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「HUAWEI P10 Plus」は2017年6月9日に「HUAWEI P10」と同時に発売された、HUAWEIのPシリーズのスマホです。
「HUAWEI P10 Plus」ではメインカメラにLeicaと共同開発したデュアルレンズカメラを搭載しており、スマホの中でも高性能なカメラが好評となっています。
今回は「HUAWEI P10 Plus」の高性能なカメラを中心に、進化したPシリーズの魅力を解説いたします。
1 HUAWEIスマホのラインナップ
画像引用元:楽天モバイル | ファーウェイ(HUAWEI)特集
HUAWEIのスマホは世界的にも人気が高く、世界のスマホのシェアでもSAMSUNG(サムスン)、Appleに次ぐ世界第3位のシェアを誇ります。
これまで日本ではあまり馴染みのないメーカーでしたが、格安SIMの普及に伴い、SIMフリーで使うことのできるHUAWEIのスマホが注目され始めました。
低価格の割に性能が良く、コスパの良いスマホとして人気です。
その中でも3つのシリーズが展開されており、上位からフラッグシップモデルの「Mate」シリーズ、ミドルエンドの「P」シリーズ、エントリーモデルの「nova」シリーズとなっています。
今回紹介する「HUAWEI P10 Plus」は、ミドルエンドの「P」シリーズの中のラインナップです。
HUAWEI P10は「HUAWEI P10 Plus/P10/P10 lite」と3機種展開されている中でも上位のモデルとなっており、カメラ性能やディスプレイサイズで他の機種を上回る高性能機種となっています。
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2 HUAWEI P10 Plusのスペック
画像引用元:楽天モバイル | HUAWEI P10 Plus
「HUAWEI P10 Plus」のスペック表です。参考までにP10との比較をしながらスペックを確認していきましょう。
P10 Plus | P10 | |
---|---|---|
OS | Android™ 7.0 Nougat | |
CPU | HUAWEI Kirin 960 オクタコア | |
RAM | 4GB | |
ROM | 64GB | |
バッテリー | 3,750mAh | 3,200mAh |
ディスプレイ | 5.5インチ | 5.1インチ |
解像度 | 1,440×2,560 | 1,080×1,920 |
メインカメラ | 1,200万画素カラーセンサー + 2,000万画素モノクロセンサー(F値1.8) | 1,200万画素カラーセンサー + 2,000万画素モノクロセンサー(F値2.2) |
インカメラ | 800万画素(F値1.9) | 800万画素(F値1.9) |
3 HUAWEI P10 Plusのおすすめポイント
「HUAWEI P10 Plus」のおすすめポイントについて解説していきます。
3-1 LEICAのデュアルレンズ搭載のメインカメラ
画像引用元:HUAWEI P10 Plus | HUAWEI Japan
「HUAWEI P10 Plus」の最大の特徴はカメラです。
特にメインカメラには流行りのデュアルレンズを採用しており、Leicaと共同開発による高性能のレンズを搭載しています。
デュアルレンズのカメラでは、2つのレンズから得たイメージを合わせて表現することで、より繊細で細やかな色彩を表現することができ、ディテールも綺麗に映し出すことができます。
また、「HUAWEI P10 Plus」のデュアルレンズカメラでは1,200万画素のカラーセンサーと2,000万画素のモノクロセンサーを搭載しているのが最大の特徴です。
最近のスマホではデュアルレンズのカメラが主流となっていますが、モノクロセンサーを搭載しているのは、今のところHUAWEIのスマホしかありません。
モノクロセンサー単体でのモノクロ写真の撮影が可能になるだけでなく、メインカメラでの撮影時には明暗の表現などのディテールの描写をサポートします。
また、ポートレート撮影時など背景をボカす時には被写体の前後関係の認識にも活用されていたりと、より綺麗に写真が撮影できるようになっています。
