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HUWAEIは2018年10月16日にフラグシップモデルであるMateシリーズの最新スマホ、「HUAWEI Mate 20シリーズ」を発表しました。
Mate 20シリーズには「無印」、「Pro」、「X」、「RS」、「lite」の5機種が存在しています。
この記事ではそれぞれの機種の特徴をみていくため、購入を考えている人は参考にしてみてください。
もちろん、前代モデルであるHUAWEI Mate 10シリーズからの進化点もしっかりチェックします。
この記事を最後まで読めばきっとHUAWEI Mate 20シリーズについて詳しく理解することができるでしょう!
トップ画像引用元:HUAWEI Mate 20, Kirin 980, EMUI 9.0, AI phone | HUAWEI Global
- HUAWEI Mate 20シリーズ5機種のスペックに注目
- 特徴やMate 10からの進化点をチェック
- デザインやカメラについても紹介
- 気になる価格も合わせてチェック!
1 HUAWEI Mate 20シリーズのスペックはどの程度?
画像引用元:HUAWEI Mate 20, Kirin 980, EMUI 9.0, AI phone | HUAWEI Global
最初にHUAWEI Mate 20シリーズのスペックについて詳しくチェックしていきましょう。
ゲームをプレイしたり、1台のスマホをできる限り長く使いたいと思っている人にとってスペックは極めて重要な情報です。
そのため、ここではしっかりみていくので購入を検討中の人はしっかりチェックしておくことをオススメします。
HUAWEI Mate 20シリーズ スペック一覧表
モデル | Mate 20 | Mate 20 Pro | Mate 20 X | Mate 20 RS | Mate 20 lite |
---|---|---|---|---|---|
サイズ(mm) | 158.2x77.2x8.3 | 157.8x72.3x8.6 | 174.6x85.4x8.15 | 157.8x72.3x9.7 | 158.3x75.3x7.6 |
質量(g) | 188 | 189 | 232 | 187 | 172 |
OSバージョン | Android 9(Pie)/EMUI 9.0 | Android 8.1(Oreo)/EMUI 8.2 | |||
SoC | HUAWEI Kirin 980 | HUAWEI Kirin 710 | |||
RAM(メモリ) | 4GB/6GB | 6GB/8GB | 6GB | 8GB | 4GB |
ROM(ストレージ) | 128GB | 128GB/256GB | 128GB | 256GB | 64GB |
外部ストレージ | NM Cardに対応(256GBまで) | Micro SDに対応(256GBまで) | |||
バッテリー(mAh) | 4,000 | 4,200 | 5,000 | 4,200 | 3,750 |
ディスプレイサイズ | 6.53インチ(LCD) | 6.39インチ(OLED) | 7.2インチ(OLED) | 6.39インチ(OLED) | 6.3インチ(LCD) |
解像度 | 2,244 x 1,080 | 3,120 x 1,440 | 2,244 x 1,080 | 3,120 x 1,440 | 2,340 x 1,080 |
メインカメラ | 12MP(広角) 16MP(超広角) 8MP(テレフォト) ※トリプルレンズ | 40MP(広角) 20MP(超広角) 8MP(テレフォト) ※トリプルレンズ | 20MP(メイン) 2MP(深度測定用) ※デュアルレンズ |
||
インカメラ | 24MP | 24MP(メイン) 2MP(深度測定用) ※デュアルレンズ |
このスペック表をみながら気になるポイントを1つずつチェックしていきましょう!
