
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
今回は、ドコモの携帯を解約する手順や違約金について詳しく解説します。
スマホを解約・乗り換えする際、解約手順や解約金がいくらになるかが気になるところですよね。
「1ヶ月前なら更新月で、解約・乗り換えに違約金が掛からなかった!」
そんな話も良く聞きます。
ここで解約方法や違約金の掛からないタイミングなどをしっかりチェックして、ドコモの解約で損をしないようにしましょう!
- 乗り換え(MNP)はドコモショップ・My docomo・電話で手続きできる
- 乗り換えの手数料は違約金とは別に2,000円 or 3,000円
- 2019年10月以降のプランは違約金1,000円、それ以前のプランは9,500円
- 違約金がかからないのは契約更新月
ドコモの携帯解約のポイントをまとめると上記の通りです。
どのキャリアも携帯の解約には手数料や違約金が付き物ですが、中にはドコモならではの条件もあります。
解約する前に必要な手数料はしっかりチェックしておきましょう。
また、解約せずに機種変更の方がお得なことも。
乗り換えにこだわらず、機種変更を1度検討してもいいかもしれませんね。
トップ画像引用元:NTTドコモ ホーム
ドコモのスマホを解約する方法
画像引用元:コーポレートアイデンティティ | 企業情報 | NTTドコモ
ドコモのスマホを解約する際、次の2つのパターンがあることに注意しましょう。
- 電話番号を引き継いで他社に乗り換える(MNP)
- ドコモを完全に解約する(電話番号の引継ぎなし)
現在利用している電話番号を引き継いで他キャリアや格安SIMに移るのであれば前者のMNPを行うべきです。
ドコモのスマホ・電話番号を完全に手放すのであれば後者の解約を行いましょう。
なお、1度解約すると同じ電話番号の復帰・取得は非常に困難です。
他キャリアや格安SIMに電話番号を引継ぎたい場合は、うっかり解約しないように注意しましょう。
MNPも解約も手順は簡単なので、早速見ていきましょう。
ドコモの電話番号を引き継いで他社に乗り換える(MNP)
画像引用元:携帯電話・PHS番号ポータビリティ(MNP)を利用した解約お手続き方法 | お客様サポート | NTTドコモ
MNPは携帯電話番号ポータビリティの略で、他キャリアや格安SIMへ電話番号をそのまま引き継ぐ解約方法です。
ざっくりとMNPの流れを見ると次のようになります。
- ドコモに「MNP予約番号」を発行してもらう
- 乗り換え先キャリアでMNP予約番号を利用して新規契約
- 乗り換え先が開通と同時にドコモは解約
ドコモで行う手続きはMNP予約番号の発行のみなので、純粋な解約とは異なりWebや電話でも手続きOKです。
- ドコモインフォメーションセンター(151)
- My docomo
- ドコモショップ
ドコモショップでの手続きは待ち時間が長くなるので、151への電話やMy docomoを利用した手続きの方が楽ですね。
なお、MNP予約番号は発行から15日間の有効期限があります。
期限が切れると発行し直しになるので、MNP予約番号は乗り換え先の申込み直前に発行してもらうようにしましょう。
151へ電話してMNP予約番号を取得する手順
1 ドコモインフォメーションセンターに電話をかける
ドコモスマホから:(局番なし)151
その他の電話から:0120-800-000
営業時間:9:00 〜 20:00
2 音声ガイダンスに従い「4」→「2」の順で進む
3 オペレーターに繋がったらMNP予約番号の発行を依頼する
ドコモインフォメーションセンターでのMNP予約番号は、電話が繋がるまで少し待ち時間が発生します。
しかし、オペレーターと繋がった後は違約金や更新月のタイミングなども丁寧に教えてくれます。
