おじさんが日本のSNSを振り返る。mixi→Facebook→Twitter…もう分からん

  • 2020年2月28日
  • by.araki

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日本でSNSと言えば、2004年にサービスを開始したmixiが代表的なものでした。

2010年にはユーザー数が2,000万人を突破するなど、SNSの象徴的な存在でしたね。

しかしそんなmixiも、当時の勢いはとっくに失われています。

かといってSNSが廃れたというわけではありません。むしろSNS市場は常に拡大傾向にあります。

それだけ色んなサービスが流行ったり廃れたりしながら市場が膨れ上がっていっているわけですが、その目まぐるしさについていけないという方々も少なくありません。

このページでは、日本でのSNSの歴史について、代表的なサービスを取り上げながら振り返っていきます

日本のSNSの変遷
  • 日本ではmixiがSNSブームの火付け役
  • Facebookは実社会の延長として年配の方にも定着
  • Twitterは実社会と距離を置ける場として人気に
  • Instagramくらいになると、若者でもついていけていない場合も

トップ画像引用元:‎「Instagram」をApp Storeで

mixiがSNSブームの火付け役!

mixi

画像引用元: ‎「mixi 趣味のコミュニティ」をApp Storeで

mixiは日本におけるSNSブームの火付け役と言っても過言でないでしょう。

インターネット上にプロフィールを公開して不特定多数とつながるというのは、当時は画期的なサービスでした。

サービス開始時は友だちから招待された人だけが登録できるという特別感もあり、高校生を中心に憧れの的に。

後に誰でも登録できるようになって、爆発的に利用者が増えました。

個人が投稿できる「日記」や、趣味の合うものたちで集まる「コミュニティ」など、あらゆる機能が充実していましたね。

……それがまた今となっては古臭いわけですが。

とはいえmixiは今も続いているサービスです。終了に追い込まれているものも多い中、さすがと言うべきでしょう。

出会い目的など犯罪の温床にも

不特定多数の人と交流できることから、いわゆる出会い系サイトとしてもmixiは悪用されました。

利用者は「素人」だらけというのも、本来の出会い系サイトとは違う魅力になってしまっていましたね。

しかも、現役の女子中学生や女子高生が無防備にプロフィールを公開しているなど、悪意を持つものにとってこれ以上の場所はありませんでした。

実際、未成年者が性犯罪の被害に遭うといった事件も発生しています。

このような事情から、mixiは18歳未満のユーザーに機能制限を設けることに。

現在、「SNS=危険」という認識が強い方の多くは、このmixi関連の事件を記憶しているのではないでしょうか。

Facebook=実社会でのつながりを最重視

facebook

画像引用元:‎「Facebook」をApp Storeで

2010年、ちょうどmixiが最盛期を迎えたころでしょうか、Facebook Japan株式会社が設立されました。

それまでFacebookは、日本ではmixiなど既存のSNSに押されていました。

Facebookの特徴は、何といっても実名と顔写真、実社会でのプロフィール公開がほとんど義務付けられていることです。

mixiでは、どこまでプロフィールを公開するのかは個人の裁量に委ねられていたので、「公開するのが当たり前」というFacebookの文化は堅苦しい空気がありました。