1-1 SoCは順当進化
画像引用元:Kirin 980, the World’s First 7nm Process Mobile AI Chipset | HUAWEI Global
HUAWEI Mate 20シリーズに搭載されているSoCはHiSiliconが開発するKirin 980です。
前代モデルのMate 10シリーズやP20シリーズに搭載されていたSoCはKirin 970なので、新しいSoCが搭載されていることがわかります。
なお、Kirin 980とKirin 970のスペックを有名ベンチマークソフトのAnTuTuでチェックすると次の通りです。
- Kirin 980: 約313,000
- Kirin 970: 約210,000
- Snapdragon 845: 約280,000
スコアをチェックするとKirin 980は大幅に性能が向上していることがわかり、Qualcomm社製のハイエンドSoC「Snapdragon 845」と比較しても高性能であることがわかります。
ここから考えると、HUAWEI Mate 20シリーズはかなりのハイパフォーマンスが期待でき、重い3Dゲームなども快適にプレイできるでしょう。
なお、Mate 20 liteはミドルレンジスマホ用SoCである「Kirin 710」を搭載しています。
1-2 RAMも着実に増量
次にマルチタスク時のパフォーマンスなどに影響するRAM容量についてもみていきましょう。
Mate 10シリーズでは4GBが主流だったものの、Mate 20シリーズでは6GBが主流になっています。
さらに一部のモデルでは8GBのRAMを搭載したものもあるため、複数のアプリを同時起動してもRAM不足に陥りにくいといえるでしょう。
ハイエンドスマホにおいては6GBまたは8GBのRAMを搭載したものが主流になっているため、HUAWEIもその流れに乗っているといえます。
1-3 バッテリー容量にも注目
頻繁に屋外で利用する人はバッテリー容量も気になるかもしれません。
Mate 20シリーズでは最低でも4,000mAhのバッテリーを搭載しており、最も大容量なものを搭載しているMate 20 Xでは5,000mAhとなっています。
実際の消費電力量にもよりますが、大容量バッテリーを搭載していることから充電せずに1日利用することが可能だと予想できるでしょう。
そのため、バッテリー持ちを重視する人にもオススメのスマホといえそうです。
1-4 高解像度ディスプレイを搭載
画像引用元:Kirin 980, the World’s First 7nm Process Mobile AI Chipset | HUAWEI Global
次にディスプレイについてチェックしていきましょう。
特筆すべきなのはMate 20 Pro及びMate 20 RSの解像度、そしてMate 20 Xのディスプレイサイズです。
Mate 20 Pro/RSのディスプレイ解像度は3,120 x 1,440 となっており、スマホとしてはかなり高めの解像度といえるでしょう。
解像度が高ければ多くの情報を表示することができ、ブラウジング時などに活躍してくれます。
ビジネスで表計算アプリなどを利用する際も快適に利用できるでしょう。
Mate 20 Xの解像度は標準的ですが、ディプレイサイズが7.2インチとなっています。
スマホとして7インチ超えのディスプレイを搭載するものはこれまでにリリースされていないため、Mate 20 Xが初といえるでしょう。
これまでXperia Z Ultra(6.4インチ)やHonor Note 10(6.95インチ)といった大画面スマホを利用していて後継機種を待ち望んでいた人にとっては嬉しいスマホです。
1-5 トリプルレンズカメラも必見
画像引用元:Kirin 980, the World’s First 7nm Process Mobile AI Chipset | HUAWEI Global
カメラについては後ほど詳しくみていきますが、Mate 20 liteを除く3機種はトリプルレンズカメラを搭載しています。
HUAWEIのスマホにおいて、トリプルレンズカメラはP20 Proで初めて搭載されました。
それが一般化したといえるかもしれません。
カメラにこだわりたい人にも必見です。
こうしてみてみるとHUAWEI Mate 20シリーズは前代のMate 10シリーズからさまざまな面で進歩したことがわかります。
もちろん、フラグシップモデルと呼ぶにふさわしいスペックを備えているのでハードにスマホを使う人にもオススメです。
iPhoneXR/XSのライバルはHUAWEI Mate20 Pro?世界シェアトップ争い
次の章ではHUAWEI Mate 20シリーズのそれぞれの機種の特徴とカメラの特徴をみていきます。
2 HUAWEI Mate 20シリーズの特徴を詳しくチェック!
画像引用元:Kirin 980, the World’s First 7nm Process Mobile AI Chipset | HUAWEI Global
ここではHUAWEI Mate 20シリーズ5機種それぞれの特徴をみていきます。
どの機種を選べばいいか迷っている人はぜひ、参考にしてみてください。
2-1 HUAWEI Mate 20の特徴
画像引用元:Kirin 980, the World’s First 7nm Process Mobile AI Chipset | HUAWEI Global
Mate 20は「無印」とも呼ばれ、Mate 20シリーズの中で廉価版スマホという位置づけです。
Mate 20の最大の特徴は極限までベゼルを狭くしたディスプレイで、動画鑑賞時やゲームプレイ時の没入感を高めてくれます。
ただし、それに伴ってさまざまなセンサーが省略されているため、3D顔認証機能を利用することはできません。ただしインカメラを利用した簡易な顔認証は可能です。購入時はこちらに留意してください。
なお、指紋センサーは背面カメラの下に搭載されているので、指紋認証を利用する場合はこちらを利用します。
- Mate 20は極狭ベゼルディスプレイが特徴的
- 3D顔認証は利用不可、簡易な顔認証は利用可能
2-2 HUAWEI Mate 20 Proの特徴
画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro, Kirin 980, Leica Ultra Wide Lens, Advanced AI phone | HUAWEI Global
HUAWEI Mate 20 ProはMate 20シリーズにおけるフラグシップモデルという位置づけのスマホです。
そのため、3D顔認証機能やインディスプレイタイプの指紋センサーが搭載されています。
最新機能を余すところなく利用したい人にオススメのスマホといえるでしょう!
