
楽天モバイルの「Rakuten Link」は、無料で通話かけ放題が利用できたり、メッセージの送信や利用料金の確認ができる便利なアプリです。
そこで今回は、Rakuten Linkの使い方やiPhoneとAndroidスマホの対応機種、SMS認証ができない時の対処法などについて詳しく解説していきます。
- 楽天回線ユーザーなら無料で使えるコミュニケーションアプリ
- 無料で通話やメッセージ機能を使うことができる
- 最新ニュースや利用料金・ポイントもチェックできる
- iPhoneの利用では機能制限あり
- SMS認証ができない時はアプリの再ログインやスマホの再起動、最新バージョンへのアップデートを試してみよう
Rakuten Linkは非常に便利なアプリです。
しかし、利用する機種によって使えない場合や機能が制限されることがあるので注意してください。
画像引用元:楽天モバイル
Rakuten Linkとは
画像引用元:Rakuten Link_楽天モバイル
Rakuten Linkとは、楽天モバイルで取り扱っているコミュニケーションアプリです。
- 無料通話・無料メッセージが使える
- 大人数でのグループチャットにも対応
- 海外指定の66の国と地域で国内同様に使える
- 最新ニュースが見られる ※
- 利用料金やポイントの確認ができる ※
※Androidのみ対応(2020年7月17日時点)
Rakuten Linkの機能の中でも特筆すべきは無料で通話とメッセージ機能が使えるというもの。
これは他社ユーザーに対しても無料で通話をかけたりメッセージを送ることができます。
他社だと通話かけ放題のオプション料金がかかりますが、楽天モバイルであればRakuten Linkを使うだけで無料で通話かけ放題を利用することができるのです。
それ以外にも、最新ニュースをチェックできたり、ポイントや利用料金の確認ができるなど、非常に利便性の高いアプリであることがわかります。
Rakuten Linkの料金・利用条件
画像引用元:Rakuten UN-LIMIT | 楽天モバイル
Rakuten Linkの料金は無料です。
利用条件も非常にシンプルで、Rakuten UN-LIMITを契約している人で対応端末であれば誰でも使えます。
アプリの利用料金もかからず、楽天モバイルは実質無料で通話が無制限かけ放題で利用できるということになります。
※利用するスマホの機種によっては使えない・機能が制限される可能性があります。
- 楽天が取り扱っている無料のコミュニケーションアプリ
- Rakuten UN-LIMITの契約が前提条件
- 通話とメッセージが無料で利用可能
- 大人数のグループチャットもできる
- 66の国と地域でも日本国内と同様に使える
- 最新ニュースもチェックできる
- 利用料金やポイントの確認も可能
Rakuten Linkの対応機種【iPhone/Android】
画像引用元:iPhone 11 Pro – Apple
次に、Rakuten Linkに対応している機種について解説していきます。
AndroidスマホもiPhoneもRakuten Linkを使うことができますが、機種によって機能が制限されることがあるので注意してください。
iPhone対応機種
これまでiOS端末のアプリストアである「App Store」にRakuten Linkはありませんでした。
しかし、7月に入ってApp Storeでも取り扱われるようになり、iPhoneでもRakuten Linkをインストールできるようになったのです。
公式サイトによると、iOS 13.5.1以降がインストールされたiPhoneであればRakuten Linkを使うことができます。
iPhone対応機種
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro Max
- ※iPhone SE(第2世代)
公式サイトにはiPhone SE(第2世代)の表記がありませんが、iPhone SE(第2世代)でも使えるという声が非常に多いので、問題なく使えると思って間違いないでしょう。
ただし、iPhoneで楽天回線やRakuten Linkを使う場合、機能に制限がかかるので注意が必要です。
実際に編集部員でiPhoneSE(第2世代)+Rakuten Linkで運用をしているものがいます。
特に不具合はないようで、こちらは後述します。
iPhoneの利用制限
まず、iPhoneだと使えない楽天回線のサービスについて見ていきましょう。
