iPhoneの緊急SOSとは|災害時にも役立つ機能・誤作動した時の対処法

  • 2019年2月22日
  • by.a-sato

慌ててスマホを操作する女性

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災害時だけでなく急な病気や怪我、事故など身の危険を感じた時に、すぐに救急車や警察を呼べる機能があればとても便利です。

スマホでいざ通報しようとしても、画面のロックを解除したり、電話アプリを開いて番号を入力する手間も時間もかかり、僅かな時間が命取りとなってしまうこともあります。

そんな時に是非知っておきたいのが、iPhoneの緊急SOSです。

緊急SOSとは
  • iOS 11以降に搭載された緊急時に特定の部署へ通報できる機能
  • 画面ロック解除不要ですぐに通報することができる
  • サイドボタンと音量ボタンのどちらかを一緒に長押しorサイドボタンを5回押して起動できる
  • 3秒間警告音を流し自動的に通報する機能も搭載している

緊急SOSは、災害や事故、怪我、病気などの緊急時にすぐに通報することができるツールです。

画面ロックの解除も電話番号の入力も必要なく、ただ通報するだけでなく自動通報できるなど機能もさまざまであることが特徴です。

災害の多い日本ですし、交通事故や火事、水難事故などいつ自分の身に降りかかるかわからないことがたくさんあります。

万が一の時に冷静に対処することができるように、事前にiPhoneの緊急SOSの使い方をマスターしておきましょう。

1 iPhoneの緊急SOSの機能

警ら中の警察官

まず、iPhoneの緊急SOSはどのようなものなのか、どのような機能があるのかについて解説をします。

iPhoneの緊急SOSは、その名前の通り、緊急時に適切な部署へすぐに通報ができるようにと搭載されたツールです。これは、iOS 11以降のiPhoneに搭載されています。

iOS 11以前のiPhoneにも同じよなツールが搭載されていましたが、あくまで画面ロックを解除せずに電話番号を入力して発信できるという機能でした。

つまり、電話番号は自分で入力する手間があったのです。

しかし現在では、画面ロックを解除せずに、そして通報すべき部署を一覧からすぐにタップして発信できるようになりました。

そんなiPhoneの緊急SOSの機能について詳しく見ていきましょう。

1-1 画面ロックを解除しなくてもすぐに通報することができる機能

画面がロックされているiPhone

iPhoneの緊急SOSは、画面ロックの解除不要ですぐに通報することができる機能です。

緊急電話ということで、災害時や事故、病気、怪我など緊急を要する際に利用できる電話ツールだと思ってください。

犯罪に巻き込まれそうになった時や、通報している姿が見られるとまずい状況下でも、比較的気付かれずに通報することができる手段でもあります。

緊急SOSを使用するには、サイドボタンと音量ボタンを一緒に長押しすることで緊急SOSの画面を立ち上げます。

手元を見なくても起動させやすいので、気付かれずに通報することができるでしょう。

画面ロックの解除が不要なので、誰でも通報ができます。緊急時に備えて、Androidユーザーの人も覚えておくべきかもしれません。

1-2 警察や海上保安庁・消防の電話番号にすぐにアクセスでき災害・事故の時に便利

パトカー

アクセスできる電話番号は下記の通りです。

  • 警察
  • 消防(消防・救急)
  • 海上保安庁

災害や事故での救助要請はもちろん、何か犯罪に巻き込まれそうになったり目の前でその様子を目撃したという時にも活用できます

災害、交通事故、水難事故、窃盗や不審者など、あらゆる緊急時に重宝できます。

電話番号をわざわざ入力せずに、緊急連絡先の一覧から番号を選べば良いので、「海上保安庁って何番だっけ?」とうろ覚えでも問題ありません。

番号をタップするとすぐにコールが鳴るので、余計な手間なく迅速に通報することができます。

1-3 自動通報で警告音を流した後に自動的に通報する機能も搭載されている

スマホで電話をする

自動通報という機能は、上記の通報とは異なり、何もせずとも3秒後に自動的に通報させることができる機能となっています。

より緊急性の高い場合や、余計な行動ができない時などにも使えますし、夜道の1人歩きなどでも重宝できます。

自動通報は、緊急SOSのボタンをスライドさせずに、そのままサイドボタンと音量ボタンのどちらかを長押しかサイドボタンを5回押せば立ち上げることが可能です。

自動通報を立ち上げると、3秒間カウントダウンがはじまり警告音が流れます。その後、3秒経ってから自動的に通報するという流れになります。

この警告音がかなり大きく、やかましい音なので、それだけで不審者が逃げたり、周りの人が異変に気付いて駆けつけてくれることもあります。

通報機能付きの防犯ブザーといっても良いかもしれません。

このご時世なにが起こるかわからないので、自衛するツールはいくつあっても問題ないでしょう。

iPhoneの緊急SOSの機能
  • 画面ロック解除不要で警察や海上保安庁、消防に通報することができる
  • サイドボタンと音量ボタンのどちらかを長押しするか、サイドボタンを5回押すことで起動できる
  • 3秒間の警告音の後に自動通報する機能もある
  • 自動通報の場合は緊急SOSのボタンをスライドせずにそのままサイドボタンと音量ボタンを長押しorサイドボタンを5回押すことで起動できる
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次の章では、iPhoneの緊急SOSの使い方について解説します。

