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日本のスマホシェア率はダイナミックに動いています。
2017年まではiPhoneのシェア率が70%弱あり、これは世界のスマホシェア率と逆をいっていました。
しかし、2018年にはiPhoneのシェア率は約40%となり、Androidのシェア率がiPhoneのそれを上回りました。
その後新機種が立て続けに登場したこともあり、再びiPhone人気が上昇する結果に。
これすごいな。ちなみにシェア率とは若干異なるけど日本でのiPhoneをメインに使用している10代は77.1%みたい
>アメリカの10代の若者の調査(2022年春)によると、10代の若者の87%がiPhoneを持っていると回答。さらにその内87%が次のスマートフォンもiPhoneにすると回答しています。 https://t.co/Hstn1ehUnk
— シラカワ (@itouhitsuzui) September 4, 2022
日本のスマホ市場においては、まさに一進一退の関係といっても過言ではありません。
果たして2023年現在はどうなってるんでしょうか。早速見ていきましょう!
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日本のスマホシェア率(iPhone対Android)【2023年9月更新】
日本のスマホシェア率は各所のデータを参考にさせていただきましたが、結構数値に差が出てました。
取得の仕方によって違うようですので、あくまで参考としてお読みください。
2023年のスマホシェア率(ベンダー)
まずはベンダーの調査結果です。
2023年9月のデータから引用しました。
画像引用元:Mobile Vendor Market Share Japan | Statcounter Global Stats
ベンダーによると、日本ではiPhoneユーザーが7割ほどを占めています。
ちなみに2022年の4月時点ではiPhoneのシェアは63%だったので、一年でさらに割合を伸ばしています。
2022年のスマホシェア率(モバイル社会研究所)
次はモバイル社会研究所の調査結果です。
2022年の公開のデータが最新だったため、そちらから引用しました。
画像引用元:モバイル社会白書 2022年版|モバイル社会白書Web版|NTTドコモ モバイル社会研究所
ウェブエッジさんとは異なり、Androidのシェア率が多いですね!
昨年はiPhoneの比率が大きかったイメージがあります。
せっかくなので、モバイル社会研究所さんの過去データを見てみましょう。
ここ数年は毎年入れ替わる形となっていますね。
2013年がiPhoneとAndroidのシェア率の差が最も大きくなった年のようです。
この年発売されたiPhoneはiPhone 5sとiPhone 5c。AndroidはXperia Z1やGALAXY Note 3などです。
今でも使っている人がいるとかいないとか…。
そのくらい人気のあった機種ということですね。
2021年のスマホシェア率(ウェブレッジ)
続いてはいつも引用させていただいているウェブレッジさんのデータから。
※2021年6月の更新が最新となっています。
画像引用元:スマートフォン・シェアランキング(TOP10) | ソフトウェアテスト・第三者検証ならウェブレッジ
ついでに過去のデータも含めてグラフでまとめてみました。
見てわかるように、2017年10月のiPhoneシェア率が最も高いです。この年に発売されたiPhoneは8とXです。
ただ、2018年9月にはシェア率が逆転してAndroidの方が高くなります。2018年の夏モデルとして発売されたAndroidはXperia XZ2やGalaxy S9などです。
さらに時を進めて、約1年後の2019年8月にはまたiPhoneのシェア率が逆転します。この時点の最新iPhoneはXS、XRです。
そして2020年1月は少しだけAndroidが巻き返しました。しかし3か月後の2020年4月にiPhone SE(第2世代)が発売されます。
このiPhone SEがコスパ最強と言っても過言ではない良スマホでした。
そのせいもあってか2020年8月は、ほんの少しiPhoneのシェア率が上がりました。
推測ですが”iPhone SEがあまりにも良ければ買う、良くなければいったんステイ”という方がいたのではないでしょうか。
2022年9月のスマホシェア率(bitWaveアプリ)
人様にばかり頼るのは忍びないので、最近ちょっとずつダウンロード数が増えてきたbitWaveアプリのiPhone・Andoridシェア率も公開します。
リアルタイムなので2022年9月の出来立てホヤホヤデータです!流石自社製。
ただ前のお二方と比べて母数が圧倒的に少ないことを先に明示しておきます…(´・ω・`)
自社製なので実数も言えちゃいます。
- 全ダウンロード数:1,582
- iPhoneの方:1,147
- Androidの方:435
以前はAndroidのシェア率の方が高かったのですが、最近はiPhoneの割合がグンと伸びました。
それだけ国内のiPhoneユーザーが増えてきているのかもしれませんね。
ちなみに2021年5月は下記の通り。
その前の2020年9月時点ではこんな感じでした。
こうしてみると、時が経つに連れてiPhoneのシェア率が伸びてきています。
iPhoneの記事などを見てダウンロードしてくれたiPhoneユーザーの方もいらっしゃるのかも。(bitWaveアプリをダウンロードしてくれた方、ありがとうございます!)