手軽さではMy docomoが1番ですが、自分でチェックするだけでは不安な方は電話手続きがいいでしょう。
My docomoでMNP予約番号を取得する手順
- 「My docomo」にアクセスしてdアカウントでログイン
- 携帯電話番号ポートビリティ予約(MNP)に進む
- 各種注意事項を読み、最後の画面に表示されるMNP予約番号をメモ
My docomoでのMNP予約番号発行手続きは、24時間待ち時間なく利用できるので1番便利です。
ただ、契約状態によってはMy docomoでは手続きできないこともあります。
- 3回線以上のファミリー割引代表回線の方
- 一括請求の代表回線の方
いずれかに該当する回線は、151かドコモショップで手続きを行いましょう。
ドコモショップでMNP予約番号を取得する手順
画像引用元:ドコモショップ丸の内店 | NTTドコモ
ドコモショップは混雑して待ち時間が長くなりがちなので、来店予約を取ってから行くのがおすすめです。
特に土日しかドコモショップに行けない方は、予約なしだと2〜3時間待つこともあります。
来店予約は超重要ですね。
- ドコモショップ来店予約ページにアクセス
- マイショップや店舗を指定して来店予約を取得
- 予約した日時にドコモショップに行く
なお、ドコモショップで手続きを行う際は、間違いなく「MNP予約番号を発行して欲しい」と伝えてください。
というのも、ドコモショップは純粋な解約手続きもできるためですね。
MNPのつもりで「解約したい」と伝える人が多く、解約完了後にトラブルになることもままあります。
1度解約すると同じ電話番号での復帰は非常に難しいので、ドコモショップでは確実に「MNP」であることを伝えてくださいね。
MNP予約番号発行は電話がおすすめ
ドコモから他キャリアへ乗り換えるための手続きは3パターンありますが、おすすめは電話手続きです。
電話の場合は違約金などの間違いも起こりませんし、何より手続き自体が楽ですよね。
また、電話の場合は乗り換えをやめて機種変更にすると割引が受けられる「引き止めクーポン」がもらえる可能性もあります。
- 解約の引き止めのために提示される割引クーポン
- 契約年数等で個人差はあるが、10,000円〜30,000円分の割引が受けられる
- 割引対象の機種が指定されることが多い
乗り換え先でもドコモでも扱っているスマホが欲しい場合、この引き止めクーポンがあればドコモの方がお得になることも。
お得になるチャンスを逃すといけないので、MNP予約番号の発行は基本的に電話で手続きするようにしましょう!
【2021年1月】ドコモ機種変更で3万円得するために必要なものとおすすめ3ステップドコモを完全に解約する(電話番号の引継ぎなし)
続いてドコモのスマホを完全に解約する方法を見ていきましょう。
ドコモの解約手続きはドコモショップでのみ受付けていて、電話やMy docomoからでは手続きできません。
ドコモショップであれば店舗に関係なく手続きできるので、お住いの近くにあるドコモショップに行けばいいでしょう。
ドコモの解約に必要な持ち物
ドコモスマホの解約手続きには、次の3点を用意しましょう。
- 解約する回線のSIMカード
- ネットワーク暗証番号
- 免許やマイナンバーカード等の本人確認書類
ドコモを解約する際は、基本的にSIMカードはドコモに返却することになります。
紛失等で返却できなくてもペナルティはありませんが、忘れずに持っていくようにしましょう。
もしSIMカードの取り出し方がわからないなら、スマホ本体そのまま持っていけばスタッフが回収してくれます。
また、ドコモショップでは手続き開始時にネットワーク暗証番号で本人確認を実施します。
免許等の本人確認書類はネットワーク暗証番号があれば不要ですが、覚えているか不安な方は持っていくようにしましょう。
ドコモショップに行く前に来店予約をしておこう!
