれど、「申し込みや初期設定ができるか不安」と思っている人もいるのではないでしょうか。
そこで、HISモバイルの申し込みから初期設定の方法まで詳しく解説します。
iPhoneのプロファイル設定やAndroidスマホのAPN設定もお伝えするので、参考にしてみてください。
- HISモバイルに申し込む
- SIMカードを入れ替える
- 端末の初期設定をする
※本記事中の価格は総額表示
トップ画像引用元:格安弐拾プラン | HIS Mobile
手順1:HISモバイルに申し込む
画像引用元:ご利用開始の流れ | HIS Mobile
まず、HISモバイルに申し込む方法を解説します。
申し込みに必要なものと、 手順をそれぞれ紹介していきますので、確認しながら手続きを進めてみてください。
なお、ここでは国内通信プランを契約する場合に必要なものと手順をお伝えします。
それでは、さっそく申し込みに必要なものから見てみましょう。
申し込み手順
HISモバイルの新規申し込みを、オンラインでするときの手順を画像付きで解説します。
「手続きするのが少し不安だな」と感じる人は、参考にしながら手続きを進めてみてください。
なお、ここで解説するのは、国内の音声通話付きSIMカードで格安弐拾プランを利用するときの例です。
- HISモバイル公式サイト
にアクセス
- 右上の「お申し込み」をタップ
- 国内通信プランを選択
- 契約する商品を選択
- プランを1つ選ぶ(ここでは格安弐拾プランで解説)
- 「お申し込みへ進む」をタップ
- データ量の上限値を20GB~30GBまでで選択
- 申し込み前の注意事項と利用規程をタップして内容を確認
- チェックボックス2箇所にチェックを入れて「新しくIDを作る」でアカウントを作成
- 作成したアカウントでログイン
- 名前や住所などの情報を画面に沿って入力
- 画面下の「次へ」
- 準備しておいた本人確認書類のアップロード・クレジットカード情報を入力して完了
画面に沿って必要事項の選択と入力をしていくだけですので、難しい手続きではありません。
ただ、「どうしてもオンラインで手続きができない」といったケースもあるでしょう。
そのようなときは、国内に119店舗ある取り扱い店舗での申し込みも可能です。
オンラインだとSIMカードが届くまでに数日かかりますが、店舗だと即日開通ができるメリットもあります。
最寄り店舗の場所は、HISモバイルの公式サイトにてご確認ください。
申し込みが完了すると、オンラインで手続きをした場合はSIMカードが郵送で送られてきます。
到着したら、SIMカードの入れ替え作業を行います。
申し込みに必要なもの
HISモバイルの申し込みに必要なものは4つあります。
- 本人確認書類
- クレジットカード
- メールアドレス
- MNP予約番号(乗り替えのときのみ)
それぞれの詳細を解説します。
本人確認書類
音声通話付きSIMカードを申し込むときは、契約者の氏名、生年月日、現住所の記載がある本人確認書類が必要です。
音声通話付きSIMカードではなく、データ通信専用SIMカードを申し込む場合は、原則、本人確認は不要となっています。
申し込み時に入力する内容と、本人確認書類に記載されている内容が一致しているか確認するために書類の準備が必要です。
以下に必要な本人確認書類を一覧にしましたので、準備の参考にしてみてください。
本人確認書類 | 補助書類要否 |
---|---|
運転免許証 | 不要 |
身体障害者手帳 | |
精神障害者保健福祉手帳 | |
療育手帳 | |
在留カード | |
運転免許経歴証明書 | |
特別永住者証明書 | |
外国人登録証明書 | |
住民基本台帳カード(写真付きのみ) | |
マイナンバーカード(おもて面のみ) | |
届出避難場所証明書 | |
被保険者証(国民健康保険/健康保険/健康保険日雇特例被保険者手帳) | 必要 |
国家公務員共済組合員証 | |
地方公務員共済組合員証 | |
私立学校教職員共済加入者証 | |
日本国パスポート |
運転免許証などの補助書類不要の書類を提出する場合は、上記の中からいずれか1点、用意をしておきましょう。
