
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
家族のスマホ料金を同じ請求先にしている場合、家族それぞれの料金支払い額の確認をしたいと思いますよね。
誰がいくら使っているのか、誰か使いすぎの人はいないか、料金を支払う立場としては知っておきたいでしょう。
そんなとき、ソフトバンクの家族の料金支払い額を確認する方法は下記の通りです。
- My SoftBankを利用
- 家族の回線の請求先を同一にした上で請求先コードを同一にする
- 家族からMy SoftBankに登録している回線の番号とパスワードを聞く
- 紙面での請求内容の確認は不可
家族の携帯電話、特に子どもがどのように使っているのか知りたいと考える人は多いはず。
そこで今回は、ソフトバンクを利用している方向けに、
- 家族の料金支払い額を確認する方法
- 子どもがスマホを使いすぎないようにする方法
について詳しく解説していきます。
家族全員の料金支払い額を把握したい人、子どものスマホ料金がいつも高くて悩んでいる人は是非参考にしてください。
1 ソフトバンクの料金支払い額を確認する方法
まず、個別にソフトバンクの料金支払い額を確認する方法を紹介します。
ソフトバンクをはじめ、ほとんどのキャリアや格安SIMでは現在紙面での請求書や明細書の発行は行っていません。
唯一発行されるといえば、パケット使用が含まれていない通話のみのプランを使用している人のみでしょう。
そのため、料金支払い額やその内訳を調べるためには、専用サイトに基本的にログインして確認しなければなりません。
しかし、そこまで難しい手順があるわけではなく、一度設定をすれば今後すぐに料金や内訳を調べることができます。
また、情報変更やオプションの加入解除などの手続きを簡単に自分自身で行うこともできるようになります。
1-1 My Softbankで確認する
画像引用元:ログイン | My Softbank
料金の確認はMy Softbankを利用します。My Softbankの設定方法は下記の通りです。
- My Softbankを開く
- 「新規登録」をタップ
- 自分の電話番号と暗証番号4桁を入力してSMSを送信
- パスワードが記載されたSMSが届くので、電話番号と記載されているパスワードを入力してMy Softbankへログイン
- 自分の好きなパスワードに変更して設定完了
Androidスマホであれば基本的にMy Softbankのアプリがプリインストールされています。
しかし、iPhoneの場合はスタッフの初期設定によってはインストールされていないかもしれません。
その場合は、App Storeでインストールしてから設定するようにしましょう。
1-2 ソフトバンクは請求内容が確定するとSMSを自動送信する
ソフトバンクでは、請求内容が確定するとSMSが自動的に送信されます。
そのため、請求が確定した時点ですぐに確認することが可能です。
1-3 請求内容の明細を紙面で送ることはできない
現在、ソフトバンクだけでなくどのキャリアや格安SIMでも、請求書や明細書を紙面で確認することはできません。
一部紙面で発行される場合もありますが、ネットを使わないタイプの契約形態などの場合がほとんどです。
そのため、スマホを使っている人は確実に料金の明細や内訳を紙面での確認はできないと思ってください。
自分の料金支払い額を確認するには、My Softbankでの確認方法のみとなるので、しっかりとMy Softbankの使い方や設定の方法を理解しなければいけません。
もしオプション等の加入で事前にMy Softbankの登録をしなければいけない場合は、スタッフが事前に登録をしている可能性があります。
ただ、基本的にソフトバンクの初期設定にMy Softbankの登録は含まれていないので、スマホを契約した後はまずMy Softbankの設定を行うようにしましょう。
基本的にマニュアルが同封されていますので、マニュアルに従って操作すれば迷うことはありません。
- My SoftBankで利用料金の内訳や契約内容を確認
- 請求内容が確定するとソフトバンク側からSMSで通知が届く
- 紙面での請求書の発行は対応していない
- 請求内容の問い合わせはショップではなくコールセンターへ

スマホ向けの料金プランには多種多様なものがあるため、見直しを検討している人は多いのではないでしょうか? そこで、今回はソフトバンク...
