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2017年6月に発売されたHUAWEIのSIMフリースマホ「HUAWEI P10」シリーズは、いまだに人気のあるシリーズです。
HUAWEIでは「P」「Mate」「nova」と3つのシリーズがありますが、「P」はデザイン性を重視したスタイリッシュなモデルです。
2018年の夏モデルで「HUAWEI P20」シリーズが発売され、発売から1年が過ぎた現在でも人気を集める秘密の理由は何でしょうか。
この記事では「HUAWEI P10」シリーズの3つのモデルを徹底比較します。
トップ画像引用元:HUAWEI | ファーウェイ オンラインストア 楽天市場店
1 「HUAWEI P10」シリーズとはどのようなシリーズなのか
画像引用元:HUAWEI P10 Plus スマートフォン | HUAWEI Japan
「HUAWEI P10」シリーズは、大人気であった前作「HUAWEI P9」「HUAWEI P9 lite」の後継にあたるモデルです。
高コストパフォーマンスや高画質なLeicaのカメラレンズはそのままに、より高性能で高画質化を果たしたのが「HAUWEI P10」シリーズです。
「HUAWEI P10」シリーズでは上位として「HUAWEI P10 Plus」がラインナップされていることが特徴で、購入を迷ってしまいます。
「HUAWEI P10」シリーズは写真やファッション性をテーマにしたシリーズです。
ちなみに「HUAWEI Mate 10」シリーズはテクノロジーやビジネスがテーマのハイスペックモデルのシリーズとして位置付けられています。
早速、各モデルのスペックを見ていきましょう。
1-1 「HUAWEI P10」シリーズのスペック
画像引用元:HUAWEI P10 スマートフォン | HUAWEI Japan
それぞれの特徴を見る前に、まずはカタログ数値を比較して基本性能を見てみましょう。
モデル | P10 | P10 Plus | P10 lite |
---|---|---|---|
サイズ | 145.3×69.3×6.98mm | 153.5×74.2×6.98mm | 146.5×72×7.2mm |
重さ | 145g | 165g | 146g |
カラー | ダズリングブルー グラファイトブラック プレステージゴールド ミスティックシルバー | ダズリングゴールド グリーナリー | サファイアブルー ミッドナイトブラック プラチナゴールド パールホワイト |
OS | Android 7.0 Nougat / Emotion UI 5.1 | ||
CPU | Huawei Kirin 960 オクタコア (2.4GHz A73×4、1.8GHz A53×4) | Huawei Kirin 658 オクタコア (2.1GHz×4、1.7GHz×4) |
|
メモリ | 4GB | 3GB | |
ストレージ | 内蔵:64GB スロット:microSD(最大256GB) | 内蔵:32GB スロット:microSD(最大128GB) |
|
通信速度 | 受信時最大262.5Mbps/送信時最大50Mbps | ||
通信方式 | [SIM 1] FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/19/20/25/26/28/29 TDD-LTE: B38/39/40/41 キャリアアグリゲーション: 2CA/3CA対応 W-CDMA: B1/2/4/5/6/8/19 GSM: 850/900/1800/1900MHz [SIM 2] WCDMA、GSMの上記周波数(音声通話のみ) Wi-Fi802.11a/b/n/ac準拠(2.4/5GHz) | [SIM 1] FDD-LTE: B1/3/5/7/8/18/19/26 (au VoLTE対応) TDD-LTE: B41 キャリアアグリゲーション: 2CA対応 W-CDMA:B1/5/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900MHz [SIM 2] GSMの上記周波数(音声通話のみ) Wi-Fi:802.11a/b/n/ac準拠(2.4/5GHz) |
|
Bluetooth | 4.2 | 4.1 | |
