
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
CMで見かける機会が多いメルカリ。
「そんなに簡単に出品できるなら、自分もやってみたい!買ってみたい!」と思っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、いくら簡単とはいえ、商品の購入方法や発送方法、コメントの仕方がわからないと何も始められません。また、便利なコンビニ支払いも活用していきたいところです。
そこで今回は、初心者の方でも安心して取引ができるように、メルカリの基本的な使い方をご紹介します。
トップ画像引用元: メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
メルカリを始める前にチェックすべきこと
画像引用元:メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ
まず「メルカリ」が何なのかについて、簡単に確認しておきましょう。
メルカリはフリマアプリです。個人や業者が使っていないものや使わなくなったものを出品し、それを欲しい人が購入します。
オークション形式ではないので、あらかじめ出品者が提示している価格で購入することになりますが、値段交渉も可能です。
では、メルカリを始める前に知っておきたいことを見ていきましょう。
メルカリは会員登録が必要
メルカリは誰でもすぐに使えるというわけではありません。
利用するためには会員登録が必要ですので、まずはアプリをインストールして会員登録を行いましょう。登録は無料です。パソコンからも利用できます。
会員登録では、正しい住所・氏名を入力してください。商品購入時に必要となります。
プロフィール欄の入力は任意です。出品する可能性がある人は、ぜひ入力しておきましょう。ペットを飼っている・喫煙者なしといった保管環境や、対応が土日になる…など、出品者の状況を伝えるのに役立ちます。
売り上げはメルカリポイントに変換して使う
メルカリで出品した商品が購入されても、その売上金が直接現金になることはありません。
まずは売上という形でメルカリ上に保管され、メルカリでお買い物をする際、ポイントに変換することで現金代わりとして使えます。
1ポイント=1円で、1ポイントから使えるので無駄がありません。
メルカリでお買い物をしない場合、売上金をそのまま口座に入れることもできますが、振り込み手数料が210円かかります。
メルカリ上でトラブルは発生しにくい
フリマアプリで一番懸念されるのが、商品が届かない・送ったのにお金が入ってこないというトラブルです。フリマアプリ初心者にとって、一番不安なポイントではないしょうか。
このようなトラブルに備えて、メルカリにはきちんとしたトラブル対応システムが確立されています。
出品者と購入者が直接お金のやり取りをするのではなく、お金のやり取りに関してはメルカリを間に挟む仕組みになっているのです。
そのため、購入者が商品を受け取ったあと、購入者・出品者の両者がお互いの評価を完了しないと、出品者に売り上げが入りません。支払いトラブルが極めて発生しにくい、安心の制度です。
それでもトラブルが起きてしまったら
もし相手ともめてしまった場合や、トラブルになってしまった時は、メルカリ事務局に相談ができます。メインメニューの問い合わせから、事務局宛にメッセージの送信が可能です。
その他にも、よくある質問やQ&A、ユーザー同士が質問回答をしあうコミュニティなど、疑問を解決するツールが多数用意されています。困った時はそちらもチェックしてみましょう。
メルカリで商品を購入してみよう
メルカリアプリをインストールしたら、さっそく商品を検索してみましょう。虫めがねのマークからカテゴリーやブランド別に検索ができます。
また、カテゴリーを選ばなくても、キーワードを直接入力して検索することも可能です。
商品の一覧を見て、レアな商品や欲しかった商品が安く売られていたら、「すぐに買わないと!」という衝動に駆られるかと思いますが、ちょっと待ってください。
購入ボタンを押す前に確認すべき事がいくつかあるのです。
購入する商品を決めてポイントをチェック
購入したい商品が見つかったら、購入ボタンを押す前に3つの項目をチェックしておきましょう。
- 商品説明の内容
- 出品者のプロフィール
- 出品者の評価
特に商品内容はよく読んでおきましょう。
メルカリのルール上、説明を読まずに購入ボタンを押しても何も問題はありませんが、「届いた実物を見てたら想像していたものと違った。でも、説明文にはきちんと書いてあった」、というトラブルがよく起きています。
また、出品者によっては細かな独自ルールを設けていることも。プロフィール欄に書かれていることが多いので、こちらも確認しておきましょう。