ただ、bitWaveの読者は20代~30代の男性が多いので、そのバイアスはあるかもしれません。
bitWaveアプリがダウンロードされればされるほど、母数が増えるのでスマホシェア率のデータは正確になりまっせ…そして公開し続けまっせ!
どうです!?周りにも薦めていただけませんか|ω・`)
iPhoneシェア率まとめ
ここまで掲載した4種類のiPhoneシェア率をまとめてみましょう。
調査環境などにもよるため、結果に幅がある点はご承知おきください。
- ベンダー:69.8%
- モバイル社会研究所:46.8%
- ウェブレッジ:56.75%
- bitWaveアプリ:72.5%
モバイル社会研究所のみ、iPhoneのシェア率が50%以下という結果でした。
ここ最近はiPhoneのシェア率がかなり増えてきていますが、Androidユーザーも負けていないようです。
…ところで。「最近のシェア率はわかった、昔と比べてそれってどうなん?」て声が聞こえてきそうですね。
ということで、次の章からはちょっと時代を遡ります。
日本のスマホシェア率の過去データ
さて、最新のスマホシェア率のデータをこれまで見てきました。ただ、最新だけ見せられてもわからん!という方も当然いると思います。
というわけで過去のデータも紹介します。データはウェブレッジ様のものです。まずはグラフで視覚的に感覚をば。
この章のデータ引用元:ソフトウェアテスト・第三者検証ならウェブレッジ
2021年1月のスマホシェア率(ウェブレッジ)
2020年8月よりも、iPhoneのシェア率が約0.73ポイントアップしています。
この期間にはiPhone 12シリーズの発売がありました。
画期的な機能の追加などはなかったものの、iPhone 12シリーズに乗り換える人が多かった印象です。
2020年8月のスマホシェア率(ウェブレッジ)
2020年1月よりも、iPhoneのシェア率が約0.3ポイントアップしています。
2020年1月から8月の間にはiPhone SE(第2世代)の発売、5G対応モデルを含む夏の新型Androidの発売がありました。
わずか0.3ポイントアップですが、新型iPhone SEは価格の安さで注目を集めたこともあり、かなり売れていた印象です。
Androidから乗り換えた方が少々、元々iPhoneを使っていた方の機種変更が大半といったところでしょうか。
確かに私の母もiPhone 6sからiPhone SEに機種変更してました。
2020年1月のスマホシェア率
2019年8月のシェア率と比べるとiPhoneのシェア率は約2.5ポイントダウンしています。
その間には新型iPhone 11シリーズの発売、冬の新型Androidの発売がありました。
それを受けてiPhoneのシェア率が落ちたということは、iPhone 11がそこまで突出していなかった、と推察できます。
まぁ超絶コスパのiPhone SEでも0.3ポイントくらいしか稼げなかったので…iPhone 11も良い機種ですからね!
2019年8月のスマホシェア率
2019年夏のシェア率です。iPhoneのシェア率が急に伸びて逆転しています。
2019年のAndroid夏モデルがイマイチで、iPhoneを購入した人が多かったのかもしれません。
この時のAndroidの代表格はXperia 1、Galaxy S10などです。トリプルカメラが主流になってきました。
翌月発売されるiPhone 11 Proにもトリプルカメラが採用されました。尚、この時点ではiPhoneにトリプルカメラが搭載されるかは謎でした。
2019年1月のスマホシェア率
2019年1月のシェア率です。AndroidがiPhoneを押し込んでいます。
2018年夏にはドコモから「P20 Pro」が、2018-19冬春にはソフトバンクから「Mate 20 Pro」が出ました。
2つとも恐ろしい性能でした。特にカメラ機能の進化が目覚ましく、トリプルレンズの先駆けとなる端末たちです。
Androidユーザーがジワジワと増え始めている理由としてiPhoneの価格の高さが1つあげられます。
iPhoneの性能が劣っているわけではないですが、性能と価格のバランスが悪くなっている感は否めません。
作り手側はそう思っていないかもしれませんが、買い手側は感じているのでしょう。現に値下げしたiPhone 8は今尚売れています。
2018年9月のスマホシェア率
iPhone XS/XS Max発売直後のシェア率です。この時の調べで初めてAndroidのシェア率がiPhoneのそれを上回りました。
理由はiPhoneの価格の高さと、Androidの良機種の登場でしょう。ダブルパンチ!
