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今回は人気のAndroidスマホHUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proを徹底的に比較し、どちらのモデルが買いなのかを解説します。
HUAWEIのスマホは低価格の格安モデルが人気ですが、キャリアからは高性能モデルも販売されています。
ただ、細かな違いはよくわかりませんよね。
ここでの解説を参考に、ぜひあなたの用途にあった1台を見つけてくださいね!
- HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proのスペックを徹底比較
- HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proの機種代金
- HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Pro各キャリアの月額料金
- HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Pro利用シーン別のおすすめはこれ!
トップ画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan
1 HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proのスペックを徹底比較
画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan
まずHUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proの基本スペックを確認しましょう。
どちらのモデルもトリプルカメラを搭載していますが、全体的な性能はHUAWEI Mate 20 Proに軍配が上がります。
HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proのスペック
項目 | HUAWEI Mate 20 Pro | HUAWEI P20 Pro |
---|---|---|
本体サイズ | 高さ:157.8 mm 幅:72.3 mm 厚さ:8.6 mm | 高さ:155 mm 幅:74 mm 厚さ:7.9 mm |
重さ | 189g | 180g |
CPU | Kirin980 2.6GHz + 1.92GHz(オクタコア) | Kirin970 2.4GHz+1.8GHz(オクタコア) |
OS | Android 9 | Android 8.1 |
ストレージ(ROM) | 128GB | 64GB |
メモリ(RAM) | 6GB | 4GB |
画面サイズ | 6.3インチ OLED 3,120 × 1,440(WQHD+) | 6.1インチ OLED 2,240 × 1,080(FHD+) |
メインカメラ | 40MP+20MP+8MP トリプルカメラ | 40MP+20MP+8MP トリプルカメラ |
サブカメラ | 24MP | 24MP |
購入 |
1-1 処理速度は圧倒的にHUAWEI Mate 20 Proが優秀
画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan
HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 ProのSoCは1世代の違いしかありません。
しかし、ベンチマークアプリで測定するとKirin 980の方が圧倒的に高いスコアになります。
HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proのベンチマーク
- HUAWEI Mate 20 Pro:約270,000スコア
- HUAWEI P20 Pro:約170,000スコア
これは、Kirin980でコア構成を変えて平均的な処理速度が向上したことや、GPUの性能向上したためですね。
特にコア構成の変更はヘビーユーザーだけでなくライトユーザーにも恩恵があります。
Kirin980とKirin970のコア数
- Kirin980:高速2コア+中速2コア+低速4コア
- Kirin970:高速4コア+低速4コア
高速コアが多い方が処理性能がよく思われますが、実は最高速度が必要な処理はそう多くありません。
中速コアに適切に処理を回すことで、結果的に約4割の速度向上と約3割のバッテリー持ち向上を実現しています。
全体的な快適性を見るなら、HUAWEI Mate 20 Proを選んだ方がいいということですね!
1-2 HUAWEI Mate 20 Proはホームボタン廃止で画面サイズ向上
画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan
HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proのデザインを比較すると、HUAWEI Mate 20 Proは次の特徴があります。
HUAWEI Mate 20 Proのデザイン
- ホームボタンを廃止した全画面モデル
- ベゼルレス+ホームボタンの分画面サイズが向上
- HUAWEI P20 Proより少し分厚い
ホームボタンを廃止したスペースも画面に割り当てられているため、HUAWEI Mate 20 ProはHUAWEI P20 Proより若干縦長になっています。
そのため、WebサイトやSNSのタイムラインなどスクロールの多くなる場面でより使いやすくなるでしょう。
また、解像度も向上しているので、HUAWEIの強みであるトリプルカメラとの相性抜群です。
とはいえ、どちらも有機ELを採用した高解像度モデルです。
処理性能やカメラ性能にこだわりがなければ、ホームボタンの有無で選んでもいいかもしれませんね。
1-3 カメラ性能はHUAWEI Mate 20 Proの方が優秀!
画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan
HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proのカメラを比較しても、スペック上の画素数は同じです。
ただ、HUAWEI Mate 20 Proは機械学習機能として搭載されているNPUが2枚に増え、さらにNPUの機能も強化されています。
結果的にシーン判定やリアルタイムの画像処理能力が向上し、撮影する写真・動画もよりキレイに!
スペックで判別しにくい部分ですが、カメラ性能重視ならHUAWEI Mate 20 Proを選んだ方がいいですね!
