iPhone 8はいつまで使えるの?販売やサポート・アップデート終了日とは

iPhoneをお得に使うために、世代が古い機種を狙っている方にはiPhone 8を狙っている方も多いです。ただそもそもiPhone 8は今でも現役のiPhoneとして使えるのでしょうか。本記事はiPhone 8をおすすめできる方やiPhone 8の代わりになる機種を紹介します。
  • 2023年9月11日
  • by.a-sato

iPhone 8

iPhoneはAndroidスマホと比較して、OSアップデートや修理などのサポート期間が長く、同じ機種を長く使えると定評があります。

そこで今回は、2017年に発売されたiPhone 8がいつまで使えるのか検証してみました。

iPhoneは部品やプログラムなどを全て自社開発しており、古い機種でも比較的長く安定したスペックで利用できるといわれています。

そのため、今もiPhone 8を何不自由なく利用している人は多いのではないでしょうか。

しかし、発売から既に4年経過しているので、今iPhone 8を使っている人だけでなく、これから購入を検討している人も是非参考にしてください。

その他のおすすめiPhoneはこちらからご確認ください。

今後iPhone 8はいつまで使えるのか?
  • 最新のiOS「iOS 14」にも対応している
  • iPhone 8より前に発売されたiPhone 6sやiPhone SEも同様に使える
  • iPhone 8が使える期間は最長2025年までと予想
  • 2025年には修理サポートが受けられなくなる可能性がある
  • 販売は既に終了しており現在は主に中古品の取り扱いとなる
  • 性能や劣化が気になるなら買い替えもおすすめ

※本記事の価格は全て総額表示

トップ画像引用元:iPhone 8またはiPhone 8 Plusを購入する – Apple(日本)

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iPhone 8はズバリいつまで使える?

iPhone8と箱

iPhone 8は2017年に発売された機種であり、既に約4年経過しています。

部品やプログラムが一貫して自社開発されているApple製品は、数年前に発売された機種であっても快適に使えるという大きなメリットがあります。

そのため、今でもiPhone 8を快適に使えている人は多いのではないでしょうか。

しかし、iPhoneにもOSアップデートや修理サポートなどの終了時期が設けられています。

では、iPhone 8は具体的にいつまで使えるのでしょうか?

iPhone 8はいつまで使える?
  • 販売は2020年4月に終了
  • 最新iOSのアップデートは2022年まで対象となる可能性が高い
  • 修理・サポート受付は2025年までと予想

Apple製品の傾向を見る限り、iPhone 8で最新のiOSが使えるのは2022年まで、修理・サポートが利用できるのは2025年までと推測できます。

あくまで目安なので、それ以上長く使える可能性ももちろんあります。

しかし、今から少なくとも約4年間は快適に使えることになるので、iPhone 8をこれから購入しても問題ないといえます。

iPhone 8の販売はいつまで?

iPhone8

iPhone 8の販売は既に終了しています。

そのため、現在は主にリフレッシュ品などの中古品が格安SIM・中古ショップなどで取り扱われています。

つい最近まではiPhone 8の新品を取り扱う格安SIMもありましたが、iPhone SE(第2世代)の発売などで一気になくなりました。

今からiPhone 8が欲しいという人は、中古品を購入することになります。

iPhone 8を購入できる場所

では、iPhone 8はどのような場所で購入できるのでしょうか?

iPhone 8が購入できる場所
  • 格安SIM
  • 中古ショップ
  • ネットオークション
  • フリマアプリ

中古ショップやネットオークションには、未使用品もたまに出品されることがあります。

格安SIMで取り扱われるiPhone 8の多くは、Appleやキャリアの規定に従ってクリーニング・メンテナンスが行われた「リフレッシュ品」と呼ばれるものであり、中古の中でもかなり状態が良いのでおすすめです。

ネットオークションやフリマアプリは、個人が出品していることも多いので、聞いていた話と全く違う状態の端末が送られてくる可能性もあります。

リスクを回避したいのであれば、格安SIMや大手の中古ショップを利用すると良いでしょう。

iPhone 8のiOSアップデートはいつまで?

