
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
消費税が来年2019年の10月に引き上げになることに伴い、キャッシュレス決済の促進が始まっています。
増税直後はポイントが5%還元予定でお得になるようです。ただ、キャッシュレスと聞くと1番に連想されるのはクレジットカードによるキャッシュレス決済ですね。
しかし、クレジットカードの使いすぎを懸念する人も少なくありません。
そこで今回は、ドコモユーザであればクレジットカードがなくてもキャッシュレス決済が利用できる、スマホアプリ「d払いアプリ」について解説をします。
d払いアプリがどのようなものなのか、ダウンロード方法から初期設定のやり方、さらにはメリット・デメリットについても詳しく紹介するので、是非参考にしてください。
利用のメリットは簡単にあげると以下のものがあります。
- d払いアプリとは、スマホアプリで簡単に決済できるドコモの買い物サービス
- dアカウントさえ持っていれば誰でも使うことができる
- iPhoneとAndroidスマホの両方に対応している
- dアカウントでログインをすればすぐに使えるので初期設定も簡単
トップ画像引用元:d払いアプリデビュー!dポイントがたまる・つかえる。|かんたん、便利なドコモのスマホ決済
1 d払いアプリとはどんなものなのか
画像引用元:「d払い-dポイントがたまる・つかえる!ドコモのスマホ決済」をApp Storeで
d払いアプリとは、ドコモが提供しているスマホ決済アプリのことです。
iPhoneとAndroidスマホの両方に対応しており、キャリアが提供しているサービスでありながらドコモユーザー限定のアプリではないという点が特徴です。
つまり、auやソフトバンクなどの他社ユーザーもドコモユーザーと同じように使うことができます。
支払い方法について
支払い方法については、ドコモユーザーでもドコモユーザー以外でも、
- ドコモ口座からの充当
- dポイント利用
- クレジットカード
- ドコモ利用料金との合算請求
のいずれかを選択できます。
但し、ドコモユーザー以外では初期設定でクレジットカードの登録の必要があります。
また、ドコモ口座というのはネット上でお買い物や送金ができるバーチャルなお財布で、開設は無料、クレジットカードからの充当やコンビニでの入金も手軽にできます。
1-1 d払いアプリのダウンロード方法
画像引用元:d払いアプリデビュー!dポイントがたまる・つかえる。
d払いアプリのダウンロードは非常に簡単です。
持っているスマホのアプリストアからアクセスして、「d払いアプリ」と検索をかければすぐに見つけることができます。
上記のアプリダウンロードリンクからアクセスしても問題ありません。
d払いアプリ自体は無料なので、認証が終わればすぐにダウンロードすることができます。
不要になってアプリを消したいと思った時も、アプリをタップして「アンインストール」または「×マーク」を押せばすぐに消すことが可能です。
1-2 d払いアプリの初期設定
d払いアプリの初期設定も非常に簡単です。
ドコモユーザーの場合
ドコモユーザーでドコモの回線(spモード接続)を使用している場合は、ドコモで決めた4桁のspモードパスワードをを入力してログインすることができます。
現在スマホのみ対象となっており、フューチャーフォンやタブレットでは使うことができません。
iOS 10.1以上またはAndroid 5.0以上のバージョンのスマホが対象となっているため、最近スマホを変えた人や新しく購入した人であれば問題ないと思われます。
他社ユーザーの場合
他社ユーザーや、spモード接続していない場合は、持っているdアカウントのIDとパスワードを入力してログインをすることができます。
こちらも面倒な入力はほぼなく、すぐにログインして使うことができるようになります。
対象機種と対象のバージョンも上記と同様です。
但し、他社ユーザーの場合は初期設定の際にクレジットカードの登録が必要になります。
1-3 d払いアプリを使う時に必要なもの
d払いアプリを使う時は、名前や住所の入力など面倒な申込みは必要ありません。
dアカウントさえ持っていれば誰でもd払いアプリを使用することが可能です。
dアカウントは、ドコモユーザーだけでなく他社のスマホを使用している人でも作ることができるアカウントです。
例えば、以前ドコモを使用していた人でも、故意にアカウントを消していなければdアカウントが残っているはずです。
dアカウントは回線の解約と同時に自動削除されるものではないので、気付いたらかなりポイントが貯まっていて放置していたなんてこともあります。
ちなみに筆者も、ドコモからauに乗り換えた際にしばらく放置していたら、気付いたら1,400ポイント程度貯まっていました。
以前ドコモを使っていてdアカウントを使っていたという人は、是非一度ログインしてみてくださいね。
dポイントはAmazonでも使える!支払いやギフト券に交換する方法- d払いアプリとは、スマホアプリで簡単に決済できるドコモの買い物サービス
- dアカウントさえ持っていれば誰でも使うことができる
- iPhoneとAndroidスマホの両方に対応している