2017年10月のスマホシェア率
iPhone全盛期とでもいうくらいシェア率です。70%に届かんばかりの勢いです。
この時の最新のiPhoneはiPhone 8/8 Plus。同年11月にiPhone Xが発売されました。
2020年4月24日にiPhone SE(第2世代)が発売されたことにより、長らくホームボタン搭載モデルで最新だったiPhone 8は、その座を譲りました。
iPhone SEが2020年9月時点でホームボタン搭載モデルの最新であり、最後かもしれませんね。
日本のスマホシェア率推移(2010年~2021年)
現在はiPhone優勢ですが、これまではどうだったのでしょうか。日本のスマホシェア率の歴史を辿ってみましょう。
年/機種 | iPhone | Android | その他 |
---|---|---|---|
2012 | 50% | 47.2% | 2.8% |
2013 | 56.8% | 42.1% | 2.1% |
2014 | 64.1% | 35% | 0.9% |
2015 | 66% | 33.2% | 0.8% |
2016 | 69.8% | 29.2% | 1% |
2017 | 68.6% | 30.4% | 1% |
2018 | 43.9% | 50%以上 ※1 | 1%未満 ※2 |
2019 | 59.2% | 40.8% | - |
2020 | 56.7% | 43.3% | - |
2021 | 52.7% | 42.2% | - |
2022 | 65.8% | 34.2% | - |
データ引用元:https://mens-modern.jp/8718
データ引用元:スマートフォン・PCシェアデータBOOK – ソフトウェアテスト・第三者検証ならウェブレッジ
※1 正確な数字はわかりませんがiPhoneのシェア率から差し引くと大体これくらいです。
※2 正確な数字はわかりませんがその他の機種で新しいものが出ていないので横ばいが低下と推測しています。
初めてiPhoneが日本で発売されたのは2008年です。当時大学生だった私の周りには、まだiPhoneユーザーは少ないものでした。感覚的には10人に1人くらいがそうだったと思います。
iPhoneを持ってた友人がおもむろに振り回し始めて、何をしてるのかと聞いたら「ボーリングアプリでピンを倒している」とのことでした。「ゴクッ…iPhone…すげえ…」と私が思った瞬間です。
Androidの日本デビューはiPhoneから1年遅れて2009年です。当時まだ大学生だった私の周りには持っている人はいなかったように思います。ただし、私は友達がそれほど多くないためあくまで参考程度に思ってください。
2012年が一般ユーザーのスマホ元年といわれています。Androidも出揃い多くの人がスマホを持つようになりました。ちなみにiPhoneはこの年iPhone 5を発売しています。
表を見てみると、この年が1番iPhoneとAndroidのシェア率が拮抗しています。それから少しづつiPhoneユーザーが増えてきました。
デザインの美しさと日本人の「みんなと同じであること」に安心を感じる気質に原因があるかもしれません。
日本のスマホOSのシェア率【2023年9月更新】
スマホシェア率に続きOSのシェア率を見てみましょう。OSは大きく分けて2つ。
「iOS」と「Android」です。そう、AndroidってOS名なんです。
日本のiOSのverシェア率
2023年9月現在時点でリリースされている最新iOSは、iOS 16.6です。
データとして出ているのは2023年7月31日時点のものになります。それでは見てみましょう!
