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今回はリリースされたばかりの最新OS「iOS 14」について、新機能などの情報をお伝えします。
2020年10月23日に発売する最新のiPhone 12シリーズにも、iOS 14が搭載されています。
ぜひこの記事でiOS 14の新機能・注目機能をチェックしてくださいね!
- ホーム画面にウィジェットが配置できる
- Appライブラリでアプリを簡単管理できる
- App Clipsでインストールしないでアプリが使える
- HomeKitの機能改善でスマートホーム環境が大幅強化
- iPhoneが車の鍵になる
- Apple純正の翻訳アプリが使える
トップ画像引用元:Apple Developer
iOS 14の新機能
画像引用元:iOS 14 – Apple
早速iOS 14で新たに搭載された新機能をチェックしていきます。
冒頭でも触れましたが、iOS 14では次の機能に要注目です!
- ホーム画面にウィジェットが配置できる
- Appライブラリでアプリを簡単管理できる
- App Clipsでインストールしないでアプリが使える
- HomeKitの機能改善でスマートホーム環境が大幅強化
- iPhoneが車の鍵になる
- Apple純正の翻訳アプリが使える
それぞれどんな機能なのか詳しく見ていきましょう。
ホーム画面にウィジェットが配置できる
画像引用元:WidgetKit – Apple Developer
iOS 14で1番注目したい新機能が、ホーム画面のウィジェット対応でしょう。
今までのiOSではウィジェットは専用画面にまとめられ、ホーム画面にはアプリアイコンやWebサイトのショートカットしか配置できませんでした。
そのため、必要な情報をチェックするためにはウィジェット画面やアプリを行き来する必要がありましたね。
iOS 14では、ホーム画面に自由にウィジェットを配置できるようになりました。上手に配置すれば1画面で必要な情報をチェックできるようになるかもしれません!
- ウィジェット画面を開くのが面倒
- ニュースや天気、カレンダーを都度チェックするのが面倒
こんな風に感じていた方は、iOS 14にアップデートしたらホーム画面にウィジェットを配置して上手に活用しましょう!
Appライブラリでアプリを簡単管理
画像引用元:iOS 14でiPhoneの体験を刷新
iOS 14では、ホーム画面の最後に多数のアプリに素早くアクセスできる「Appライブラリ」が追加されます。
Appライブラリでは、大量のアプリを自動で分類してカテゴリ分けし、検索機能やよく利用するアプリを提案してくれます。
またホーム画面の中でもよく利用するページだけを表示し、あまり利用しないアプリのページは非表示にするということも。
iPhoneのホーム画面がいろいろなアプリで溢れかえっている人は、Appライブラリを活用してiPhoneのホーム画面を整理してみましょう!
App Clipsでインストールしないでアプリが使える
画像引用元:iOS 14でiPhoneの体験を刷新
iOS 14では、アプリをインストールしなくても利用できる「App Clips」が利用できるようになります。
お店やネットショッピングのアプリなど、通常は予めアプリをインストールした上で利用しますよね。
App Clipsがあれば、アプリをインストールしなくても、お店でQRコードやNFCを読み取ることで必要な機能を即座に利用できるようになります。
また、メッセージやSafari、地図からApp Clipsを読み込むこともできてApple Payでの支払いにも対応しています。
今までiPhoneで買い物をしている方や、キャッシュレス決済になれている方なら便利な機能になりそうですね。
HomeKitの機能改善でスマートホーム環境が大幅強化
iOS 14では、既存のHomeアプリが大幅に強化され、IoT機器の使い勝手が良くなります。
Appleは2019年12月から、AmazonやGoogleなどのスマートホーム機器メーカーとの提携を進めています。
その結果、iOS 14のHomeアプリは従来よりIoT機器の活用が手軽に行えるようになりました。
例としてネットワークカメラ付きのドアカメラでは、写真アプリでタグ付けされた人物かの認識ができるようになっています。
別途ドアに近づく人を見分けてiPhoneに通知してくれるので、家のセキュリティを気にする方ほどHomeアプリを活用する場面が出てくるでしょう。
iPhoneが車の鍵になる
iOS 14では、iPhone自体が一部の車のキーになる「CarKey」が搭載されます。
iPhoneだけでなくペアリングされたApple Watchでも利用可能になるので、スマホとスマートウォッチを併用している方はより便利になりますね。
ただ、CarKeyに対応する車はBMW 5シリーズで、発売は2021年からになる模様です。
全ての車種に対応しているわけではありませんが、車好きな方で該当する車を所持するなら使ってみるていいかもしれませんね!