また高級感のある背面デザインや、少し丸みを帯びたエッジなど、デザイン面でもこだわって作られていることがわかります。
ディスプレイの解像度も高いため、高画質動画を鑑賞したい人や映画をよく見るという人にもオススメです。
- Mate 20 Proはフラグシップモデル。高解像度ディスプレイを求めている人は必見!
2-3 HUAWEI Mate 20 Xの特徴
画像引用元:HUAWEI Mate 20 X, Large Screen, Kirin 980, Intelligent phone | HUAWEI Global
HUAWEI Mate 20 Xを一言で表現すると「Mate 20(無印)の大型版」です。
そのためMate 20と同様に3D顔認証やインディスプレイタイプの指紋センサーは搭載されていません。簡易な顔認証と背面の指紋センサーはあります。
また、Mate 20と同様の極狭ベゼルディスプレイを搭載しています。なお、ディスプレイサイズは7.2インチなのでMate 20シリーズで最大です。
Mate 20 Xはハイスペックなスマホを求めている人よりも大画面スマホを求めている人にオススメといえるでしょう。
- Mate 20 Xは大画面スマホを求めている人必見。7.2インチのディスプレイは圧巻!
2-4 HUAWEI Mate 20 RSの特徴
画像引用元:PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 20 RS, Luxury AI phone | HUAWEI Global
HUAWEI Mate 20 RSは「Porsche Design」のスマホで、スペックはMate 20 Proと同等です。
Porsche DesignのスマホはMate 10シリーズでも存在していたものの、日本では発売されなかったため知らなかった人も多いかもしれません。
基本的な特徴はHUAWEI Mate 20 Proと同じですが、背面の革風のデザインや目立たないカメラの配置が魅力的です。
- Mate 20 RSはPorsche Designのスマホ。性能はMate 20 Proと同等であるものの、デザインが特徴的
2-5 HUAWEI Mate 20 liteの特徴
画像引用元:HUAWEI Mate 20 lite smartphone, AI gaming, quad camera | HUAWEI Global
HUAWEI Mate 20 liteは通話やメール、Web閲覧をメインに使う人にオススメのミドルレンジモデルのスマホです。
スペックを抑えることによりMate 20シリーズの他のスマホの半額程度の価格となっているため、スマホのスペックよりコストを重視する人は必見です。
とはいえ、6.3インチのディスプレイや3,750 mAhの大容量バッテリーなど、スマホを快適に使うために必要な基本的なものはきちんと搭載されています。
指紋センサーは背面カメラ下に搭載されているので違和感なく使うことができるでしょう。
廉価版とはいえ、安っぽさを感じさせないデザインが魅力的です。
- Mate 20 liteはMate 20シリーズで唯一のミドルレンジモデル。コストパフォーマンス重視の人にオススメ
3 HUAWEI Mate 20シリーズのカメラ性能を詳しくみてみよう!
画像引用元:HUAWEI Mate 20 X, Large Screen, Kirin 980, Intelligent phone | HUAWEI Global
ブログやSNSを利用して写真を共有する人が増えたことにより、カメラ性能にこだわってスマホを選ぶ人も増えています。
そこで、HUAWEI Mate 20シリーズのカメラ性能についてみていきましょう。
3-1 HUAWEI Mate 20のカメラ
Mate 20には12メガピクセルの広角レンズ、16メガピクセルの超広角レンズ、8メガピクセルのテレフォトレンズの3つのレンズを搭載したトリプルレンズカメラが採用されています。
また、手軽に高画質な写真を撮ることができるオートモードや、さまざまな設定を手動で調節できるマニュアルモードを搭載しているので、画質にこだわりたい人にもオススメです。
3-2 HUAWEI Mate 20 Pro/X/RSのカメラ
Mate 20 Pro/X/RSの3機種はいずれも40メガピクセルの広角レンズ、20メガピクセルの超広角レンズ、8メガピクセルのテレフォトレンズを搭載しています。
レンズ構成はMate 20と同様であるものの、解像度が向上しているのでより高画質な写真を撮れるでしょう。
よりカメラ性能にこだわりたい人はこちらを選択することをオススメします。
3-3 インカメラの性能は?
画像引用元:HUAWEI Mate 20 X, Large Screen, Kirin 980, Intelligent phone | HUAWEI Global
HUAWEI Mate 20シリーズは全ての機種で24メガピクセルのインカメラを搭載しています。
シングルレンズではあるものの、インカメラとしてはかなり高い解像度のものなので画質には期待できそうです。
セルフィー撮影などで頻繁にインカメラを利用する人も必見です!
