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現在auを契約しているけれど、将来的に解約する可能性がある。
あるいは、auから他社への乗り換えを検討している。
このような方にとって気になるのが、高額な解約金の存在ではないでしょうか。
このせいで、なかなか解約や乗り換えができないという人も多いでしょう。
そこでこの記事では、気になるauの解約金はいくらかかるのか、廃止されたのは本当なのかを調査しました。
auの解約・乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
- 2023年現在、auの解約金は撤廃されている
- 現在「2年契約/2年契約N」に加入している場合も解約金は不要。割引内容は引き続き同じ条件で継続される
- 分割払いの残債は解約後も支払う必要がある
- キャリア決済・キャリアメールなどは利用できなくなる
- 解約前にSIMロック解除推奨
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【結論】2023年現在はauの解約金はない
結論から言えば、2023年現在はauの解約金はありません。
2022年3月31日をもって、「2年契約/2年契約N」の解約に伴う解約金が撤廃されています。
KDDI、沖縄セルラーは、2022年3月31日をもってauとUQ mobileの契約解除料を廃止します。
あわせて、アップグレードプログラムEXなど旧端末購入プログラムの特典をau解約後もご利用いただけるよう、提供条件を改定します。
auなどのキャリアや格安SIMでは、長らくいわゆる2年縛りと呼ばれる割引を採用していました。
これは、2年間通信事業者との契約を継続する代わりに、月額料金を割引するというもの。
この仕組みは、auをはじめとしたほぼすべてのキャリア・格安SIMが取り入れていました。
2年縛りはキャリアにとってユーザーの囲い込みができるメリットがあります。
一方で、好きなタイミングで解約できないこと、10,450円という高額な解約金がかかることがユーザーを苦しめていたのもまた事実です。
こうした問題を受け、2022年7月1日に総務省が電気通信事業法改正を施行し、回線事業者の解約金に大幅な規制が加えられることになりました。
このような一連の動きがあって、ユーザーは好きなタイミングでの解約や他社への乗り換えが可能になったのです。
過去のauの解約金まとめ
auの過去の解約金は、「2年契約」「2年契約(自動更新なし)」「2年契約N」のどれを契約しているかによって異なります。
2年契約/2年契約(自動更新なし)
画像引用元:2年契約 | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
まず、「2年契約」「2年契約(自動更新なし)」について、割引内容と解約金について解説します。
2年契約
対象プランを2年間契約する代わりに基本使用料が1,650円も大幅値引きされる割引です。
更新は2年ごとに自動的にされ、解約のタイミングもユーザーごとに異なります。
2年契約(自動更新なし)
対象プランを2年間契約する代わりに基本使用料が1,320円値引きされる割引です。
更新は自動的にはされませんが、解約・一時休止・同割引の廃止を行うと解約金が発生します。
2年契約/2年契約(自動更新なし)は既に新規の受付を終了しています。
解約金は10,450円
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- スーパーカケホ
- カケホ
- スーパーカケホ(a)
- auピタットプラン
- auフラットプラン30
- auフラットプラン5(学割専用)
- 新auピタットプラン
- auピタットプラン(s)
- auフラットプラン7プラス
- auデータMAXプラン
- auフラットプラン20
- auフラットプラン25 Netflixパック
- スーパーカケホ(ケータイ)
- カケホ(ケータイ)
- カケホ(3Gケータイ)
- カケホ(3Gケータイ・データ付)
2年契約の対象プランは、申し込み月の翌月から数えて24ヶ月目、及び翌月・翌々月の3ヶ月間が自動更新期間として設定されています。
この期間内に解約すれば解約金は不要ですが、それ以外の期間に解約すると10,450円の解約金が発生します。
加入者には2022年4月以降も引き続き割引内容は適用されていますが、解約金は不要に変更されています。
2年契約N
画像引用元:2年契約N | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
次に、「2年契約N」について、割引内容と解約金について解説します。
「2年契約N」は、2年単位で継続利用することで、基本使用料が一律187円割引される割引です。廃止の希望がない限りは自動更新となります。
基本使用料の値引き額が安い代わりに、解約金は2年契約と比較して大幅に安い価格が設定されています。
2年契約Nは、一部のプランを除いて既に新規の受付を終了しています。
解約金は1,100円
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- データMAX 5G ALL STARパック
- データMAX 5G テレビパック
- データMAX 5G Netflixパック(P)
- データMAX 5G Netflixパック
- データMAX 5G with Amazonプライム
- データMAX 5G
- ピタットプラン 5G
- ピタットプラン 5G(s)
- データMAX 4G LTE テレビパック
- データMAX 4G LTE Netflixパック
- データMAX 4G LTE
- auピタットプランN(s)
- auデータMAXプランPro
- auデータMAXプラン Netflixパック
- auフラットプラン20N
- auフラットプラン25 NetflixパックN
- auフラットプラン7プラスN
- ピタットプラン 4G LTE
- ピタットプラン 4G LTE(s)
- VKプランE(N)
- VKプランS(N)
- VKプランM(N)
- ケータイシンプルプラン
- ケータイカケホプラン
- ジュニアケータイプランN
- mamorino WatchプランN
- タブレットデータシェアプラン
- タブレットプラン20
