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プライベートで利用することも多いGoogleアカウントですが、複数作成できることをご存知でしょうか。
GoogleアカウントはAndroid購入時に設定した物を使い続けている方も多いのですが、実は複数作成して使い分ける事が可能です。
用途ごとに使い分けたり、単純にメールアドレスを複数持てたりと様々なメリットもあるので、是非参考にしてみてください。
- Googleアカウントは設定アプリやブラウザから簡単に複数作成できる
- 用途に応じてGmailアドレスを変更できるので管理しやすい
- 複数のメールアドレスを無料で取得できるのが大きなメリット
- アカウント別にGoogleサービスを利用・管理できるので使い分けできるのもメリット
- 他の人が使うデバイスはシークレットブラウザを利用すべし
- 今使っているGoogleアカウントはGoogleトップページで判断する
- 一部のサービスは複数のGoogleアカウントで使用出来ない
- デフォルトアカウントの切り替えには一旦全てログアウトする必要あり
Googleアカウントを複数作成する代表的な方法
Googleアカウントを複数作成するには「設定アプリから新規作成する方法」と「ブラウザアプリから新規作成する方法」の2つがあります。
- 設定アプリから新規作成する
- ブラウザアプリから新規作成する
前者は主にAndroidで多く利用されており、後者はiOSやパソコンで新規作成したい時に用いられる方法です。
Googleアカウントを複数作成したい時は、まず追加したいデバイスに合った方法を選びましょう。
設定アプリから複数作成する方法
Androidでは下記手順で設定アプリからGoogleアカウントを複数作成することが出来ます。
- 設定アプリをタップ
- 『アカウント』または『ユーザーとアカウント』をタップ
- 『アカウントを追加』をタップ
- 『Google』をタップ
- 画面に沿って新規Googleアカウントを作成し完了
Androidで設定アプリからGoogleアカウントを複数作成する手順は、実は新規作成時と全く同じ流れです。
慣れた人ならGoogleアカウントを1つ作成するだけなら、数分程度で作成出来るので手順自体は難しくありません。
ブラウザから複数作成する方法
iOSデバイスや設定アプリが無いパソコンでは、SafariやChrome等のブラウザからGoogleアカウントを複数作成するのが一般的です。
- ブラウザを起動
- Googleにアクセス
- 画面右上のアイコンをタップ
- 『アカウントを追加』をタップ
- 画面に沿って新規Googleアカウントを作成して完了
GoogleアカウントはiOSでも簡単に作れるので「iPhoneだから無理そう…」と尻込みする必要は一切ありません。
マルチログイン機能でアカウントの切り替えが簡単
Googleアカウントはマルチログイン機能を持っており、アカウントのログイン・ログアウトを繰り返す必要がありません。
一般的なWebサービスでは異なるアカウントを切り替える場合、一旦ログアウトしてから別のアカウントでログインと手間がかかってしまいます。
Googleアカウントは追加したアカウントはまとめて管理しているので、文字入力不要で簡単に切り替えられます。
スマホのGoogleアカウントは簡単に切り替え可能(Gmail例)
スマホに追加したGoogleアカウントは、以下3ステップの手順で簡単に切り替えられます。
- Gmailアプリを起動
- 画面右上のアイコン・イニシャルをタップ
- 使用したいGoogleアカウントをタップして切り替え完了
今回はGmailを例に挙げましたが、他のGoogleフォトやChrome等でも似たような手順で切り替えられます。
Googleアカウントが表示されない時はアカウントを追加しよう
画面右上のアイコン・イニシャルをタップしても、切り替えたいGoogleアカウントが表示されない時は、アカウントを追加で反映されるか試してみましょう。
- Googleアカウントが表示されないアプリを起動
- 画面右上のアイコン・イニシャルをタップ
- 『別のアカウントを追加』をタップ
- 『Google』をタップ
- 使用したいGoogleアカウントでログインして完了
Androidは設定アプリからGoogleアカウントを追加すると、他のGoogle提供アプリにも反映されますが、一部モデルやOSのバージョンによっては手動で追加するケースもあるようです。
パソコンでアカウントを切り替える方法も簡単!
