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この記事では、iPhoneの初期設定であるアクティベーションについて紹介していきます。
しかし、初期設定といっても「SIMなしのiPhone」や「アクティベーションロック」等では、スムーズに行かない事もあります。
基本的なアクティベーションの方法や、SIMなしのiPhoneやアクティベーションロックの対処法について解説していきます。
- アクティベーションは初期設定の事
- SIMなしiPhoneでもアクティベーション可能
- アクティベーションの手順は簡単
- アクティベーションできない原因は4つ
- アクティベーションロックはApple IDとパスワードが必要
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iPhoneの「アクティベーション」とは
画像引用元:iOS 14 – Apple(日本)
結論からiPhoneのアクティベーションについてご紹介すると「iPhoneの初期設定」の事を指しています。
iPhoneを購入した際、はじめに障害となるのが「アクティベーション」です。
特にiPhoneをはじめて購入したという方では、混乱してしまうといったケースが見られます。
ただ、手順さえ分かってしまえば、それほど難しくありません。
具体的な手順については、「iPhoneをアクティベーションする手順」という箇所で説明しています。
SIMなしのiPhoneはアクティベートできる?
結論からいうと「SIMなしのiPhoneでもアクティベートは可能」です。
ただ、「SIMなしのiPhone」のケースでは、「SIMありのiPhone」よりも少し手順が増えます。
SIMなしのiPhoneの解決方法はシンプルで、SIMを何らかの方法で用意する事です。
譲渡・中古販売を予定しているなら、以下のような作業をして譲渡するのがおすすめです。
- SIMを挿入
- iPhoneを初期化
- アクティベーションでApple IDをスキップ
- アクティベーション終了
- SIMを回収
用意するSIMの条件
友人や家族等の身近な人から譲ってもらったケース等では、元々使っていたSIMを貸してもらいましょう。
そのSIMを挿入した状態でアクティベーションを進めることで、アクティベートが可能です。
また、身近な人から以下の条件に当てはまるSIMを貸してもらえると可能なケースもあります。
- 同じキャリア
- 同じサイズ
(キャリアについては、SIMフリーiPhoneだと気にしなくて良いケースが殆ど)
ただ、正攻法ではないため、100%とは言い切れません。
ほかのモデルの iPhone や iPad、ほかのメーカーの携帯電話の SIM をお使いのケースは、きちんと収まらない事があります。
引用元:Apple(日本)
この事から、ベストは「同じキャリア・同じiPhone」のSIMを持っている方が、周りにいるケースだと言えます。
何れにせよ、そのようなSIMを身近な人から用意出来るは、アクティベートが可能です。
SIMなしiPhoneをアクティベートする最終手段
周りに該当するようなSIMを持っている人がいないというケースあるはずです。
特にスマホの世代が異なると、SIMも異なっているというケースが見られます。
しかし、このようなケースでも、まだSIMなしのiPhoneをアクティベートする方法はあります。
その方法とは「アクティベート専用のSIM」を用意する事です。
一般的なものなら500円から900円程度で、Amazonにて販売されています。
ただ、注意が必要なのは、本当に「アクティベートに特化したSIM」のため、以下の用途では利用出来ません。
- 通話・通信
- アクティベーションロックの解除
- SIMロックの解除
少し特殊なSIMのため誤解される事が多いですが、用途を踏まえた上で購入するべきです。
iPhoneをアクティベーションする前に確認
画像引用元:iPhone 12とiPhone 12 mini – Apple(日本)
iPhoneのアクティベーションは手順さえ把握すれば簡単です。
しかし、実行に移す前に確認しておきたい事が何点か存在しています。
後々エラーの原因になる事もあるので、心配な方は以下の2つをチェックしてください。
- SIMの状態
- Appleサイドの情報(システム状況)
