
オンラインショップなら機種変更がお得
この記事では、iOS 14で追加された地味な新機能「充電音の変更」について解説します。
iPhoneは充電が始めると、デフォルトの「ポーン♪」というサウンドが鳴ります。
iOS 14ではこのデフォルト音に加えて、任意の音声も流せるようになりました。
多くの一般ユーザーにとっては「だから何?」な機能かもしれませんが、使いようによっては結構面白い機能になりそうです。
- 音声に使うファイルは自分で用意
- 充電開始時に用意したファイルの音声が鳴る
- デフォルトの「ポーン♪」という音声は完全には消せない
- 消音モード時は用意したファイルのみ鳴る
トップ画像引用元:iOS 14 – Apple
iPhone 15はauオンラインショップで!
- iPhone下取りで最大70,400円相当還元
- 24時間予約可能
- 自宅で受け取れる
iPhoneの充電音を変える方法
iPhoneの充電音を変えるには、まず音声に使うファイルは自分で用意して、「Shortcuts」フォルダにそれを保存する必要があります。
音声に使うファイルはインターネットでダウンロードしてもいいですし、動画を撮影してそれを使うのでも何でもOKです。
そのため音楽や効果音だけでなく、自分で「充電を開始するよ!」などオリジナルメッセージを作成して使うこともできます。
今回は動画ファイルを音声に使うものとして説明します。
- 動画ファイルを「Shortcuts」に保存
- ファイル名をコピーしておく
- 実際に充電音を設定する
手順1:動画ファイルを「Shortcuts」に保存
すでにiPhoneに入っている動画ファイルを、「Shortcuts」ファイルに保存するまでの作業です。
- 「写真」アプリから音声に使う動画をタップ
- 左下の「シェアボタン」をタップ
- 「ファイルに保存」をタップ
- 「iCloud Drive」内の「Shortcuts」を指定して「保存」をタップ
手順2:ファイル名をコピーしておく
次に、音声に使う動画ファイルのファイル名をクリップボードにコピーしておきましょう。
必ずしも必要な作業ではないですが、ファイル名を後々手打ちするよりコピペのほうが楽なためです。
- 「ファイル」アプリを開く
- 「ブラウズ」をタップ
- 「iCloud Drive」をタップ
- 「Shortcuts」をタップ
- 先ほど保存した動画ファイルを長押し
- 「情報」をタップ
- ファイル名を長押ししてコピー
手順3:実際に充電音を設定する
ここまで準備できたら、いよいよ実際に用意したファイルを充電音の音声にするための設定です。
- 「ショートカット」アプリを開く
- 「オートフォーメーション」をタップ
- 「個人用オートフォーメーションを作成」をタップ
- 「充電器」をタップ
- 「接続されている」を選択して「次へ」をタップ
- 「アクションを追加」をタップ
- 検索バーに「ファイル」と入力
- 「ファイルを取得」をタップ
- 「書類ピッカーを表示」をオフに変更
- 「ファイルパス」を長押ししてファイル名を入力(ペースト可)
- 「+」マークをタップ
- 検索バーに「エンコード」と入力
- 「メディアをエンコード」をタップ
- 「表示を増やす」をタップ
- 「オーディオのみ」をオンに変更
- 「+」マークをタップ
- 検索バーに「サウンド」と入力
- 「サウンドを再生」をタップ
- 右下の再生ボタンをタップ
- 無事にサウンドが流れたら「次へ」をタップ
- 「実行の前に尋ねる」をオフに変更
- 「尋ねない」をタップ
- iPhoneを充電した際「~が電源に接続した」と出てサウンドも鳴ったら成功
なお成功しても、消音モードでないと最初にデフォルトの「ポーン♪」というサウンドが鳴ります。
iPhoneが消音モードだと、ここで設定した音声のみが鳴ります。
iPhoneの充電音を変える時の注意点
この方法の注意点ですが、とにかく手順を間違えないことです。
iOS 13まではなかった初めての作業である上に、必要な操作が多いので、間違えないよう慣れるまでは慎重にやりましょう。
音声に使うファイルがちゃんと「Shortcuts」ファイルの中にあるかなど、見落とさないよう注意です。
消音モードでも鳴ってしまうことにも注意
設定した音声は消音モードでも鳴るので、他人に聞かれても恥ずかしくないものにしたほうがいいと思います。
そうでなくても、静かにすべき場面でモバイルバッテリーを挿して鳴らしてしまったら……、と考えるとちょっと心配ですよね。
オフにしたい時は「Shortcut」アプリから「~が電源に接続したとき」をタップして「このオートメーションを有効」をオフにしてください。
iPhoneの充電音が変わらない原因と対処法
もし手順をひとつも間違えることなく操作したのにiPhoneの充電音が変わらない場合、その原因はどこにあるのでしょうか。
対処法と合わせて紹介します。
- iOSの不具合
- iPhoneの故障
- アップデートによる方法変更
iOSに不具合が発生している
iOSというのは、頻繁に新しいバグや不具合が発見されては、アップデートで修正されていくものです。
手順は絶対に正しく行った自信があるのに充電音が変わらない場合、不具合が発生する何かしらの条件をどこかで満たしてしまったのかもしれません。
その時はAppleの対応を待ちましょう。
また、自分からAppleに不具合を報告することもできます。
報告はApple公式サイトの「フィードバック」より行えます。
Appleからの個別の回答はもらえませんが、報告はすべて読んでいるとのことです。
Appleに「こんな不具合が発生してますよ!」と気づかせてあげましょう。
誰かが言わないと、不具合があることすら発見されないまま、放置されてしまうかもしれません。
iPhoneが故障している
iPhoneそのものが故障しているせいで充電音が変わらない可能性も否定しきれません。
心配ならApple StoreかApple正規サービスプロバイダに診断してもらい、必要なら修理してもらいましょう。
アップデートで方法が変わった
すでにiOSがアップデートされたことで、操作手順が変わったのかもしれません。
また、そもそも変更機能がなくなったことが原因で上手くいかない可能性も。
今回iOS 14で突然この機能が加わったように、Appleはいつも機能の変更や消去を突然行います。
常に最新情報を追わなくてはいけないのは、ユーザーにとって辛いところですね……。
本サイトbitWaveでは、変更等があった場合も随時紹介していきます。
iPhoneの充電音はiOS14の新機能で変えられる!
以上、iOS 14から加わった、iPhoneの充電音を変更する方法についてでした。
- 音声に使うファイルは自分で用意
- 充電開始時に用意したファイルの音声が鳴る
- デフォルトの「ポーン♪」という音声は完全には消せない
- 消音モード時は用意したファイルのみ鳴る
今回紹介した機能を使えば、充電時に自分の好きな音声を流すことができます。
iPhoneの使い勝手に直接は影響しない機能ですが、なかなか遊び心のある面白いものだと思います。
ただしデフォルトの「ポーン♪」という充電音を完全に消すことはできません。
消音モード時のみ、用意したファイルだけ鳴らすことができます。