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HUAWEIの最新機種「HUAWEI nova 5T」が、11月29日よりSIMフリーモデルで発売されます。
メーカー希望小売価格は54,500円(税抜)です。
このページでは、HUAWEI nova 5Tについて、スペックや購入方法を紹介するほか、「本当にHUAWEIで大丈夫なのか」という問題にも触れていきます。
トップ画像引用元:HUAWEI nova 5T, AI クアッドカメラ, 超広角レンズ | ファーウェイジャパン
HUAWEI nova 5TはSIMフリーで登場
画像引用元:HUAWEI nova 5T, AI クアッドカメラ, 超広角レンズ | ファーウェイジャパン
HUAWEIは、SIMフリースマホ「HUAWEI nova 5T」を日本でも発売すると発表しました。
HUAWEI nova 5Tの発売日
2019年11月29日
メーカー希望小売価格
54,500円(税抜)
購入できる場所
- 家電量販店
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- IIJmio、mineo、LINEモバイルなどの格安SIM
HUAWEIと言えば、日本では「Mate」シリーズや「P」シリーズのほうが馴染み深いですが、「nova」シリーズはより手軽さを追求したシリーズとなっています。
- Mate:最先端のスペックを搭載
- P:カメラに力を入れた若者向けモデル
- nova:手頃な価格とスペック
こうして見ると、「novaのスペックって大丈夫なの?」と不安になってしまいますが、今はスマホの性能が全体的に底上げされているため、そこまで気にする必要はありません。
この価格でこのスペック!?nova 5Tは超高コスパ
それではHUAWEI nova 5Tのスペックを見てみましょう。
HUAWEI nova 5Tのスペック
機種名 | HUAWEI nova T5 |
---|---|
OS | EMUI 9.1(Android 9ベース) |
SoC(≒CPU) | Kirin 980 |
本体サイズ | 約154.25×73.97×7.87mm |
重量 | 約174g |
ディスプレイ | 約6.26インチ 液晶 2,340×1,080 |
アウトカメラ | 広角:約4,800万画素 F値1.8 |
超広角:約1,600万画素 F値2.2 |
|
深度測定用:約200万画素 F値2.4 |
|
4cmマクロ:約800万画素 F値2.4 |
|
インカメラ | 約3,200万画素 F値2.0 |
メモリ(RAM) | 8GB |
内蔵ストレージ(ROM) | 128GB |
外部ストレージ | 非対応 |
バッテリー容量 | 3,750mAh |
防水・防塵 | なし |
生体認証 | 指紋認証 顔認証 |
おサイフケータイ FeliCa | 非対応 |
テレビ | 非対応 |
メーカー希望小売価格 | 54,500円(税抜) |
54,500円(税抜)という価格の割に、HUAWEI nova 5Tは非常に高いスペックを有しています。
正直、あまりのスペックの高さに驚いてしまいました。
ちゃんとGoogleのサービスが使える!
HUAWEIと言えば、米中の政治対立を背景に、GoogleからAndroidライセンスを剥奪されたと報道されましたよね。
今年5月の話です。
そのため、これからのHUAWEIのスマホには正式なAndroidが搭載できず、Google Play Storeを始め、すべてのGoogleサービスが利用できない状態になります。
しかし、HUAWEI nova 5Tは、Googleのサービスが停止される前に海外で発売を発表していました。
そのため、これまで通りのAndroidが搭載されていますし、Google Play Storeなどの各種サービスにも対応しています。
つまり、滑り込みでセーフだったということです。
ただ、今後のアップデート等にどこまで対応するのかは分かりません。
HUAWEI nova 5T のメリット
画像引用元:HUAWEI nova 5T, AI クアッドカメラ, 超広角レンズ | ファーウェイジャパン
HUAWEI nova 5Tのメリットを最初に整理すると、主に次の点が挙げられます。
- 高い処理能力
- 高性能なクアッドカメラ
- 顔認証にも指紋認証にも対応
- 54,500円にしては破格のスペック
「Mate 20 Pro」や「P30 Pro」と同じKirin 980を搭載
画像引用元:HUAWEI nova 5T, AI クアッドカメラ, 超広角レンズ | ファーウェイジャパン
HUAWEI nova 5Tには、SoC(≒CPU)にKirin 980が搭載されています。
これはハイエンドモデルの「Mate 20 Pro」や「P30 Pro」と同じものです。
スマホの総合的な処理能力を示すAnTuTuベンチマークスコアでは、約39万点を記録します。
- HUAWEI Mate 20 Pro:約39万点
- HUAWEI Mate 20:約39万点
- HUAWEI P30 Pro:約39万点
- HUAWEI P30:約39万点
このことから、HUAWEI nova 5Tも約39万点を記録すると見ていいでしょう。
ちなみに、これはスマホではトップクラスと言っても良い数字です。
重たいゲームなど、あらゆるアプリがきびきびと快適に動くことでしょう。
参考までに、2019年発売のiPhone 11が約45万点、2018年発売のiPhone Xsが約35万点です。