画像引用元:OS一覧(iOS) | スペック検索とシェア率が役立つ国内スマホ・タブレット機種情報サイト
全体の約88%が最新版のiOS16へアップデートしているです。
iOS16はロック画面のカスタムや写真の切り抜きが可能になったりなど、大幅なアップデートで話題になりました。
2022年9月のOSシェア率
2022年9月のOSシェア率もみてみましょう。
この章のデータ引用元:スマタブinfo
iOS 15がリリースされたのは、2021年9月と約1年前。
そのためか、それ以前のOSの割合は少なくなってきています。
2021年9月のOSシェア率
ちなみに、2021年9月のデータは下記の通り。
iOS 14は2020年9月17日(日本時間)にリリースされたOS。
iPhone 12シリーズの発売よりちょっと早いくらいの時期でしたね。
9月はiOS 15が発表されたばかりで、アップデートした人も少なかったようです。
それが今や9割弱の人がiOS 15を使っているのですから、iOSのアップデート率が高いことが伺えますね。
その理由は、昔のモデルでも新しいOSを入れられるからというのがあります。同じ機種を長く使えるのがiPhoneの長所なのです。
iOS 14の対象機種はiPhone 6sより新しい機種です(6sも対象!)。それってどれ?という方はiPhoneの発売日一覧をご覧ください。
日本のAndroid OSのverシェア率
それではAndroid OSのシェア率をみてみましょう。
画像引用元:OS一覧(Android) | スペック検索とシェア率が役立つ国内スマホ・タブレット機種情報サイト
こちらも2023年7月31日時点の最新データになります。
2023年9月現在、Android OSの最新バージョンは”13″です。
2022年8月15日(日本時間)とリリースから半年以上経っています。
ですが、未だにAndroid 12を使っているユーザーの方も多いのが意外ですね…。
2022年9月のデータも見てみましょう。
この章のデータ引用元:スマタブinfo
2022年9月の時点で、Android OSの最新バージョンは”12″です。
リリースは2021年10月20日(日本時間)なので、ほぼ1年経っても前のOSを使っているユーザーが多いことがわかります。
ちなみに、2021年9月分はこちら↓
以前のデータでも、1つ前のAndroid 10が高い割合を占めていました。
その時点の最新OSであるAndroid 12はほぼおらず。
8割以上が最新OSのiPhoneと比べると、シェア率の低さが際立ちますね。
ただ、Andoridの最新OSが直ぐに普及しないのには理由があります。
- AndroidはiPhoneとは違い端末メーカーが独自にOSをカスタマイズしているため
- 端末メーカーにアップデートするか、しないかの判断が委ねられているため
こういった事情があるためAndroidでは最新verのOSがGoogleからリリースされても、直ぐにはアップデートできない状態になっています。
次の章では、世界のスマホシェア率を見ていきます。
世界のスマホシェア率【2023年9月更新】
日本でのiPhoneのシェア率は70%以上(bitWaveアプリ調べ)でしたが、世界的にはシェアはどのようになっているのでしょうか。
iPhoneのシェア率が見つからなかったので、ベンダーのシェア率で見ていきます。
画像引用元:Mobile Vendor Market Share Worldwide | Statcounter Global Stats
2022年のデータではSamsungがトップでしたが、Appleがトップに返り咲きました!
Appleといえば今年の9月にiPhone15が発売予定で、話題になっています。
これからのシェア率も楽しみですね。
過去の世界のスマホシェア率
過去のデータも確認をば。
2022年はSamsungがトップでした。
この章のデータ引用元:StatCounterグローバル統計
2021年10月のデータはこんな感じ。↓
それまではSamsungがトップでしたが、この時点ではAppleが追い越す結果となりました。
ちなみに2021年4月は下記の通りです。↓
その前の2020年8月のシェア率もついでに。
面白いのはiPhone SEが発売された2020年4月のAppleのシェア率です。なんと8月よりも3ポイント以上シェア率が高くなっています!
で、4月より前の2020年1月は…
※「その他」にはAndroidスマホとそれ以外のスマホが入っています。
シェア率は8月に近いです。つまり一度上がって、また戻ったということです。
1位のSamsungからシェアを奪ったのかと思いきや、Samsungのシェア率に大きな変化はありません。
あおりを受けたのはXiaomiとその他のベンダーです。1位は盤石でSamsungでした。
SamsungといえばGalaxyシリーズが有名ですね。Galaxyはコラボも積極的に行っており、限定のデザインもたくさんあります。
世界のスマホシェア率推移(2012~2017)
日本のスマホシェア率の歴史を辿ったので、世界の歴史も辿ってみましょう。
年/機種 | iPhone | Android | それ以外のスマホ |
---|---|---|---|
2012 | 24% | 27.4% | 48.6% |
2013 | 24% | 39.2% | 36.8% |
2014 | 24% | 53.7% | 22.4% |
2015 | 20.2% | 64.2% | 15.6% |
2016 | 19.3% | 69.1% | 11.6% |
2017 | 19.58% | 71.93% | 8.5% |
データ引用元: 大人男子のライフマガジンMensModern[メンズモダン]
iPhoneがAndroidよりシェア率が高くなったことはなく、年を追うごとに差が広がってますね。