補助書類が必要な書類を提出するときは、以下の中からもう1点、準備が必要です。
- 本人名義の住民票(発行から3ヶ月以内・マイナンバーの記載がないもの)
- 本人名義の公共料金領収書(発行から3ヶ月以内・現住所の記載があるもの)
また、本人確認書類と現住所が異なる場合や集合住宅の部屋番号まで記載されていない場合についても補助書類が必要となります。
クレジットカード
HISモバイルの利用料金の支払いにはクレジットカードが必要です。
支払い方法はクレジットカードのみとなっているため、口座振替やコンビニ払いは利用できません。
また、デビットカードでは申し込みができないので気をつけましょう。
メールアドレス
メールアドレスは、HISモバイルのアカウントを作る際に利用します。
GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスで構いません。
他社からの乗り替えでHISモバイルを契約する場合、キャリアのメールアドレスを指定すると手続き完了後に使えなくなってしまうので、他のメールアドレスを指定するようにしましょう。
MNP予約番号
他社からの乗り替えで、HISモバイルの音声通話付きSIMカードを契約するときに必要になるのがMNP予約番号です。
現在使っている携帯電話事業者から、MNP予約番号を発行しましょう。
通常、MNP予約番号の有効期限は15日間です。
しかし、HISモバイルに申し込みをする時点で、MNP予約番号の有効期限が7日以上ないと手続きができません。
仮に7日未満になってしまうと、再度、MNP予約番号の取り直しが必要です。
二度手間にならないように、MNP予約番号を取得したら早めにHISモバイルの申し込み手続きをしましょう。
では、準備するものがわかったところで、次に申し込み手順を見てみましょう。
手順2:SIMカードを入れ替える
画像引用元:国内通信TOP | HISモバイル
申し込んだSIMカードは、本人確認完了の翌日から4日前後で発送されます。
到着したら、使いたいスマホの中にSIMカードを入れましょう。
その後、スマホの初期設定が必要になりますので、次で説明する初期設定に進んでください。
手順3:端末の初期設定
SIMカードを入れ替えたら、いよいよ端末の初期設定です。
iPhoneは「プロファイル設定」、Androidスマホは「APN 設定」を行いましょう。
それぞれの手順を解説するので、 参考にしながら設定してみてください。
APN設定
まず、iPhoneを使う場合は、プロファイル設定が必要です。
OSによって手順や設定項目が異なることがありますが、おおよそ以下の手順で設定できます。
- 利用するiPhoneにHISモバイルのSIMカードを入れる
- Wi-Fiに接続
- Safariを起動
- 公式サイトから回線に合わせたプロファイルをインストール
- インストール画面にて「インストール」をタップ
- パスコードを入力
- 「インストール」を2回タップ
- 「完了」をタップで終了
プロファイル設定にはWi-Fi環境が必須です。
Wi-Fi環境がない人は、無料Wi-Fiスポットや家族・友人のテザリングを一時的に借りるなどして対応すると良いでしょう。
プロファイル設定が終わったら、Safariなどでインターネットが使える状態か確認してみてください。
もし、接続できない場合は、端末の再起動をしてみると改善する可能性があります。
次に、Androidスマホやその他の端末を使う場合のAPN設定を見てみましょう。
- 利用する端末にHISモバイルのSIMカードを入れる
- 本体設定を開く
- 「その他の設定」に進む
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 「アクセスポイント名」を開く
- 「+」や「追加」などの項目をタップ
- APN・ユーザー名・パスワード・認証タイプを入力
- 入力内容を確認し保存する
- APN一覧からHISモバイルのAPNを選択
- 設定完了
Androidスマホの場合は、APN設定を自分で入力する必要があります。
APN情報は以下のとおりですので、申し込んだ回線のほうのAPNを設定してください。
ドコモ回線