ここからは、そんなメインカメラを使った撮影機能について解説していきます。
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次の章では引き続き、HUAWEI P10 Plusのおすすめポイントを紹介します。
3-1-1 HUAWEI P10 Plus | ポートレートモード
画像引用元:HUAWEI P10 Plus | HUAWEI Japan
ポートレートモードは人物の撮影に効果的なモードです。「芸術的ボケ味」機能を使って、背景をボカして撮影することができ、被写体となる人物を際立たせることができます。
また、人の顔の立体感をカメラが自動で認識してくれるので、まるで照明を使って撮影をしたかのような陰影のついた芸術的な写真に仕上がります。
さらに、ポートレートモードでは「ビューティーレベル」の調整ができるようになっています。
このビューティーレベルを上げるほど、肌の色が白くなったり、気になるシワや毛穴を目立たなくしてくれたりします。
さらに輪郭や目元も調整してくれるので、女性には嬉しい機能となっています。
3-1-2 HUAWEI P10 Plus | ワイドアパーチャ
ワイドアパーチャ機能では、ポートレートモードと同じように背景をボカシて撮影し、被写体を際立たせることができます。
ポートレートモードでは、ビューティーレベルの調整や顔の陰影の表現など人物の撮影に特化した機能となっていましたが、ワイドアパーチャは風景を中心にどのような被写体に対しても使える機能になっています。
一般的なデュアルレンズによる撮影では、焦点距離の差から被写体の前後関係を取得し、背景をボカします。
しかし、HUAWEI P10 Plusでは「アパーチャレベル」の調整をすることで背景のボカし具合を自由に調整することができます。
もちろん、撮影時にアパーチャレベルの調整をしながら撮影することで、被写体との構図を考えながら撮影することもできます。
加えて、HUAWEI P10 Plusの場合は撮影後の写真を編集してボカし具合を調整することもできるようになっています。
ですから、手前に焦点を合わせたり、背景に焦点を合わせたりと言うことが自由自在することができ、より芸術的な1枚にすることができます。
3-1-3 HUAWEI P10 Plus | フィルムモード
画像引用元:HUAWEI P10 Plus | HUAWEI Japan
フィルムモードではLeicaのフィルムカメラのような風合いの写真を撮影することができます。
最近は写ルンですやチェキのような、デジタルにはない風合いの写真が流行っており、このフィルムモードを利用すればスマホ1台で加工などの必要もなく、独特な雰囲気を持った写真の撮影ができます。
さらに前述したポートレートモードやワイドアパーチャと合わせて撮影することができます。
フィルムモード特有の美しい色味と、芸術的なボケ味を合わせることができ、他のスマホには再現できない1枚の撮影が可能になります。
まさにLeicaのこだわりを感じられるような機能となっていて、いつもとはひと味違った写真が撮れることでしょう。
3-1-4 HUAWEI P10 Plus | 夜間撮影モード
スマホのカメラは夜景などの撮影には不向きだったりもしますが、HUAWEI P10 Plusでは夜間の撮影に特化したモードを利用することで綺麗に撮影することができます。
これまでスマホでの夜景撮影を諦めていたという人も、HUAWEI P10 Plusならこの1台で満足のいく夜景撮影ができるでしょう。
3-1-5 HUAWEI P10 Plus | モノクロ撮影
HUAWEI P10 Plusでは、モノクロカメラを使ってモノクロ写真の撮影も可能になっています。
こちらもフィルムモードと同じく、ポートレートやワイドアパーチャを使うことができ、一風変わった芸術的な写真を撮影することができます。
モノクロだけでも2,000画素あるので、モノクロ写真の独特な風合いの写真を綺麗に撮影することができます。
3-1-6 HUAWEI P10 Plus | PROモード
PROモードでは一眼レフカメラのように詳細な撮影設定の変更ができます。
ここではシャッター速度やISO感度など、計6項目の設定が可能です。
被写体や撮影条件に合わせた設定が可能なので、普段一眼レフカメラを使っている人もきっと満足できるでしょう。
