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新しいスマホを購入するにあたって、「画面サイズ」と「スペック」を重視する人は多いようです。
そこで、この記事では最新Androidスマホの中から、HUAWEI Mate 20 ProとGoogle Pixel 3 XLを比較しながら紹介していきます。
どちらも大画面でハイスペックなスマホなので、画面サイズとスペックを重視する人はぜひチェックしてみてください。
トップ画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro | モバイル | ソフトバンク
- HUAWEI Mate 20 ProとGoogle Pixel 3 XLのスペックと特徴を徹底比較
- よくあるスマホの利用シーン別にオススメの機種をチョイス
- 購入時に気になる価格を紹介
1 HUAWEI Mate 20 ProとGoogle Pixel 3 XLのスペックの違いを徹底チェック!
画像引用元:Google Pixel 3 – 日本 – 世界を見る新しい方法 – Googleストア
最初にMate 20 ProとPixel 3 XLのスペックを詳しくみていきましょう。
ハイスペックスマホを求める人にとって、最も気になるポイントなのでしっかりチェックします。
購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
Mate 20 Pro VS Pixel 3 XL スペック比較表
項目 | Mate 20 Pro | Pixel 3 XL |
---|---|---|
発売日 | 2018年11月30日 | 2018年11月1日 |
SoC | Kirin 980 | Snapdragon 845 |
OS(発売時点) | Android 9 (Pie) | Android 9 (Pie) |
RAM容量 | 6GB/8GB | 4GB |
ストレージ(ROM) | 128GB/256GB ※NMカード対応 | 64GB/128GB ※外部メモリ非対応 |
ディスプレイ解像度 | 3,120 x 1,440 | 2,960 x 1,440 |
ディスプレイサイズ | 6.39インチ OLED | 6.3 インチ OLED |
バッテリー容量 | 4,200 mAh | 3,430 mAh |
アウトカメラ | 40MP(広角) 20MP(超広角) 8MP(テレフォト) ※トリプルレンズ | 12.2MP |
インカメラ | 24MP | 8MP(広角) 8MP(標準) ※デュアルレンズ |
スペックを比較する際には、こちらの表をチェックしてみましょう。
1-1 総合性能
画像引用元:Antutu Benchmark – Apps on Google Play
最初に、Mate 20 ProとPixel 3 Xlの総合的なスペックをベンチマークソフトでチェックします。
有名ベンチマークソフト「AnTuTu Benchmark」のスコアは次の通りです。
- Mate 20 Pro: 約315,000
- Pixel 3 XL: 約222,000
こうしてみてみると、Mate 20 Proの方がスコアが高いことが分かるでしょう。
より高いスペックを求める場合は、Mate 20 Proを選ぶのがオススメです。
なお、2018年12月時点でスコア300,000超えのものは他にiPhone XS/XS Max/XRの3機種のみで、AndroidデバイスではMate 20 Proが初めてとなります。
1-2 ハイエンドSoCを搭載!
