iPhone SE3

iPhone 1円キャンペーンの注意点6つ|なぜ安い?回線契約なしも可能?

  • 更新日:2023年9月7日
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  • ※本記事は2023年9月7日に作成された記事です。最新情報は公式ページをご確認ください。

本記事ではiPhone 1円キャンペーンの注意点を解説します。

なぜ安い価格に設定されているのか、回線契約なしでも1円で購入できるのか、詳しく説明するのでぜひ参考にしてください。

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iPhone 1円キャンペーン
  • 条件に当てはまれば1円で購入可能
  • ポイントや現金のキャッシュバックで実質1円の場合も
  • 実質1円(返却型)では端末を返却する必要あり

トップ画像引用元:Apple

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iPhone 1円キャンペーンとは

iPhone SE3

画像引用元:Apple公式サイト

iPhone 1円キャンペーンとは、iPhoneの端末価格が1円で販売されたり、ポイント付与によって実質1円で買えるキャンペーンです。

キャンペーンはどの店舗でも実施しているわけではなく、店舗限定や期間限定で開催されています。

過去のモデルや、廉価版であるiPhone SEモデルは、1円キャンペーンの対象になりやすいです。

「契約時に条件を満たすと1円で買える」という条件付きの場合が多く見られます。

例えば他社からMNP乗り換えをする人のみが1円で買えることもあるようです。

またこちらの記事では、ソフトバンクの1円スマホについてわかりやすく解説しています。

iPhone 1円キャンペーンの注意点6つ

iPhone 12のその他のカラー

画像引用元:Apple(日本)

iPhoneが1円で買えるのは魅力的ですが、1円キャンペーンには注意点もあります。

ここでは1円キャンペーンの注意点を解説します。

1円キャンペーンの注意点
  • 店舗ごとにキャンペーン条件が異なる
  • 多くの場合でMNP乗り換えが必須
  • 対象プランが限定されることがある
  • オプション契約が必要なことがある
  • 機種が限られる
  • iPhoneの返却が必要なことがある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

店舗ごとにキャンペーン条件が異なる

iPhoneの1円キャンペーンは、家電量販店やスマホ販売の代理店などが店舗独自で行なっています。

そのため1円で購入するための必要条件がお店によって異なります。

例えば「他社からMNP乗り換え」+「22歳以下の新規契約者」という条件が見られました。

他にも「4G LTEケータイからの機種変更」など、細かい条件が設定される場合もあるようです。

買いに行ける店舗でキャンペーンが実施されているか、その店舗の条件を満たせるかは、その都度確認する必要があります。

すでに5Gスマホを使っている社会人が1円で購入しようとしても難しい場合があるため、必ず条件を確認するようにしましょう。

多くの場合でMNP乗り換えが必須

iPhoneの1円キャンペーンはお店によって必要条件が異なりますが、多くの店舗でMNP乗り換えを条件としています。

MNP乗り換えとは「Mobile Number Portability」の略で、スマホ会社を変更しても以前使っていた電話番号をそのまま使える仕組みのことです。

そのためMNP乗り換えが必須ということは、スマホ会社を変更することになります。

現在、契約しているスマホ会社との契約状況によっては、乗り換え時期が制限されていたり、違約金が発生する場合があります。

iPhoneを1円で購入できても、解約金やその他の手数料が高くなることもあるため、MNP乗り換えにかかるコストを考えてからキャンペーンを利用するようにしましょう。

対象プランが限定されることがある

iPhoneの1円キャンペーンでは、月々の料金プランが指定されていることがあります。

例えばauにMNP乗り換えして1円キャンペーンを利用した人の中には、ピタッとプランに加入せざるを得なかった人もいます。

これまで使っていたスマホの月額料金より高くなることもあるため、料金プランが決まっているかどうか確認するようにしましょう。

オプション契約が必要なことがある

iPhoneを1円で購入できる代わりに、オプションの契約が必要になることもあります。

店舗によっては、自転車保険への加入やaupayカードの追加オプションを必須条件にしているようです。

オプションの強制加入に関しては総務省も問題視しているため、不当に不利な契約をさせられることは少ないでしょう。

ただし、オプションの契約内容や契約期間は、事前に自分で確認することをおすすめします。

機種が限られる

iPhone 1円キャンペーンは、すべてのiPhoneが対象になるわけではありません。

キャンペーンの対象機種は主に3つあります。

iPhone 1円キャンペーン対象機種
  • iPhone 12(64GB)
  • iPhone SE(第3世代)(64GB)
  • iPhone SE(第2世代)(64GB)