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次の章では引き続き、HUAWEI P10 Plusのおすすめポイントを紹介します。
3-2 HUAWEI P10 PlusはLEICAインカメラが最高の自撮りをアシスト
画像引用元:HUAWEI P10 Plus | HUAWEI Japan
HUAWEI P10 Plusではメインカメラだけでなくインカメラでも、Leicaのレンズを採用しており、高画質なセルフィーの撮影ができるようになっています。
これにより被写体となる人物だけでなく、背景なども同時に綺麗に撮影をすることができます。
通常、メインカメラに比べて画質が劣ることが多いのですが、HUAWEI P10 Plusではメインカメラに負けず劣らずの高画質とセルフィーにぴったりな機能が搭載されています。
またインカメラのF値は1.9となっています。メインカメラの1.8と比べても遜色なく明るいレンズとなっており昼も夜も綺麗なセルフィー撮影できます。
では、ここからはインカメラの特徴を紹介していきます。
3-2-1 HUAWEI P10 Plus | Adaptive Selfie
セルフィーを撮影するときに困る場面といえば、複数人で撮影をする場面ではないでしょうか。
複数人になると手を伸ばして撮影をしても、なかなかうまく全員が収まらないということがよくあります。
しかし、HUAWEI P10 Plusでは複数人でのセルフィーも簡単に撮ることができる便利な機能が搭載されています。
「Adaptive Selfie」という機能では、被写体の人数を自動的に認識し、人数に合わせて画角を調整してくれます。
面倒な設定なども必要なく、アングルを調整する手間から解放されるので、今まで以上に手軽にセルフィーの撮影を楽しむことができるでしょう。
3-2-2 HUAWEI P10 Plus | ポートレート撮影
メインカメラでも紹介したポートレートモードでの撮影がインカメラでもできるようになっています。
通常、ポートレート撮影といえばメインカメラのみの機能であることが多いのですが、HUAWEI P10 Plusではインカメラにも対応しています。
もちろん、メインカメラ同様にインカメラでも背景のぼかし具合を調整しながらの撮影ができます。
画面で確認をしながら、最適な調整ができるでしょう。
3-3 HUAWEI P10 Plusは5.5インチの圧倒的大画面
画像引用元:楽天モバイル | HUAWEI P10 Plus
カメラがどれだけ綺麗に撮影できたとしても、見る画面が綺麗に表示できなければ意味がありません。
HUAWEI P10 Plusのディスプレイは5.5インチの大画面だけでなく、2Kの高解像度のディスプレイを採用しており撮影した写真も綺麗に見ることができます。
動画を視聴する時やゲームをする時にも、迫力のある大画面で楽しむことができるので、普段からよく動画を観たりゲームをしたりするという人にはオススメです。
さらに電子書籍をスマホで見る場合にも大画面であれば文字も見やすく目が疲れにくくなります。
スマホで色々なメディアを楽しみたいという人には、HUAWEI P10 Plusの大画面がオススメです。
また、HUAWEI P10 Plusは大画面ながら、ベゼルが狭いためやや横幅は小さくスリムなデザインなのでサイズの割に持ちやすく、操作もしやすくなっています。
実際に持ってみると、大きなスマホを持っているという感覚はあまりないのではないでしょうか。
3-4 HUAWEI P10 Plusの進化したCPU
画像引用元:HUAWEI P10 Plus スマートフォン | HUAWEI Japan
CPUはHUAWEIスマホではおなじみの独自プロセッサーであるKirin 960を搭載しており、高速処理が可能になっています。
また、HUAWEI P10 Plusでは独自のUIとして「EMUI5.1」が採用されており、これもシンプルで使いやすいと好評です。
「EMUI5.1」はシンプルで非常に使い勝手が良く、アプリの起動などもスムーズです。
感覚的には、他のAndroidスマホよりもややiPhoneに近い操作感でしょう。
他にも「HUAWEIウルトラメモリ」という、利用頻度の高いアプリの起動速度を高速化してくれる機能が搭載されています。
