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世界でもスマホメーカーとして知名度が高いファーウェイ(華為技術)は、毎年新製品を発売しています。
そこで今回は、2020年に発売されたHUAWEI P40 lite 5Gについて紹介します。
- SIMフリーの価格は43,780円
- カラーは3種類
- 6.5インチのディスプレイ
- CPUはKirin820を採用
- 4つの異なるカメラ機能
- 4,000mAh大容量バッテリー
- OSはファーウェイのEMUI 10.1を搭載
HUAWEI P40 lite 5Gの評価やスペックの特徴、SIMフリー版の価格、評判についても解説するので、ぜひ目を通してください。
ハイエンド~ミドルレンジのコスパ良好スマホを販売しているため、HUAWEIは人気が高いメーカーです。 そこで、この記事ではそんなHUAWEIの歴代スマホをご紹介します。また、2022年のラインナップから特におすすめの10機種をピックア[…]
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- HUAWEI P40 lite 5Gの価格(SIMフリー)
- HUAWEI P40 lite 5Gのスペック
- HUAWEI P40 lite 5Gの機能
- HUAWEI P40 lite 5Gのカメラ
- HUAWEI P40 lite 5Gのディスプレイ
- HUAWEI P40 lite 5Gのカラー/デザイン
- HUAWEI P40 lite 5Gのサイズ/重さ
- HUAWEI P40 lite 5Gのバッテリー
- HUAWEI P40 lite 5GのOS
- HUAWEI P40 lite 5Gの口コミ・評判
- HUAWEI P40 lite 5Gがおすすめな人
- クアッドカメラの性能が見逃せないHUAWEI P40 lite 5G
トップ画像引用元:HUAWEI P40 lite 5G | ファーウェイ・ジャパン
HUAWEI P40 lite 5Gの価格(SIMフリー)
画像引用元:HUAWEI P40 lite 5G | ファーウェイ・ジャパン
HUAWEI P40 lite 5Gは、2020年6月19日に発売されたミドルレンジスマホです。
まずは、HUAWEI P40 lite 5Gの価格を紹介します。
- ファーウェイ公式:43,780円
- ファーウェイ公式でガイド本がついてくる
- ガイド本(HUAWEI P40シリーズ完全ガイド)は市販で税込1,518円
HUAWEI P40 lite 5Gはドコモ・au・ソフトバンクでは販売されていません。
ファーウェイの公式サイトで購入可能です。
また、IIJmioやexciteモバイルなど格安SIM会社でも手に入ります。
HUAWEI P40 lite 5Gのスペック
画像引用元:HUAWEI P40 lite 5G | ファーウェイ・ジャパン
HUAWEI P40 lite 5Gのスペックは下記の通りです。
HUAWEI P40 lite 5Gのスペック | |
---|---|
ディスプレイ | 6.5インチ |
サイズ | 高さ:162.3mm 横幅:75mm 厚さ:8.58mm |
重さ | 189g |
アウトカメラ | メイン:6,400万画素 超広角:800万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 1600万画素 |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
CPU | Kirin820 オクタコア |
バッテリー | 4,000mAh |
生体認証 | 指紋 |
カラー | スペースシルバー ミッドナイトブラック クラッシュグリーン |
では、注目したい点をいくつか見てみましょう。
ベンチマークスコアは約37万点
HUAWEI P40 lite 5Gに搭載しているSoC(CPU含む)は「Kirin820」です。
AnTuTuベンチマークスコアでは約37万点という結果を出しました。
2019年に発表された「Kirin810」よりもCPU性能・GPU性能ともに約26%向上しています。
また、2018年に発表された「Kirin 980」とCPU性能は同等で、GPU性能は2万弱低い結果となりました。
「Kirin 980」はハイエンドスマホに搭載しているSoCです。
そのため、HUAWEI P40 lite 5Gの「Kirin820」は3年前のハイエンドスマホに使われるSoCに迫るような性能を持っています。
