iOS16の最新情報|いつリリース?新機能や対応機種まとめ

iOS16が9月13日(火)午前2時頃にリリースされました!iOS16は新機能としてロック画面のカスタマイズや、メッセージの送信後取り消しなどに対応しました。この記事では、iOS16の新機能の詳細や、対応機種についても解説します。
  • 2023年9月8日
  • by.nuko

iOS16

日本時間2022年6月7日午前2時のWWDC22で、iOS16が発表され新機能の全貌が明らかになりました。

同イベントでは新型Macも発表されましたが、iPhoneの新機能や対応機種が気になる方も多いでしょう。

この記事では、最新の「iOS 16」の新機能や対応機種を解説します。

iOS 16のポイント
  • リリース日は2022年9月13日(火)午前2時頃
  • iPhone 8・iPhone SE(第2世代)以降が対応
  • ロック画面のカスタマイズができる
  • 共有機能が大幅強化
  • テキスト認識表示が日本語・動画に対応
  • 音声入力で句読点・絵文字が入力可能に
  • Apple Watchがなくてもフィットネスアプリが使える

追記:Appleが9月13日(火)午前2時頃にiOS16を正式リリースしました!

▼iOS16の不具合・バグ情報はこちらから

トップ画像引用元:iOS 16 Preview – Apple

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目次

iOS16のリリース日はいつ?

iOS16

画像引用元:iOS 16 Preview – Apple

iOS16のリリース日は2022年9月13日(火)午前2時頃です。

ちなみに、過去のiOSリリース日をまとめると次の通りです。

iOSリリース日
iOS 122018年9月17日
iOS 132019年9月19日
iOS 142020年9月16日
iOS 152021年9月21日
iOS 162022年9月13日

昨年のiOS15は、新型iPhone発売日の3日前にリリースされています。

今年の新型iPhone14は2022年9月16日(金)に発売されるとみられているため、iOS16のリリース日は9月13日(火)だと予想できます。

追記:上記予想が当たりました!

開発者向けベータ版のリリース状況

iOS 16は正式版リリース前に、開発者向けにベータ版をリリースしています。

現在の最新版は2022年9月7日にリリースされた「リリースキャンディデート(RC)」です。

iOS 16のベータ版リリース日
  • ベータ1:2022年6月6日
  • ベータ2:2022年6月22日
  • ベータ3:2022年7月6日
  • ベータ4:2022年7月27日
  • ベータ5:2022年8月8日
  • ベータ6:2022年8月15日
  • ベータ7:2022年8月23日
  • ベータ8:2022年8月29日
  • リリースキャンディデート(RC):2022年9月7日

パブリックベータもリリース済み

Appleは現地時間2022年7月11日、一般の方でも試せる「パブリックデータ」がリリースされました。

正式リリース前のベータ版ですので、バグなどが存在する可能性が高いです。

Appleベータソフトウェアプログラムから登録すればダウンロード可能です。

メインで使っている端末へのインストールは推奨されていませんので、試してみたい方はサブ機などへどうぞ。

iOS16の対応機種一覧

Appleデバイス

画像引用元:iOS 16 Preview – Apple

iOS16の対応機種は以下の通りです。

iOS16の対応機種
  • iPhone 13シリーズ
  • iPhone 12シリーズ
  • iPhone 11シリーズ
  • iPhone XS/XS Max/XR
  • iPhone X
  • iPhone 8/8 Plus
  • iPhone SE(第2世代)
  • iPhone SE(第3世代)

iOS15まで対応機種だった「iPhone 7」「iPhone 6s/6s Plus」「iPhone SE(第1世代)」が非対応になりました。

iOSはセキュリティの要でもあるので、上記の非対応モデルを利用中の方は、そろそろ機種変更も視野に入れておいた方がいいかもしれません。

iOS16の新機能まとめ

iOS16

画像引用元:Apple、iOS 16で導入される共有とコミュニケーションのための新しい方法を発表 – Apple (日本)