パソコンでアカウントを切り替えたい時は、ブラウザを起動して以下の手順で切り替えます。
- パソコンでGoogleにアクセス
- 画面右上に表示されているアイコン、またはイニシャルを選択
- メニューが開くので使用するアカウントを選択して完了
- 使用するGoogleアカウントが表示されない場合は『別のアカウントを追加』をクリック
- 使用するGoogleアカウントでログインして完了
アプリかGoogleホームページを使うか違いはありますが、パソコンでアカウントを切り替える手順は、基本的にスマホと大して変わりはありません。
このようにGoogleアカウントは簡単にマルチログインで切り替えられるので、用途別に使い分けしやすい仕組みになっています。
次の章では、Googleアカウントを複数作成するメリットを解説します。
Googleアカウントは複数作成してもOK?複数作成するメリット
Googleアカウント=Gmailアドレス、これを複数作成することはGoogleが発行する複数のメールアドレスを1人のユーザーが利用する…という事です。
これはGoogle側から見て問題ないのでしょうか。
また、複数のGoogleアカウントを持つメリットはあるのでしょうか。
Googleアカウントの複数作成は公式で『できる』と明記
Googleアカウントの複数作成自体は違法では無く、むしろGoogle Playヘルプを参照すると「デバイスに複数のアカウントを追加することもできます」と明記されています。
Google側でもアカウントを複数作成することは認めている他、マルチログイン機能で使い分けしやすいよう画面設計されているので、むしろ複数作成を推奨していると見てよいでしょう。
ちなみにGoogleアカウントは複数作成しても無料で作成できます。
複数のGmailアドレスを持てるので用途毎に使い分けられるのがメリット
Googleアカウントを複数持てる事は、自分用のGmailアドレスを複数持てることを意味しているので、用途毎にGmailアドレスを割り当てる事も可能です。
ビジネス、プライベート、親しい友人、ごく一部の人向け等様々な用途に使い分けられますし、マルチログイン機能で簡単に切り替え出来るのがメリットです。
会員登録や各種申し込みには、メールアドレスが求められる事も多く、キャリアメールを使いたくない人には、申し込み専用の捨て垢としても利用出来ます。
Googleのサービスはアカウント別に管理されているので、アカウントを複数作成すると下記3つのような使い方が出来ます。
- Googleカレンダーでアカウント別(ビジネス用、プライベート用)に予定を設定・表示できる
- Googleドライブでアカウント別にファイルのバックアップが可能
- 「勉強・作業用YouTubeアカウント」と「プライベートで楽しむYouTube」と使い分けも可能
Googleのサービスは元々便利ですが、アカウントを複数作成すると発想次第でもっと利便性が高くなるでしょう。
Googleアカウントを複数作成する時の注意点
Googleアカウントを複数作成すると用途別に利用できるので便利ですが、一方で「アカウント数が増えれば管理の手間が増える」ということにもなります。
また、複数作成したアカウントを他人が使うデバイスで使う時には、アクセス先や検索履歴が残らないように配慮が必要です。
- 他人も使う共有パソコン・スマホでログインする時
- 使っているGoogleアカウントを判断する手間が増える
- 管理するGmailアドレスとパスワードの数が増える
- デフォルトアカウントを変更したい時
それでは詳しく説明していきます。
他人も使う共有パソコン・スマホでログインするのはおすすめできない
ネットカフェや公共施設のパソコン、他人も使う共有のスマホで複数のアカウントでログインすると、個人情報の漏えいや改ざんなどが起こる事もあるのでおすすめできません。
どうしても他人も使うデバイスでGoogleアカウントにログインする時は、GoogleもおすすめしているChromeのシークレットブラウザを利用しましょう。
シークレットブラウザは全てのタブを閉じると検索履歴やアクセス履歴が消去されるので、どのようなサイトを検索したのか分からなくなるので共有のデバイスにはおすすめです。
もしも、シークレットブラウザを開かずに利用してしまった場合は、検索履歴とキャッシュ、Cookieの削除を行いましょう。
今使っているGoogleアカウントを判断する手間が増える
Googleアカウントを複数持つと、現在使っているGoogleアカウントがどのGmailアドレスなのか判断する手間が増えます。
「ビジネス用Googleアカウントで送るつもりのメールが、プライベート用に設定されていた事に気づかず送信してしまい、先方に迷惑メールとして弾かれた」という失敗例もあるほどです。
今使っているGoogleアカウントは、ブラウザを起動してGoogleトップページにアクセスすると画面右上にアイコン・イニシャルで表示されるので、それで確認しましょう。
管理するGmailアドレスとパスワードの数が増える
Googleアカウントを1つしか持っていないユーザーは、Gmailアドレスとパスワードの組み合わせをワンセットで覚えるだけなので管理は楽です。
しかし、Googleアカウントを複数作成すると、その分Gmailアドレスとパスワードの組み合わせが増えるので、管理がやや面倒になります。
中には管理を楽にしようとパスワードを使い回すユーザーもいますが、セキュリティの観点からは決しておすすめできる方法ではありません。
手書きのメモで保管するか頭で覚えるかは自由ですが、Googleアカウントが増えたら何らかの方法でアドレスやパスワードを控えておきましょう。
デフォルトアカウントを変更したい時は一旦全てのアカウントでログアウトが必要
Googleアカウントでアプリにログインすると、最初にログインしたアカウントが起動時に設定されるデフォルトアカウントになります。
普段使うGoogleアカウントがデフォルトアカウントに設定されれば便利ですが、あまり使わない方が設定されてしまうと、起動の度に切り替える手間がかかってしまいます。
デフォルトアカウントを再設定するには、一度全てのアカウントでログアウトしてから設定したいアカウントで真っ先にログインし直す必要があるので注意が必要です。
Googleアカウントは複数作成すると便利なのでおすすめ!
ビジネスでもプライベートでもGoogleサービスはもはや必需品、Googleアカウントは1つより複数持っておいた方が何かと便利です。
- ビジネスとプライベートに分けてメールアドレスを複数持ちたい
- 仕事や勉強で視聴するYouTubeと、娯楽目的のYouTubeを別々に利用したい
- 用途別にオンラインストレージを確保したい
- 予定を用途毎に設定してスマホ上で表示したい…など
Googleアカウントを複数作成すると、Googleサービスがアカウント別に提供されるので上記を望むユーザーの要望に応える事が出来ます。
メールアドレスを複数持てる以外にもメリットはあるので、Googleアカウントは必要になったら気軽に複数作成するのがおすすめです。