ベンチマークスコアが高いほど快適な動作につながるので、アプリの起動速度や使用感も数年前のスマホと比べるとスムーズに行えるでしょう。
メモリは6GB、ストレージは128GB
メモリは6GB搭載しています。
スマホゲームをよく利用する人以外は、基本的にメモリが4GBあれば十分です。
ストレージは128GBを搭載しているので、ある程度余裕を持って写真・動画・音楽を保存できるでしょう。
HUAWEIのNMカードを装着すると、さらに容量を最大256GB増やせます。
一般的に使われているmicroSDカードは、利用できないので注意してください。
HUAWEI P40 lite 5Gの機能
画像引用元:HUAWEI P40 lite 5G | ファーウェイ・ジャパン
次は、HUAWEI P40 lite 5Gの機能を見てみましょう。
- 5G対応:名称通り5Gに対応しているため、高速でインターネットが利用可能
- デュアルSIM:nanoSIMカードに対応したデュアルSIM設計※
- 指紋認証センサー:指紋認証センサーと電源が一体化したボタンを側面に搭載・0.25秒以内で画面ロックの解除可能
- 顔認証:生体認証機能として顔認証の設定が可能・指紋認証と組み合わせてセキュリティ面を強化が可能
- NFC対応:スマホ決済や周辺機器とペアリング、スマホ同士でのデータ通信が可能
指紋認証と顔認証の両方使えるので、ユーザーの好みに合わせて設定できます。
※HUAWEI NMカードとの排他利用
おサイフケータイに非対応
HUAWEI P40 lite 5GはNFCに対応していますが、FeliCaを使うようなおサイフケータイ機能は搭載していません。
FeliCaはNFCの規格の1つで、楽天Edyやnanaco、WAON、モバイルSuicaなどに使われています。
また、楽天ペイなどQRコード系の決済アプリも公式には非対応となっています。
日本の電子マネーやスマホ決済はHUAWEI P40 lite 5Gで使用できない可能性が高いので注意が必要です。
HUAWEI P40 lite 5Gのカメラ
画像引用元:HUAWEI P40 lite 5G | ファーウェイ・ジャパン
HUAWEI P40 lite 5Gには4つのレンズ(クアッドカメラ)を搭載しています。
メインカメラは約6,400万画素という高い数値を誇っています。
- メイン:6,400万画素
- 超広角:800万画素
- マクロ:200万画素
- 被写界深度:200万画素
- イン:1,600万画素
アウトカメラは、メイン・超広角・マクロ・被写界深度という4つの異なる機能で、風景や生き物など被写体に合わせて魅力的な写真を撮ることが可能です。
夜間や暗所など暗いシーンにも強く美しく撮れます。
その他、注目したいカメラ機能を見てみましょう。
- スーパーナイトセルフィー:一眼レフにも搭載しているBM3Dノイズ除去アルゴリズムで、真夜中でもノイズの少ない自撮りが可能
- 4K動画撮影:フルHDよりも4倍多い情報量で、高精細かつ立体感のある動画撮影が可能
- スローモーション撮影:960フレーム/秒のスローモーションビデオ機能を搭載
- デュアルビュー動画撮影:画面を分割した動画撮影が可能・一方は6倍ズーム、もう一方は広い被写体表示などユニークな動画が作れます
HUAWEI P40 lite 5GのアウトカメラはAIカメラのため、難しい設定をせずとも自動でシーン設定をして被写体を撮影してくれます。
HUAWEIのスマホ「Mate」「P」「nova」って何が違うの?比較してみたHUAWEI P40 lite 5Gのディスプレイ
画像引用元:Amazon | HUAWEI P40 lite 5G クラッシュグリーン
ディスプレイは約6.5インチの大きさでほぼベゼルレスです。
インカメラも画面隅に設計しているので、動画視聴などの際に視覚の邪魔をしません。
約90.3%の画面占有率で没入感を楽しめます。
- ディスプレイサイズ:6.5インチ
- 種類:TFT液晶
- 解像度:2,400×1,080ピクセル
ディスプレイの色域規格はNTSCを採用、色域96%をカバーしています。
また、TFT液晶を採用しているため、有機ELディスプレイとは違い逆光があっても画面が見やすいです。
外出時など太陽光が強い環境下でも操作がしやすいディスプレイとなっています。
HUAWEI P40 lite 5Gのカラー/デザイン
画像引用元:HUAWEI P40 lite 5G | 格安SIM/格安スマホのIIJmio
HUAWEI P40 lite 5Gは3つのカラーから選べます。
- スペースシルバー