- パートナー回線でのSMS
- APN自動設定(国内/海外)
- 接続回線の自動切替(楽天回線⇔パートナー回線)
- ETWS(緊急地震速報や津波警報などの通知)
- 110/119通話などでの高精度な位置情報測位
パートナー回線でのSMSが使えなかったり緊急速報の通知が来ないなど、不便な点が多いのがネックです。
次に、iPhoneで使えないRakuten Linkの機能は下記の通りです。
- 最新ニュースの閲覧
- 利用料金・ポイントの確認
iPhoneでは、通話やメッセージは問題なく利用できますが、最新ニュースや利用料金・ポイントの確認はできません。
上記2つのメニューアイコンは表示すらされません。
Android対応機種
Android 9以降を搭載した楽天回線対応製品であれば、Rakuten Linkを使うことができます。
楽天回線対応製品というのは、楽天モバイル(格安SIM含む)で販売されているスマホのことです。
Android対応機種
- arrows RX
- Pixel 4
- Pixel 4 XL
- HUAWEI nova 5T
- HUAWEI P30 lite
- HUAWEI nova lite 3
- Aterm MP02LN
- Aterm MR05LN RW
- OPPO Reno3 A
- OPPO Reno A 128GB
- OPPO A5 2020
- Reno 10x Zoom
- AX7
- R17 Pro
- Find X
- Rakuten Mini
- Galaxy A7
- Galaxy S10
- Galaxy Note10+
- AQUOS R5G
- AQUOS sense3 lite SH-RM12
- AQUOS sense3 plus SH-RM11
- AQUOS zero2 SH-M13
- AQUOS sense3 SH-M12
- AQUOS sense3 plus SH-M11
- AQUOS zero SH-M10
- AQUOS R2 compact SH-M09
- AQUOS sense2 SH-M08
- AQUOS sense plus SH-M07
- AQUOS R compact SH-M06
- AQUOS sense lite SH-M05
- Xperia Ace
上記以外のAndroidスマホは基本的に動作保証対象外となります。
【2020年12月】楽天モバイルの端末でおすすめはこれ!目的別に紹介Rakuten Linkの使い方|初期設定・通話方法
画像引用元:「Rakuten Link」をApp Storeで
Rakuten Linkは、使う前に初期設定を行う必要があります。
そこでこの章では、iPhone・Androidスマホ別にRakuten Linkの初期設定の手順について解説します。
併せて通話方法についても触れていくので、是非チェックしてください。
楽天回線対応製品であればプリインストールされている可能性が高いですが、他のスマホだと基本的にアプリのインストールが必要です。
まだアプリをスマホに入れていない人は、下記リンクより事前にインストールしておきましょう。
Rakuten Linkの初期設定方法
まず、Rakuten Linkの初期設定の手順について解説していきます。
iPhone・Androidスマホ別に手順を紹介するので、是非チェックしてください。
iPhoneの場合
iPhoneでRakuten Linkの初期設定をする場合の手順は下記の通りです。
- 「my 楽天モバイル」で申し込み回線が「開通済み」であることを確認する
- インストール後、アプリを起動する
- 各サービス(位置情報など)の許可をする
- 導入画面で「はじめる」をタップ
- 位置情報提供についての同意画面が表示されるので必要に応じて承認・拒否する
- 品質改善と最適な広告配信への同意画面が表示されるので必要に応じて承認・拒否する
- 楽天アカウントへログイン
- 携帯電話番号を入力する
- SMS認証が完了したら初期設定は終了
各サービスのアクセス許可に関しては、「許可しない」を選んでしまうとアプリが正常に動かなくなってしまう可能性があります。
情報提供については任意ですが、サービスのアクセス許可は必ず全て許可するようにしてください。
Androidスマホの場合
Androidスマホの場合の手順は下記の通りです。
- 「my 楽天モバイル」で申し込み回線が「開通済み」であることを確認する