Mate 20 ProはHiSiliconが開発するKirinシリーズ最高峰の「Kirin 980」を、Pixel 3 XLはQualcommが開発するSnapdragonシリーズ最高峰の「Snapdragon 845」を搭載しています。
いずれも2018年のハイエンドスマホとしてふさわしいスペックを備えたSoCなので、最新の重い3Dゲームなども問題なく動かせるでしょう。
1-3 ストレージ容量と外部メモリ対応状況には要注意
音楽や画像、動画などをスマホ内にたくさん保管したいと考えている人は、ストレージ容量と外部メモリ対応状況に注意してください。
Mate 20 Proのストレージ容量は128GBまたは256GBで外部メモリはNMカードに対応しています。
ただし、NMカードはHUAWEI独自の外部メモリで、1GBあたりの単価がmicroSDより高く、取り扱いも非常に少ないので注意してください。
一方のPixel 3 XLのストレージ容量は64GBまたは128GBで、外部メモリには一切対応していません。
よって、大容量データを扱う場合にはクラウドストレージサービスなどを利用する必要があるでしょう。
1-4 ディスプレイ性能はほぼ同等
大画面スマホを購入したい人にとって、ディスプレイサイズと解像度は最も重要なポイントです。
Mate 20 ProとPixel 3 XLはいずれもOLED(有機ELディスプレイ)を搭載していて、ディスプレイサイズと解像度もほぼ同等になっています。
厳密にみていくとMate 20 Proの方が少し上回っていますが、実用性という面ではほぼ差がないといえるでしょう。
またMate 20 Pro、Pixel 3 XLともにディスプレイ上部にノッチがついているので、気になる人はショップなどで実機を確認してください。
1-5 AndroidのバージョンとUI
画像引用元:Android 9 Pie
OSのバージョンはいずれの機種もAndroid 9(Pie)で、2018年にリリースされた最新のOSです。
特にPixel 3 XLはピュアAndroidを搭載しているため、余計なものが入っておらず迷わずに使えるでしょう。
Android 9はホームボタンやドロワーの改善と共に、ディスプレイのノッチもOSレベルでサポートします。
そのため、ノッチのあるMate 20 ProやPixel 3 XLを十分に活用できるでしょう。
画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro | モバイル | ソフトバンク
一方のMate 20 Proは、HUAWEI独自のEMUI 9.0が搭載されています。
EMUIは設定画面が異なっていたり、アプリドロワーが存在しなかったりするため、標準のAndroidとはかなり使い勝手が異なります。
HUAWEI以外のスマホから買い替えた場合、慣れるまでかなり使いにくいと感じるので心配な場合はショップで実機を確認しましょう。
1-6 カメラ性能には大きな差がある
カメラにこだわってスマホを選ぶ人もいるかもしれません。
Mate 20 Proは40メガピクセルの広角レンズに20メガピクセルの超広角レンズ、8メガピクセルのテレフォトレンズを組み合わせたトリプルレンズを採用しています。
一方のPixel 3 XLは12.2メガピクセルのシングルレンズなので、写真のクオリティにこだわりたい人にはMate 20 Proをオススメします。
こうしてスペックを細かくチェックすると、Mate 20 ProとPixel 3 XLにはそれぞれ違った特徴があることがわかったのではないでしょうか?
自分がスマホに何を求めるかを吟味した上でスペックを確認し、最適なスマホを選んでいきましょう。
次の章では、よくあるスマホの利用方法別にMate 20 ProとPixel 3 XLのどちらがオススメかを紹介します。
最新スマホ比較|サイズ・カメラ・スペック・価格あらゆる面から評価2 よくあるスマホの利用用途とオススメのスマホを紹介!
画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan
ここまで、Mate 20 ProとPixel 3 XLのスペックと特徴を紹介していきました。
それぞれのスマホのメリットとデメリットを理解できたかもしれません。
次に、よくあるスマホの利用用途別に、Mate 20 ProとPixel 3 XLのどちらがオススメかをチェックしていきます。
ここでチェックする利用用途は次の通りです。
- 最新の3Dゲームを存分にプレイしたい!
- ブラウジングやメール、SNSを快適に利用したい!
- 初心者なので簡単に使えるスマホを選びたい!
- 写真を取るからカメラにこだわりたい!
- 外出時に音楽プレイヤーや動画プレイヤーとして使いたい!
2-1 最新の3Dゲームを存分にプレイしたいならMate 20 Pro
画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro | モバイル | ソフトバンク
大画面でハイスペックなスマホを選ぶ理由が「ゲーム」だという人は多いものです。
特に3Dゲームは重く、より高いスペックが求められるでしょう。
したがって、ゲームを思う存分プレイしたい人にはMate 20 Proがオススメです。
総合性能の項目でもみてきた通り、ベンチマークスコアにかなりの差があるため、よりスペックの高いMate 20 Proを選んだほうが快適にプレイできます。
2-2 ブラウジングやメール、SNSを快適に利用したいなら好みで選ぼう!