画像引用元:来店予約 | お客様サポート | NTTドコモ
ドコモショップは混雑することが多く、お店に行ってから受付カウンターに通されるまで何時間も待つ可能性があります。
そのため、解約すると決めたらドコモショップの来店予約を取っておきましょう。
- ドコモショップ来店予約ページにアクセス
- マイショップや店舗を指定して来店予約を取得
- 予約した日時にドコモショップに行く
来店予約は翌日〜30日後までが取得できます。
また、時間帯の指定は30分単位ですね。
来店予約は早い者勝ちの状態なので、土日しか行けない方は解約する数週間前から予約しておいた方がいいでしょう。
ドコモの乗り換えで解約した時にかかる手数料
ドコモから他キャリア・格安SIMに乗り換える時には、違約金などの解約費用に加えてMNP転出手数料がかかります。
- 2019年10月以降のプラン:MNP転出料3,000円
- 2019年9月以前のプラン:MNP転出料2,000円
- 解約時ではなく利用料金の最終請求と一緒に請求
- MNP予約番号を取得した時ではなく解約が成立した時に発生
MNP転出手数料は、ドコモショップや電話・Webのどの方法でMNP手続きを行ったとしても共通です。
ただ、今ドコモで利用しているプランによって金額が変わります。
2019年10月以降にプラン変更をした方は3,000円、それ以前から同じプランを利用し続けている方は2,000円ですね。
現行プランである「ギガホ」「ギガライト」を利用している方でも、2019年10月以降にプラン変更していなければ2,000円です。
また、このMNP転出手数料は乗り換え先の契約が成立した時点で発生し、ドコモ利用料金の最終請求に合算されます。
1台分だと大した金額ではありませんが、家族まとめてMNPをすると最終請求が思ったより高くなるので少し注意したいポイントですね。
ドコモの携帯を解約した時にかかる違約金
続いてドコモのスマホを解約する時にかかる違約金等の費用を見ていきましょう。
ドコモを解約する際、次の3つの費用が発生する可能性があります。
- 2年契約の違約金
- 機種代金の分割払い残債
- 端末購入サポートの違約金
ドコモを解約するタイミングによっては、上記のどの違約金もかからないようにできます。
逆にタイミングを間違えて複数の違約金が発生すると高額になるので、MNPや解約の手続きを始める前に要チェックですね!
2年契約の違約金について
ドコモの料金プランは、2年契約のプランと定期契約なしのプランが用意されています。
2年契約のプランでは、契約が満了するタイミング以外で解約すると、所定の違約金が発生するので十分注意しましょう。
2年契約プランの方が安いため、違約金の発生する2年契約プランを申し込んでる方の方が多いのではないでしょうか。
- 2019年10月開始の新プラン:1,000円
- 2019年9月以前の料金プラン:9,500円
- 更新月:契約満了月の当月〜翌々月の3ヶ月間
従来のプランと最新のプランでは違約金の金額は異なりますが、いずれにせよ更新月となる3ヶ月間を狙って解約した方がお得ですね。
違約金のかからない「更新月」について
ドコモの違約金がかからない更新月は、「契約満了月の当月〜翌々月」の3ヶ月間です。
ただ、ドコモを契約したのが毎月1日とそれ以外で契約満了月のタイミングがズレることに注意したいですね。
例1)2018年5月10日にドコモを契約 → 更新月は2020年5月〜7月
例2)2018年5月1日にドコモを契約 → 更新月は2020年4月〜6月
このように、ドコモの2年契約のカウントは契約したのが各月1日の場合のみ1ヶ月早くなります。
いつが更新月かわからない場合はMy docomoから確認できます。
MNPや解約を決めたら真っ先にチェックしておきましょう。
2019年10月以降にプラン変更した方は違約金に注意!
2019年10月開始の「ギガホ」「ギガライト」にプラン変更で加入した方は、前プランの更新月を過ぎてからMNPや解約をしましょう。
というのも、プラン変更する時に前プランが更新月以外だった場合、更新月を迎えるまでは前プランの違約金が適用されるためです。
- 7月以前に解約:9,500円の違約金
- 8〜10月に解約:違約金なし
- 11月以降に解約:1,000円の違約金
最新プランが違約金1,000円だからといって、プラン変更してすぐ解約すると思わぬ落とし穴に落ちるかもしれません。
今1番新しいギガホ・ギガライトを利用している方も、違約金1,000円と信じ込まないで更新月をしっかりチェックしてくださいね。
機種代金の分割払い残債について
今利用しているスマホを分割払いで購入している場合、ドコモを解約する前に分割払いの支払いが終わっているかチェックしましょう。
分割払いが終わっていない場合、ドコモを解約しても機種代金の支払いは継続します。
- 12回
- 24回
- 36回(2019年6月以降)
特に2019年6月以降にスマホを購入した方は、36回払いになっている可能性大ですね。
逆に2019年5月以前にスマホを購入した方は、月々サポートで毎月の機種代金の負担が軽くなっています。
まだ月々サポートが継続している場合、解約すると、思った以上に機種代金の残債が高額になるということもあります。
分割払いでスマホを購入している方は、ドコモを解約する前にMy docomoで分割払いの残債をチェックした方がいいでしょう。