iPhoneを選ぶ男性

iPhone 8は、現時点で最新のiOSである「iOS 14」にも対応しています。

Appleの製品は、大体発売から5年間は最新のiOSにアップデートできるといわれています。

2021年7月現在、iOS 14に対応しているのは下記のiPhoneです。

iOS 14の対応機種
  • iPhone 12シリーズ
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone 11シリーズ
  • iPhone XSシリーズ
  • iPhone XR
  • iPhone X
  • iPhone 8シリーズ
  • iPhone 7シリーズ
  • iPhone SE(第1世代)
  • iPhone 6sシリーズ

iOS 14は2020年にリリースされたOSであり、2015年発売のiPhone 6s以降の機種が対応しています。

iPhone 8は2017年発売の機種なので、2021年を含めて後2年は最新のiOSに対応するのではないかと思われます。

つまり、iPhone 8は2022年にリリースされるiOSまでは利用することができるでしょう。

iPhone 8の修理・サポート受付はいつまで?

iPhone8 Plus

現在、iPhone 8はAppleの正規の修理やサポートを利用することができます。

Apple製品は販売が終了して一定の期間が経過すると、いくつかの製品カテゴリーに分類されるといわれています。

Apple製品のカテゴリー
  • ビンテージ製品:販売中止から5年以上7年未満
    Appleや正規サービスプロバイダの修理サービスの対象外となる
  • オブソリート製品:販売中止から7年以上
    修理サービス・システムアップデート・セキュリティアップデートが対象外

iPhone 8は2020年4月に販売が終了しているので、2025年にはビンテージ製品になるということになります。

ビンテージ製品になったiPhone 8は修理サービスを利用することができなくなるでしょう。

さらに、2027年以降はオブソリート製品となり、修理サービス以外にもシステムやセキュリティのアップデートが利用できなくなります。

つまり、修理サービスが利用できる2025年までが、iPhone 8を安全に使える期間ではないでしょうか。

iPhone 8に買い替えるのはありか

iPhone8

画像引用元:iPhone – モデルを比較する – Apple(日本)

iPhone 8はまだこの先もずっと使えるということがわかりましたが、今からiPhone 8に買い替えるのはありなのでしょうか?

この章では、iPhone 8がおすすめな人とそうでない人について解説していきます。


iPhone 8がおすすめな人

まず、iPhone 8がおすすめな人について解説していきます。

iPhone 8がおすすめな人
  • 安く購入したい人
  • 指紋認証・ホームボタンを使いたい人
  • コンパクトなサイズのiPhoneが欲しい人

iPhone 8は現在中古販売がメインとなっており、他のiPhoneと比べても安価な価格で購入することができます。

ただ、2017年発売と型落ちのiPhoneなので、スペックは現在発売されている最新機種と比べるとやはり劣ります。

そのため、性能よりも価格の安さを重視したい人にぴったりな機種といえます。

また、iPhone 8にはホームボタンが搭載されており、指紋認証を使うことができます。

現在販売中のiPhoneは、iPhone SE(第2世代)を除いて全てホームボタンがなく顔認証しか使えないので、ホームボタンや指紋認証を使いたい人にもおすすめです。

さらに、片手サイズで使えるコンパクトなiPhoneなので、コンパクトサイズのスマホが欲しい人にも適しています。

iPhone 8がおすすめでない人

次に、iPhone 8がおすすめでない人について見ていきます。

iPhone 8がおすすめでない人
  • スペックの高さを重視したい人
  • 大画面のiPhoneが良い人
  • 新品のスマホが欲しい人
  • 4年以上同じスマホを使う予定の人

iPhone 8は、前章の通り2017年に発売された機種なので、例え最新のiOSが使えると言っても全体的な性能は他の機種よりも劣ります。

そのため、性能をとにかく重視したい人にはまずおすすめできません

また、画面サイズが4.7インチと、最近のスマホと比較すると随分と小さいので、大画面のスマホが欲しい人にも不向きです。

さらに、現在iPhone 8のほとんどがリフレッシュ品などの中古販売なので、新品のスマホが欲しい人も購入を検討するべきではないでしょう。

これはかなり少ないケースだと思いますが、2025年にiPhone 8の修理・サポートの受付終了を仮定すると、4年以上同じスマホを使い続けたい・予定がある人も購入するべきではありません。

iPhone 8の代わりにおすすめなiPhone

次に、iPhone 8の代わりにおすすめなiPhoneを3機種紹介します。

iPhone 8の代わりにおすすめなiPhone
  • iPhone 12
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone 11