項目 | 入力内容 |
---|---|
APN | dm.jplat.net |
ユーザー名 | his@his |
パスワード | his |
認証タイプ | PAP または CHAP |
ソフトバンク回線
項目 | 入力内容 |
---|---|
APN | sb.mvno |
ユーザー名 | his@his |
パスワード | his |
認証タイプ | PAP または CHAP |
認証タイプはスマホに項目がなければ設定不要です。
また、HISモバイルの公式サイトには、「ソフトバンク回線でAndroid端末の利用は動作保証対象外」と記載があります。
ソフトバンク回線でAndroidスマホを使う場合は、通信しない可能性もありますので気をつけましょう。
回線切り替え手続き(MNPの場合)
他社からの乗り替えの場合は、回線切り替えの手続きが必要です。
SIMカードが届いたら、My HISモバイルにログインして回線切り替えの操作をしてください。
申し込み時に作成した、HISモバイルのアカウントを用意して以下の手順で操作しましょう。
- Wi-Fiに接続し、My HISモバイルにログイン
- 「MNP回線切り替え」をタップ
- 「切り替える」をタップ
- 「MNP回線切り替え完了のお知らせ」のメールが届く
- 切り替え操作完了
ここでは、「切り替える」のボタンを押したタイミングによってMNPの切り替え完了時間が異なる点に注意しましょう。
なぜなら、タイミングによって乗り替え元の解約が翌日になってしまうからです。
申し込み回線 | 「切り替える」ボタンを押した時間 |
---|---|
ドコモ回線 | 10:00~20:00: 1時間以内に切り替え完了 20:01以降: 翌日正午11時頃までに切り替え完了 |
ソフトバンク回線 | 11:00~20:00: 1時間以内に切り替え完了 20:01以降: 翌日正午12時頃までに切り替え完了 |
「切り替える」ボタンを押すことで、乗り替え元の解約が完了となります。
しかし、タイミングによって切り替え完了が翌日になると、契約期間の満了日が過ぎてしまうといったことがあるかもしれません。
乗り替え元で2年縛り付きプランを利用していて、更新月内に解約しようと思っている場合は、満了日までに余裕を持った手続きをしましょう。
新規契約の場合も、乗り替え手続きをした場合も、ここまで操作・設定をしたらHISモバイルで通信ができるようになっているはずです。
それでは、次でHISモバイルがもっと便利になる設定を解説します。
HISモバイルがもっと便利になる設定
画像引用元:オプション | HIS Mobile
HISモバイルを使うなら、知っておきたい便利な設定があります。
以下の5つのサービスがおすすめです。
- HIS電話アプリをダウンロード
- 転送電話
- 国際ローミング
- 国際電話
- 迷惑電話ストップサービス
無料のものもありますので、用途に合わせて使ってみてください。
それぞれ、どのようなサービス内容なのか見てみましょう。
HIS電話アプリをダウンロード
音声通話付きSIMカードで「ビタッ!プラン」を契約している人におすすめしたいのが、HIS電話アプリです。
スマホから電話を発信するときの通話料金は、通常30秒で22円かかります。
しかし、HIS電話アプリから発信するだけで半額の30秒11円で通話が可能となります。
申し込みは不要で、アプリをダウンロードすれば面倒な初期設定なしに使い始められます。
通話料金をお得にしていきたい人は利用してみてください。
転送電話
転送電話は、かかってきた電話を指定の携帯番号や固定電話番号へ転送して、転送先の端末で通話できるサービスです。
月額料金はかかりません。
ドコモ回線の場合は、My HISモバイルから申し込みが必要です。
一方、ソフトバンク回線の場合は、申し込み不要ですぐ使い始められます。
スマホにかかってきた電話をほかの電話番号で着信させたいときは、転送電話を活用してみましょう。
国際ローミング
海外旅行や海外出張などにスマホを持って行って、現地の通信事業者の電波を使って通話ができるサービスです。
HISモバイルの国際ローミングは、通話のみでデータ通信はできません。
