ポケットWiFiの仕組み/使い方|メリット/デメリットを初心者向けに解説

  • 2021年9月23日
  • by.ユキチ

それがだいじWi-Fi

ポケットWi-Fiは正式にはソフトバンクのWi-Fi通信端末の登録商標ですが、小型で持ち運びができることからモバイルWi-Fiルーター全般をそう呼ぶことがあります。

携帯していれば場所を問わずパソコンやスマホなどをインターネットに接続できてとても便利です。

しかし、インターネットで検索すると、「デメリットだらけ」「意味がない」といった言葉がヒットするのも事実です。

この記事では、モバイルWi-Fiルーター初心者の方のための仕組みや使い方、月額料金、メリット・デメリットを紹介します。

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ポケットWiFi おすすめ
ポケットWiFiの仕組み・使い方
  • 機器と使用回線を選ぶ必要がある
  • 光回線のように工事の必要がない
  • 手元に届いてからの設定は簡単!
  • どこにでも持ち運べるのが最強!
  • 長期契約は月額3,000円・レンタルは1日300円~
  • 速度制限もある
  • 通信が安定しないという側面を持つ

トップ画像引用元:業界最安クラスのお得なポケットWiFi|それがだいじWi-Fi|

※本記事中の価格は総額表示

モバイルWi-Fiルーターとは?

STAR WiFi

画像引用元:完全定額格安レンタルWi-Fi STAR WI-FI

モバイルWi-Fiルーターとは、無線でインターネットを利用するための小型の中継機器です。

モバイルWi-Fiルーターは、通信業者がそれぞれ独自で設置しているアンテナ(基地局)から電波を受信し、無線で繋げているパソコンやスマホでのインターネット通信を可能にします。

通信業者から支給されるSIMカードを挿入することによって、契約した通信業者の電波を利用できるようになる点はスマホと同様です。

モバイルWi-Fiルーターのメリット

Wi-Fi STATION SH-52B

画像引用元:Wi-Fi STATION SH-52B | データ通信製品 | 製品 | NTTドコモ

モバイルWi-Fiルーターのメリットは次のとおりです。

モバイルWi-Fiルーターのメリット
  • 1台で複数のWi-Fi対応機器と接続できる
  • 光回線のように工事の必要がない
  • 外出先でもインターネットを楽しめる
  • 通信速度は△だが料金が安くなる

モバイルWi-Fiルーター1台あれば、複数のWi-Fi対応機器の接続が可能になります。

参考までに、2021年9月10日発売のWi-Fi STATION SH-52Bは、同時接続台数17台(Wi-Fi16台+有線LAN1台 or USB1台)スマホやタブレット、ゲーム機を始め、家族でも使うことができます。

2つ目の大きなメリットは、光回線のように工事の必要がない点です。

引っ越しの時もそのまま使えるので「開通するまでインターネットを我慢しないといけない」といった状況を回避できます。

外出先でのクライアントからのメールチェックや旅行先の情報収集もモバイルWi-Fiルーターを持っていれば楽に行える!というわけです。

モバイルWi-Fiルーターの使い方

ポケットWi-Fi

画像引用元:Amazon | NETGEAR モバイルルーター SIMフリー 国内 docomo ネットワーク(LTE/FDD-LTE/3G)

モバイルWi-Fiルーターの設定はとても簡単です。

届いたモバイルWi-Fiルーターの電源を入れて、パソコンやスマホの設定でモバイルWi-Fiルーターのパスワードを入力するだけです。

windows10とモバイルWi-Fiルーターを繋ぐ場合

  1. モバイルWi-Fiルーターの電源を入れる
  2. モバイルWi-Fiルーターのシールに印字されている「SSID」と「セキュリティキー」を確認する
  3. パソコンの無線LAN機能を「オン」にする
  4. 表示される項目からモバイルWi-Fiルーターの「SSID」を選び「接続」する
  5. 「セキュリティキー」を入力し「OK」をクリックして完了!

iPhoneとモバイルWi-Fiルーターを繋ぐ場合

  1. モバイルWi-Fiルーターの電源を入れる
  2. iPhoneのホーム画面で「設定」を選択する
  3. 「Wi-Fi」を選択してオンにする
  4. 表示される項目からモバイルWi-Fiルーターの「SSID」を選ぶ
  5. 「セキュリティキー」を入力し「接続」をタップして完了!