バッテリー | 3,200mAh | 3,750mAh | 3,000mAh |
ディスプレイ | 5.1インチ FHD(1,920×1,080) | 5.5インチ WQHD(2,560×1,440) | 5.2インチ FHD(1,920×1,080) |
指紋認証 | 前面下部 | 背面上部 | |
メインカメラ | カラーセンサー:1,200万画素 モノクロセンサー:2,000万画素 F値:2.2 | カラーセンサー:1,200万画素 モノクロセンサー:2,000万画素 F値:1.8 | カラーセンサー:1200万画素 F値:2.2 |
インカメラ | 800万画素 F値:1.9 | 800万画素 F値:2.0 |
|
USB | USB Type C | USB Type B |
HUAWEIのスマホ「Mate」「P」「nova」って何が違うの?比較してみた
次の章では、HUAWEI P10シリーズのデザインについて紹介します。
1-2 HUAWEI P10の特徴
画像引用元:HUAWEI P10 スマートフォン | HUAWEI Japan
CPU性能、メモリ搭載量ともに、最新スマホと比較しても遜色のないレベルです。
特に、3Dゲームや複数のアプリの同時使用などで高性能なスマホを求めるユーザーにとっても満足できるスペックとなっています。
「デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)」にも対応しています。
2枚目のnanoSIMカードスロットがmicroSDメモリーカードスロットと排他利用なので、DSDSとしてスマホを利用する場合は、microSDメモリーカードを使用できません。
しかし、ストレージ容量が64GBもあるので、動画の保存が特別に多い場合など以外は必要十分な容量ではないでしょうか。
バッテリー容量も3,200mAhと最新のスマホのミドルクラスと比較しても遜色ありません。
よほどハードに使用しなければ、1日は十分に持つ容量と言えます。
もし、外出中にバッテリーがなくなったとしても、急速充電に対応しているので短時間で十分なチャージが可能です。
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1-3 HUAWEI P10 Liteの特徴
画像引用元:HUAWEI P10 lite スマートフォン | HUAWEI Japan
CPU性能、メモリ搭載量ともに、最新スマホや上位機種と比較すると処理性能は物足りません。
しかし、インターネットや短時間の動画視聴など日常の利用ではストレスを感じることは少なく、まだまだ現役で活躍できるスペックです。
こちらもDSDSに対応し、2枚目のnanoSIMカードスロットがmicroSDメモリーカードスロットと排他利用なのは同様です。
バッテリー容量は3,000mAhで、日常利用においては必要十分な容量です。
もちろん、急速充電にも対応しています。
3Dゲームのプレイや複数のアプリを同時に使用するなど、よほどのハードな使用方法でなければ日常の利用でストレスを感じることは少ないでしょう。
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1-4 HUAWEI P10 Plusの特徴
画像引用元:HUAWEI P10 Plus スマートフォン | HUAWEI Japan
CPU、メモリ搭載量、ストレージ容量は前述の「HUAWEI P10」と同スペックです。
注目すべき点はバッテリー容量が3,750mAhまで拡大されていることです。
これらの面においては最新スマホに全く劣ることはありません。
バッテリー容量を考慮するとサイズが大きくなった「HUAWEI P10」という位置づけになっています。
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2 HUAWEI P10シリーズのデザイン
画像引用元:HUAWEI P10 Plus スマートフォン | HUAWEI Japan
格安スマホは、「安さだけが魅力」というイメージで、スペックも見た目も見劣りするというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
しかし、そのイメージを払拭したのが、「HUAWEI」の存在と言っても過言ではありません。
スペック、デザイン、価格の絶妙なバランスの取れたHUAWEIのスマホが次々ヒットしています。