利用にあたって月額料金はかかりませんが、現地で使ったときの通話料金は別途必要です。
国際ローミングが必要な場合は、My HISモバイルから申し込みしてください。
国際電話
国際電話は、日本国内から海外へ向けて電話発信ができるサービスです。
申し込みはMy HISモバイルから行います。
国際電話をした場合も、海外へ通話した分の通話料は別途必要です。
ドコモ回線を利用している場合は、 料金が高額にならないように上限の設定ができるので、国際電話の通話回数が多い人は設定しておくと良いでしょう。
迷惑電話ストップサービス
迷惑電話やいたずら電話を拒否できる、無料のサービスです。
心当たりのない番号から頻繁な着信があったり、着信を拒否したい特定の番号があったりするときは、My HISモバイルから申し込みと設定をしてみてください。
HISモバイルを初期設定する際の注意点
実は、モバイルで初期設定をする際に注意しておきたいポイントが2つあります。
- 端末のSIMロックに注意
- 動作保証端末を確認する
- ソフトバンク回線のSIMは標準サイズがない
それぞれの注意点を見てみましょう。
端末のSIMロックに注意
大手キャリアで購入したスマホは、ほかの携帯電話会社のSIMカードを挿して通信できないように制限されています。
いわゆる「SIMロック」という状態です。
HISモバイルのSIMカードを挿しても、使いたいスマホにSIMロックがかかっているままだと、通信ができない可能性があります。
そのため、SIMロック解除の手続きが必要です。
ただし、以下の場合はSIMロック解除の手続きは不要となります。
- SIMフリースマホを持っている
- スマホを購入したキャリアとHISモバイルで契約した回線が同一
たとえば、ドコモで購入したスマホを持っていて、HISモバイルでドコモ回線を契約する場合は、SIMロック解除をする必要はありません。
また、SIMロック解除には、細かい条件があります。
自分の持っているスマホでSIMロック解除が可能かどうかは、購入したキャリアの公式サイトなどで確認しましょう。
なお、HISモバイルの公式サイトには、SIMロック解除可否がわかるページも用意されているので、簡易的に判断したい人は活用してみてください。
動作保証端末を確認する
SIMロック解除をしても、HISモバイルで動作確認が取れていない端末だと利用できない可能性があります。
「スマホがHISモバイルのSIMに対応しなかった」といったことのないように、事前に動作保証端末の確認は必須です。
動作保証端末は、HISモバイルの公式サイトに一覧があるのでご確認ください。
動作確認が取れているスマホが手元にあると、より安心して利用できるでしょう。
ソフトバンク回線のSIMは標準サイズがない
ソフトバンク回線の「ビタッ!プラン」を選択した場合、SIMカードに標準サイズがありません。
回線種類 | SIMカードサイズ |
---|---|
ドコモ回線 | 標準/マイクロ/ナノ ※1 |
ソフトバンク回線 | ナノ ※2 |
マイクロ ※3 |
※2 iPhone・iPad専用
※3 iPad専用
ソフトバンク回線を使う場合は、利用予定のスマホに入るSIMカードのサイズを事前に確認した上で申し込むようにしましょう。
HISモバイルの申し込み・初期設定は簡単!
HISモバイルの申し込みに必要な書類や手順、初期設定の方法を解説しました。
ここで全体のおさらいをしておきましょう。
- 申し込みに必要なのは、本人確認書類・クレジットカード・メールアドレス
- 他社からの乗り替えの場合は、MNP予約番号も必要
- 申し込みはオンラインでするのが手軽
- SIMカードが到着したら入れ替え作業と初期設定をする
- 用途に合わせて「HIS電話アプリ」や「迷惑電話ストップサービス」の利用が便利
- SIMロック解除の要否や動作確認済み端末かどうかは要確認
HISモバイルのオンラインでの申し込み手続きは、必要書類を揃えたら画面に沿って入力をしていくだけですので、そこまで難しく構えなくても大丈夫です。
申し込みや初期設定手順もお伝えしたので、参考にしながら進めてみてください。
HISモバイルでスマホをお得に使っていきましょう。