- 処理能力はHUAWEI Mate 20 Proが圧倒的に優秀
- ディスプレイはHUAWEI Mate 20 Proの方が大きいが、ホームボタンが廃止された
- カメラ性能はNPUの差でHUAWEI Mate 20 Proに軍配
総合的に見てHUAWEI Mate 20 ProはHUAWEI P20 Proの上位互換機種といえます。
次の章でHUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proの機種代金や月額料金を比較しましょう。
HUAWEI Mate 20 Proレビュー|最強Androidのスペックと価格2 HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proの機種代金
HUAWEI Mate 20 Proはソフトバンクや格安SIMで取り扱いがありますが、HUAWEI P20 Proはドコモのみの販売です。
それぞれ機種代金が異なるので、購入前にしっかりチェックしましょう。
2-1 HUAWEI Mate 20 Proの機種代金
画像引用元:HUAWEI Mate 20 Pro,HUAWEI Kirin 980, Leicaトリプルレンズカメラ, AI | HUAWEI Japan
HUAWEI Mate 20 Proは、ソフトバンクが販売しています。
機種代金自体に割引はありませんが、半額サポート for Androidを利用することで事実上半額になります。
ソフトバンクのHUAWEI Mate 20 Pro機種代金
契約種別 | 機種代金 | 購入 |
---|---|---|
MNP | 2,520円 × 24回 (総額60,480円) | |
新規契約 | ||
機種変更 |
ただ、半額サポート for Androidは単純な値引きではありません。
適用条件を満たせるかしっかり確認してから利用するようにしましょうね!
2-2 HUAWEI P20 Proの機種代金
画像引用元:HUAWEI P20 Pro HW-01K | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
HUAWEI P20 Proは、国内キャリアではドコモのみ取り扱っています。
ドコモの機種代金はMNPと新規契約は端末購入サポートによる大幅な割引があり、機種代金自体が安くなります。
機種変更も月々サポートが適用されるので、2年間使えば実質価格は新規契約と同じです。
ドコモのHUAWEI P20 Pro機種代金
契約種別 | 機種代金 | 購入 |
---|---|---|
MNP | 432円 × 24回 (総額10,368円) | |
新規契約 | 783円 × 24回 (総額18,792円) |
|
機種変更 |
HUAWEI Mate 20 Proよりかなり安く購入できるので、コスパ重視ならHUAWEI P20 Proを選ぶといいですね!
2-3 ドコモの端末購入サポートについて
ドコモでHUAWEI P20 Proを新規・MNPで購入する場合、端末購入サポートで機種代金が大幅に割引されます。
一見お得ですが、端末購入サポートで購入する場合は最低利用期間が設定されるので注意してください。
- 購入から1年間は同一機種で利用
- 期間内に機種変更・解約を伴う手続きで違約金が発生
一般的なスマホの違約金は解約時に発生しますが、端末購入サポートを利用すると機種変更でも違約金対象になります。
違約金の金額は割引額の半額なので、新規契約なら39,852円、MNPなら44,064円です。
購入後すぐに機種変更することはないでしょうが、1年間は機種変更もできないことに注意しましょうね!
ドコモの端末購入サポートと月々サポートは終了。解除料や契約期間を確認2-4 ソフトバンクの半額サポート for Androidについて
ソフトバンクでは、機種代金を事実上半額にする「半額サポート for Android」を提供し、端末価格を抑えられます。
ただ、半額サポート for Androidでお得になるには次の条件を満たす必要があります。
- 2年目(25ヶ月目)に機種変更する
- 機種変更時にソフトバンクに旧端末を引き渡す
つまり、2年以上同じ機種を使う場合や2年目にMNPする場合はお得にならないということです。
半額サポート for Androidを利用する場合は、きっかり2年で機種変更するようにしましょうね!
3 HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Pro各キャリアの月額料金
続いて前章で確認した機種代金を含め、HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proを購入した場合のランニングコストを計算します。
なお、今回は契約者の多い最低限の通話プランと5GBのデータ量で計算しています。
3-1 HUAWEI Mate 20 Proを購入する場合の料金シミュレーション
ソフトバンクは2018年9月6日から新プラン「ウルトラギガモンスター+」を開始しました。
同時に段階制定額の「ミニモンスター」も開始しましたが、5GB以上使うならウルトラギガモンスター+が最安値になります。
1人でHUAWEI Mate 20 Proを購入する場合のランニングコスト
項目 | 料金 |
---|---|
通話料金 | 1,200円 |
ネット接続料 | 300円 |
データ定額 | 4,980円 |
機種代金 | 2,520円 |
月額 | 9,000円 |
2年間合計 | 228,000円 |
ウルトラギガモンスター+は50GBのデータ量があり、さらに家族4人以上なら各回線2,000円の割引があります。
家族4人でHUAWEI Mate 20 Proを購入する場合のランニングコスト
項目 | 料金 |
---|---|
通話料金 | 4,800円 |
ネット接続料 | 1,200円 |
データ定額 | 11,920円 |
機種代金 | 10,080円 |
月額 | 28,000円 |
2年間合計 | 720,000円 |
自宅にWi-Fi環境がない方や外出中に動画を見る方など、データ量をたっぷり使う可能性があるならソフトバンクでHUAWEI Mate 20 Proを買うのがベストですね!