次の章では、家族全員の料金支払い額や請求内容の内訳の確認方法について解説します。
2 家族全員の請求内容や料金の内訳を見るにはどうすれば良いのか
個別に料金支払い額を確認する方法がわかったところで、次に家族全員の請求内容や料金の内訳を確認するにはどのようにすべきなのか解説します。
別のキャリアでは参照権限などの設定が必要になる場合がありますが、それと比べてソフトバンクの場合はかなりシンプルです。
かなりシンプルであるものの、伝え方を間違えてしまうとソフトバンクショップのスタッフも間違った手続きをしてしまうかもしれないので注意が必要です。
ソフトバンクで家族全員の請求内容や内訳を見るには、請求先をまとめればすぐにチェックすることができます。
しかし、請求先をまとめるというのは単純に支払い先を統一するわけではありません。
この複雑な部分を1つ1つ細かく紹介していきます。
2-1 請求先をまとめなければ見ることができない
My Softbankで家族全員の料金支払い額や内訳を確認することが可能です。
しかし、家族全員の料金を見るためには、請求先をまとめなければ見ることができません。
そのため、家族全員の料金が見られないという場合は、ショップまたはMy Softbankでの手続きが必要となります。
少々ややこしい手続きになるので、ショップに任せてしまうのが良いかもしれません。
また、契約名義が異なる場合は契約者と支払い名義人と2人でショップに行くことをおすすめします。
2-2 請求先をまとめる=契約名義を同一にするということではない
請求先をまとめると聞くと、
- 契約名義を同一にする
- 請求先の銀行口座などを同一にする
ということかと思われがちですが、そうではありません。
ソフトバンクの契約には、請求先コードと呼ばれるものがあり、この請求先コードが同一でないとMy Softbankで家族の回線の料金を確認することができないのです。
そのため、ショップでも「支払い先を変更したい」という言い方よりも、「料金を全部My Softbankで見れるようにしたい」の方がスタッフとしてもわかりやすいでしょう。
ここで支払い先をただ変更しても、新たな請求先コードが作られてしまうだけで、既存の請求先コードにまとめられたわけではありません。
2-3 家族でMy SoftBankの回線の番号とパスワードを共有する
家族の料金を全て支払っている立場であるなら、それぞれのMy Softbankでログインをする電話番号とパスワードを把握するのも良いかもしれません。
事前に家族分の電話番号とパスワードを知っておけば、いつでも確認することができます。
いちいちログインするのが面倒なので、正直請求先コードをまとめる方が手間がかかりません。
家族本人の契約名義だが支払い名義は自分で、遠方に住んでいるから中々2人でショップに行く時間が取れないという時の最終手段と思っておくと良いでしょう。
- 請求先を同一にしなければいけない
- 引き落とし先を同一にするだけでなく請求先コードを同一にする必要がある
- 請求先をまとめる手続きはショップでやるべき
- 家族でMy SoftBankの回線の番号やパスワードを共有するのもあり
次の章では、子どものスマホの使いすぎを防ぐにはどのようにすれば良いのかについて解説します。
3 子どものスマホの使いすぎを防ぐにはどうすれば良いのか
次に、子どものスマホの使いすぎを防ぐにはどのようにすれば良いのかについて解説をします。
筆者は以前携帯ショップで働いていたことがありますが、子どものスマホの料金が高すぎるという理由で内訳を確認したいと来店してくるお客様を何度も見たことがあります。
すると、使いすぎの原因のほとんどが下記の内容でした。
- データ通信量の追加申込みをしている
- スマホアプリなどをキャリア決済で課金している
スマホは子どもが夢中になるツールもたくさんありますし、スマホ上でポチポチと操作をするだけで課金できたりデータ通信量を購入することができます。
なので子どもは、お金を払っているという感覚が薄いのかもしれません。
そのため、使いすぎてしまう子どもが多くなってしまうのだと考えられます。
では、そのような事態を防ぐためにはどのようにすべきか、1つ1つ細かく見ていきましょう。
3-1 スマホ没収や機種変更を条件に子どもとスマホの使い方ルールを決める
子どもにスマホで課金をさせないためのコツとして、「子どもの嫌なことを条件にスマホの使い方のルールを決める」という方法がおすすめです。
子どもの嫌なことと言うのは下記の2点となります。
- スマホの没収
- フューチャーフォンへの機種変更
課金をしてしまうくらいスマホのコンテンツに没頭しているということは、恐らくスマホを手放すことが1番嫌なことではないかと考えられます。