- インストール後、アプリを起動する
- 導入画面で「はじめる」をタップ
- 位置情報提供についての同意画面が表示されるので必要に応じて承認・拒否する
- 快適なサービスを利用するための情報提供の同意画面が表示されるので必要に応じて承認・拒否する
- 楽天アカウントへログイン
- サービスの許可についての確認画面が表示されるので許可する
- 携帯電話番号を入力する
- 自動認証が完了したら初期設定は終了
Androidスマホも同様に、各サービスのアクセスを許可しないとアプリに不具合が発生する恐れがあります。
Rakuten Linkの通話方法
次に、Rakuten Linkで通話する時の手順について解説します。
通話画面から相手の名前を選んで電話する方法と番号を入力する方法の2つの手順を紹介します。
通話画面から電話をかける方法
通話画面から電話をかける場合の手順は下記の通りです。
- アプリを開く
- ナビゲーションバーの「通話」をタップして通話画面を開く
- 話したい相手の右側にある「電話アイコン」をタップする
番号を入力して電話をかける方法
番号を入力して電話をかける場合の手順は下記の通りです。
- アプリを開く
- ナビゲーションバーの「通話」をタップして通話画面を開く
- 画面右下にあるダイヤルパネルをタップ
- 電話番号を入力して発信する
iPhoneもAndroidスマホも基本的には同じ流れです。
- my 楽天モバイルで契約回線が開通済みであることを確認する
- アプリをインストールし起動する
- 位置情報などの情報提供について任意で同意する(拒否することも可能)
- 各種サービスへのアクセス許可は必ず全て許可する(許可しないと正常に動かない可能性がある)
- 楽天アカウントへログイン
- 携帯電話番号を入力して自動認証が完了したら初期設定は終了
Rakuten Linkを実際に使ってみた感想
このパートは編集部のまつけんが担当します!
今回、Rakuten LinkのアプリをiPhone SE(第2世代)にインストールして、友人や市役所関連に電話を何回かかけてみました。
楽天モバイルにiPhone SE(第2世代)の取り扱いはありませんが、楽天モバイルでiPhone SE(第2世代)を使うことは可能です。
普通に通話ができて雑音もなく途切れることはない
普通に通話ができて途切れることも雑音がはいることもありません!めちゃくちゃ使いやすいです。
楽天基地局につながっていない場合はパートナー回線のauとなるのですが、その場合でもRakuten Linkアプリは正常に立ち上がります。
もちろん、通話も問題ありません。
もともと、2020年4月8日時点でRakuten UN-LIMITを対応Androidスマホ(HUAEWI nova lite 3)で利用しはじめました。
その時もRakuten Linkを利用しましたが、今回のiPhone SE(第2世代)と同様に問題なく使えていました。
ただ、Rakuten Linkアプリを立ち上げるのが面倒くさいという人もいるようですね。
iPhoneでさえ電話アプリを立ち上げる必要があるのでその代わりだと思って使っているので特にわたしの場合は問題ありません。
Rakuten Linkの注意点
画像引用元:Rakuten UN-LIMIT | 楽天モバイル
次に、Rakuten Linkの注意点について解説していきます。
利用中断中やアンインストールする時など、注意するべき点がいくつかあるので是非チェックしてください。
- iPhoneには利用制限がある
- 利用中断時はRakuten Link同士以外の通話やメッセージは使えない
- アンインストールする時は事前にログアウトすること
- 他デバイスと連携した時の操作や通話は動作保証対象外
iPhoneには利用制限がある
前章でも解説した通り、iPhoneで使えない機能がいくつかあります。
通話やメッセージなどの基本的な機能は利用できますが、ニュースの閲覧やポイント・料金の確認はできないので注意してください。
利用中断時はRakuten Link同士以外の通話やメッセージは使えない
料金の支払いが滞っている時など、楽天モバイルの利用を中断させられることがあります。
その時はRakuten Linkの機能にも制限がかかり、基本的にRakuten Link同士以外への通話やメッセージは利用できません。
アンインストールする時は事前にログアウトすること