モバイルWi-Fiルーターを選ぶ際に覚えておきたいこと

ドコモWi-Fi

画像引用元:【公式】ドコモ d Wi-Fi

モバイルWi-Fiルーターを扱う会社は多数存在します。

モバイルWi-Fiルーター最大手のUQ WiMAX、ドコモやソフトバンク、楽天モバイルやY!mobile、TVでは聞かないい格安レンタルが可能なサービスまで含めると、40社以上になります。

どのような基準で決めれば損をしないかまとめてみました。

モバイルWi-Fiルーターを選ぶ際に覚えておきたいこと
  • 年単位の長期間契約と週単位の短期間レンタルがある
  • 通信規格でのおすすめは「WiMAX 2+」
  • 各サービスの対応エリアをチェックしよう
  • 持ち運び用ならサイズ・バッテリー容量・受信感度も大事
  • スマホの契約と合わせるとスマホにセット割が付くこともある

年単位の長期間契約と週単位の短期間レンタルがある

モバイルWi-Fiルーターの契約方法は、大きく分けて2つあります。

1つ目は2~3年の契約年数を有するもの、2つ目は1週間~3週間程度の限られた期間のレンタルタイプです。

前者は毎月定額でおよそ3,000円~8,000円、後者は1日300円~1,200円ほどの利用料金がかかります。

自宅に置いたり、出張先に持って行ったりと長く使う場合は、長期間契約にした方が1日あたりの利用料金を節約できます。

旅行や引っ越し時などの限られた期間であれば、レンタルタイプを利用しましょう。

レンタルタイプは国内だけではなく、海外の回線でネットが利用できるサービスもあります。

快適な海外旅行では手放せないアイテムになるでしょう。

通信規格でのおすすめは「WiMAX 2+」

モバイルWi-Fiルーターを調べていると耳にする「WiMAX」は、無線通信技術の規格の1つです。

正式にはモバイルWi-Fiルーター最大手のUQコミュニケーションズが「UQ WiMAX」として提供していたもので、安定して人気の高いサービスでした。

WiMAXが終了し、新たなサービスが「WiMAX 2+」です。

一般的には、速くて最も安定している無線通信規格となっています。

WiMAX 2+のシステム上の通信速度は下り最大440Mbps、これに受信環境・接続方法・利用機器などのさまざまな要因が加わると、ネット上の実測の平均値は下り30.0Mbpsという結果に。

それでも代表的なモバイルWi-Fiルーターの中では1位2位を争います。

各サービスの対応エリアをチェックしよう

続いて、対応エリアをチェックし、自宅や外出先で電波が入るかどうかを確認しておきましょう。

モバイルWi-Fiルーターは挿入したSIMカードの通信業者の電波を使用します。

各通信事業者のエリア確認

エリアURL
UQ WiMAX こちらで確認
ドコモこちらで確認
auこちらで確認
ソフトバンクこちらで確認
Y!mobileこちらで確認

持ち運び用ならサイズ・バッテリー容量・受信感度も大事

モバイルWi-Fiルーターのほとんどは持ち運びを想定した小型タイプですが、毎日カバンやポケットに入れておくならサイズや重量感も要チェックです。

現在利用されている機種をいくつかピックアップしてみると、重さではかなり差があることが分かります。

もちろん、重さがそれなりにあるものはバッテリー容量が多い、スマホのような大画面で見やすいなどのメリットがあるため、一概に軽いからよいともいえません。

ちなみに、100g=デスクトップ用のマウス(有線)1個分くらいです。

機種名サイズ
(幅×高さ×厚さ)
重さ 発売日
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi SCR01 約147×76×10.9mm約203g2021年4月8日 
Speed Wi-Fi NEXT WX05 約111×62×13.3mm約128g2019年3月23日
Wi-Fi STATION SH-52B 約108×74×15.7mm約166g2021年9月10日
Wi-Fi STATION SH-52A  約157×84×16mm約 268g2020年6月1日

スマホの契約と合わせるとスマホにセット割が付くこともある

ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアはそれぞれでモバイルWi-Fiルーターを提供しています。