最新機種のiPhone 13は1円キャンペーンの対象に含まれないことが多いです。

またiPhone 12は64GB・128GB・256GB・512GBのストレージ容量が用意されていますが、1円キャンペーンの対象となるのは基本的に64GBのみとなります。

iPhone SEは最新版の第3世代が1円で購入できることもありますが、iPhone SEも1円キャンペーンの対象となるのはストレージ容量64GBのみです。

写真・電話・SNSなどがメインの人であれば64GBで十分でしょう。

ゲームアプリをたくさんダウンロードする人や、動画の撮影・保存を頻繁に行なう人は、64GBでは足りないかもしれません。

そのほか「iPhone 12」「iPhone SE(第3世代)」「iPhone SE(第2世代)」の詳しいスペックは以下の通りです。

iPhone 12

項目iPhone 12
画面サイズ6.1インチ
本体サイズ高さ:146.7mm
幅:71.5mm
厚さ:7.4mm
重さ162 g
アウトカメラ1,200万画素
(超広角、広角)
インカメラ1,200万画素
ROM64GB
128GB
256GB
CPUA14 Bionic
認証Face ID (顔認証)
防水IP68等級
5G対応○(Sub6波のみ)
カラーホワイト
ブラック
(PURODUCT RED)
グリーン
ブルー
パープル

iPhone SE(第3世代)

項目iPhone SE3(第3世代)
ディスプレイ4.7インチ
液晶ディスプレイ
解像度1,334 x 750
本体サイズ高さ:138.4mm
幅:67.3mm
厚さ:7.3mm
重さ144g
アウトカメラ広角:1,200万画素
インカメラ700万画素
バッテリー非公表
RAM4GB(非公表)
ROM64GB・128GB・256GB
CPUA15 Bionicチップ
認証指紋認証
カラーミッドナイト
スターライト
(PRODUCT)RED
ネットワーク5G対応
充電18W急速充電対応

iPhone SE(第2世代)

項目iPhone SE(第2世代)
ディスプレイ4.7インチ
本体サイズ高さ:138.4 mm
幅:67.3 mm
厚さ:7.3 mm
重さ148 g
アウトカメラ広角:1,200万画素
インカメラ700万画素
バッテリーiPhone 8とほぼ同じバッテリー駆動時間
RAM3GB(非公式)
ROM64GB・128GB・256GB
CPUA13 Bionicチップ
OSiOS13
認証指紋認証
カラーブラック・ホワイト・(PRODUCT)RED

iPhoneの返却が必要なことがある

iPhone 1円キャンペーンでは、2年後などにiPhoneの返却が必要になることがあります。

キャンペーンでは、1円で端末を購入できる場合だけでなく、実質1円となるパターンも存在するからです。

iPhone 1円キャンペーン
  • 一括1円:1円で端末を購入。以後の支払いは発生せず、端末を返却する必要もない。
  • 実質1円(還元型):端末の購入時は数万円を支払うが、後日現金やポイントにて還元される。
  • 実質1円(返却型):残価設定ローンや残価設定型クレジットにて購入する。

最も単純で安心な購入方法は「一括1円」です。

端末は1円で買い切りとなり、自分のものになります。

実質1円(還元型)は、購入時はiPhoneの正規価格を支払うものの、キャッシュバックキャンペーンやポイント還元によって「実質1円」になる購入方法です。

実質1円(返却型)とは、月々1円の支払いでiPhoneを利用できるようになる購入方法で、23ヶ月の使用後に端末を返却することになります。

実質1円(返却型)の場合、実際に支払う端末料金の総額は23円になります。

端末をレンタルする形になるため、レンタルに抵抗がある人は、返却する必要があるかどうかを契約前に確認するようにしてください。

iPhone 1円キャンペーンはなぜ行われる?