続いてiOS16の新機能をチェックしましょう。

iOS16の新機能
  • ロック画面が大幅刷新されて自由なカスタマイズが可能
  • メモなど複数人で同時編集できる共同作業機能を追加
  • 「iCloud共有写真ライブラリ」で家族の写真共有が便利に
  • 集中モードがアプリ内の挙動も制御できる
  • メッセージが送信後の修正・取り消しに対応
  • メールの検索機能強化・送信予約機能を追加
  • パスワードが不要になる「パスキー」追加
  • Safariのタブグループが共有できる
  • 「テキスト認識表示」が動画にも対応
  • サードパーティのアプリでもSiriで操作できる
  • 音声入力が句読点や絵文字に対応
  • マップに複数の経由地やSuica・PASMOの残高チェック機能追加
  • ホームアプリがより見やすくなり互換性が向上
  • 「Spotlight」の検索機能強化
  • FaceTimeが通話開始後でもHandoff可能になる
  • 「ウォレット」で注文の追跡ができる
  • ヘルスケアアプリで薬の管理ができる
  • Apple Watchがなくても「フィットネス」が利用可能
  • 「ファミリー共有」の設定が簡単になる

こうして一覧にすると、iOS16はiOS15以前より新機能・機能改善が多い印象です。

各機能についてもう少し詳しく見ていきましょう。

ロック画面が大幅刷新されて自由なカスタマイズが可能

iOS16はロック画面が新調

画像引用元:Apple (日本)

iOS16最大の目玉が、ロック画面の大幅刷新です。

今までのロック画面は「時計」と「通知」しか表示できませんでしたが、iOS16では各種ウィジェットが配置できるようになります。

また、写真の人物の後ろに時計が表示されるようにしたり、通知を画面下にまとめて表示するなど、見やすさも考慮された設計です。

さらに、新機能「ライブアクティビティ」で、スポーツのスコアや注文した宅配の配達進捗など、指定した最新情報を手軽にチェックできるようになります。

メモなど複数人で同時編集できる共同作業機能を追加

iOS16では、共同作業用のメモアプリやSafariのタブグループ共有など、複数人で共同作業できる機能が追加されます。

MicrosoftのOneNoteのように、無限キャンパスに手書きや写真・動画の挿入が参加者みんなでできる感じになるようです。

最近はWeb会議をしながら仕事を進めるシーンが増えているので、共同作業がしやすくなるのは大きなメリットになるでしょう。

集中モードがアプリ内の挙動も制御できる

iOS16の集中モード

画像引用元:Apple (日本)

iOS16から、集中モードをONにすることで、アプリ内の特定の情報を隠せるようになります。

例えば、仕事の時間は仕事関連のメール以外を非表示にするといったこともできるようになるでしょう。

今まで集中モードはアプリの通知を鳴らさない機能でしたが、iOS16からは使い勝手もよくなりそうです。


「iCloud共有写真ライブラリ」で家族の写真共有が便利に

iCloud共有写真ライブラリ

画像引用元:Apple (日本)

iOS16から、iCloud共有写真ライブラリが使えるようになります。

iCloud共有写真ライブラリは、最大6人が自由に写真の共有できます。

写っている人を指定して共有する写真を選んだり、近くに共有している相手がいる状態で撮影したら自動的に共有されたりと、今まで以上に写真共有が簡単になるでしょう。

メッセージが送信後の修正・取り消しに対応

メッセージの新機能

画像引用元:Apple (日本)

iOS16では、メッセージを送った後に編集したり取り消したりできるようになります。

また、1度見たメッセージを未読に戻したり、SharePlayが使えるようになったりと、メッセージアプリもより使いやすくなります。

メールの検索機能強化・送信予約機能を追加

メールは従来の検索機能の精度が向上し、メールを見つけやすくなります。

また、メール送信直後の取り消し機能や時間を指定して送信予約する機能も追加されます。

メールを書いたらすぐ送信予約しておけば、うっかり送信を忘れることもなくなるでしょう。

パスワードが不要になる「パスキー」追加

Webサイトやアプリのログイン時に、「パスキー」を利用することでパスワード不要でログインできるようになります。

パスキーはiPhone上に保存されて、Face IDやTouch IDで解除しないと使えないように保護されています。

iOS16からは、面倒なパスワード管理から解放されそうですね。


Safariのタブグループが共有できる

iOS 15からSafariにタブグループが追加されましたが、iOS16ではタブグループを他の人と同時に閲覧できるようになります。

また、共有相手がどのタブを見ているかもリアルタイムにわかります。

「テキスト認識表示」が動画にも対応

iOS16 テキスト認識表示

画像引用元:Apple (日本)