Apple純正の翻訳アプリが使える
iOS 14から、Apple純正の翻訳アプリ「Translate」が搭載されます。
今までもGoogle翻訳などiPhoneで利用できる翻訳アプリは数多くありますが、Translateはネット接続がないローカル環境でも動作する翻訳アプリです。
リリース時点で日本語を含む11か国語に対応するので、利用する場面も多くありそうですね。
海外旅行や海外出張など、スマホを翻訳ツールとして活用する機会の多い方はiOS 14にアップデートしたらTranslateアプリも是非試してくださいね!
その他の注目の機能
iOS 14にはその他、背面タップでショートカットができる機能も備えています。
設定できるのはAppスイッチャーやSiri、コントロールセンターの呼び出しなど様々。
ダブルタップとトリプルタップに対応しているので、うまく使えばめちゃくちゃ便利になりそうです。
またマップも強化されていて自転車の経路案内やEV用経路案内も追加されます。
自転車の経路案内は、なんと道の勾配や混雑の状況や階段があるかどうかも判断してくれます。
Apple Watchと組み合わせると自転車でのナビがぐっと便利になりそうですね。
iOS 14の対応機種
画像引用元:iPhone 12とiPhone 12 mini – Apple(日本)
iOS 14は、iOS13と同じくiPhone 6s以降のiPhoneが対応しています。
また、iPod touchの第7世代にも対応していますね。
iOS 14対応モデル
対応モデル | 発売日 |
---|---|
iPhone 6s iPhone 6s Plus | 2015年9月25日発売 |
iPhone SE(第1世代) | 2016年3月31日発売 |
iPhone 7 iPhone 7 Plus | 2016年9月9日発売 |
iPhone 8 iPhone 8 Plus | 2017年9月22日発売 |
iPhone X | 2017年11月3日発売 |
iPhone XS iPhone XR | 2018年9月21日発売 |
iPod Touch(第7世代) | 2019年5月28日発売 |
iPhone 11 iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max | 2019年9月20日発売 |
iPhone SE(第2世代) | 2020年4月24日発売 |
iPhone 12 iPhone 12 Pro | 2020年10月23日発売 |
iPhone 12 mini iPhone 12 Pro Max | 2020年11月13日発売 |
こうして見ると、iOS 14は発売から約5年経過したiPhone 6sも対応しています。
iPhone 6sでiOS 13を使っても動作が重く感じることはありませんんでした。
iOS 14の方が多少重い可能性はありますが、今iPhoneを利用している方はiOS 14が使えると考えていいでしょう。
また、iPadOS 14もiPad OS13と同じモデルに対応しています。
iPadOS 14対応モデル
対応モデル | 発売日 |
---|---|
iPad Air 2 | 2014年10月16日発売 |
iPad mini 4 | 2015年9月20日発売 |
12.9インチiPad Pro (第1世代) | 2015年11月11日発売 |
9.7インチiPad Pro | 2016年3月31日発売 |
iPad(第5世代) | 2017年3月24日発売 |
10.5インチiPad Pro 12.9インチiPad Pro (第2世代) | 2017年6月5日発売 |
11インチiPad Pro (第1世代) | 2017年6月5日発売 |
iPad(第6世代) | 2018年3月28日発売 |
12.9インチiPad Pro (第3世代) | 2018年11月7日発売 |
iPad mini(第5世代) iPad Air(第3世代) | 2019年3月18日発売 |
iPad(第7世代) | 2019年9月11日発売 |
11インチiPad Pro (第2世代) 12.9インチiPad Pro (第4世代) | 2020年3月25日発売 |
iPadOSはiOS 13とあわせて開始した新しいOSですが、こちらもiOS 14と同様にかなり古い機種まで対応しています。
iOSもiPadOSも、新しいバージョンになっても以前のモデルがそのまま使えるのは嬉しいですね!