もっとも、購入者が出品者の独自ルールに従わないといけないという規約はありません。しかし、中にはこのことが原因でトラブルに発展したり、悪い評価をつけられてしまったりすることもあるので注意してください。
さらに、出品者の中には悪い評価が多い人もいます。
これは評価コメントなどから判断することができるので、もし低評価の出品者から購入するのであれば、どのような経緯で悪い評価になったのかをよく確認してください。
そして、納得した上で購入することをおすすめします。
何よりも礼儀が大切
サイズや使用感など、商品説明には載っていない情報を知りたい場合は、コメント欄から質問できます。
また人によっては、「購入前にコメントが欲しい」という場合も。
コメントを書き込む際は、顔が見えない相手だからこそ礼儀を重んじるようにしましょう。いきなりタメ口で話しかけたり、突然「100円まけてください」などと値引き交渉をするのはNGです。
お互い気持ちの良い取引をするためにも、丁寧な対応を心掛けましょう。
値引き交渉のポイント
メルカリはコメント欄で値引き交渉が可能ですが、過度な値引きは相手に悪い印象を与えてしまうので控えましょう。
ただし、カテゴリーがインテリアのものは、オファー機能を使ってコメントなしで値引き交渉ができます。
支払い方法を決める
内容に問題がなければ、「購入手続きへ」ボタンを押します。ここで支払い方法を選びましょう。
選択肢は主に7つ。一番都合の良い支払い方法を選びましょう。
- クレジットカード払い
- コンビニ払い
- ATM払い
- メルカリ月イチ払い
- d払い(ドコモ)
- auかんたん決済
- ソフトバンクまとめて支払い
クレジットカード払い
あらかじめ登録したクレジットカードで決済ができます。手数料がかからないので、最も手間いらずな方法です。3,000円以上であれば分割払いも可能。
コンビニ払い(手数料100円)
コンビニ払いを選択して購入すると、払い込み番号やお客様番号といった、コンビニに合わせた取引番号が発行されます。その番号を持って自分が指定したコンビニへ行き、それぞれの方法で支払いをします。
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
- サークルK・サンクス
- デイリーヤマザキ
- セイコーマート
多くのコンビニで支払いが可能です。
ATM払い(手数料100円)
ペイジーという公共料金などの支払いをするサービスを利用します。ATMに直接現金を入れるか、口座振替か選びましょう。
メルカリ月イチ払い(手数料100円)
メルカリ上での1ヶ月分の購入費を、翌月にまとめて支払います。支払い方法は2つ。
- 口座振替
- コンビニ/ATM払い
支払い期間になるとメルカリからお知らせがきますので、その指示通りに支払いましょう。
都度支払いするのがわずらわしいという人におすすめです。月イチ払いには審査があります。
携帯会社での支払い(手数料100円)
ドコモ・au・ソフトバンクの携帯会社を通じて支払いをする方法です。毎月の携帯料金と合わせて支払えるので便利です。
購入ボタンを押す
支払い方法を選択したら購入する」ボタンを押して、取引画面にうつりましょう。
基本的には、このまま相手が発送するのを待つだけでよいのですが、取引メッセージでひとこと添えておくとより丁寧です。
また、出品者から「明日発送します」といったメッセージがくる場合もあるので、その時は返事をしましょう。
届いたら評価をして終了
品物が手元に届いたら、受取評価をします。
コメント入力欄も表示されますが、これは任意なので記入しなくても大丈夫です。入力した内容は、お互いの評価が完了したあと、出品者のプロフィール欄から誰でも閲覧できるようになります。
ですから、評価のコメント欄には個人情報など個人が特定できるような内容は載せないようにしましょう。

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次の章では、メルカリの出品方法について解説します。
メルカリで出品してみよう
では次に、商品の購入よりも敷居が高い、「出品」の方法について紹介します。より確実に売り上げるためには、出品ページを見た人が、思わず「欲しい!」を思えるような工夫が必要です。
また、メルカリは何でも出品OKというわけではなく、出品NGの商品もいくつかあるので気を付けましょう。
医薬品やチケット類、情報など物品ではないものは、出品が禁止されています。
他にも細かい禁止品がありますので、出品前に該当しないか確認してから登録しましょう。
商品の写真を撮る
まずは商品の写真を撮ります。
メルカリでは商品画像を4枚までアップできるので、いろいろな角度から撮影をしたり、傷や汚れがある場合は、そこをアップで撮影したりしましょう。
写真をアップする方法は2つ。
- あらかじめ撮影したものを使う
- 出品画面から撮影する
商品画像の撮影ポイント
購入してもらうためには、写真の写りが非常に大切です。できれば画質の良い写真を使い、全体像が写るようにしましょう。