もちろん、何でもダメダメと言うだけでなく、「何故これを使ってはいけないのか」「何故こうしないといけないのか」ということもしっかりと説明するべきでしょう。
- 何も言わないで課金をしたらスマホ没収するよ
- 今度課金したらガラケーに機種変更するからね
と課金した場合のペナルティを掲示しておけば、子どもも課金をしなくなる可能性が高いです。
3-2 課金はさせない又は両親の了承を得てからさせる
課金させる程度はその家庭ごとに決めても良いと思いますが、気をつけて欲しいのが「1度課金をしてしまうと歯止めが効かなくなる場合がある」ということです。
つまり、完全に課金をさせないのではなく、ある程度の料金の課金を許してしまうと気付いたらかなり高額になってしまっていたというケースも多いです。
これは子どもだけでなく、大人でもあることです。
特にスマホゲームなどは自分自身の収入があって、好きにお金を使える立場の大人の方が恐ろしいくらい課金をしていることがほとんどです。
だからこそ、「完全に課金をさせない」または「課金前に必ず両親に相談して了承を得てから課金させる」のどちらかにすべきでしょう。
両親の了承を取った後も、必ず目の前で課金をさせるようにしてください。ちゃんと言っていた金額に抑えられているかどうか知る必要もあります。
3-3 ソフトバンクのキャリア決済を使わせない
ソフトバンクで子どもが課金をする場合、大半はソフトバンクのキャリア決済によって行われます。
そこで、ソフトバンクのキャリア決済自体をできないように設定しておけば子どもも課金することはありません。
設定はMy Softbankから簡単に申し込むことができるので、子どもにスマホを渡す前にやっておくと良いでしょう。
また、キャリア決済については毎月の上限額を決めることも可能です。
大体年齢などを考慮して5万円から10万円に設定されていることがほとんどですが、それを月5,000円にするなど引き下げることは可能です。
一定額までキャリア決済を許すか、それとも完全にキャリア決済を禁止させるかはそれぞれの家庭で判断しましょう。
キャリア決済を完全に許さないのであれば、子どもにキャリア決済に必要な4桁の暗証番号を知られてはいけません。
3-4 一定額を超えたら利用制限がかかるように設定しておく
キャリア決済だけでなく、スマホの料金そのものが一定額に到達した場合、これ以上課金されないように利用制限がかかる設定をすることができます。
子どもに渡す前に設定をして、「使いすぎたらスマホ止まるからね」と事前に言っておくのも良いでしょう。
そして止まった時は「使いすぎたら止まるって言ったでしょ」と、特に設定を変えることなく月額料金の締め日までそのまま使わせておくことをおすすめします。
また、クレジットカードの情報を保存してしまうとスマホ料金とは別に請求されることになるので、App Storeなどの請求設定にもキャリア決済を指定すると良いでしょう。
間違っても、子どものスマホにクレジットカードの情報を入力しないようにしてください。
4 家族全員の請求内容を把握して子どものスマホ使いすぎを防ごう
最後に、子どものスマホ使いすぎを防ぐにはどのようにするべきなのかまとめます。
- スマホ没収や機種変更を条件にスマホを使う上でのルールを決める
- 課金はやらせないか、両親の了承を得てからにする
- ソフトバンクのキャリア決済は使わせない
- スマホの暗証番号を教えない
- 一定額に達して利用制限がかかるように設定する
子どもは覚えも早いですし、気付いたら自分よりもスマホやタブレットを使いこなしているという場合が非常に多いです。
だからこそ、課金の仕方やデータ通信量の追加の仕方を1度覚えてしまえば、その後も歯止め無く使用してしまうケースがかなり多いです。
そのような子どものスマホの使いすぎを防ぐためには、まず「お金を払ってやっていること」であることをしっかりと教える必要があります。
また、「スマホでこういうことをすればお小遣いがどんどん減っているということと同じ」ということもしっかり教えるべきでしょう。
スマホの課金やデータ通信量の追加申込みについては、正直やらせないのが1番です。
1度でもやったらスマホを没収するか、フューチャーフォンに機種変更するということを条件にスマホを使わせることがおすすめです。
しかし、スマホの使い方やキャッシュレスで課金ができてしまうことを学ばせたいのなら、両親の承諾を得た上で課金をするなど、課金をする上での条件を決めることをおすすめします。
もちろん、キャリア決済に必要な暗証番号や、子どものスマホに自分のクレジットカードの情報を保存しておくことはおすすめしません。
スマホの課金に関しては、子どもに対してとことん厳しくなっても良いでしょう。
また、将来自分で携帯電話の料金を支払う時に無茶な使い方をしないように今からコツコツ教えていくのも良いかもしれません。