iOSの歴代バージョンとAndroidとの違い
画像引用元:iOS 14 – Apple Developer
iOSとは、iPhoneに搭載されている専用OSです。
iOS 12まではiPhoneとiPadの共通OSでしたが、iOS 13からはiPhone用は「iOS」、iPad用は「iPad OS」として差別化されました。
今までの歴代iOSのバージョン推移は次の通りです。
歴代iOSの発表日とリリース日
バージョン | 発表日 | リリース日 |
---|---|---|
iOS 5 | 2011年6月7日 | 2011年10月13日 |
iOS 6 | 2012年6月13日 | 2012年9月20日 |
iOS 7 | 2013年6月12日 | 2013年9月19日 |
iOS 8 | 2014年6月3日 | 2014年9月18日 |
iOS 9 | 2015年6月9日 | 2015年9月17日 |
iOS 10 | 2016年6月14日 | 2016年9月14日 |
iOS 11 | 2017年6月6日 | 2017年9月20日 |
iOS 12 | 2018年6月5日 | 2018年9月18日 |
iOS 13 | 2019年6月4日 | 2019年9月20日 |
iOS 14 | 2019年6月23日 | 2020年秋予定 |
こうして見ると、iOSは毎年新型iPhoneの発売に合わせてリリースされていますね。
また、スマートフォン用のOSとしてiOSの他にAndroid OSがありますが、iOSとAndroidは特徴が全く異なります。
iOSとAndroidの違い
項目 | iOS | Android |
---|---|---|
メーカーの OSカスタマイズ | なし | あり |
ホーム画面の カスタマイズ | アイコンの 配置変更 ウィジェット 画面での配置 | 自由にアイコンや ウィジェット を配置 |
OSバージョン 毎の操作感 | どのiOSでも ほぼ同じ | OSのバージョンや メーカーによって 異なる |
ストレージ | 内臓ストレージ のみ | 内臓ストレージ +micro SDカード |
Androidはスマホメーカーが独自のカスタマイズをして発売し、さらにユーザーもホームアプリで自由にカスタマイズやウィジェットの配置ができます。
自由度が高い反面、同じ時期のスマホでも使い勝手が全く異なる可能性があり、さらにカスタマイズしすぎると動作が重くなることも。
一方、iOSはiPhone専用のために最適化され、ユーザーのカスタマイズできる部分があまりありません。
自由度は低くなってしまいますが、旧バージョンと操作感が変わらず、4〜5年前のモデルでも快適に動きます。
実際1つ前のiOS 13が対応している1番古いiPhone 6sでも、かなり快適に使えています。
ずっと変わらない使用感でサクサク使えることで、ずっとiPhoneを使い続ける人が多いのですね。
iOS 14の新機能でiPhoneを使いこなそう!
iOS 14は、2020年秋にリリースされたばかりの最新OSです。
今までアイコンの配置くらいしか変更できなかったホーム画面に、ウィジェットが配置できるのでかなり使い勝手がよくなりそうですね!
- ホーム画面にウィジェットが配置できる
- Appライブラリでアプリを簡単管理できる
- App Clipsでインストールしないでアプリが使える
- HomeKitの機能改善でスマートホーム環境が大幅強化
- iPhoneが車の鍵になる
- Apple純正の翻訳アプリが使える
また、iOS 14の対応モデルはiOS 13と変わらないので、今iPhoneを利用している方のほとんどがアップデートOKです。
- iOS 14:iPhone 6s以降のiPhone・iPod touch
- iPadOS 14:iPad Air・iPad mini 4以降のiPad
新しいiOS 14を駆使して、iPhoneを最大限使いこなしましょう!