まず、はじめにSIMをしっかりと挿入しないと、エラーの原因となります。
(iPhoneのアクティベーションにはSIMが必要なため)
そのため、SIMトレイがしっかりと閉まっているか・緩み等は見られないか?をチェックするのがおすすめです。
また、一時的にAppleのシステム状況で「アクティベーションが利用できない」ケースがあります。
これに関しては、何らかのメンテナンスや問題が起こっているという事なので、時間が経てば解決します。
iPhoneをアクティベーションする手順
画像引用元:iPhone 12 Studio
実際の「iPhoneのアクティベーション手順」について、以下の2通りの方法から解説していきます。
iPhoneのみで行う場合と、PCのiTunesを通して行うパターンがあります。
- iPhoneからのアクティベーション
- iTunesからのアクティベーション
iPhoneでアクティベーション
iPhoneでのアクティベーションは、以下のような手順でアクティベーションを設定すると、スムーズに進みます。
(初期設定を想定、OSバージョンによって変化する可能性アリ)
- 電源を入れ、画面を起動
- 言語設定「日本語」を選択
- 国または地域「日本」を選択
- 画面下の「手動で設定」をタップ
- キーボードは使うものを選択
- Wi-Fiを設定 ※1
- データとプライバシー「続ける」を選択
- Face IDもしくはTouch IDを設定
- パスコードを任意で設定 ※2
- 「APPとデータを転送しない」を選択
- 「Apple IDを使用しない」を選択 ※3
- 利用規約に同意
- エクスプレスを設定「続ける」を選択
- App解析「任意で設定」を選択
- ディスプレイ関係「続ける」を選択
- 操作関連「続ける」を選択
- スワイプで終了
※1 Wi-Fiが無ければモバイルデータ通信回線を使用でOK
※2 パスコードオプションから設定しない事も可能
※3 後に設定可能、すぐに進めたいならスキップ推奨
文面で見ると長いものの、実際にやってみると意外にすぐ終わります。
iTunesでアクティベーション
iTunesからのアクティベーションに関しては、主に「復元」を行う方を対象に手順をご紹介していきます。
上記したアクティベーション方法で途中まで進めましょう。(iPhoneのアクティベーション)
そして、「Appとデータ」でストップしてください。
「iTunesパックアップから復元」を選択します。
そこからの手順は以下のようになっています。
- 「iTunesバックアップから復元」を選択
- USBケーブルでPCと接続(iTunesに接続)
- 「このバックアップから復元」を選択
- 復元を待つ
- 同期の開始
- 同期完了でiTunesの作業は終了
- iPhoneで読み込み開始
- 復元完了のメッセージで成功
途中まではiPhoneのみのアクティベーションと大きな違いはありません。
しかし、Appとデータの部分から相違が見られます。
また、iTunesとiPhoneの処理中は出来るだけ触れないようにしましょう。
USBケーブルを外してしまうと、失敗する可能性があります。
iPhoneをアクティベーションできない時の原因
画像引用元:iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max – Apple(日本)
基本的に、先程ご紹介した手順でiPhoneのアクティベーションを進めていくと、アクティベートする事が可能です。
しかし、中には「それでもアクティベートが出来ない!」といったケースもあります。
これから、考えられる理由について、4つのポイントから解説していきます。
- SIMが原因
- 通信が原因
- Appleサイドの原因
- アクティベーションロックの可能性
SIMの問題
アクティベーションを進めていく中で「SIM」に関する問題を指摘される事があります。
この場合、SIMのトレイが閉まっていなかったり、緩んでいたりして、うまく挿入されていない事が多いです。
このようなケースでは、SIMがiPhoneにうまく認識されません。
これにより、アクティベーションを進める事が出来ない原因に繋がります。
不安定な通信
次に挙げられる原因が「不安定な通信」によるものです。
通信方法がモバイルデータ通信回線なら、うまく通信が出来ていない可能性があります。