端末購入サポートの違約金
ドコモは2019年5月末まで、スマホの本体代金を大幅に値引きする「端末購入サポート」を提供していました。
2019年6月から分離プランになることもあり、端末購入サポート対象モデルに機種変更した方が多いですね。
この端末購入サポートを利用して購入した場合、購入から12ヶ月間同じ端末を利用する必要があります。
2019年3月現在でも、この12ヶ月の制約に縛られている方が多いので解約する時には十分注意しましょう。
端末購入サポートの最低利用期間の例
画像引用元:端末購入サポート | キャンペーン・特典 | NTTドコモ
もし12ヶ月経過前にMNPや解約をすると、端末毎に所定の違約金が発生します。
iPhoneの端末購入サポート違約金
対象機種 | 割引額 | 違約金 |
---|---|---|
iPhone X | 104,328円 | 52,164円 |
iPhone 8 Plus | 78,408円 | 39,204円 |
iPhone 8 | 78,408円 | 39,204円 |
iPhone XR | 58,968円 | 29,484円 |
iPhone SE | 51,192円 | 25,596円 |
Androidの端末購入サポート違約金
対象機種 | 割引額 | 解除料 |
---|---|---|
Xperia XZ2 Compact SO-05K | 68,688円 | 34,344円 |
Xperia XZ2 SO-03K | 73,872円 | 36,936円 |
らくらくスマートフォン4 F-04J | 58,320円 | 29,160円 |
Xperia XZ1 SO-01K | 75,816円 | 29,160円 |
Xperia XZ1 Compact SO-02K | 77,112円 | 38,556円 |
JOJO L-02K | 125,064円 | 62,532円 |
Disney Mobile DM-01K | 45,360円 | 22,680円 |
Galaxy Note8 SC-01K | 110,808円 | 55,404円 |
Galaxy S9 SC-02K | 84,240円 | 42,120円 |
Galaxy S9+ SC-03K | 73,872円 | 36,936円 |
AQUOS R2 SH-03K | 73,872円 | 36,936円 |
HUAWEI P20 Pro HW-01K | 88,128円 | 44,064円 |
Xperia XZ2 Premium SO-04K | 92,016円 | 46,008円 |
Galaxy Note8 SC-01K | 49,896円 | 24,948円 |
上記の端末を2019年6月以前に購入している方は、まだ端末購入サポートの最低利用期間内の可能性がありますね。
意外とMy docomoでは分かりにくい内容です。
端末購入サポートを利用している可能性がある方は151に問い合わせてから解約を決めた方がいいかもしれません。
ドコモの解約タイミングはいつがベスト?
ここまでドコモの解約手順や違約金をチェックしました。
それでは、ドコモを1番お得に解約できるタイミングがいつなのか簡単にまとめてみましょう。
- 違約金がかからない「2年契約の更新月」を狙う
- スマホの本体代金の分割払いが終わったタイミングを狙う
ドコモから他キャリアへのMNPも純粋な解約も、上記の2つを満たす「機種代金を支払い終わった直後の更新月」が1番良いタイミングということですね。
ただ、2年契約の更新月と分割払いが終了するタイミングがぴったり同じという方は結構少ないようです。
更新月も機種代金の支払いもぴったり終われば最高ですが、どちらか一方が終わっていたら解約しても良いかもしれませんね。
MNPの場合は乗り換え先の下取りを活用しよう
ドコモから他キャリアへMNPをする方は、乗り換え先の下取りを活用すると、違約金や分割払いが残っていても損をしない可能性があります。
参考までに2020年3月現在のソフトバンクのiPhone下取り価格は次の通りです。
ソフトバンクのiPhone下取り価格(MNP)
下取り対象機種 | 正常品 | 破損品 |
---|---|---|
iPhone XS Max | 40,800円相当 | 12,240円相当 |
iPhone XS | 34,800円相当 | 10,440円相当 |
iPhone XR | 28,800円相当 | 8,640円相当 |
iPhone X | 24,000円相当 | 7,200円相当 |
iPhone 8 Plus | 19,200円相当 | 5,760円相当 |
iPhone 8 | 14,400相当 | 4,320円相当 |
iPhone 7 Plus | 14,400円相当 | 4,320円相当 |
iPhone 7 | 9,600円相当 | 2,880円相当 |
こうして下取り価格を見ると、正常品として下取りプログラムを利用できれば確実に違約金は相殺できますね。
また、iPhone XR以降の高額下取りできるモデルなら、分割払いが残っていても相殺できる可能性が十分にあります。
違約金・分割払いがネックになりそうな方は、乗り換え先の下取りプログラムは必ずチェックした方がいいですね。
解約月は日割りなし…でもMNPなら月末が狙い目?
