
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
iPhoneのバッテリー交換はどこでするかによって、かかる値段や時間が異なります。
そこで今回は、iPhoneのバッテリー交換にかかる値段と時間について解説します。
バッテリー持ちが不安になってきた方や長年同じiPhoneを利用している方は、ぜひ参考に新しいバッテリーに交換してくださいね!
まずは結論から↓
- Appleストア:5,400円〜7,400円、AppleCare+加入中は無料
- 正規サービスプロバイダ:Appleストアと同額
- Appleの配送修理:Appleストアと同額
- スマホ修理の専門店:お店により様々
- 自分で交換:バッテリーと工具の購入費用のみ
- Appleストア等の店頭:約20分
- Appleの配送修理:約1週間
- 自分で交換:約30分
iPhoneのバッテリー交換場所別の値段・時間早見表
まずはiPhoneのバッテリー交換をどこでするのかと、それぞれの値段・時間を簡単にチェックしましょう。
※ 横にスクロールできます。
項目 | Apple直営店 or 正規サービスプロバイダ | Apple 配送修理 | 街中のスマホ 修理屋さん | 自分で交換する |
---|---|---|---|---|
iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone 11 Pro Max、iPhone 11 Pro、iPhone 11 | 7,400円 保証内は0円 | 7,400円 保証内は0円 | 約10,000円〜 | 約3,000円 |
iPhone 8/8 Plus以前 | 5,400円 保証内は0円 | 5,400円 保証内は0円 | 約4,000円〜 | |
修理時間 | 約20分 | 約1週間 | 約20分 | 約10分 |
予約要否 | 必須 | 推奨 | 不要 | 不要 |
修理予約窓口 | Apple直営店を予約 | 配送修理はこちら | - | - |
iPhoneのバッテリー交換は、Apple直営店やApple正規サービスプロバイダのお店や配送で行うのが基本です。
その他、街中にあるスマホの修理専門店でもバッテリー交換を行っています。ただ、Appleの正規サービスプロバイダではないお店もあることも。
非正規修理や自分で交換すると、それ以降正規店での修理が受けられなくなります。
さらに厳密には電波法違反となるので、相当な事情がなければおすすめはできません。
Apple公式のバッテリー交換費用が2019年1月から安くなっていることもあり、今ならApple直営店や正規サービスプロバイダを利用しましょう!
なお、ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアが提供する端末補償オプションに加入していても、バッテリー交換は補償対象外です。
キャリア契約のiPhoneも、バッテリー交換はAppleに直接問い合わせましょう。
先の早見表で確認した通り、iPhoneのバッテリー交換には次の方法があります。
- Apple直営店またはApple正規サービスプロバイダでの交換
- Appleへの配送交換
- 街中にあるスマホ修理店での交換
- バッテリーのみ購入して自分で交換
それぞれの交換方法によって、バッテリー交換にかかる値段も時間も異なります。
あなたに合った方法でiPhoneのバッテリーを交換しましょう!
Apple直営店や正規サービスプロバイダでのiPhoneバッテリー交換
画像引用元:Apple の修理と修理状況の確認 – Apple サポート 公式サイト
Appleでは、直営店にiPhoneなどのApple製品のアフターサポート窓口(Genius Bar)を設けています。
さらにカメラのキタムラやビックカメラなど、Appleに認定された正規サービスプロバイダでも同じサポートが受けられます。
いずれかの窓口にiPhoneを持ち込むことで、iPhoneのバッテリーを交換してもらえます。
Appleでのバッテリー交換費用 2020年4月時点
モデル | AppleCare+ または 保証期間内 | 保証対象外 |
---|---|---|
iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone 11 Pro Max、iPhone 11 Pro、iPhone 11 | 0 円 | 7,800 円 |
iPhone 8/8 Plus以前、 iPhone SE | 0 円 | 5,400 円 |
Apple直営店や正規サービスプロバイダでのバッテリー交換費用は、2019年1月から値下がりしました。
それまではバッテリー交換に8,800円必要だったので、特にiPhone 8/8 Plus以前のモデルが安くなりましたね。
さらにiPhoneの保証期間内やAppleCareに加入している状態なら、バッテリー交換の費用は必要ありません。
これはキャリアオプションのAppleCareも対象となります。
AppleCareに加入しているなら、特に故障することがなくても、2年経過する前にバッテリー交換してもらった方がお得ですね。
ただ、ドコモのケータイ補償サービスはバッテリー交換の対象外なので注意しましょう。
AppleCareで無償になるのは80%以下の時
Appleの規定ではバッテリー性能が80%以下になっていないと、AppleCareに加入していても無償交換してもらえない可能性があります。
そのため、持ち込み前にご自身でバッテリーの状態はチェックしておくといいでしょう。
iPhoneのバッテリー性能確認方法
1設定を開く
2「バッテリー」をタップ
3「バッテリーの状態」をタップ
4「最大容量」が何%かチェック
ここに表示された最大容量が80%以下なら、AppleCareでバッテリー交換に応じてもらえます。
なお、80%以上あるのに電池持ちが悪い場合、バッテリー以外に問題がある可能性もあります。
それの対策方法をバッテリー交換を申し込む前にチェックしてください。
iPhoneに故障があると追加で修理費がかかる
また、バッテリー交換作業でiPhoneを分解した際に、他の故障部位が見つかった場合は別途修理費用がかかります。
「バッテリー交換だけしてくれればいい!」と思うでしょうが、電波法の関係で故障が判明したのにバッテリー交換だけを行うことはできません。
故障内容によってはAppleCareで交換してもらった方が安上がりなこともあります。
画面割れなど何か故障部位がある場合は、まずAppleCareやキャリアの端末補償窓口に相談しましょうね!