こちらも同じくアクティベーションが進まない原因となる可能性があります。
Appleサイドの問題
アクティベーションには、Appleサイドとの通信が必要です。
そのため、Appleサイドに問題があると、一時的にアクティベーションが利用できないというケースがあります。
Appleが原因だと、ユーザーから工夫出来る事が限られているので、厄介です。
アクティベーションロックの可能性
下記のようなケースでは、アクティベーションロックになっている可能性が高いです。
- アクティベーションロックの際に、Apple IDとパスワードが要求されている
- アクティベーションロックの画面が出てきた
後にアクティベーションロックについて詳しく解説しますが、上記した原因の中では最も厄介な原因です。
iPhoneをアクティベーションできない時の対処法
画像引用元:iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max – Apple(日本)
次に、iPhoneのアクティベーションが出来ない時に試したい対処法を5つに分けてご紹介していきます。
- 再起動
- SIMのチェンジ
- Wi-Fiへの接続
- システム状況をチェック
- iTunes経由のアクティベーション
まず試したい再起動
iPhoneのアクティベーションで躓いたら、まず試したいのが再起動です。
アクティベーションに限らず、スマホ関連のトラブルでは再起動が推奨されているものが多いです。
「なんか変だな」と感じたら、再起動してもう一度やり直してみましょう。
意外と、再起動後にすんなり解決するケースもあります。
違うSIMで試す
SIM関連が原因となっているケースでは、まず「SIMを出して、再度挿入」してみましょう。
出し入れする事で、何らかの原因が取り除かれる(認識を邪魔していたゴミが取れる等)可能性があります。
それでも解決しないなら、SIMなしのiPhoneと同じ様に、他のSIMで試してみましょう。
他のSIMを持っていないケースは、通信事業者に依頼する事が推奨されています。
別の SIM カードがない場合は、通信事業者の販売店にて、別の SIM カードでテストしてもらうようにご依頼ください。SIM カードの交換が必要になる場合があります。
引用元:Apple(日本)
仮に、これで成功したケースは、そのSIM自体に何らかの問題がある可能性が高いです。
通信事業者から提供されたSIMを使っているのに、SIM関連のトラブルが起きたケースの対処法は1つです。
無難ですが「店舗に聞く」というのが1番早く確実です。(SIMに関しては通信事業者が関わっているため)
Wi-Fiに接続する
モバイルデータ通信回線を使っていると不安定な通信になる事があります。
このようなケースでは「安定した通信」で解決する可能性があります。
安定した通信の確保は、Wi-FiとiPhoneを繋ぐ事で可能になるので、iPhoneとWi-Fiを繋ぎましょう。
システム状況をチェックし待つ
シンプルにエラーが発生するといったケースでは、Appleサイドの問題である可能性もあります。
まずチェックしたいのは、Appleが公開している「システム状況」です。
「IOSデバイスアクティベーション」に、エラーが報告されていれば、Appleサイドの問題です。
このケースにおいて、ユーザーからは何も出来ないので、じっと待つしかありません。
iTunes経由でのアクティベーション
アクティベーションが出来ないケースでは、「iTunes」を用いると可能な事もあるようです。
iTunesが最新バージョンに更新されている事を確認し、iPhoneとPC(iTunes)を接続します。
ここからは、iTunesのアクティベーションと同じような手順を踏みます。
これで、アクティベーションを出来る可能性があります。
ちなみにここで「SIMカードが互換性を欠いている、または無効だ」と表示される事があります。
このケースでは、SIMの問題という事になります。(通信事業者へサポートを依頼)
iPhoneの「アクティベーションロック」とは
画像引用元:iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Max – Apple(日本)
対処法のどれを試してもアクティベーションが進められず、Apple IDとパスワードを要求される事があります。
こういったケースでは「アクティベーションロック」になっている可能性が高いです。