2 iPhoneの緊急SOSの使い方

悩む女性

次に、iPhoneの緊急SOSの使い方について解説します。

前章でも軽く触れていますが、iPhoneの緊急SOSは非常に簡単に使うことが可能です。

緊急電話のツールなので、むしろ簡単に使えないと困りますよね。

画面ロックの解除をせずにiPhoneの緊急SOSを起動させるため、起動するためはサイドボタンや音量をボタンを押さなければいけません

ただ押すだけは起動できないので、万が一の時にすぐに対処できるように、しっかりと使い方を知っておきましょう。

2-1 サイドボタンと音量ボタンのどちらかを一緒に長押し

iPhone

iPhoneの緊急SOSの使い方はとても簡単です。サイドボタンと音量ボタンのどちらかを一緒に長押しすることで起動させることができます

筆者も実際にやってみましたが、大体2秒ほど長押しすれば緊急SOSの画面になります。

これは、画面ロック状態でも画面ロックが解除されている状態でも同様に使うことができるので、咄嗟に通報しなければいけないという時に重宝できます。

電話番号の入力が不要なので、画面ロックが解除されている状態でも、電話アプリを開いて電話番号を入れてかけるより、スピーディーに通報できるでしょう。

2-2 サイドボタンを5回押して立ち上げることも可能

iPhone

設定を変えれば、サイドボタンだけを5回押して起動させることもできます。どちらか自分がやりやすい方を選ぶと良いでしょう。

ただし、サイドボタンを5回押して起動となると、服のポケットに入れている時や鞄に入れている時などに誤作動する可能性が上がります。

誤作動したところで、緊急SOSをスライドしなければ問題ありません。

しかし、その後自動通報に移ってしまうとけたたましい警告音が響いてしまうので、設定は慎重に行うべきでしょう。

誤作動の対策については後述しています。

2-3 「緊急SOS」をスライドして警察・消防・海上保安庁を選びすぐに通報できる

パトカーと警官

実際に筆者も緊急SOSを通報する手前まで使ってみました。

まず、音量ボタンとサイドボタンを一緒に長押しします。

iPhone 8程度の大きさなら女性の手でも片手でできますが、iPhone XやiPhone XS Maxとなると片手で行うには厳しいかもしれません。

片手でサッと対応したいという場合は、サイドボタンを5回押して起動する設定をONにしておくべきでしょう。

緊急SOSをスライドさせます。

ちなみにこの画面の状態で再びサイドボタンと音量ボタンを長押ししたり、サイドボタンを5回押すと自動通報に切り替わります。

緊急SOSをスライドさせると、このように緊急連絡先が表示されます。

警察、海上保安庁、火事や救助などと必要に応じて適した部署に通報するようにしましょう。

ここで番号を選ぶと、すぐに発信されます。

他に助けを求めている人がいるので、決して悪戯半分で試さないようにしてくださいね。

iPhoneの緊急SOSの使い方
  • サイドボタンと音量ボタンのどちらかを長押しする
  • サイドボタンを5回押して起動するという設定も可能
  • 緊急SOSのボタンをスライドさせて対象の部署を選ぶ
  • 自動通報は緊急SOSのボタンをスライドさせずに、サイドボタンと音量ボタンの長押しorサイドボタン5回押して起動できる
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次の章では、もしもiPhoneの緊急SOSが誤作動してしまった時の対処法について解説します。