- dアカウントでログインをすればすぐに使えるので初期設定も簡単
次の章では、d払いアプリのメリットについて紹介します。
2 d払いアプリのメリットとは
次に、d払いアプリのメリットについて解説をします。
d払いアプリのメリットは、なんといっても審査不要ですぐに使えるという点です。
クレジットカードのように厳しい信用情報の審査もないので、
- 諸事情によりクレジットカードが作れない人
- クレジットカードを使いたくないと考えている人
にとっても使いやすいツールです。
dアカウントさえ持っていればすぐに使えるので、子どものお小遣いの管理にも役立つでしょう。
そして、クレジットカードでもないのに利用するとポイントが貯まるという点も、d払いアプリの魅力といえます。
2-1 dアカウントさえあればすぐに使える
画像引用元:d払いアプリデビュー!dポイントがたまる・つかえる。
複雑な申込みは不要で、ドコモユーザーでdアカウントさえ持っていれば誰でも使うことができます。
また、デビットカードのように申込み後カードが届くまで時間がかかるということもなく、本当にすぐに使えるという点が便利です。
もちろんクレジットカードではないので、信用情報の照会などの審査もありません。
そのため、何らかの理由でクレジットカードが持てない人や、怖くてクレジットカードを作れない人、クレジットカードを使うことに抵抗がある人にも気軽に使いやすいツールです。
d払いアプリを使った段階では信用情報に差し支えることがないので、ローンを今後組むことを考えている人にも安心です。
ただし、d払いアプリの支払い方法をクレジットカードに設定して、支払いが滞ったりすると信用情報に傷がつく恐れがあるので注意しましょう。
ドコモユーザー以外はdアプリの初期設定時にクレジットカードの登録が必要です。
dアカウントの設定方法とログイン通知が来た時に確認すること「info@wdy.docomo.ne.jp」2-2 利用制限も設定できるので使いすぎを防げる
d払いアプリは、デビットカードやプリペイドカードのように、チャージ額や口座残高によって使える額が制限されているわけではありません。
そのため、使いすぎてしまうのでは?と怖くなる人もいると思います。
しかし、d払いアプリは毎月の利用金額の上限を決めることが可能です。
例えば、毎月10,000円に設定していれば、毎月10,000円以上使うことができません。
もちろん自分で設定を変更することは可能ですが、上限に達した場合自動的に使えなくなるので、「あ、もう10,000円分使ってしまったんだ」と認識することはできます。
そのため、子どもの毎月のお小遣い管理にも非常に役立ちます。
使いすぎを防ぐことができますし、利用履歴を見ることもできるので、いくらをどのようなものに使っているのか把握することもできます。
2-3 dポイントが200円1ポイント貯まる
クレジットカードの多くはポイント還元率が高いなどという話を聞きます。
しかし、デビットカードやプリペイドカードなどの、いわゆる「審査のない誰でも持てるカード」に関してはポイント還元率が低い、または還元がない傾向にあります。
d払いアプリも同じかと思いきや、なんとd払いアプリを使うことでdポイントを貯めることができるのです。
dポイントとは?
dポイントとは、文字通りドコモサービスを利用した時に貯めることができるポイントです。
ドコモ回線の利用やdカードの使用、その他ドコモの提供するアプリを利用時にもらえるポイントです。
このポイントは、ローソンなどdポイントのサービスが提携されているお店で使える他に、ドコモのスマホを購入する際に使用することもできます。
充電器やSDカードなどのアクセサリーの購入にも使用できます。
そんなdポイントが、d払いアプリを使うと200円あたり1ポイント貯めることが可能なのです。
普通のお店でも使えるので、ドコモユーザー以外の人も貯めておいて損はありません。
dポイントの登録手続き|カードの入手からdアカウントとの紐付けまで
3 d払いアプリのデメリットとは
次に、d払いアプリのデメリットについて解説をします。
大手クレジットカード会社や銀行が運営しているキャッシュレス決済ではないため、まだまだ提携しているサービスやお店が少ない傾向にあります。
また、dカードのiDを使った方がポイント還元率が高いというデメリットもあり、クレジットカードがある人はクレジットカードを使った方がポイント面ではお得かもしれません。
さらに、ネット環境必須となるので、地下や電波のつながりにくい場所、通信速度が低速化している場合などは、アプリを起動するまでに時間がかかる恐れもあります。
3-1 d払いアプリは使うのに手間がかかる
通常の電子マネーは、お店に用意されている機械にかざすだけで、すぐに買い物をすることができます。
一方で、d払いアプリはアプリを開く必要があり、尚且つアプリの中のバーコードを見せなければいけません。
そのため、すぐに出してすぐに決済できるわけではなく、バーコードを出すまでに数秒ですが時間がかかります。
その他の電子マネーと比べて時間がかかるので、レジが混みあっている時に焦ってしまう恐れもあります。