ドコモを解約する月の利用料金は、いつ解約しても日割り計算されません。
これは、料金プランが毎月のデータ量によって決まっているためですね。
つまり、純粋な解約なら1日でも月末でも、ドコモの最終月の請求額は変わらないということですね。
ただMNPの場合、auやソフトバンクは初月の月額料金を日割り計算してくれます。
そのため、MNPをした月の利用額を抑えるなら、月末付近で手続きをした方が少しお得に使えますね!
ドコモの解約前に確認しておくべきこと
続いてドコモのスマホを解約する前にチェックしたいポイントを押さえておきましょう。
ドコモを解約すると、電話番号は引き継げてもメールアドレスは引き継けず、新しいメールアドレスを発行することになります。
またdポイントを貯めていたというかたはdアカウントが発行されているかもチェックしましょう。
- 2年契約の更新月になっているか?
- dアカウントは発行しているか?
- 重要なアカウントにドコモのメールアドレスを利用していないか?
2年契約の更新月になっているか?
これまで見てきた通り、ドコモからのMNPや解約は2年契約の「更新月」に行うのがいいですね。
2019年10月開始のギガホ・ギガライトは違約金が1,000円ですが、多くの方はそれまでのプランの更新月を待たずにプラン変更しています。
つまり、現状ほとんどの方はドコモを解約すると9,500円の違約金がかかるということです。
また、更新月を過ぎても違約金の対象となります。
ドコモの更新月は3ヶ月間と期間が長く設定されているので、MNPや解約は更新月をしっかり狙い撃ちましょう!
dアカウントは発行しているか?
画像引用元:dアカウントとは | dアカウント
ドコモを解約する際は、dアカウントが発行してあるかチェックしておきましょう。
ドコモの毎月の利用料金等で貯めたdポイントは、dアカウントに紐づいています。
dアカウントとの連携前にドコモを解約すると、今まで貯めたdポイントがなくなってしまうということですね。
最近はdポイントで買い物ができるお店も増え、d払いなどのスマホ決済アプリでも利用できるようになっています。
せっかく貯めたdポイントが無くなったらもったいないので、dアカウント発行が済んでいない方は解約前にアカウント発行をしておきましょう。
重要なアカウントにドコモのメールアドレスを利用していないか?
画像引用元:コミュニケーションアプリ LINE(ライン)
ドコモを解約すると、ドコモメールのメールアドレス(@docomo.ne.jp)は利用できなくなります。
このメールアドレスをSNS等のアカウントに利用している方は、解約前に他のメールアドレスへの変更をしておきましょう。
- LINEやTwitter等のSNSアカウント
- iPhoneユーザーはApple ID
- 銀行等の金融機関の連絡用メールアドレス
この変更をせずにドコモを解約した後、万が一パスワードを忘れていたらアカウント情報が復旧できなくなることもあります。
LINEは友達リストが無くなり、Apple IDは課金して購入したアプリや音楽・映画は買い直しになってしまいます。
後々かなり面倒になる方も多いので、解約前に、ドコモメールを利用しているアカウントが無いように調整しましょうね。
ドコモの携帯(ガラケー)・タブレットを解約する方法
ここまでドコモスマホの解約方法について見てきましたが、ガラケーやタブレットを利用している方も基本的な解約手順は同じです。
ただ、所々スマホとは違う部分があるので、ガラケー・タブレットを利用している方は確認しておきましょう。
ガラケーはi-modeからでもMNP予約番号取得可能
スマホやパソコンからはMy docomoでMNP予約番号を取得しましたが、ガラケーの方はi-modeからの手続きになります。
- iMenuにアクセスする
- 「お客様サポート」を選択
- 「お申込みお手続き」を選択
- 「各種お申込み・手続き」から、「手続き開始」を選択
- 4桁のネットワーク暗証番号を入力して「次へ」を選択
- 「各種手続き」を選択
- 「携帯電話番号ポータビリティ予約」を選択し、同意に進む
- 「予約する」にチェックをして「次へ」を選択
- 注意事項を確認し、「次へ」を選択
- 「同意する」を選択し、「申し込み」を選べば完了
なお、ネットワーク暗証番号を忘れてしまった場合は、電話やドコモショップでの手続きのみになります。
ドコモのガラケーを利用している方は、まずはiMenuからMNP予約番号の取得を試みてみましょう。
タブレットはMNPできないことに注意!