スマホで重い処理をせず、ブラウジングやメール、SNSなどの日常利用がほとんどという人には、好みに合わせて好きな方を選びましょう。
日常利用において高いスペックが求められることはあまりないため、Mate 20 ProでもPixel 3 XLでも問題なく利用できます。
そのため、大容量ストレージが欲しいならMate 20 Pro、シンプルに使いたいならPixel 3 XLという感じで、自分が他に何を求めるかを考えた上で選ぶのがオススメです。
2-3 初心者で簡単に使えるスマホを選びたいならPixel 3 XL
初めてスマホを使う場合など、シンプルで使いやすいスマホを求めている場合はPixel 3 XLがオススメです。
Mate 20 Proは先程も紹介した通り、EMUI 9.0という独特のUIが搭載されています。
Androidの標準UIと使い勝手かなり異なるので、慣れるのに時間がかかるでしょう。
標準と異なるということは、迷った時に検索してもなかなか答えが出てこないということでもあります。
そのため、シンプルで使い勝手のいいPixel 3 XLがオススメです。
Google Pixel3レビュー|超シンプルなピュアAndroidの真価とは?
2-4 写真を撮るからカメラにこだわりたいならMate 20 Pro
旅行写真やファッション写真などをSNSに公開しているという人も多いかもしれません。
そのような使い方をする場合、カメラの性能にこだわりたいと思うでしょう。
スペックの項目でみてきた通り、アウトカメラの性能はMate 20 Proが優れています。
超高解像度のトリプルレンズカメラを搭載しているので、ハイクオリティな写真が撮れそうです。
一方のPixel 3 XLはシングルレンズカメラなので、どうしても見劣りしてしまいます。
インカメラは逆に、Pixel 3 XLがデュアルレンズでMate 20 Proがシングルレンズです。
ただし、解像度はMate 20 Proの方が高いので注意してください。
こうして総合的に考えてみると、カメラにこだわるならMate 20 Pro一択だといえるでしょう。
HUAWEI Mate 20 Proレビュー|最強Androidのスペックと価格
2-5 外出時に音楽プレイヤーや動画プレイヤーとして使いたいならMate 20 Pro
スマホに音楽や動画をたくさん保管し、外出時に視聴するという使い方も人気です。
このような使い方をする場合に重視すべきなのはストレージ容量です。
ストレージ容量が少ないと保管できる音楽や動画が少なくなり、すぐにいっぱいになってしまうので注意してください。
よって、このような使い方をする人にオススメなのはMate 20 Proだといえるでしょう。
コストはかかるものの、NMカードを購入して挿入するだけで簡単に容量を増やせるため、手軽に大容量データを保管できます。
スマホに音楽や動画を入れておけば、回線環境のない所でも楽しめるのでとてもオススメです。
Pixel 3 XLではクラウドストレージなどを利用しなければならず、回線環境がなければストリーミング再生ができないので注意してください。
- 最新の3Dゲームを存分にプレイしたいならMate 20 Pro
- 写真を撮るからカメラにこだわりたいならMate 20 Pro
- 外出時に音楽プレイヤーや動画プレイヤーとして使いたいならMate 20 Pro
- ブラウジングやメール、SNSを快適に利用したいなら好みで選んでOK
- 初心者で簡単に使えるスマホを選びたいならPixel 3 XL
次の章ではMate 20 ProとPixel 3 XLの価格をチェックしていきます。
3 HUAWEI Mate 20 ProとGoogle Pixel 3 XLの価格を徹底チェック!
画像引用元:Google Pixel 3・Google Pixel 3 XL | 製品 | NTTドコモ
ここまでチェックして、悩んでいた人でもどちらのスマホを購入するか決めたかもしれません。そこで、最後に価格をチェックしていきましょう。
コストパフォーマンスを重視する場合は特に、しっかりみておいてください。
3-1 HUAWEI Mate 20 Proの価格
キャリア | 機種代金 (一括) | 実質負担金 (機種変更) | 購入 |