また、自分の後ろに並んでいる人たちの顔色を気にしながら買い物しなければいけないなど、他の電子マネーと比べて手間と神経を使うことになる場合があります。
3-2 ネットワーク接続が必須
アプリを起動してバーコードのついた画面を見せる時に、ネットに接続している必要があるのもd払いアプリの特徴です。
地下など電波の届きにくい場所や、電波の繋がりにくいエリアだと、アプリ起動からバーコード表示まで必要以上に時間がかかる可能性があります。
カードであればかざしたり、専用の機械で読み込むだけですぐに買い物できるので、ネットに接続するのを待つ分かなり時間がかかるでしょう。
また、通信速度が低速化してしまった場合も時間がかかる可能性があります。
3-3 dカードでiDを使った方がポイントが貯まる
d払いアプリでも200円あたり1ポイント貯まりますが、実はdカードのiDを使うと100円あたり1ポイント貯まるようになってます。
そのため、既にdカードを持っている人はdカードを使用した方がポイントが貯まりやすいです。
d払いアプリはあくまで、クレジットカードを作れない、または使いたくない人向けのサービスです。
つまり、クレジットカードを使える、または使うことに抵抗がない場合はクレジットカードを使った方がお得な場合が多いのです。
その代わり、クレジットカードは利用限度額を超えなければいくらでも使えてしまうので、事故を起こす可能性も高く、信用情報に影響が出やすいというリスクはあります。
だからこそ、クレジットカードの方がお得な特典が多いのですが、使いすぎや信用情報に傷がつくなど、クレジットカードが怖いという人はd払いアプリを使うことをおすすめします。
dカードの「iD払い」と「クレジットカード払い」の違いと仕組み
- dアカウントさえ持っていればすぐに使える
- 利用制限があるので使いすぎを防ぐことも可能
- 使う時にアプリを起動する必要があるので少し手間がかかkる
- dカードのiDを使った方がポイントが貯まりやすい
次の章では、d払いアプリが使える店と使えない店について紹介します。
4 d払いアプリが使える店・使えない店
次に、d払いアプリが使えるお店と使えないお店について解説をします。
d払いアプリは、まだまだクレジットカードや他の電子マネーと比べて利用できるお店の種類が少ない傾向にあります。
それでも、多くの人が使う傾向にあるコンビニや百貨店、アパレル、居酒屋などで使えるので、クレジットカードを持っていない人にとってはかなり重宝できるでしょう。
d払いアプリが使える主なお店をいくつかピックアップしたので、是非チェックしてみてください。
4-1 d払いアプリが使える店
d払いアプリが使える店は下記の通りです。
- 高島屋
- ローソン
- JINS
- タワーレコード
- URBAN RESEARCH
- ウェルシア
- ハックドラッグ
- ツルハドラッグ
- earth music&ecology
- UNITED ARROWS
- 和民 など
コンビニ、百貨店、ドラッグストア、アパレル、メガネショップ、居酒屋など幅広いジャンルのお店で利用することが可能ですが、まだまだ利用できるお店は少ない傾向にあります。
ドラッグストアやコンビニなど、普段使う機会の多いお店で使えるのは嬉しいですね。
ポイントも200円ごとに1ポイントずつ貯まるので、普段から上記のお店を利用している人は、是非積極的にd払いアプリを使ってみてください。
4-2 d払いアプリが使えない店
d払いアプリが使えないお店はまだまだ多い傾向にあります。
d払いアプリはあくまでクレジットカードを持ちたくない・使いたくない、または持てない人向けのキャッシュレス決済ツールです。
そのため、既にdカードなどのクレジットカードを持っている人は、クレジットカードで決済をした方が利用できるお店の幅も広がりますし、もらえるポイントの数も多いでしょう。
デメリットでも解説しましたが、同じキャッシュレス決済でもdカードに付属しているiDを利用した方がポイント還元率も高いです。
d払いアプリは、あくまでクレジットカードを使わない人向けのアプリだと思ってください。
5 ポイントも貯められて超お得!d払いアプリを利用してみよう
最後に、d払いアプリが使えない店と使える店についてまとめます。
- コンビニはローソンで使うことができる
- 高島屋などの百貨店でも利用可能
- ドラッグストアや居酒屋でも使える場合がある
- 比較的利用可能なお店が少ない傾向にある
d払いアプリは、審査が不要でdアカウントさえ持っていれば誰でも使うことができる非常に便利なサービスです。
しかし、まだまだ使えるお店が少ない傾向にあることと、クレジットカードに比べてポイント還元率が低いなどの特徴もあります。
d払いアプリは、あくまでクレジットカードが作れない、または使いたくない人向けのキャッシュレス決済ツールだと思ってください。
dアカウントさえあればすぐに使えるようになるので、使える状態になるまでの手間がかなり少なく手軽に利用できるツールとして魅力があります。
この先キャッシュレスがさらに普及していくことが予想されます。
キャッシュレスに慣れるためにも、まずはd払いアプリを使ってみてはいかがでしょうか。