ドコモでiPadやAndroidタブレットを利用している方は、タブレットのMNPはできないことに注意しましょう。
ドコモからMNPをした先でタブレットを利用したい方でも、ドコモのタブレットは1度解約する必要があります。
タブレットもスマホ同様に2年契約になっているので、更新月でないと違約金の対象になりますね。
また、タブレットのみ残したいという場合、現行プランはスマホのデータ量をシェアするプランしかありません。
2019年5月以前のプランを利用している方はタブレットのみ残すことが可能です。
しかし、それ以降に契約・プラン変更している場合はスマホの解約と同時にタブレットの解約も必要になります。
ドコモのタブレットを利用している方は、スマホの解約前にタブレットの契約内容・更新月もチェックしておきましょう。
ドコモ解約前に次の乗り換え先をチェック
最後に、ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアで、利用するデータ量別の月額料金を比較してみましょう。
なお、この3キャリアは家族でまとめると割引がありますが、今回は1回線のみの料金で比較しています。
3キャリアのデータ量別料金比較
データ量 | ドコモ | au | ソフトンバンク |
---|---|---|---|
0〜1GB | 2,980円 | 2,980円 | 3,980円 |
1〜2GB | 5,980円 | ||
2〜3GB | 3,980円 | 4,480円 | 7,480円 |
3〜4GB | 4,980円 | ||
4〜5GB | 5,980円 | ||
5〜7GB | 5,980円 | - | |
20GB | - | 6,000円 | - |
30GB | 6,980円 | - | - |
50GB | - | - | 7,480円 |
無制限 | - | 7,480円 | - |
詳細 |
こうして比較すると、ドコモは少なめのデータ量に強いプラン構成ですね。
特に2〜3GBとライトユーザーの方がよく利用するデータ量では、他2キャリアよりかなり安く利用できます。
一方、auとソフトバンクは大容量プランが強いですね。
auは無制限プラン、ソフトバンクはYouTubeなどの対象サービスがデータ消費なしで利用できます。
どちらも、スマホだけで大量の通信を利用する方であっても安心して使えますね。
- データ量の少ないライトユーザーはドコモのままがお得
- auは無制限でたっぷり使いたい方がお得に使える
- ソフトバンクは大容量+人気サービスのデータカウントゼロでたっぷり使いたい方向け
ドコモから他キャリアへの乗り換えは、ドコモのデータ量では足りない・Wi-Fiなしでもたっぷり使いたい方はお得になる可能性が高いでしょう。
逆にライトユーザーの方は、ドコモのままの方が安いということも。
ドコモから他キャリアへ乗り換える方は、事前に料金プランが使い方に合っているかしっかり確認してからMNPしてくださいね!
携帯料金比較|4大キャリアでスマホ代はどこが1番安いのか徹底解説ドコモの解約方法と解約料金まとめ
今回はドコモのスマホをMNP・解約する時の手順やかかる費用について解説しました。
ドコモから他社への乗り換えは複数の手続き方法がありましたが、純粋な解約はドコモショップのみでしたね。
- 乗り換え(MNP)は電話・Web・ドコモショップでMNP予約番号を発行
- MNP予約番号は15日間の有効期限があり、期限切れは再発行が必要
- 解約はドコモショップでしか手続きできない
また、乗り換えでも解約でも手続きのタイミングによっては違約金が発生する可能性があります。
ドコモを解約する前に違約金がかからないかチェックするのが大切でした。
- 2年契約の途中解約は9,500円 or 1,000円の違約金
- 機種代金の分割払い残債は継続して支払うことになる
- 端末購入サポートを利用している場合、12ヶ月以内は違約金が発生
- MNPは上記に加えてMNP転出手数料3,000円 or 2,000円
MNP転出手数料は絶対に必要な費用になりますが、他の違約金がかからないタイミングでMNP・解約するのがベストでしたね。
ドコモの解約やMNPを検討している方は、今回の解説を参考に損をしないタイミングで手続きしてください!
携帯乗り換え(MNP)で11万円以上得するテクニックと手順・注意点