---|---|---|---|
SIMフリー(直販) | 120,830円 | - | - |
ソフトバンク | 120,960円 | 60,480円 ※1 |
Mate 20 ProはHUAWEI直販サイトとソフトバンクで発売されています。
なお、ソフトバンクは分離型プランを採用していて、一般的な2年契約では半額サポートに加入しないと機種代金が値引きされないので注意してください。
そのため、最もお得でオススメの購入方法はHUAWEI直販サイトでSIMフリー版を購入し、契約したいキャリアに持ち込むというものです。
MVNOで利用したい人もこの方法を使ってみてください。
なお、価格自体はPixel 3 XLの128GB版より安価になっているため、コストパフォーマンス重視の人にもオススメです。
ソフトバンクのHUAWEI Mate 20 Proに機種変更|お得に購入する完全ガイド
3-2 Google Pixel 3 XLの価格
64GB 128GB | 機種代金 (一括) | 実質負担金 (機種変更) | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 取扱なし 126,360円 | 取扱なし 60,264円 ※1 | |
ソフトバンク | 119,520円 131,040円 | 59,760円 65,520円 ※2 | |
SIMフリー (Google ストア) | 119,000円 131,000円 | - | Google ストア |
※2 半額サポートを利用し、25ヶ月目に機種変更した場合の価格
Pixel 3 XLはMate 20 Proよりやや高く、128GB版は約130,000円となっています。
お得に購入したい人はドコモでの購入がオススメです。他キャリアを使っている人でも、MNPしてもいいと考えている人はこちらを検討してみてください。
ただし、ドコモでは64GB版の取扱がないので注意しましょう。
なお、MVNOでの運用を考えている人はMate 20 Proと同様にGoogle StoreでSIMフリー版を購入し、持ち込み契約をするのがオススメです。
4 HUAWEI Mate 20 Pro VS Google Pixel 3 XL 徹底比較のまとめ
画像引用元:Google Pixel 3 – 日本 – 世界を見る新しい方法 – Googleストア
今回は大画面でハイスペックなスマホの代表機種として、Mate 20 ProとPixel 3 XLをピックアップして徹底比較していきました。
どちらも特徴的なスマホなので、最後にMate 20 ProとPixel 3 XLのオススメポイントをまとめて振り返ってみましょう。
- 総合的なスペックはMate 20 Proの圧勝
- 両機種ともAndroid 9を搭載
- Mate 20 Proは外部メモリにも対応
- ディスプレイ性能はほぼ互角
スペックを重視する場合は総合性能で勝っているMate 20 Proがオススメです。
とはいえ、どちらもハイエンドスマホなので日常利用で問題が生じることはほぼないでしょう。
そのため、外部メモリの対応状況や使いやすさ、デザインなど自分の好みで選んでも問題ないといえるかもしれません。
3Dゲームなどの重い処理を頻繁に実行する人は、スペックの差を意識しましょう。
- 重い3Dゲームを存分にプレイしたい人
- カメラ性能を求める人
- 大容量ストレージを必要とする人
- コストパフォーマンス重視の人
- Google製スマホを使いたい人
- シンプルに使えるスマホを選びたい人
Mate 20 ProとPixel 3 XLがどんな人にオススメかをまとめると上記の表のようになります。
自分の使い方を吟味し、満足できる方を選びましょう。
まだ決めかねている人は、Google製スマホにこだわりが無い限りMate 20 Proを選ぶのがオススメです。
スペックも高く、それでいて価格が安いのできっと満足の行く買い物ができるでしょう。
それぞれのスマホのメリット・デメリットをよく考えた上で自分にピッタリの1台を選んでみてください。
最適なスマホを選べば、快適で楽しいスマホライフを送れるでしょう!
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