iOS16では、画像に写っているテキストを認識するOCR機能が動画にも対応します。

認識されたテキストはその場で通貨計算したり翻訳したりと、クイックアクションで操作できます。

なお、iOS16からは画像内の日本語も認識されるようになります。

iOS15以前は日本語非対応だったので、iOS16から日本でも使えるシーンが一気に増えるでしょう。

サードパーティのアプリでもSiriで操作できる

iOS16からは、Siriでサードバーティ製アプリも操作できるようになります。

今まではショートカットアプリで設定すればSiriが使えましたが、これからはダイレクトにアプリをSiriで操作できるため、設定がわからなかった方も使い勝手がよくなりますね。

ただし、全てのアプリが使えるわけでではなく、アプリ側の対応が必要になるはずです。

音声入力が句読点や絵文字に対応

iOS16は音声入力が進化

画像引用元:Apple (日本)

さらに、iOS16では音声入力が機能拡張され、句読点や疑問符、絵文字にも対応します。

また、音声入力とソフトウェアキーボードが同時利用OKになるので、iPhoneで長文を書く人は作業効率がアップするはずです。


マップに複数の経由地やSuica・PASMOの残高チェック機能追加

標準のマップアプリで経路を作成する際に、複数の経由地を設定できるようになります。

また、利用する経路の高速道路や電車などの料金情報と連動して、iPhoneに登録しているSuicaやPASMOの残高チェックもマップアプリからできるようになります。

ホームアプリがより見やすくなり互換性が向上

IoT機器を管理するホームアプリが再設計されて、今までより見やすくなります。

また、スマートホームデバイスの接続規格「Matter」にも対応し、今後はGoogleやAmazonなど他社のスマートホームとの互換性もアップします。

「Spotlight」の検索機能強化

iOS16からSpotlightの検索機能が強化され、今までより細かな検索ができるようになります。

また、Spotlightからアラームを設定するなど、Siriに指示するような内容も設定できるようになるようです。

FaceTimeが通話開始後でもHandoff可能になる

iOS16では、FaceTimeがHandoffに対応します。

具体的には、FaceTime通話を開始した後でも、別のAppleデバイスに通話を引き継ぎできます。

「ウォレット」で注文の追跡ができる

iOS16では、ウォレットに「Apple Payで後払い」「注文の追跡」の2つの機能が追加されます。

Apple Payで後払いはアメリカ限定機能ですが、Apple Payで購入した代金を無利子の4回払いに分割できます。

また、Apple Payでの注文の追跡に対応した買い物では、注文の発送状況などのをウォレットで受け取れるようになります。

ヘルスケアアプリで薬の管理ができる

ヘルスケアアプリに服薬管理機能が追加されます。

服薬リストを作成・管理できるようになり、さらに薬を飲むタイミングのリマインダーも設定できます。

持病がある方はもちろん、健康管理のために定期的にサプリを飲みたい方にもヘルスケアアプリが便利に使えるようになるでしょう。

Apple Watchがなくても「フィットネス」が利用可能

iOS16からは、Apple Watchを持っていない方もフィットネスアプリが利用できるようになります。

iPhoneの各種センサーを利用して歩数や移動距離を計測し、おおよその運動量を計測してくれます。

もちろんApple Watchより精度は下がるでしょうが、ウォーキングなど軽い運動なら十分活用できそうです。

「ファミリー共有」の設定が簡単になる

iOS16では、従来よりファミリー共有の設定が簡単になるようです。

適切な利用制限の提案や、機種変更時にペアレンタルコントロールを自動的に適用するなど、今までより必要な操作が少なくなります。

また、スクリーンタイムの延長リクエストもメッセージアプリ内で処理できます。

子供にもiPhoneを持たせている方は、iOS16がリリースされたらぜひアップデートしましょう。

iOS16にアップデートする方法

  1. STEP.1
    設定アプリを開く
    iOS 16にアップデートする手順
  2. STEP.2
    一般を選択する
    iOS 16にアップデートする手順
  3. STEP.3
    ソフトウェア・アップデートを選択する
    iOS 16にアップデートする手順
  4. STEP.4
    iOS 16にアップグレードを選択する
    iOS 16にアップデートする手順
  5. STEP.5
    ダウンロードしてインストールを選択する
    iOS 16にアップデートする手順
  6. 終了

iOS16の評判・口コミは?