3 iPhoneの緊急SOSが誤作動してしまった時の対処法

驚く女性

次に、iPhoneの緊急SOSが誤作動してしまった時の対処法について解説します。

サイドボタンを5回押したり、音量ボタンと一緒に長押しすれば起動できてしまうiPhoneの緊急SOSは、自分が意図していない状況で起動してしまう恐れがあります。

ただ、iPhoneの緊急SOSのスライド前の画面であれば問題ありません。

しかし、その後も続いてサイドボタンを5回押してしまったり、音量ボタンと一緒に長押ししてしまうと、自動通報のかなりうるさい警告音が響くことも

電車の中や仕事中、説明会などの静かな場所でそのようなことは絶対に避けたいですよね。

そこで、iPhoneの緊急SOSが誤作動してしまった時の対処法と事前にできる対策について解説します。

3-1 自動通報の警告音はかなりうるさい

うるさくて耳を塞ぐ女性

自動通報の警告音はかなりうるさいです。

「このままでは通報しますよ」という意思表示でもあり、周りの人に知らせるという目的もあるからなのか、かなりけたたましい音が鳴り響きます。

有事の際は問題ありませんが、普段の生活の中で誤作動を起こしてしまうとなかなかに恥ずかしいものです。

そのため、誤作動で鳴ってしまった時はすぐに止めるようにしましょう。1回鳴ってしまった以上、なるべく早く音を止めるしか方法はありません

3-2 設定画面で「カウントダウンで音を出す」をOFFにすれば音が出なくなる

iPhoneを持つ

「カウントダウンで音を出す」をOFFに設定することにより、警告音が出なくなります。

その方法は下記の通りです。

  1. 設定画面を開く
  2. 画面中部の「緊急SOS」をタップ
  3. 下部にある「カウントダウンで音を出す」をOFFにする
  4. 完了

まず、設定画面を開いてください。真ん中あたりに「緊急SOS」とあるのでそこをタップしましょう。

緊急SOSのページに行くと、さまざまな設定ができることがわかります。

自動通報もONとOFFを切替えることが可能です。

今回は音を鳴らさないようにするための手順を紹介していますが、音が鳴らなかったとしても3秒後には自動的に通報されてしまいます。

つまり、警察に連絡がいってしまうということになります。

誤報であれば警察の方にも迷惑がかかりますし、他の本当に困っている人たちの連絡を妨げてしまう可能性もあります

そのため、通常時は自動通報をOFFにしておき、夜道の1人歩きなど何が起こるかわからない時はONにするなどの使い分けをするのもおすすめです。

少し画面をスクロールすると、下部に「カウントダウンで音を出す」という項目があります。ここをOFFにすれば、誤って自動通報を起動してしまった場合も音は鳴りません。

3-3 通常の緊急SOSであればそのまま画面を閉じるだけで問題ない

iPhoneで電話をする男性

自動通報ではなく、通常の緊急SOSであれば緊急SOSのボタンをスライドして電話番号を選ばない限り問題ありません。

突然「緊急SOS」と画面に出て驚くかもしれませんが、冷静にそのまま画面を閉じましょう

万が一、通報してしまった場合も、相手が電話を取るまでにコールを切ってしまえば大丈夫です。

スライドして電話番号を選ぶという手順なので、鞄の中でスマホが動いて偶然電話してしまったということも恐らくないのではないかと思われます。

偶然何かの拍子に、ということがあったとしても、恐らく緊急SOSの画面を立ち上げてしまう程度だと思われます。

4 メディカルIDの連携で緊急搬送時に病歴や持病の情報開示が可能

医療機関

iPhoneにはヘルスケアアプリと呼ばれる、健康管理のアプリがあります。

睡眠管理や体重管理、運動の記録などを多機能体重計やスマートウォッチ、その他アプリと連動して行うことができる便利なツールですが、使っていない人も多いと思います。

そんなヘルスケアアプリには、メディカルIDと呼ばれるものがあります。

メディカルIDを使うことによって、専門的な医学のアドバイスを受けることができます

その他にも、メディカルIDはiPhoneの緊急SOSと連携させることが可能です。

事前に病歴や持病について記録しておく

メディカルIDには自分がこれまでかかったことのある病気や現在の持病などを細かく記録することができます。

これらの情報は、自分を診察する医師が欲しがる情報です。

しかし、救急搬送された時に自分の口や家族の口からはっきりとした病歴や持病を伝えるのはなかなか難しいですよね。

特に、自分が意識不明だったら伝える術すらありません。

そこで、メディカルIDとiPhoneの緊急SOSを連携しておくと、通報した後に自動的に病歴や持病が掲載されたページを開示してくれるようになります

つまり、自分が話せない状態、または自分も家族もそこまで深く把握していない場合にも、的確な情報を医師に渡すことが可能なのです。

病歴や持病がわかれば、より的確な処置ができるようになり、言い方は悪いですが生存率を上げることにも繋がります。

いつ緊急搬送されても大丈夫なように、一度自分の病歴や持病を調べ、細かく記録しておくことをおすすめします。

iPhoneのヘルスケアアプリと連携して歩数・血圧・体重を計測する方法

5 緊急SOSは災害・事故・怪我などの緊急時に役立つツール!万が一の時のために使い方を覚えておこう

救急車

最後に、緊急SOSが誤作動してしまった時の対処法についてまとめます。

緊急SOSが誤作動した場合の対処法
  • 通常の緊急SOSであればそのまま画面を閉じれば問題ない
  • 誤って通報してしまった場合はすぐに切る
  • 自動通報の警告音はかなりうるさいので誤作動を起こした時にかなり目立ってしまう
  • 設定画面で警告音をOFFにすることは可能

緊急SOSは、画面ロックを解除しなくてもすぐに警察や消防、海上保安庁に連絡ができるツールです。

画面ロックを解除せず、そして電話番号を入力する必要もなく通報できるので、緊急時にはかなりおすすめです。

また、画面ロックの解除が不要なので、近くにいる人が代わりに通報することも可能です。

さらに自動通報の機能もあるので、夜道の1人歩きや治安の悪いエリアを移動している時など、少しでも何かあった時に活用すると良いでしょう。

iPhoneの緊急SOSは使い方を知らないと、起動すらできないツールです。

今後、万が一のことが起こってもすぐに対処できるように、是非iPhoneの緊急SOSの使い方は覚えておくようにしましょう。

ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

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