メモリの空き容量を自動で最適化することで、アプリの起動が30%ほど高速化されます。
さらに「HUAWEIウルトラレスポンス」では、タッチ操作をAIが学習することで、ユーザーのタッチ操作を予測しタッチ操作に対するレスポンスを高速化してくれます。
このように、HUAWEI P10 Plusに搭載されたCPUが、ユーザーの利用状況に合わせた高速化を実現してくれます。
まさに使うに連れて馴染んでくるスマホとなっています。
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次の章では、HUAWEI P10 Plusのデメリットを紹介します。
3-5 HUAWEI P10 Plusの大容量のストレージとバッテリー
メモリは4GB、ストレージは64GBと大容量のメモリとストレージを搭載しており、Androidスマホの中でも最大級の容量となっています。
さらに最大256GBのmicroSDカードも利用できるので、本体容量の不足に悩むこともなくなりそうです。
バッテリー容量は3,750mAhとなっており、こちらもAndroidスマホの中では1,2を争うレベルの大容量バッテリーとなっています。
満充電時には2日程度の利用が可能でバッテリー持ちも申し分ないでしょう。
さらに、付属の充電器などで急速充電に対応しており、約30分の充電で半分くらいの充電ができるようになっています。
朝の時間がない時などでも、さっと充電ができるので非常に便利です。
3-6 HUAWEI P10 Plusの指紋認証機能
画像引用元:HUAWEI P10 Plus | HUAWEI Japan
HUAWEIのスマホの多くは指紋認証が背面にあります。
しかしHUAWEI P10 Plusでは、前面に指紋認証があります。これに関しては好みが分かれるかもしれませんが、前面に指紋認証があることでロック解除からのシームレスな操作が可能となります。
また、iPhoneを利用している人にとっては前面の指紋認証は馴染み深いので、iPhoneからの買い替えにも違和感なく対応することができるでしょう。
4 HUAWEI P10 Plusのデメリット
ここまでHUAWEI P10 Plusのオススメのポイントについて見てきましたが、少し利用する上で気になる点についても紹介いたします。
4-1 HUAWEI P10 Plus | 防水性能が弱い
日本のスマホではお馴染みの防水機能ですが、HUAWEIのスマホにはこれまで搭載されていませんでした。
HUAWEI P10 Plusからは防水にも対応するようになりましたが、IPX3となっており日常生活における「防滴」程度と考えた方が良いでしょう。
4-2 HUAWEI P10 Plus | おサイフケータイ未対応
こちらも日本では馴染みの深い機能ではありますが、HUAWEI P10 Plusでは未対応です。
防水と合わせて、日本で当たり前のようについている機能がなかったり、弱かったりするのがHUAWEIスマホの唯一の弱点でしょう。
4-3 HUAWEI P10 Plus | au VoLTE非対応
HUAWEI P10 Plusはau VoLTEに対応しておらず、au回線を利用しているSIMカードは利用することができません。
最近流行りの格安SIMで言うところの、「UQ mobile」や「mineo(Aプラン)」などはau回線を利用しているため、使うことができません。
5 HUAWEI P10 Plusはカメラ撮影を楽しくする高性能スマホ
スマホのカメラは年々進歩しています。
その中でもHUAWEI P10 Plusのカメラ機能には目を見張るものがあります。
もちろん、スマホとしても高性能な独自CPUや大容量バッテリーを搭載しており、申し分ない性能となっています。
- インカメラにLEICAを採用したこだわりのスマホ
- カラーセンサーとモノクロセンサーを採用したデュアルレンズカメラ
- 多彩な撮影モードで味のある写真撮影が可能
他のスマホでは撮れないようなこだわりの1枚の撮影ができるので、これまで以上にスマホでの撮影が楽しくなることでしょう。
SNS時代の今だからこそ、その場の想いや感情を切り取ってすぐに共有できるスマホでの写真撮影にはこだわりたいものです。
HUAWEI P10 Plusではそれを可能にしました。
スマホのカメラにこだわりたいと言う人には間違いなくオススメの1台となっています。