Rakuten Linkをアンインストールする時には、必ずその前にログアウトするようにしてください。
ログアウトせずにアンインストールしてしまうと、メッセージが届かなくなってしまう可能性があります。
万が一ログアウトせずにアンインストールした場合は、再度インストールしてログインし、もう一度アンインストールをやり直しましょう。
Bluetoothなどで他デバイスと連携した時の操作や通話は動作保証対象外
使っているスマホが動作保証対象の機種であっても、Bluetoothなどで他デバイスを連携した時の操作は全て動作保証対象外となります。
Apple Watchなどのスマートウォッチやタブレットと連携して使いたいという人も多いかもしれませんが、利用は自己責任でお願いします。
Rakuten LinkのSMS認証ができない場合の対処法
Rakuten Linkは、初期設定でSMS認証を行います。
しかし口コミなどによると、このSMS認証が届かない・認証できないエラーが多発しているようです。
そこでこの章では、SMS認証ができない時の対処法について詳しく解説していきます。
- Rakuten Link対応機種を使う
- 最新バージョンへアップデートする
- 一旦ログアウトして再ログイン
- スマホを再起動する
- iPhoneであれば一旦、楽天基地局のエリアで再起動してみる
Rakuten Link対応機種を使う
今使っている機種がRakuten Linkに対応しているかどうか確認しましょう。
動作保証対象外の機種となると、SMS認証ができないという不具合が発生してもおかしくありません。
対応機種に記載がない場合は、楽天回線対応製品や対応しているiPhoneを使うことをおすすめします。
最新バージョンへアップデートする
対応機種なのにSMS認証ができないという場合は、アプリのバージョンが古い可能性もあります。
特にプリインストールされている楽天回線対応製品だと、工場出荷時からアプリのアップデートが行われないままユーザーの手に届く場合もあります。
新しいバージョンがないかチェックし、Rakuten Linkを最新の状態にしてからもう一度SMS認証をやってみましょう。
一旦ログアウトして再度ログインする
単なるアプリの一時的な不具合であれば、一旦ログアウトして再ログインしたら直るという可能性もあります。
アプリのバージョンも最新で尚且つ使っている機種も問題がなければ、再ログインを試してみましょう。
スマホの再起動を行う
再ログインしてもダメだった場合は、スマホ本体の再起動を行ってください。
多少の不具合であれば、再起動するだけで改善することが多いです。
一旦スマホの電源を落とし、数分放置した後に再起動してSMS認証をもう一度試してみましょう。
iPhoneであれば楽天基地局のエリアで
iPhoneを使う上での機能制限になるのですが、SMSは楽天モバイルのエリア内で楽天基地局に接続していないと届きません。
パートナーエリアではSMSが届かないのです。
ですから、SMSの送受信が必要な場合には楽天基地局のエリアに移動してください。
念の為、移動後にはiPhoneの再起動をしたほうが良いようです。
Rakuten Linkなら誰にでも無料で通話かけ放題!
画像引用元:Rakuten UN-LIMIT | 楽天モバイル
最後にRakuten Linkのポイントについてまとめます。
- 楽天回線ユーザーなら無料で使えるコミュニケーションアプリ
- 無料で通話やメッセージ機能を使うことができる
- 最新ニュースや利用料金・ポイントもチェックできる
- iPhoneでも使えるが利用できる機能に制限があるので注意
- SMS認証ができない時はアプリの再ログインやスマホの再起動、最新バージョンへのアップデートを試してみよう
Rakuten Linkは非常に便利なアプリです。
ただ、iPhoneだと使える機能に制限があったり、SMS認証ができないなどの不具合が発生することがわかりました。
全ての機能を使いたいということであれば、楽天回線対応の製品を購入するべきでしょう。
一方で、多くの人が無料通話やメッセージ機能を重視すると思いますが、それらの機能はiPhone XR以降であればiPhoneでも問題なく使えるようです。
他社であればオプション料金が発生してしまう通話かけ放題も、楽天モバイルならアプリを使うだけで無料で通話がかけ放題になります。
Rakuten Linkを活用してスマホ料金をさらにお得にしましょう!
【2021年2月】楽天モバイルのキャンペーン|機種変更/乗り換えで活用