事実、若者中心のmixiと違って、Facebookは社会人を中心としたサービスになっています。

それ故に健全なイメージもあり、徐々に年配の方にも広まっていきました。

2015年には、日本でのユーザー数が2,500万人を突破しています。

リア充自慢がうざい?「SNS疲れ」を引き起こす

困った顔の女性

Facebookでは、実名や実社会でのプロフィール公開が当たり前です。

その人のステータスもダイレクトに伝わります

そのため、必然的に、高学歴や高収入など、社会的ステータスの高い人の声が大きくなりがちです。

そんな人たちによる幸せアピールや見栄の張り合い(のように見えるコメント)は、親しくない人にとって、ただただ鬱陶しいものです。

「結婚式を挙げました」
「世界旅行に行きました」
「レクサスを納車しました」
「東大の同期に会いました」
「子どもが私立小学校に合格しました」などなど……。

わざわざ他人の自慢に付き合いたくないという理由から、Facebookをやめてしまうユーザーも多いと聞きます。

Twitter=実社会と距離を置けるツール

Twitter

画像引用元:「twitter」をApp Storeで

Facebookとは対照的に、Twitterは実社会とは距離を置かれがちなSNSです。

また、Twitterが登場したあたりで、SNSの流れについてこられなくなった方も多いのではないでしょうか。

Twitterは、名前もプロフィールも好きに設定できます。

本名であることや、プロフィールが本当であることは求められません。

そのため誰でも気軽に参加でき、大半のユーザーが匿名です。

実社会の知り合いには見られたくない内容の投稿をする人も多く、秘密のくつろぎ空間としてよく利用されています。

個人のステータスや実社会のつながりを全部省けるという性質は、SNSとしては意外にも珍しく、今でも人気が衰える気配はありません。

手軽だからこそ「炎上」が後を絶たない

Twitter

Twitterの「手軽さ」は、SNSツールとして大きな魅力です。

しかし一方で、軽率な投稿により「炎上」するケースも少なくありません

例えば、アルバイトの学生が職場でふざけている様子を撮影して投稿し、それが話題になって、企業の株価が下落なんていう、ひと昔前では考えられないことが平然と起きています。

そのような現象を指す「バイトテロ」という言葉はメディアにも定着しましたし、Twitterそのものを「バカッター」や「バカ発見機」と揶揄する声も広まっています。

おじさん世代にはまったく考え難い事態で、企業も「バイトテロ」への対応には非常に苦しんでいます。

最近の若者はけしからん、なんて言っても、もはやキリがありません

Instagramには若者すらついていけていない!?

Instagram

画像引用元:インスタグラム公式サイト

Instagramは、Facebook, Incが提供している、写真の共有をメインとしたSNSです。

開発元はFacebookと同じですが、年齢層の高い社会人向けになっているFacebookとは違い、Instagramは若い女性を中心にブームとなっています。

Instagramにアップするための写真映えを気にする「インスタ映え」なんて言葉も有名ですよね。

少しでもInstagramで注目を浴びるために、話題のスポットに群がって撮影を行うような女性たちの姿は、実際に都市部でよく見られます。

Instagramあたりになると、若年層でもついていけていない方が少なくありません。

そもそも写真撮影に興味がないという人も多いですからね。

また、女子高生などからすれば、Instagramですらすでに古いという認識もあるようで驚きです。

今はTik Tokにでも流れているのでしょうか……。

Instagramでも起こる自慢合戦

悔しそうな女性

Instagramでも若い女性たちによる自慢合戦が繰り広げられているようです。

しかも面白いことに、自慢は直接的なものではなく、写真を使って巧妙に行われるといいます。

「話題のタピオカミルクティー買えました」と言いつつ、わざとタピオカミルクティーと一緒に高級ブランドバッグを写したり。

「パンケーキ美味しい」と言いながら、わざと向かいの彼氏と思しき人物の分まで写したり。

中には、車内からキレイな景色を写す体で、ハンドルにあるフェラーリのエンブレムをアピールする例まであるそうです。

ちょっともう、ついていくとかいうレベルじゃないですね。ついてきたいとも思えないというか。

若者にこれらのSNSの印象も聞いてみた

おじさん目線で日本のSNSを振り返ってみましたが、編集部の23歳にこれらのSNSについての印象や使い方を聞いてみました。

同じSNSでもこんなに印象が変わるものかと改めてびっくりしました。

各SNSの若者の印象
  • mixi:ゲームアプリの会社
  • Facebook:認証で使える
  • Twitter:趣味の情報が手に入る
  • Instagram:友達と話せる