手に持った時のサイズ感や、カラー、デザイン、さらには使い勝手もスマホを選ぶ際に重要なポイントですよね。
ここではユーザー目線の使用感にこだわり比較していきます。
2-1 HUAWEI P10のデザイン
画像引用元:HUAWEI P10 スマートフォン | HUAWEI Japan
外観デザインは金属製のバックパネルで高級感があり、滑りにくいのにザラザラしていない不思議な感覚のハイパーダイヤモンドカット加工が施されています。
カラー展開も豊富で選択の幅が広いのもうれしい特徴です。
前面ガラスパネルは2.5D曲面ガラス仕様に加え、ベゼル幅がスリムで洗練されたデザインになっていて、型落ちモデルのような感覚は全く感じません。
指紋認証センサーが、前面下部に配置されていてホームボタンと共用になっています。
テーブルに置いた状態でも簡単にロック解除ができ、センサーの認証精度や認証スピードが向上しているので、軽く触れただけでロックが解除されます。
1日に何度も行うロック解除の操作においてストレスを感じることのない仕様となっています。
ディスプレイサイズは5.1インチで、拡大傾向にあるスマホの中ではコンパクトですが、手に持った時のサイズ感が使いやすいサイズです。
解像度が1,920×1,080のISP液晶ディスプレイなので、最新のミドルクラススマホと比較しても遜色なく、十分なスペックを備えているといえます。
次の章では、HUAWEI P10シリーズのカメラ性能について紹介します。
2-2 HUAWEI P10 Liteのデザイン
画像引用元:HUAWEI P10 lite スマートフォン | HUAWEI Japan
HUAWEI P10 liteも低価格モデルでありながら、上位モデルと同じ2.5D曲面ガラスの採用など、デザインにも拘って作られています。
「HUAWEI P10 lite」は指紋認証センサーが背面に配置されていますが、手で持った時にちょうど指先が触れる位置にあります。
この位置のおかげで、操作性やセンサーの認証精度や認証スピードが優れているので違和感なく使用できます。
側面のフレームはダイヤモンド加工で、メタルの輝きは低価格モデルとは思えない高級感があり、機能・価格のバランスを考えると人気になったのも納得の仕上がりです。
サイズは5.2インチと大きすぎず小さすぎずで、携帯性を考えるとバランスの取れたサイズと言えるのではないでしょうか。
高精細フルHD液晶を搭載し、ややコントラストが強めですが、色合いが鮮やかで見やすい画面で、ブルーライトの気になる方は視力保護モードの設定が可能です。
2-3 HUAWEI P10 Plusのデザイン
画像引用元:HUAWEI P10 Plus スマートフォン | HUAWEI Japan
画面サイズが約5.5インチまで拡大されていることに加えて高画質化されているので、より高精細で臨場感のある画像や映像を楽しめます。
大画面を求めるかたにはうってつけのスマホです。
大画面スマホでながら、他のP10シリーズ同様に狭額デザインとなっているので、思ったよりも横幅がなく、スリムなデザインでサイズの割に持ちやすく操作もしやすくなっています。
カラー展開が2色と少なく、そのカラーも好みによりますが、不満を抱く方もいらっしゃるかもしれません。
3 HUAWEI P10シリーズカメラ性能を検証
それでは、HUAWEI P10シリーズのカメラ性能について詳しく紹介していきます。
3-1 HUAWEI P10のダブルレンズカメラ
画像引用元:HUAWEI P10 スマートフォン | HUAWEI Japan
HUAWEI P10には、老舗カメラメーカーのLeica製のダブルレンズのカメラが搭載されています。
他社のダブルレンズカメラを搭載したスマホの多くは、「望遠」と「標準(広角)」のレンズ構成となっています。
しかし、HUAWEI P10では「1,200万画素のカラーセンサー」と「2,000万画素のモノクロセンサー」となっています。
ズーム撮影にはモノクロレンズを使用し、2,000万画素の高画質を活かして、劣化の少ない画像を撮影できます。
また、人物の背景をぼかした撮影やモノクロ独自の風合いなど、まるで一眼レフで撮影したかのような雰囲気の再現が可能となっています。
さらに、光学手ブレ補正機能や4K画質(3,840×2,160)での動画の撮影機能も搭載されているなど、最新のフラッグシップスマホにも見劣りしない装備を与えられています。