ちょっとした傷など、気になるところも正直に撮っておくと、後々トラブルになりにくいです。
明るさ加工もできますが、綺麗さやおしゃれさよりも、実物に近い色味の再現を優先した方が、商品発送後のトラブル回避に繋がります。
アプリで出品する
では、出品の手順を見ていきましょう。
1出品ボタンを押す
メルカリのトップ画面にカメラのマークが表示されています。これが出品ボタンなので、タップしてください。
2写真の設定をする
最初に写真をどうするか確認されるので、あらかじめ撮影したものを使うのか、その場で撮るのかを選択します。
これは後からでも設定可能です。
3タイトルと商品説明を入力
- タイトル:文字を見ただけですぐに何の商品かわかるタイトルが望ましいです。
- 商品説明:できるだけ詳細に、気になる部分があればその内容もここに記載してください。
「商品説明に何を書けばいいかわからない!」という人は、テンプレートから文章を選ぶことも可能です。
ユーザーがメルカリで検索をすると、タイトルと商品説明の内容から検索結果が抽出されます。よって、できるだけキーワードをちりばめておいた方がヒット率が高まるでしょう。
4カテゴリー選択
カテゴリーと商品状態を選択します。ここは必須です。カテゴリーは、商品タイトルを元に予測で出てくるのでそこから選びます。
予測が適切でない場合は、自分で再設定してください。
5配送方法などの入力
送料込で出品するのか、購入者負担にするのか、送付方法や発送までの日数など配送に関することを入力します。
送付方法は主に9種類から選択可能です。
- らくらくメルカリ便
- ゆうゆうメルカリ便
- ゆうメール
- レターパック
- 普通郵便
- クロネコヤマト
- ゆうパック
- クリックポスト
- ゆうパケット
自分の住所を知られたくない場合は、匿名配送が可能なゆうゆうメルカリ便やらくらくメルカリ便をおすすめします。
また、購入者と相談した上で送付方法を決めたい場合や、まだ決めていないという場合は、「未定」を選ぶことも可能です。
6販売価格を決める
出品予定の商品と同じものを検索し、相場を確認しておきましょう。相場を参考に出品価格を設定することで、より購入してもらいやすくなります。価格は300円以上から設定可能です。
また、タイトルや商品内容から判定された「売れやすい価格」も、自動的に表示されます。これも参考にするといいでしょう。
最終的な売上金も考慮しよう
販売価格から手数料10%を引かれた価格が、売上金として手元に残ります。
ゆうゆうメルカリ便やらくらくメルカリ便のような、メルカリ独自の配送方法を選択した場合は、ここからさらに送料が引かれた金額が手取りとなるので注意しましょう。
7出品する
全ての入力が完了したら、「出品する」を押します。これで出品完了です!
購入されたりコメントが入ったりすれば通知がくるので、随時対応してください。
通知設定の切り替え方法
商品購入やコメントの通知を見落としてしまうのは大変もったいないです。
<メニュー→設定→お知らせ設定>で、プッシュ通知やメール通知のON・OFFが設定できるので、予め確認しておきましょう。
次の章では商品の発送方法と相手への評価について解説します。
商品が購入されたら発送する
購入者の決済が完了したら、すぐに発送準備に入りましょう。
ただし、支払い方法によっては、決済がすぐに完了しないこともあります。そのような場合でも、必ず決済が完了してから発送準備に取りかかるようにしてください。
商品はできるだけ丁寧に梱包しましょう。割れやすいものは緩衝材でくるむなど、商品の特性に応じた適切な梱包が必要となります。
また、出品時に設定した「発送までの日数」を超えないように、早めの発送を心掛けてくださいね。
相手の評価をして終了
購入者が商品の受取と評価を済ませると、通知がきます。その後、こちらから購入者の評価をすれば取引完了です。この段階になって初めて、売上金が手元に入ります。
評価ではコメントを入力することもできますが、これは任意です。メッセージなしでも問題はありません。
ただ、ひとことお礼を入れておくと良い印象を与えることができます。
メルカリを使う時は丁寧な対応を!
メルカリはお金と商品のやり取りをするためのサービスです。取引相手には親切&丁寧に対応しましょう。
雑な対応を取ってしまうと悪い評価が増え、いくら良い商品を出品しても買ってもらえなくなってしまいます。
では最後に、購入時と出品時のポイントを振り返ってみましょう。
- 商品説明や出品者情報をチェックする
- 不明点は購入前にコメント欄で質問する
- 受け取ったらすみやかに評価する
- 写真はわかりやすいものを使う
- 商品説明は具体的に
- 通知設定を見直す
購入時・出品時でそれぞれポイントが異なります。困ったときはメルカリ事務局に問い合わせをするなどして、上手にメルカリでお買い物をしましょう!