画像引用元:Apple

iPhone 1円キャンペーンは主にMNP転入者と新規契約者を増やすことを目的に行なわれます。

多くの場合で「他社からMNP乗り換えすること」がキャンペーンの必要条件となっていることから、各スマホ会社は他社からの利用者を増やそうとしていることがわかります。

また、22歳以下や30歳以下といった年齢制限を設けている店舗もありました。

誰もがスマホを持つようになったうえに、人口は減少しています。

各スマホ会社としては他社のユーザーに乗り換えてもらうか年齢層の低い層が初めてスマホを持つときに選んでもらうくらいしか、新規開拓の余地はあまりないのでしょう。

iPhone 1円キャンペーンを実施することで、ユーザーを獲得し、長期間にわたって自社サービスを利用してもらいたい、という背景があるようです。

iPhoneが優遇されるのは日本で人気だから

スマホの激安販売はiPhoneだけでなく、GalaxyやGoogle Pixel、Xperiaの機種でも行なわれることがあります。

しかしiPhone SE(第3世代)のように、発売開始の直後から実質1円で購入できるようになるのはiPhoneならではのキャンペーンです。

なぜiPhoneが優遇されているかというと、日本のiPhoneのシェア率の高さが理由だと考えられます。

日本のiPhoneの利用率は2021年12月時点で約50%、10~20代に絞ると約70%もあります。

海外のiPhoneのシェア率はここまで高くありません。

若い人を中心に非常に人気なiPhoneを、発売日直後から1円で購入できるようにすれば、キャリアからしたら契約に繋げやすいのでしょう。

iPhone 1円キャンペーンは回線なしでもOK?

iPhone SE3

画像引用元:Apple

iPhone 1円キャンペーンは、回線の契約なしでも適用されます。

2019年10月に改正された電気通信事業法により、回線契約にともなう割引の上限は22,000円に制限されました。

一方、端末のみを購入する場合には、この制限は当てはまりません。

つまり回線契約と端末の購入を別々に行なった場合、22,000円までという割引制限は適用されなくなります。

iPhoneを一括1円で販売するカラクリ

例えば楽天モバイルでは、iPhoneSE(64GB)の端末販売価格は57,800円です。

もし楽天モバイルの回線契約にともなって端末を購入すると、割引の上限は22,000円のため、端末購入価格は35,800円になります。

一方、MNP乗り換えや新規契約に紐づく割引を上限の22,000円に設定し、端末そのものの割引を35,799円として提供すると、一括1円になります。

「割引上限が22,000円」というのは、あくまでも回線契約に紐づいた場合のみに適用されるため、端末自体の割引額に上限はありません

よって家電量販店などで発売されるSIMフリー端末の割引額は、店舗で自由に決められます。

一括1円のカラクリ
  • 回線契約の割引(22,000円) + SIMフリー端末の購入割引(上限なし)
    → 端末価格が一括1円

一部の店舗では違法販売の可能性も

総務省は2022年4月25日に有識者会合を開催し、「iPhone一括1円」などの広告に関する覆面調査の結果を公開しました。

調査の結果、全体の約1割の店舗で違法販売または違法販売の疑いがあることがわかりました。

具体的な違法内容としては「回線契約にともなう割引額が22,000円より多い」「回線契約しない人に端末を販売しない」などが挙げられます。

端末販売と回線契約の完全分離を定めた電気通信事業法に反する店舗が一定数あるようです。

また、スタッフの説明の中に「MNP乗り換えや光回線、クレジットカード契約との組み合わせで22,000円以上の割引を実施する」「MNP用の端末はあるが、端末だけの販売はしていない」などの違法説明が含まれていたことも明らかになりました。

調査の対象となった携帯キャリア4社は再発防止に取り組むと説明していますが、契約する側もiPhone 1円キャンペーンのカラクリを認識してトラブルになる契約を結ばないよう気を付けましょう。

スマホ乗り換え.comは安心できる代理店

スマホ乗り換え.comの店舗紹介

画像引用元:スマホ乗り換え.comとは?MNPで最速キャッシュバック! | スマホ乗り換え.com

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特に、契約内容や商品についてわかりやすく、丁寧に説明してもらえるため、ここまで書いたような注意点が心配な方には特におすすめです!

iPhoneは条件付きで1円でも買える!

今回はiPhone 1円キャンペーンについて解説しました。

キャンペーンを受けるためにはMNP転入や指定プランへの加入が必要だったり、購入できる機種が限られたりしています。

また、ごく一部の店舗ではありますが、電気通信事業法に違反している可能性のある店舗も存在するため、契約する時には注意が必要です。

それでも新しいiPhoneを1円で利用できるのは大変お得となるため、2台目のスマホや初めてiPhoneを持つ学生などには嬉しいキャンペーンと言えるでしょう。

iPhoneの購入を検討している人はぜひキャンペーンも利用してみてください。

iPhone 1円キャンペーン
  • 条件に当てはまれば1円で購入可能
  • ポイントや現金のキャッシュバックで実質1円の場合も
  • 実質1円(返却型)では端末を返却する必要あり