スマホやタブレットの契約がある方は、支払いや窓口をまとめるために同キャリアを選択する手もあるでしょう。

なかには既存の契約とモバイルWi-Fiルーターを合わせることで割引が受けられる場合もあります。

スマホとセットにして安くなる例
  • auのauスマートバリュー ルーター割引
  • ソフトバンクのPocket WiFiセット割(現在は終了)
  • ソフトバンクのおうち割 光セット Wi-Fiルーター特典(現在は終了)

例えばauスマートバリューに加入中で、WiMAX 2+対応ルーターの対象プランに加入すると、パケット通信10MB超えが4,908円のところ、4,721円になります。

さらにモバイルWi-Fiルーターの新規契約なら、通常3,300円の契約事務手数料がタダになります。

現在のプランは途中解約をしても契約解除料が1,100円しかかからないので、よりも大分使いやすくなっています。

2019年までは10,450円もかかっていました。

モバイルWi-Fiルーターのデメリット

ソフトバンクのポケットWiFi

画像引用元:Pocket WiFi 802ZT | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

それでは最後にデメリットを紹介します。

モバイルWi-Fiルーターのデメリット
  • 持ち運ぶ手間が増える
  • 無制限でも3日10GB以上使うと速度制限を受ける
  • 毎日充電が必要
  • 通信速度は△
  • 通信の安定性が低く電波が弱い場所もある
  • 使い方によってはバッテリー消費が激しくなる

ポイントを6つにまとめてみました。

まず初めに、モバイルWi-Fiルーターの長所である「持ち運び可能」は、当然ながらバッグやポケットに入れる必要があり、かさばってしまうのが難点です。

ビジネスバッグやリュックではOKかもしれませんが、小さめのポーチやボディーバッグに納めるために荷物を整理しなければならないかもしれません。

また、サービスごとに速度制限も存在します。

WiMAX 2+の場合、前日までの直近3日間で「WiMAX 2+」及び「au 4G LTE」の通信量の合計が10GB以上になると、翌日18:00頃~翌々日2:00頃は1Mbps程度になってしまいます。

これはネットワーク混雑回避のためだそうです。

YouTube動画の標準画質レベルが視聴可能な速度ではありますが、気になる方は一旦セッションを切断して速度制限が解除されるのを待つ必要があります。

3つ目に、モバイルWi-Fiルーターはスマホと同様のバッテリー型で毎日充電が必要です。

慣れるまでは落ち着かないと感じる方もいらっしゃるようです。

そのほか、現状のモバイルWi-Fiルーターでは次のようなコメントが見られました。

低評価コメント
  • 基本的に通信速度が遅いからスマホゲームを本格的にやりたいなら向かないと思う
  • 通信速度や範囲が狭くて満足してないのに毎月通信費用がかかるのが嫌ならやめた方がいい

なかなかシビアですね。

ただ、通信速度や対応エリアは事前に調べても、実際に使ってみなければ分からないのが本音です。

そこで、まずは無料でお試しできるサービスをおすすめします。

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持ち運べて安いけれどデメリットも多い

WiFi 契約

画像引用元:【公式】ギガWi-Fi クラウドで世界中無制限ポケットWiFi

この記事では、モバイルWi-Fiルーターの仕組みや使い方、メリット・デメリットを紹介しました。

どこでも持ち運べてインターネットに接続できるようになるけれど、そこまで自由にはいかないのかも?と受け取れるデメリットも確かに存在しています。

長く利用する予定ならぜひとも無料期間を活用して感覚を確かめてみてください。

ポケットWiFiの仕組み・使い方
  • 機器と使用回線を選ぶ必要がある
  • 光回線のように工事の必要がない
  • 手元に届いてからの設定は簡単!
  • どこにでも持ち運べるのが最強!
  • 長期契約は月額3,000円・レンタルは1日300円~
  • 速度制限もある
  • 通信が安定しないという側面を持つ
【2021年10月】契約期間や(違約金/解約金)なしのポケットWiFiおすすめ
この記事を書いた人
ユキチ
モバイル市場・IT企業に携わって以降、気になるポイントを伝わりやすい言葉でご紹介しています。私生活は利便性よりセキュリティ&プライバシー重視、石橋を叩いて渡るタイプです。現在はiPhone XRを愛用中。