- クラッシュグリーン
- ミッドナイトブラック
ボディには3Dガラスを採用しています。
スペースシルバーはグレーとピンクのグラデーションカラーが特徴でクラッシュグリーンは艶やかで反射するような深いエメラルドグリーンが目を惹きます。
スマホ自体の色合いが楽しめるようなカラーリングです。
イヤホンジャックがある
HUAWEI P40 lite 5Gの下部にはイヤホンジャックが搭載されています。
最近はワイヤレスイヤホンでの接続が主流になっていますが、やはり身近なところで手に入りやすい有線イヤホンが使えるのはポイントが高いです。
防水・防塵非対応
HUAWEI P40 lite 5Gは防水や防塵に対応していません。
濡れた手で触ったり雨の日に濡らしたりしないように、気をつける必要があります。
HUAWEI P40 lite 5Gのサイズ/重さ
画像引用元: HUAWEI P40 lite 5G スペック | ファーウェイ・ジャパン
HUAWEI P40 lite 5Gのサイズや重さをもう1度確認しましょう。
- 高さ:162.3mm
- 横幅:75mm
- 厚さ:8.58mm
- 重さ:189g
厚さは8.58mmですが、横から見るとカメラ部分だけもう少し厚みがあります。
机に置いたときのカメラ部分の接触が気になる人は、スマホカバーの装着がおすすめ。
重量は200g以内に収まっていますが、189gとやや重めです。
HUAWEI P40 lite 5Gのバッテリー
画像引用元:HUAWEI P40 lite 5G | ファーウェイ・ジャパン
HUAWEI P40 lite 5Gは、4,000mAh大容量バッテリーが備わっています。
使い方によりますが、遠出の際も安心して持ち歩けますね。
また、最大40WのHUAWEI SuperChargeテクノロジーによって、充電時間30分で約70%のバッテリーが回復します。
回復速度が速いため、「充電が遅くてイライラする」という心配も少ないです。
HUAWEI P40 lite 5GのOS
画像引用元:HUAWEI P40 lite 5G | ファーウェイ・ジャパン
HUAWEI P40 lite 5Gに搭載されているOSはファーウェイが独自に開発したEMUI 10.1 (Based on Android 10)です。
Android 10をベースにしていますが、GMS(Google Mobile Service)は基本的に使えません。
- Google Play ストア
- Gmail
- Google Chrome
- YouTube
- Google Maps、など
上記のアプリを活用している人は、GMSが使えなくなるデメリットを把握しておく必要があります。
HMS(HUAWEI Mobile Service)を使う
ファーウェイはGMSの代わりにHMS(HUAWEI Mobile Service)を用意しています。
HUAWEI P40 lite 5Gには標準で、HMSの音楽アプリやビデオアプリが搭載されています。
アプリストア「AppGallery」を使う
HUAWEI P40 lite 5GはGoogle Playストアが利用できません。
アプリをダウンロードする場合はファーウェイのアプリストア「AppGallery」からダウンロードすることになります。
現在、AndroidスマホやiPhoneを使用中の人は、今使っているアプリが「AppGallery」にあるのかチェックしたほうが良いでしょう。
Quick Appでアプリのインストールが不要
ファーウェイは、インストールせずにアプリサービスが使えるQuick Appを用意しています。
Quick Appで利用できるアプリならインストールが不要です。
通常、1GBに保存できるアプリは20前後ですが、Quick Appなら2,000以上のサービスの動作が可能とされています。
アプリによるストレージ不足に悩んでいる人には嬉しい機能です。
GMSはブラウザ版で使える
先ほど、HUAWEI P40 lite 5Gは基本的にGMS(Google Mobile Service)が使えないと説明しました。
しかし、GoogleマップやYouTubeなどはブラウザ版からアクセスすると利用できます。
ブラウザ版はアプリのように多機能ではなく使い勝手が良いとはいえませんが、「GMSがまったく使えなくなる」という問題はある程度解消します。
HUAWEI P40 Proの評価レビュー|スペックや中古SIMフリーの価格は?HUAWEI P40 lite 5Gの口コミ・評判
HUAWEI P40 lite 5Gは発売から1年以上が経過していて、口コミもある程度集まっているようです。