また、気になったのが「それ以外のスマホ」の割合の高さです。というわけで調べてみました。
iPhone(iOS)とAndroid OS以外のスマホOSは下記のものがあります。
BlackBerry OS(読み方:ブラックベリー オーエス)
開発業者:リサーチ・イン・モーション(旧社名)→ブラックベリー社(カナダ)
現在:OSの開発を終了
Windows Phone(読み方:ウインドウズ フォン)
開発業者:マイクロソフト(アメリカ)
現在:Windows Phoneの後継となるWindows 10 Mobileが2015年に発表されるが、2017年に開発終了
Symbian OS(読み方:シンビアン オーエス)
開発業者:シンビアン(イギリス)→ノキア(フィンランド)→アクセンチュア(アイルランド)
現在:オープンソースとしてリリースされている
世界のiOSのverシェア率
iOSのverシェア率は、Apple公式ページで確認できます。
2023年2月14日時点でのデータが最新になります。
画像引用元:App Store – Support – Apple Developer
2023年2月のデータで見てみると、最新版のiOS 16へのアップデートは70%ほどに留まっているようです。
一方、2022年6月時点では、ほとんどのユーザーがiOS 15にアップデートしていました。
この章のデータ引用元:App Store – Support – Apple Developer
2021年6月時点では、以下のような感じでした。
いずれも最新OSが大半を占めているのは変わらないようです。
世界のAndroid OSのverシェア率
世界規模で見ると、Android OSのアップデートはどのくらい進んでいるのでしょうか。
2023年4月のデータを見てみましょう。
最新版のAndroid 13が配信されましたが、まだまだAndroid 12やAndroid 11をそのまま使っている人が多いようです。
画像引用元:Mobile & Tablet Android Version Market Share Worldwide | Statcounter Global Stats
2022年9月時点でのデータも一緒に見てみましょう。
Android 11を使っている人は多いものの、Android 10も負けていません。
データ引用元:StatCounterグローバル統計
日本と同じく最新verへのアップデートはまだまだ普及してないようですね。
スマホシェア率が日本と世界で反対なワケ
ここまで見てきた通り日本では世界に比べると比較的iPhoneのシェア率が高く、Androidのシェア率が低くなっています。
段々世界に近づく兆候はありますが、なぜ日本だけちょっと違うのか自分なりに考察してみました。
- みんなと同じものが良い
- ブランド志向
- Androidは商品名じゃない
- キャリアの後押し
みんなと同じものが良い
前述しましたが、日本人の気質に理由の一端があると思います。特に10代の頃というのは他者と違うことにコンプレックスを感じやすい年頃です。
みんながiPhoneでメールをしたり写真を撮ったりしている中、自分だけがAndroidだったら、取り出す時にちょっと周りの目が気になるのではないでしょうか。
そして、次に買い替える時は是が非でも親にiPhoneを願うことになります。こうしてまたiPhoneユーザーが増えました。
ブランド志向
日本人はブランド好きが多いです。そうでなくとも価格が同じであったら知名度が高い方、つまり商品名を聞いたことがある方を選ぶのが普通の心理です。
iPhoneは発売日になるとイベントのような扱いでアップストアに行列ができます。当然テレビでもばんばんニュースが流れます。
こうなると特に拘りがなくスマホに変えようと思ったら、iPhoneを選ぶ人が多くなるのは自然の流れといえます。
Androidは商品名じゃない
商品名が浸透しているiPhoneに比べて、AndroidはOS名が浸透していることも原因の1つだと思います。
例えばスマホ売り場で「iPhoneください」といえば通じますが、「Androidください」と言うとおそらく「機種は何にしますか」などと返ってくるはずです。
AndroidはiPhoneと違って商品名でないところが不利な点といえます。Android OSを搭載した商品名は「Nexus」「Xperia」などです。
キャリアの後押し
売れているものがより売れます。人気のある商品はそれだけドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリアからの扱いも良くなり、スマホを安く買えるプランやキャンペーンもそれのために特別に作られます。
人気の商品を安く買えるならば当然選ばれるわけです。ソフトバンクにいたっては「半額サポート for iPhone」とキャンペーン名にもはや商品名が入っています。知名度も上がりますし、お得に買えることがアピールされています。日本のiPhone推しは凄いですね。
以上、日本でiPhoneが売れる理由を考察してみました。あくまで私の考えですので参考程度にしていただけると幸いです!
スマホシェア率でよくある質問
最後に、本記事で解説したスマホシェア率を質問形式でまとめてみます。
2023年9月時点の日本のiPhoneシェア率は約69%、対してAndroidは約30%です。
ただ去年はAndroidが上回っているデータもあり、一進一退の状態といえます。
近年はAndroidスマホの性能がパワーアップしており、そのシェア率も上昇しています。
2023年9月現在、世界で一番シェア率の高いスマホメーカーはAppleです。
2022年のデータではSamsungがトップでしたが、今まで首位だったAppleが返り咲く状況となりました。