Apple直営店でバッテリー交換にかかる時間
Apple直営店でも正規サービスプロバイダでも、iPhoneのバッテリー交換は15分〜20分程度で終わります。
ただ、どのお店でもiPhoneのバッテリー在庫には限りがあり、在庫切れの時は1週間前後預けることに。
1台しかiPhoneを持っていない場合など、預けると困ってしまう場合はお店に行く前に電話で在庫確認した方がいいでしょう。
ただし、Apple直営店も正規サービスプロバイダも、バッテリーの在庫確保はしてくれません。
電話で在庫があると確認できたら、できるだけ早めに予約を取って行きましょうね!
Apple直営店は予約必須!
日本はiPhoneのシェア率が世界一高く、それに伴ってApple直営店は毎日混雑しています。
特に休日は人でごった返すこともあり、ふらっと行っても対応してもらえないことも。
そのため、Appleストアでバッテリー交換をするなら、必ず予約を取ってから行きましょう。
次はAppleへ配送してiPhoneのバッテリー交換をしてもらう方法を解説します。
Appleへ配送でのiPhoneバッテリー交換
画像引用元:Apple の修理と修理状況の確認 – Apple サポート 公式サイト
Appleでは、公式のサポートサイトから申し込むと配送でバッテリー交換を行ってくれます。
Appleストアや正規サービスプロバイダの予約が取れない場合や、近くにお店がない場合などは配送でのバッテリー交換を活用しましょう!
配送でのバッテリー交換費用 2020年4月時点
モデル | AppleCare+ または 保証期間内 | 保証対象外 |
---|---|---|
iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR、iPhone 11 Pro Max、iPhone 11 Pro、iPhone 11 | 0 円 | 7,800 円 |
iPhone 8/8 Plus以前、 iPhone SE | 0 円 | 5,400 円 |
配送でのバッテリー交換費用は、Appleストアや正規サービスプロバイダのお店に行ってバッテリー交換する費用と同じです。
バッテリー交換を申し込むと、指定した日時に配送業者が回収に来てくれます。
送料もAppleの負担なので、余計な費用もかからなくて楽ですね!
配送でバッテリー交換にかかる時間
配送でのバッテリー交換は、Appleに送ってから1週間〜10日ほど待つ必要があります。
その間は他のスマホを用意しておかないと何もできなくなってしまうので、配送手続き前に準備しておきましょう。
なお、キャリア契約でiPhoneを使っている方は、Appleへの配送期間中に代替機を借りることもできます。
多くの場合は少し古いAndroidになってしまいますが、1週間以上スマホのない生活よりはるかにマシですよね。
どうしても代わりのiPhoneが用意できない方は、配送手続きの前にキャリアに相談してみましょう!