3-2 HUAWEI P20 Proを購入する場合の料金シミュレーション
HUAWEI P20 ProはMNPの価格がかなり安いので、ランニングコストを抑えて使うにはピッタリです。
1人でHUAWEI P20 Proを購入する場合のランニングコスト
項目 | 料金 |
---|---|
通話料金 | 1,700円 |
ネット接続料 | 300円 |
データ定額 | 5,000円 |
機種代金 | 432円 |
月額 | 7,432円 |
2年間合計 | 178,368円 |
ソフトバンクでHUAWEI Mate 20 Proを買うより大幅に安くなる反面、データ量を大幅に超えても20GBまでのプランとなります。
そのため、Wi-Fiを活用してデータ量を節約して使う方に向いているプランとなりますね。
なお、ドコモのデータ定額は家族で共有するベーシックシェアパックがあり、個別で契約するより安く使えます。
家族4人でHUAWEI P20 Proを購入する場合のランニングコスト
項目 | 料金 |
---|---|
通話料金 | 6,800円 |
ネット接続料 | 1,200円 |
データ定額 | 13,500円 |
機種代金 | 1,728円 |
月額 | 23,228円 |
2年間合計 | 557,472円 |
ランニングコストを最重視するなら、ドコモでHUAWEI P20 Proを購入するのがお得ですね!
次の章で利用シーン別にHUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proのどちらがおすすめかを解説します。
4 HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Pro利用シーン別のおすすめはこれ!
ここからは利用シーン別にHUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proのどちらがおすすめなのかを解説します。
あなたの使い方に合わせて機種選びをする参考にしてくださいね!
4-1 ゲーム中心で使うならHUAWEI Mate 20 Pro
スマホでゲームをたっぷりプレイするなら、HUAWEI Mate 20 Proがおすすめです。
スペックの比較でも解説しましたが、HUAWEI Mate 20 Proに搭載されているKirin980はかなり高性能なSoCとなります。
特にグラフィック性能がKirin970より向上し、さらに電池持ちも良くなっているからですね。
- CPU性能:37%アップ
- GPU性能:46%アップ
- GPU電池効率:178%アップ
また、ゲームプレイ中はGPU性能を上げるGPU Turbo機能もあることで、3Dゲームを60fpsでプレイ可能です。
スペック面で圧倒的に優位に立っているので、ゲームを楽しむならぜひHUAWEI Mate 20 Proを選んでくださいね!
4-2 ランニングコスト重視ならHUAWEI P20 Pro
スマホのランニングコストを重視するなら、HUAWEI P20 Proがおすすめです。
前のページでランニングコストを見た通り、HUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proでは2年間のトータルコストに大きな差があります。
ランニングコストの比較
機種名 | 1人利用 | 家族4人利用 |
---|---|---|
HUAWEI Mate 20 Pro | 228,000円 | 720,000円 |
HUAWEI P20 Pro | 178,368円 | 557,472円 |
特に家族まとめて利用する場合、2年間で15万円ほどの差が生まれます。
少しでも安く利用したい方は、HUAWEI P20 Proでお得に使いましょうね!
4-3 カメラ好きな方・写真の品質重視ならHUAWEI Mate 20 Pro
カメラ好きな方や写真の品質にこだわるなら、HUAWEI Mate 20 Proがおすすめです。
スペック比較でも見た通り、HUAWEI Mate 20 ProもHUAWEI P20 Proも、トリプルカメラを搭載して同じ画素数ではあります。
しかし、機械学習機能はHUAWEI Mate 20 Proに搭載されているKirin980の方が優秀です。
また、ストレージ容量もHUAWEI Mate 20 Proの方が大きいこともあり、高解像度の写真がたっぷり撮れます。
カメラ機能を重視して利用する方は、ぜひHUAWEI Mate 20 Proを選んでくださいね!
5 HUAWEI Mate 20 Pro VS HUAWEI P20 Proまとめ
今回はHUAWEI Mate 20 ProとHUAWEI P20 Proのスペックや価格を比較しました。
どちらも高いスペックと高性能カメラを搭載していますが、機能面ではHUAWEI Mate 20 Proの方が優秀でしたね。
- 処理能力は圧倒的にHUAWEI Mate 20 Proが優秀
- HUAWEI Mate 20 Proはホームボタンが廃止されたが画面サイズアップ
- NPUが強化されたことでカメラ性能はHUAWEI Mate 20 Proの方が優秀
ただ、機種代金とランニングコストを比較すると、HUAWEI P20 Proに軍配が上がります。
これらを考慮すると、利用シーン別のおすすめは次のようになりました。
- ゲームをたっぷりプレイするならHUAWEI Mate 20 Pro
- ランニングコスト重視ならHUAWEI P20 Pro
- カメラ中心に使う・写真品質重視ならHUAWEI Mate 20 Pro
今回の解説を参考に、あなたの目的にあった方を選んでくださいね!
HUAWEI P20 Proレビュー|最高のスペックにLeicaのトリプルカメラ