アクティベーションロックとは文字通り、アクティベートをロックする機能の事です。
- アクティベーションができなくなること
- 「iPhoneを探す」が原因
- 盗難等への防御策
アクティベーションロックの原因と解除方法
iCloudの「iPhoneを探す」の設定をオンにした状態だと、機能が有効になります。
ロックを解除するためには正しい「Apple ID」と「パスワード」が必要です。
ただ、アクティベーションロックになっているケースでは、この解除が難しいこともあります。
アクティベーションロックに関するトラブルは「譲渡」を巡って発生する事が多いためです。
本来、この機能は盗難等にあった時に、iPhoneや個人情報を守るための機能です。
知人からの譲渡等なら解除は容易です。
しかし、個人情報のApple IDとパスワードのやり取りが必要なため、中古で購入したケースでは難しい事もあります。
アクティベーションロックを防ぐ方法
アクティベーションロックを防ぐ方法は1つです。
譲渡・中古で売り渡す前に、必ず「iPhoneを探す」を「オフ」にする事です。
アクティベーションロックは、「iPhoneを探す」の機能ですから、それをオフにしてしまえば、ロックもされません。
「iPhoneを探す」「アクティベーションロック」そのもの自体は、便利な機能です。
ただ、「人に渡る時」にオフにするという事は押さえておきましょう。
iPhoneのアクティベーションロックを解除する手順
アクティベーションロックがかかってしまった場合、自分だけで解除するのはほぼ不可能といってもいいでしょう。
所有者に連絡をとったり、Appleのサポートが必要になります。
以下のポイントに分けてご紹介していきます。
- 元所有者へ直接の依頼
- 連絡が取れるケースは遠隔で
- 最終手段・Appleのサポートを受ける
元の所有者に直接頼む
アクティベーションロックはApple IDとパスワードさえあれば、解除できます。
そのため、貰った人に直接解除してもらう事が出来れば、1番スムーズです。
もしも、家族や友人等の間柄の方であれば、直接解除するように頼むのがおすすめです。
遠方の方や連絡が取れるなら遠隔
元々の所有者が遠方に居るケース等、直接解除してもらうのが難しい事もあるはずです。
そのようなケースなら、WEBから遠隔でアクティベーションロックを解除してもらう事も可能です。
元所有者が遠方だったり、ネット通販等で購入した方も販売者と連絡が取れるケースでは、対応出来る対処法です。
WEBで解除する手順は以下のような流れとなっています。
- iCloud.comにWEB経由でアクセス
- Apple IDとパスワードを入力
- iPhoneを探すを選択
- 全てのデバイスを選択
- 該当するiPhoneを削除するデバイスに
- アカウントから削除を選択
これを完了すると、アクティベーションロック状態のiPhoneからiPhoneを探すを切り離す事が出来ます。
どうしようもないケース
上記したどれも対応できないケースであっても、対処出来る最終手段があります。
それがAppleによる「アクティベーションロック解除のサポート」です。
以下のように所有権を証明する事が出来ると、Appleがアクティベーションロックを解除してくれます。
所有権を証明する書類が必要です。所有権を証明する書類には、製品のシリアル番号、IMEI、または MEID が記載されている必要があります。
引用元:Apple(日本)
書類が必要な事等を考慮すると、この手段の前段階で解決出来るのがベストです。
アクティベーションは手順さえ掴めば簡単!
以上、iPhoneのアクティベーションについてでした。
- アクティベーションは初期設定の事
- SIMなしiPhoneでもアクティベーション可能
- アクティベーションの手順は簡単
- アクティベーションできない原因は4つ
- アクティベーションロックはApple IDとパスワードが必要
- 店舗やAppleのサポートが必要なケースもある
iPhoneはOSの特性上、シンプルな操作性やデザインを追求しています。
アクティベーションに関しても同様の事が言え、基本的にはスムーズに進むケースが大半です。
ただ、同時にユーザーの個人情報やセキュリティに重きを置いています。
そのため、何らかの特殊な環境(中古・譲り受けた)といったケースでは、注意が必要です。