mixi|使ったことがない、モンストの会社

23歳の子はそもそもmixiを使ったことがないみたいですね。もちろん全員がという訳ではないと思いますが。

サービスの説明をしたら、「アメブロなら一時期流行った。」と言っていて、さらに「mixiってモンストの会社ですよね?」とのことでした…。

Facebook|就活で初めて使った、ログインに便利

Facebookはさすがに使ったことがあるようでしたが、投稿は一度もしたことがないとのことでした。

「就活でMessengerを入れたけど、それ以降は特に使っていない。」という感じで、そもそも友達のフォローも積極的に行っていないようです。

唯一の使い方として、ゲームアプリなどの認証で使うことがあるらしく、それについては簡単で使いやすいと、ご満悦な様子でした。

FacebookすらSNSとして使っていないのかとジェネレーションギャップを感じますね。

Twitter|情報収集で使う、趣味アプリ

TwitterはInstagramが流行るまではよく使っていたそうです。

「本当になんてことないことつぶやいたり、命を込めて笑いツイートを投稿したり、周りの友人でも色んな人がいましたね。」

「ただ、だんだんとTwitter上に『Instagramでこんな投稿してるよ』みたいな投稿が出始めて、徐々にInstagramに行く人が増えた印象ですね。」

TwitterからInstagramへの変遷が感じられますね。やっぱりユーザーが多い方にSNSは移ってしまうのでしょうか。

「今はTwitterは趣味アカウントとして使ってます。弾き語りの動画をあげる人をフォローしたり、動物系の動画をみたり。話題の投稿もリツイートで回ってくるので飽きないですね。」

こうしてみると自分用の簡易的なニュースアプリとしての利用方法みたいですね。

Instagram|メインのSNS、LINEに近い使い方も

この世代だとメインのSNSはInstagramになるようです。

「普通の投稿よりはストーリーでみんなガンガン上げてる。すぐ消えるから投稿しやすいですね。」

「あと、過去のストーリーで今後も見せたいものはジャンルごとにハイライトでまとめるって感じですね。ポートフォリオばりに綺麗に整頓してる子もいます。」

少し見せてもらいましたが、圧倒的に投稿数が多いです。こんなにも投稿したい・できることがあるのに驚きでした。

「ストーリーにあげると、見た人からダイレクトメッセージがきたりするんで、そのままLINEみたいにだらだら話したりすることもあります。あと、次会ったときストーリーで見たよーって話しもしやすいです。」

Instagramの投稿をきっかけにコミュニケーションが発展していく場合もあるようですね。

確かに、そこまで仲良くない人とかと一緒の場合、事前にストーリー見とけばそれについて話せて良いかもしれませんね。

【まとめ】感覚が全然違う

実際の話を聞くと、それぞれの印象や使われ方が思っていたものと全然違っていました。

自分の慣れ親しんでいないSNSだと、どうもうがった見方をしてしまいがちですが、実際の使い方を見ると納得できる部分もなくはないという印象でした。

ただ、だから今すぐやろうという気にはなれず、また実際初めてみても感覚が違いすぎて最初は浮いてしまいそうだなと感じました。

※ここで取り上げた内容はあくまで個人の意見です。

「SNS疲れ」に気を付けて、無理のない範囲でついていこう

SNS アプリ

以上、日本におけるSNSの主な流れを追ってきました。

おじさん世代にとっては、Facebookまでは何とか追えても、それ以降はきついという方が多かったのではないでしょうか。

Instagramくらいになると、年齢に関わらずついていけなくなっている人も多いものです。

しかし、その一方で「インスタ映え」といった言葉は広まっていきますから、何だか自分だけが遅れている気分にもなりますよね。

ただ、「SNS疲れ」という言葉も定着しているように、もうSNSを辞めたいという方や、実際に辞めてよかったという方もたくさんいます。

一口にSNSといっても数々のサービスが存在する昨今、幸いにもやらざるを得ないような絶対的なものは存在しません。

無理してついていく必要はどこにもないので、自分が自然と興味の沸いたものがあれば利用してみてもいいですし、嫌になったら辞めてしまいましょう。

日本のSNSの変遷
  • 日本ではmixiがSNSブームの火付け役
  • Facebookは実社会の延長として年配の方にも定着
  • Twitterは実社会と距離を置ける場として人気に
  • Instagramくらいになると、若者でもついていけていない場合も
  • 自慢や見栄の張り合いに疲れてSNSをやめる人も多い
  • 無理についていく必要はないし、嫌になったらやめていい
SNSのやり方|アプリ毎の特徴を理解して上手く使いこなしてみよう

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この記事を書いた人
araki
araki
東京都出身。AndroidとiOSの二刀流。パソコンはWindows。新しいモノ好きで飽きっぽい性格。色んなことに挑戦してはすぐ満足してやめるを繰り返してきた。最近は反省して継続する力を身につけたい。

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