なお、Mate 20 liteにはさらに2メガピクセルの深度測定用カメラも搭載しています。
こちらもリアリティがある写真を撮るのに役立つことでしょう。
このように、カメラ性能をみてみるとかなりこだわって作られていることがわかるかもしれません。
スマホで写真をよく撮る人にもオススメなのでぜひ、チェックしてみてください。
HUAWEI Mate 20の実力は?スペック・価格・発売日を予想
次の章ではHUAWEI Mate 20シリーズの価格についてみていきます。
4 HUAWEI Mate 20シリーズの価格を徹底紹介!
ここまで、HUAWEI Mate 20シリーズのスペックや特徴、カメラ性能などを詳しくみていきました。
どのスマホを購入するか決めた人もいるかもしれません。
次にここではHUAWEI Mate 20シリーズの価格を詳しくみていきます。
予算にあったスマホを選ぶためにも価格をしっかりチェックしておきましょう!
4-1 HUAWEI Mate 20シリーズの価格を一覧表でチェック
Mate 20シリーズのスマホのEU市場における販売価格はすでに判明しています。
そのため、EU市場の価格から日本円での販売価格をチェックしていきましょう。
HUAWEI Mate 20シリーズの価格一覧表
機種名 | EU市場販売価格 | 日本円換算 |
---|---|---|
Mate 20 | 799 EUR | 102,140 JPY |
Mate 20 Pro | 1,049 EUR | 134,098 JPY |
Mate 20 X | 899 EUR | 114,923 JPY |
Mate 20 RS | 1,695 EUR | 216,680 JPY |
Mate 20 lite | 370 EUR | 47,286 JPY |
上記の表をチェックしてみると、全体的に前代モデルのMate 10シリーズより高価になっていることがわかります。
無印Mate 20でも100,000円以上になっているため、高価になったと感じるかもしれません。
スペックが全体的に向上したことを考えると妥当な価格といえます。
なお、ミドルレンジモデルであるMate 20 liteはかなり安価で、約48,000円です。
スマホを通話やメール、Web閲覧をメインに使っている人はこちらも選択肢の一つになるでしょう。
通常、スマホはマーケットによって販売価格が大きく変わることがないため、日本市場に投入された場合は似たような価格で販売されることでしょう。
とはいえ、Mate 20 RSは日本市場に投入される可能性は低いと考えられます。
4-2 日本発売はいつ頃になる?
前代モデルのMate 10シリーズは最短で発売された市場から1ヶ月ほど遅れて日本市場に投入されました。
そのことを考えると、Nate 20シリーズも同様の流れになる可能性が高いといえるでしょう。
HUAWEI Mate 20シリーズのスマホはEU市場で2018年11月に発売されました。
そこから1ヶ月遅れで発売されると考えると、2018年12月頃になる可能性が高いと考えられます。
SIMフリー板はHUAWEIの直販サイトや各ECサイトなどで取り扱われ、キャリア版が出る場合はドコモから発売されると考えられるため、購入したい人はしっかりチェックしておいてください。
購入したいスマホが決まった人は発売日を楽しみに待ちましょう!
5 HUAWEI Mate 20シリーズ徹底比較のまとめ
画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro, Kirin 980, Leica Ultra Wide Lens, Advanced AI phone | HUAWEI Global
今回はHUAWEI Mate 20シリーズとして4機種がリリースされたことを取り上げました。
それぞれのスペックや特徴、デザインなどを詳しくみていったのでどのスマホを購入したいかを決められたという人もいるかもしれません。
最後に簡単に振り返ってみましょう。
- 最新SoC「Kirin 980」を搭載していてハイスペック!
- 大容量RAM搭載でマルチタスク性能も抜群
- トリプルレンズカメラで高画質な写真が撮れる
- Mate 20 Xは7.2インチディスプレイを搭載していて大型モデルを求めていた人必見
- Mate 20 liteはミドルレンジSoC「Kirin 710」を搭載
Mate 20シリーズはHUAWEIのフラグシップモデルとしてふさわしいスペックに仕上がっていることがわかりました。
重い3Dゲームをプレイする人、大画面ディスプレイで動画を楽しみたい人、カメラにこだわりたい人にオススメです。
自分のやりたいことに合ったモデルのスマホを選択して快適に利用しましょう!
- Mate 20(無印)は廉価版で3D顔認証などは利用できない
- Mate 20 XはMate 20の大型版で大画面スマホ
- Mate 20 Proはフラグシップモデルでさまざまな機能を搭載
- Mate 20 RSはPorsche Designのスマホでかなり高価
- Mate 20 liteはミドルレンジスマホで、コストパフォーマンス重視の人にオススメ
それぞれのスマホには上記のような特徴があるため、じっくり比較検討してピッタリの一台を選ぶことをオススメします。
日本発売が行われた場合、かなり人気が出ることが予想されるため、購入したい人は予約受付が開始されたら予約することをオススメします。
発売を楽しみに待ちましょう!