独自のクアッドカメラ
画像引用元:HUAWEI nova 5T, AI クアッドカメラ, 超広角レンズ | ファーウェイジャパン
HUAWEI nova 5Tのアウトカメラは、
- 広角
- 超広角
- 深度測定用
- マクロ
のクアッドカメラとなっています。
HUAWEI nova 5Tのカメラ
機種名 | HUAWEI nova T5 |
---|---|
アウトカメラ | 広角:約4,800万画素(F値1.8) 超広角:約1,600万画素(F値2.2) 深度測定用:約200万画素(F値2.4) 4cmマクロ:約800万画素(F値2.4) |
インカメラ | 約3,200万画素(F値2.0) |
超広角カメラや望遠カメラを搭載したスマホは多いですが、深度測定用カメラとマクロカメラを搭載したスマホはまだほとんどありません。
深度測定用カメラは、背景ぼかしのために使われます。
マクロカメラは、超接写に使うカメラです。被写体とカメラを4cmまで近づけて撮影しても、ぼけることなく捉えることができます。
標準で使う広角カメラが、有効画素数約4,800万画素+F値1.8というのも素晴らしいですね。
スマホのカメラは1,200万画素もあれば十分高性能と言えるので、この数値は圧倒的です。
また、自撮りに使うインカメラも、有効画素数約3,200万画素+F値2.0という性能を有しています。
【F値】
この数字が小さいものほど多くの光を取り込むことができ、よりきれいな撮影ができるようになります。
次の章ではメリットの続きとデメリットを解説します。
顔認証にも指紋認証にも対応
画像引用元:HUAWEI nova 5T, AI クアッドカメラ, 超広角レンズ | ファーウェイジャパン
HUAWEI nova 5Tは、顔認証にも指紋印象にも対応しています。
地味な機能ではありますが、両対応しているスマホは意外と多くありません。
例えば、iPhone 11やiPhone 11 Pro、Pixel 4は顔認証のみですし、Xperia 1やXperia 5は指紋認証にだけ対応しています。
このように、人気のハイエンドモデルでも片方だけにしか対応していないケースが多いのです。
価格は54,500円(税抜)
HUAWEI nova 5Tのメーカー希望小売価格は54,500円(税抜)です。
スペックを考えたら「格安」で、非常にコスパが高いと言えます。
特に、SoC(≒CPU)にKirin 980を搭載し、他社の最新ハイエンドモデルに食らいつく処理能力を有しているのが大きいです。
カメラに至っては、他社ハイエンドモデルより優れているとも言っても過言ではありません。
HUAWEI nova 5Tのデメリット
画像引用元:HUAWEI nova 5T, AI クアッドカメラ, 超広角レンズ | ファーウェイジャパン
次に、HUAWEI nova 5Tのデメリットを整理します。
- おサイフケータイ非対応
- 防水・防塵なし
おサイフケータイに非対応
HUAWEI nova 5Tには、FeliCaが搭載されていません。つまり、おサイフケータイに非対応です。
海外メーカーのSIMフリースマホにはよくあることですが、日本人としてはちょと残念です。
防水・防塵なし
HUAWEI nova 5Tには防水・防塵機能がありません。
iPhone、Galaxy、Xperia、AQUOSなど、日本で人気のメーカーなら防水・防塵は当たり前なので、さすがに物足りなさを感じてしまいます。
HUAWEI nova 5Tはドコモ・au・ソフトバンクでの扱いはなし
画像引用元:nova 5Tの商品一覧 – ファーウェイPayPayモール店 – 通販 – PayPayモール
HUAWEI nova 5Tについて、ドコモ・au・ソフトバンクは扱う予定を発表していません。
恐らくこのまま扱うことはないと思われます。
HUAWEI nova 5Tはどこで買える?
HUAWEI nova 5TはSIMフリースマホとして、
- 家電量販店
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
などで販売されます。
また、報道によれば、
- IIJmio
- mineo
- LINEモバイル
などの格安SIMでも取り扱う予定とのことです。
執筆時点では、これらの格安SIMの端末ラインナップに載っていませんでしたが、実際に取り扱われるようになったら、キャンペーンなどでの値下げも期待できるかもしれませんね。
HUAWEI nova 5Tは高コスパのSIMフリースマホ!
画像引用元:HUAWEI nova 5T, AI クアッドカメラ, 超広角レンズ | ファーウェイジャパン
以上、HUAWEI nova 5Tについてでした。
- SIMフリースマホとして54,500円(税抜)で発売
- 価格に対してスペックがとても高い
- おサイフケータイには非対応、防水・防塵でもない
- 家電量販店や格安SIMで販売される
ハイエンドモデル並の処理性能を持ちながら54,500円(税抜)で買える高コスパスマホです。
SIMフリーで購入しやいのも魅力のひとつと言えるでしょう。
HUAWEIはAndroidライセンスを剥奪されていますが、HUAWEI nova 5Tに関しては滑り込みセーフということで、これまで通りGoogleサービスが使えます。
ただ、おサイフケータイ非対応という点は、人によっては致命的な欠点となるかもしれません。
しかし、購入しやすい価格と高い処理性能を活かして、サブのゲーム機として買うというのもアリだと思います。