それぞれの機種のスペックや特徴について詳しく解説していきます。

iPhone 12

iPhone 12

iPhone 12は2020年10月に発売された、現在最新のiPhoneです。

スペックは下記の通りです。

iPhone 12
画面サイズ6.1インチ
本体サイズ高さ:146.7mm
幅:71.5mm
厚さ:7.4mm
重さ162 g
アウトカメラ1,200万画素
(超広角、広角)
インカメラ1,200万画素
ROM64GB・128GB・256GB
CPUA14 Bionic
認証Face ID (顔認証)
防水IP68等級
5G対応○(Sub6波のみ)
カラーホワイト・ブラック・
(PURODUCT RED)・

グリーン・ブルー・
パープル
詳細iPhone 12評価レビュー
iPhone 12の特徴
  • iPhone初の5G対応モデル
  • 6.1インチの大画面
  • 超広角と広角のデュアルカメラ
  • 高性能なA14 Bionicチップ
  • 6色の鮮やかなカラーバリエーション

iPhone 12の画面サイズは6.1インチと、前モデルのiPhone 11と同じです。

しかし、iPhone 12はフレームがより最小限になっているので、画面のサイズは同じでもiPhone 12の方が若干サイズがコンパクトになっています。

カメラは超広角と広角のデュアルカメラになっており、ペットにもフォーカスできるポートレートモードが使用できます。

搭載されているチップはA14 Bionicチップと、これまでのiPhoneの中で1番性能の高いチップであり、CPU・GPUの処理速度はもちろん、電力効率も大幅にアップしています。

そのため、充電の持ちも良く、長時間充電が使えない時にも安心して利用できます。

iPhone SE(第2世代)

iPhone SE(第2世代)

iPhone SE(第2世代)は、2020年5月に発売された機種です。

iPhone SE(第2世代)
ディスプレイ4.7インチ
本体サイズ高さ:138.4 mm
幅:67.3 mm
厚さ:7.3 mm
重さ148 g
アウトカメラ広角:1,200万画素
インカメラ700万画素
バッテリーiPhone 8とほぼ同じバッテリー駆動時間
RAM3GB(非公式)
ROM64GB・128GB・256GB
CPUA13 Bionicチップ
OSiOS13
認証指紋認証
カラーブラック・ホワイト・(PRODUCT)RED
詳細iPhone SE(第2世代)実機レビュー
iPhone SE(第2世代)の特徴
  • サイズ感はiPhone 8と完全に同じ
  • iPhone 11と同じA13 Bionicチップ搭載
  • バッテリー駆動時間もiPhone 8と同じ
  • ポートレートモードも使える

iPhone SE(第2世代)は、現在販売されているiPhoneの中で唯一ホームボタンが搭載されているiPhoneです。

サイズ感もiPhone 8と同じなので、今iPhone 8を使っている人、または過去に使っていた人ならイメージしやすいのではないでしょうか。

サイズとバッテリー駆動時間はiPhone 8と同じですが、搭載されているチップはiPhone 11と同じA13 Bionicチップなので、見た目はiPhone 8、中身はiPhone 11といえます。