- モバイルルータープラン 5G
- モバイルルータープラン
- ホームルータープラン
- ルーターフラットプラン80(5G)
2年契約Nの対象プランも、2年契約の場合と同じく、申し込み月の翌月から数えて24ヶ月目、及び翌月・翌々月の3ヶ月間が自動更新期間として設定されています。
この期間内に解約すれば解約金は不要ですが、それ以外の期間に解約すると1,100円の解約金が発生します。
加入者には2022年4月以降も引き続き割引内容は適用されていますが、解約金は不要に変更されています。
auを解約する手続きの流れ
次に、auを解約する手続きについて解説します。
現在利用中の電話番号を2度と使わないなら解約手続き、現在利用中の電話番号を乗り換え先の他社でも使うのであればMNP手続きになります。
同じ解約でも、手順はまったく異なるので注意してください。
各手順の詳細を見ていきましょう。
解約
解約手続きをWebで行う場合の手順は次の通りです。
- Webブラウザで「My au」にアクセス、またはMy auアプリを起動
- 「スマートフォン・携帯電話」を選択
- 「ご契約内容/手続き」を選択
- 「お問い合わせ/お手続き」を選択
- 「解約のお手続き」を選択
解約手続きをauショップで行う場合は、以下のものを準備しておきましょう。
- 印鑑
- 本人確認書類の原本
- 現在利用中のauスマホ本体
また、手続きは基本的に本人が来店して手続きを行います。
ショップに来店したら、スタッフに解約の意思を伝えて手続きを行いましょう。
MNP
MNP手続きをWebで行う場合の手順は次の通りです。
- Webブラウザで「My au」にアクセス、またはMy auアプリを起動
- 「スマートフォン・携帯電話」を選択
- 「ご契約内容/手続き」を選択
- 「お問い合わせ/お手続き」を選択
- 「MNP予約」でMNP予約番号を犯行
MNP手続きをauショップで行う場合は、以下のものを準備しておきましょう。
- 印鑑
- 本人確認書類の原本
- 現在利用中のauスマホ本体
また、手続きは基本的に本人が来店して手続きを行います。
ショップに来店したら、スタッフにMNP転出の意思を伝えて手続きを行いましょう。
MNP手続きを電話で行う場合は、契約者本人がMNP転出予定のスマホから下記の専用番号に電話を発信してください。
上記いずれかの方法でauにMNP予約番号を発行してもらったら、予約番号の期限内に他社で乗り換えの申し込みを行います。
他社での乗り換え契約が成立した時点でauも自動的に解約されるため、解約連絡は不要です。
また、期限内に他社で乗り換え手続きをしなかった場合はMNP予約番号が無効になり、引き続きauの契約が継続されます。
auを解約するときの注意点
最後に、auを解約するときの注意点について解説します。
注意したいポイントは次の通りです。
各ポイントの詳細を見ていきましょう。
端末を分割払いしたときの残債
auで分割払いで購入した端末の残債がある場合は、解約後も引き続きauに支払いを行う必要があります。
解約後も基本的に分割払いが適用されますが、一括清算することも可能です。
一括清算したい場合は、解約後でもMy auで申し込みが可能です。
なお、auの残債免除プログラム「スマホトクするプログラム」で購入した端末の場合も、解約後は引き続きauに支払いを行う必要があります。
条件を満たしていれば、au解約後でも端末を回収して残債を免除してもらうことができますよ。
auキャリア決済が利用できなくなる
auでは、キャリア決済サービスの「auかんたん決済」を提供しています。
アプリの購入代金やショッピングでの支払いなどができることから、多くのauユーザーに利用されている人気のサービスです。
しかし、auを解約すると「auかんたん決済」が利用できなくなります。
特に、「App Store」や「Playストア」で、アプリの購入代金やサブスク代の支払いにauかんたん決済を設定している場合は、解約後は別の支払方法に変更する必要があるので注意しましょう。
UQモバイルやpovo 2.0に乗り換えれば、au解約後も引き続き「auかんたん決済」を利用できます。
キャリアメールが利用できなくなる
auを解約すると、auのキャリアメールを利用できなくなります。
他社へ乗り換える前に、メールのデータをGmailやYahoo!メールなどのフリーメールに引き継ぎしておきましょう。
auメール持ち運びサービス(330円/月)に加入すれば、解約後もauキャリアメールを引き続き利用できます。
乗り換え前にSIMロック解除しておく
auをはじめ、キャリアで購入したスマホにはSIMロックがかかっています。
SIMロックとは、他者のSIMカードを利用できないようにする制限のこと。
乗り換え先でドコモ・ソフトバンク系のSIMカードを使うのであれば要注意です。
乗り換え前にSIMロックを解除しておかないと、新しいSIMカードを利用できなくなってしまいます。
SIMロックの解除は、Web(My au)またはauショップで手続き可能です。
My auなら、24時間いつでも手続き可能、手数料も無料なのでおすすめです。
auショップでSIMロックを解除すると3,300円の手数料が発生します。
乗り換え先でもau系のSIMカードを引き続き使うのであれば、SIMロック解除しないでも問題ありません。
将来的にスマホを売却する必要が出た場合も、SIMロックを解除しておく方が査定でプラスになることも多いので、ぜひ解除しておくようにしましょう。
現在のauは好きなタイミングで解約できる!
今回は、auの解約金について解説しました。
- 2023年現在、auの解約金は撤廃されている
- 現在「2年契約/2年契約N」に加入している場合も解約金は不要。割引内容は引き続き同じ条件で継続される
- 分割払いの残債は解約後も支払う必要がある
- キャリア決済・キャリアメールなどは利用できなくなる
- 解約前にSIMロック解除推奨
長らく日本の携帯電話業界に存在し、賛否を巻き起こしてきた「解約金」。
廃止されたのは2022年3月31日と比較的最近であるため、このことを知らなかったという人も意外と多いようです。
現在は、高額な解約金を気にせず、好きなタイミングで解約できるようになりました。
現在も「2年契約/2年契約N」を適用している場合であっても、解約金は不要です。
auから他社への乗り換えのタイミングをうかがっていた方は、ぜひこの機会に乗り換えてみてはいかがでしょうか。