3-2 HUAWEI P10 Liteのカメラ
画像引用元:HUAWEI P10 lite スマートフォン | HUAWEI Japan
アウトカメラには1,200万画素のシングルレンズ、インカメラは800万画素の構成で、今となっては平均的か少し劣る画素数ですが、撮影に便利な機能や楽しさをプラスαで備えています。
美白効果を調整できる「ビューティー自撮りモード」や、被写体をくっきり浮かび上がらせて、背景を自然にぼかせる「ポートレートモード」、「夜景モード」、「花火モード」があります。
また、マニュアルモードではシャッタースピードやホワイトバランスの調整やISO感度を細かく設定できます。
さらに、オートフォーカスも正確かつ高速なため、もうワンランク上の一眼レフで撮影したような写真を撮影することもできます。
3-3 HUAWEI P10 Plusのカメラ
画像引用元:HUAWEI P10 Plus スマートフォン | HUAWEI Japan
HUAWEI P10 Plusのカメラの最大の特徴は、P10のダブルレンズカメラをさらに強化して、高画質・高性能になっていることです。
アウトカメラのレンズのF値が、より明るい「F1.8」になっていて、夜景や屋内の暗いシチュエーションや背景をぼかした画像をより綺麗に撮影できます。
また、シリーズ最大5.5インチの大画面で解像度もフルHDよりも繊細なWQHDとなっています。
このおかげで、より高精細でリアルな質感の画像や映像に感じられるようにもなっています。
最新スマホが採用するデュアルカメラ・トリプルカメラのメリット
次の章では、HUAWEI P10シリーズの価格を紹介します。
4 HUAWEI P10シリーズを価格で比較
それぞれ、現在取扱いのあるMVNO各社の価格を比較しました。
発売から一定の期間が過ぎていることに加え、最新機種がすでに発売されているため、取扱いが少なくなっています。
しかし、人気を誇るシリーズだけに今でも新品を購入できます。
まだまだ最新スマホとして発売されているので選択の幅が広そうですね。
P10 | P10 Plus | P10 Lite | |
---|---|---|---|
楽天モバイル | 1回払い:65,664円 分割:2,736円×24回 +分割手数料 | 1回払い:73,224円 分割:3,051円×24回 +分割手数料 | 1回払い:32,378円 分割:1,349円×24回 +分割手数料 |
IIJmio | 取り扱いなし | ||
DMMモバイル | 1回払い:71,064円 分割:3,497円×24回 | 1回払い:78,624円 分割:3,869円×24回 | 取り扱いなし |
NifMo | 取り扱いなし | ||
exciteモバイル | 取り扱いなし | ||
イオンモバイル | 1回払い:65,664円 分割:2,736円×24回 | 1回払い:73,224円 分割:3,051円×24回 | 取り扱いなし |
(2018年7月現在)
5 HUAWEI P10シリーズはこんな人にオススメ
「HUAWEI P」シリーズの魅力は、性能・質感・価格のバランスが絶妙で、コストパフォーマンスに優れていることが「人気」の秘密なのではないでしょうか。
操作性も独自のEMUIにより、他社のAndroidスマホに比べてシンプルで操作性も抜群です。
iPhoneから乗換えたユーザーの方でも違和感なく操作できることも評価されています。
スマホを使用するシーンや頻度で、ご自身に合う「HUAWEI P」シリーズを見つけてみてはいかがでしょうか。
いずれにしても、このスペックで十分な方にとっては、まだまだ現役で使用できる高コストパフォーマンスであることには違いありません。
もう少し高いスペックが欲しい方は「HUAWEI Mate10 Pro」をご検討されるのも良いのではないでしょうか。
最後に、それぞれどのような方におススメなのかをまとめてみました。
HAUWEI P10を選ぶべき人
写真や映像をもっときれいに楽しみたいけど、コストを抑えたい人。
HUAWEI P10 Liteを選ぶべき人
とにかく低価格で、写真もきれいに日常の利用で楽しめるスマホが欲しい人。
HUAWEI P10 Plusを選ぶべき人
より高精細・大画面で写真以外も存分に楽しみたい人。
「HUAWEI P」シリーズで悩んでいる方は、是非参考にしてください。