また、チップの性能が上がったことにより、iPhone 8のサイズでポートレートモードも使えるようになりました。

他のiPhoneと比べて価格も安価なので、コストを抑えたい人におすすめです。


iPhone 11

iPhone 11

iPhone 11は、2019年9月に発売されたiPhoneです。

iPhone 11のスペックは下記の通りです。

iPhone 11
ディスプレイ6.1インチ
本体サイズ高さ:150.9mm
幅:75.7mm
厚さ:8.3mm
重さ194g
アウトカメラ超広角:1,200万画素
広角:1,200万画素
インカメラ1,200万画素
バッテリー3,110mAh
RAM4GB(非公式)
ROM64GB・128GB・256GB
CPUA13 Bionic
OSiOS
認証
カラーホワイト・ブラック・グリーン・
イエロー・パープル・(PRODUCT)RED
詳細iPhone 11 実機レビュー
iPhone 11の特徴
  • 6.1インチの大画面
  • iPhone 12の前モデル
  • 超広角と広角のデュアルカメラ
  • A13 Bionicチップ搭載
  • 6色の鮮やかなカラーバリエーション

iPhone 11は2019年に発売されたiPhoneであり、iPhone 12の1世代前のモデルです。

画面サイズやカメラがデュアル仕様であること、カラーバリエーションが豊富な点など、共通点が多いのが特徴です。

性能に関しては、iPhone 12に搭載されているチップの1世代前のA13 Bionicチップが搭載されているため、iPhone 12より若干劣りますが、ハイスペックなことに変わりはありません。

5Gにこだわりがないのであれば、iPhone 11でも充分使えます。

iPhone 12の1世代前のモデルということで価格も値下げされていることが多いので、コストを抑えつつハイスペックなスマホが欲しい人におすすめです。

iPhone 8のスペックをおさらい

iPhone 8

次に、iPhone 8のスペックと特徴についてもおさらいしておきましょう。

スペックは下記の通りです。

iPhone 8
ディスプレイ4.7インチ
本体サイズ高さ:138.4mm
幅:67.3mm
厚さ:7.3mm
重さ約148g
アウトカメラメイン:約1,200万画素
インカメラサブ:約700万画素
ROM64/128GB
RAM非公開
CPUA11 bionicチップ
OSiOS 11
バッテリー非公開
解像度1,334 × 750
認証指紋
カラーゴールド・シルバー・スペースグレイ
iPhone 8の特徴
  • 4.7インチ
  • ホームボタン搭載の指紋認証対応モデル
  • 広角カメラのみ
  • A11 Bionicチップ搭載
  • iOS 14にも対応

2017年に発売された機種なので、カメラのイメージセンサーやホームボタンなどのパーツは今より若干古いです。

カメラも広角カメラのみなので、全体的に現在販売されているiPhoneよりは劣るでしょう。

しかし、搭載されているA11 Bionicチップは、今でも快適に使える安定した性能が備わっています。

iOS 14にも対応しているので、前章でも解説した通り、まだまだ長い期間使用することはできるでしょう。

Appleでの販売のみならず、キャリアや格安SIMでも販売が終了している場合が多いので、基本的にリフレッシュ品などの中古品の購入になります。

iPhone 8はまだ長く快適に使える!性能に不満があるなら買い替えも◎

iPhone8

最後に、今後のiPhone 8についてまとめていきます。

今後iPhone 8はどのくらい使えるのか?
  • 最新のiOS「iOS 14」にも対応している
  • iPhone 8より前に発売されたiPhone 6sやiPhone SEも同様に使える
  • iPhone 8が使える期間は最長2025年までと予想
  • 2025年には修理サポートが受けられなくなる可能性がある
  • 販売は既に終了しており現在は主に中古品の取り扱いとなる
  • 性能や劣化が気になるなら買い替えもおすすめ
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iPhone 8で最新のOSが使えるのは2022年まで、修理・サポートが利用できるのは2025年までと予想しました。

今から最長4年は安心して使える計算になるので、今からiPhone 8を購入しようとしている人も、4年以上使う予定がないのであれば買っても問題ないでしょう。

ただし、今販売されているiPhoneと比べると画面サイズや性能など劣る部分もあるので、性能や劣化が不安だという人は思い切って買い替えてしまうのもおすすめです。

iPhone 8のサイズ感が好きだという人は、全く同じサイズのiPhone SE(第2世代)も販売されているので、是非検討してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
ライター歴5年。 iPhoneとXperiaの2台持ちで現在はドコモ。 ライターになる前は3年間携帯ショップの代理店で勤務。 愛猫と戯れるのが最大の癒し。