ここでは、実際に使用している人の口コミを見てみましょう。
カメラ機能は申し分なし
P40 lite 5G、5G対応だけでなく、何気にこの値段でセンサーサイズがXperia 1 IIと同じ1/1.7というのもデカい。ミドルレンジにこのカメラかよという破壊力がある。HMSでなければ、めちゃくちゃ売れたんだろうなぁ。。。
— Junya ISHINO/石野純也 (@june_ya) June 17, 2020
メインの6,400万画素など、4つの異なる機能を搭載したクアッドカメラの評判は良いです。
「4万円台で高性能なカメラ機能があるスマホ」という特徴は見逃せません。
カメラ機能だけでも満足している人は多くいます。
バッテリー持ちが良い
P40lite電池持ちは1日テザリングONでも切れる事は無いしテザリング機としては非常に優秀
バッテリーの持ちは最高🙃
GMS…— tasuku (@bma3tsk) May 12, 2021
4,000mAhの大容量バッテリーは「持ちが良い」と評判です。
テザリング機能を使っても長持ちするのは嬉しいですね。
Google純正のアプリが使えない
不動のサブスマホHUAWEIもP40 Lite 5GがGMS無いのが解決できないわけではないけどちょっと不便が多いんですよね。いくつか使いたいアプリが動かない。
— わたとか(腑熔) (@w4tka) July 24, 2021
やはり、GMS(Google Mobile Service)が使えないという点で評価が低いです。
アメリカ政府のファーウェイに対する制裁により、ファーウェイが開発・発売するスマホはGoogleサービスのインストールやアップデートが不可になりました。
それに伴い、基本的にGMSが利用できず、Google純正のアプリが使えません。
GmailやGoogle Chrome、Google ドライブなどのアプリを普段から利用していた人にとっては、不便に感じるでしょう。
HUAWEI P40 lite 5Gがおすすめな人
画像引用元:HUAWEI P40 lite 5G | ファーウェイ・ジャパン
HUAWEI P40 lite 5Gがおすすめな人の特徴を紹介します。
- カメラ機能・性能にこだわっている
- Googleサービスやアプリを使えなくても大丈夫
- おサイフケータイ機能はなくても良い
- バッテリー持ちの良いスマホが欲しい
- 購入価格を5万円以内に収めたい
HUAWEI P40 lite 5Gはカメラ機能にかなり定評があります。
さまざまな被写体を美しく残したい人におすすめです。
クアッドカメラの性能が見逃せないHUAWEI P40 lite 5G
画像引用元:HUAWEI P40 lite 5G | ファーウェイ・ジャパン
今回はHUAWEI P40 lite 5Gについて紹介しました。
もう1度ポイントをまとめます。
- 価格は43,780円:ファーウェイの公式で購入可
- SoC(CPU含む)はKirin820を採用:AnTuTuベンチマークスコアは約37万点
- メモリは6GB、ストレージは128GB:NMカード装着で容量を256GB増やせる
- 5G対応でデュアルSIM:高速通信ができるほか、2つのSIMが使える
- クアッドカメラ:メインカメラは約6,400万画素の高画素数。4つの異なるカメラで被写体やシーンに合った1枚が撮れる。
- ディスプレイサイズは6.5インチ:画面占有率が90.3%の没入型スマホ
- 大容量バッテリー:バッテリーは4,000mAhだから長時間持つ
- おサイフケータイが使えない:日本の主要な電子マネー・スマホ決済の利用は難しい
- GMSが使えない:HMSの利用やブラウザ上でGMSを使う
- microSDカードは利用不可:ファーウェイのNMカードの用意が必要だがNMカードは他社のスマホで利用不可
- 防水防塵機能なし:濡れた手で触らない・雨に濡れないようにする
- ドコモ・au・ソフトバンクで購入不可:ファーウェイの公式サイトや格安SIM会社で入手可能
HUAWEI P40 lite 5Gは5G対応のほか、メモリやストレージもミドルレンジスマホとしては十分です。
カメラ機能に定評があり口コミでも高評価を得ています。
さらに、バッテリーが大容量なので5G通信を行っても長持ちするでしょう。
日本で主流になっている電子マネーやスマホ決済が使えないことや、GMSアプリが使えないという点は注意が必要です。
気になるところや注意点に気をつけて、購入を検討してください。
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