iOS16の新機能

画像引用元:iOS 16 Preview – Apple

続いて、現時点のiOS16の評判・口コミを見ていきましょう。

iOS16の正式リリースはまだ先ですが、現時点で開発者向けのベータ版が公開されています。

iOS16の評判・口コミ
  • iPhone 7が対象外になったことが意外
  • 対象外のiPhoneから機種変更を考え中
  • ロック画面の新機能が結構好評
  • 音声入力の新機能が楽しみ

iPhone 7が対象外になったことが意外

iOS16発表後の口コミでは、iPhone 7が対象外になったことに驚いている声をよく見かけます。

iPhone 6sやiPhone SE(第1世代)は納得している人が多いようですが、iPhone 7は「あと1年もつ」と思っていた人が大多数だったみたいです。

対象外のiPhoneから機種変更するか悩み中

そのため、iOS16がリリースされた段階で機種変更するか迷っている方が多いようです。

ライトユーザーの方なら、iOS16にアップデートしなくてもしばらくは使い続けられます。

ただ、セキュリティを考えると、iPhone 6sやiPhone 7ユーザーの方は機種変更した方がいいでしょう。

ロック画面の新機能が結構好評

iOS16にアップデートした人の口コミを見ると、ロック画面の新機能は概ね好評です。

UIが大幅に変わるので不具合が不安ですが、今のところ大きなバグは報告されていません。

Spotlightの進化で使いやすい

また、新機能の口コミではSpotlight検索の進化に注目している人が多いようです。

検索結果に写真や再生中の音楽のアーティスト情報が出たりと、簡単な検索でも深掘りして結果を返してくれます。

アプリを開いて写真やデータを探すより、かなり速くで目的のアプリ・データに辿り着けそうですね。

テキスト認識表示の日本語対応が好評

iOS16の評判を見ると、テキスト認識表示も楽しみにしている声が増えています。

動画でもテキストを認識してくれるのはもちろん、日本語対応したことで使い勝手が大幅アップするでしょう。

音声入力の新機能が楽しみ

口コミ・評判を見ると、音声入力の新機能も楽しみにしている人が多いようです。

音声入力で句読点が入力できて、さらに必要に応じてキーボードも併用できるのは超便利です。

文字入力が多い仕事をしている人なら、iOS16がリリースされたら1番試したい機能でしょう。

iOS16は新機能を多数搭載して2022年9月13日(火)にリリース!

iOS16新機能

画像引用元:iOS 16 Preview – Apple

今回は6月7日に発表されたiOS16の新機能やリリース日について解説しました。

iOS16まとめ
  • リリース日は2022年9月13日(火)
  • iPhone 8・iPhone SE(第2世代)以降が対応
  • ロック画面のカスタマイズができる
  • 共有機能が大幅強化
  • テキスト認識表示が日本語・動画に対応
  • 音声入力で句読点・絵文字が入力可能に
  • Apple Watchがなくてもフィットネスアプリが使える

iOS16はメジャーアップデートということもあり、新機能や機能改善が非常に多く発表されています。

対応機種が減ったため機種変更が必要になる方もいるでしょうが、リリースされたら積極的にアップデートした方がいいでしょう。

iOS16が気になっている方は、今回の記事で新機能をチェックして、リリースを楽しみに待ちましょう!

この記事を書いた人
ドコモ905iシリーズの頃から代理店でモバイルの販売中心の仕事をしてきました。 最終的には全キャリアを渡り歩いた経験を活かして、スマホ本体やプランなどわかりやすく解説したいと思います!