配送でバッテリー交換をする手順
配送でのバッテリー交換は、Appleの公式サポートサイトから申し込むことから始まります。
この章の画像引用元:iPhone のバッテリーと電源 – Apple サポート 公式サイト
1Appleサポート公式サイトにアクセス
2「バッテリー交換を申し込む」をタップ
3「配送修理」をタップ
4Apple IDとパスワードでサインインする
5バッテリー交換するiPhoneを選ぶ
ここで同じApple IDを利用しているiPhoneが一覧表示されるので、バッテリー交換をしたいiPhoneを選びましょう。
6集荷して欲しい日時を選んで「続ける」をタップ
氏名や住所はApple IDの登録情報が自動的に入力されます。
もし誤りがある場合は修正し、集荷日時を決めましょう。
7支払方法を決めて「修理の詳細を確認する」をタップ
Appleのバッテリー交換はクレジットカード払いか、修理完了後の代引きから選べます。
8利用規約に同意して「送信」をタップ
これで配送でのバッテリー交換の申し込みは完了です。集荷が来る前にデータのバックアップなど準備を進めておきましょう。
配送でのバッテリー交換申し込み後にやっておくこと
配送の前に準備しておくことを解説します。
データのバックアップなどは想像がつくと思いますがそれ以外にもあります。
「iPhoneを探す」をOFFにする
iPhoneをAppleに送る前に、iPhoneを探すをOFFにしておきましょう。
バッテリー交換だけならiPhoneを探すがONでも問題ありません。
しかし、万が一他の故障があった場合、iPhoneを探すがONのままでは修理できない可能性があります。
ただ、iPhoneを探すをOFFにすると不安という方もいますよね。
そうした方は、iTunesやiCloudにバックアップをとり、iPhoneをリセットした状態でAppleに送りましょう。
ケース等のアクセサリを外す
iPhoneのケースや画面のフィルムなど、iPhoneに付いているアクセサリはAppleに送る前に取り外し、iPhone本体のみにする必要があります。
担当者によっては丁寧に取り外して返却してくれる場合もありますが、基本的にアクセサリ類はすべて廃棄されます。
これはAppleに限らず、スマホメーカーの修理窓口で共通のことですね。
少々面倒ですが、AppleにiPhoneを送る前にすべてのアクセサリは取り外しておきましょう!
データをバックアップする
配送でのバッテリー交換に限ったことではありませんが、iPhoneをAppleに送る前にデータのバックアップは取っておきましょう。
通常、バッテリー交換だけでデータが破損することはまずありません。
しかし、バッテリー交換のために分解してみると、何かしらの故障や不調部位が見つかり修理となることも。
修理内容によってはデータが消えることもあるので、万が一に備えて事前のバックアップを忘れないようにしましょう。
次は、正規店ではないスマホ修理店でiPhoneのバッテリー交換をする方法を解説します。
スマホ修理店でのiPhoneバッテリー交換
街中にあるスマホ修理専門店でも、iPhoneのバッテリー交換ができます。
Appleや正規サービスプロバイダのように混み合うことが少ないので、スムーズに対応してもらえるメリットがあります。
その反面、1度でも非正規のバッテリー交換・修理を受けると、今後Appleの修理サポートやAppleCareが受けられなくなる可能性があるので注意しましょう。
スマホ修理店でのバッテリー交換費用 2020年4月時点
モデル | iPhone修理工房 | あいさぽ |
---|---|---|
iPhone XS Max | 15,800円 | 記載なし |
iPhone XS | 14,800円 | |
iPhone XR | 13,800円 | |
iPhone X | 8,980円 | 7,980円 |
iPhone 8 Plus | 7,980円 | 5,980円 |
iPhone 8 | ||
iPhone 7 Plus | 5,980円 | |
iPhone 7 | 5,480円 | |
iPhone 6s Plus | 3,980円 | 4,980円 |
iPhone 6s | ||
iPhone 6 Plus | ||
iPhone 6 | 3,780円 | |
iPhone SE | 3,180円 |
スマホ修理店のiPhoneバッテリー交換にかかる費用は、お店によってかなりばらつきがあります。
よく見るお店だけで比較しても、Appleより安いところも高いところもあります。
ただ、バッテリー交換以外の修理費用を比較すると、Appleの通常修理に出すより安上がりになることがほとんどです。
スマホ修理店でバッテリー交換にかかる時間
スマホ修理店では、基本的に持ち込んだその場でバッテリー交換をしてくれます。そのため、お店に行ってからバッテリー交換が完了するまで10〜20分程度で完了します。
予約無しでも比較的すぐ対応してもらえるので、Appleストアよりも早くバッテリー交換ができます。
どんな人ならスマホ修理店を使うべき?
ここまでお伝えした通り、街のスマホ修理店はメリット・デメリットがはっきりしています。そのため、次のような方にはおすすめできます。
- AppleCareやキャリアの端末補償を契約していない
- バッテリー交換だけでなく画面割れ等の修理も必要
- どうしてもAppleストアの予約が取れず、配送も抵抗がある
こうした方はスマホ修理店でのバッテリー交換も視野に入れましょう。
業界最安値の「スマホソニック」がオススメ!
画像引用元:androidのスマホ修理ならスマホソニック【全国対応】
「実店舗でスマホを修理したい」と思っても、不安なのが料金ですよね。
そんなときは、あらかじめネットで見積りのできるお店がオススメです。
中でも「スマホソニック」なら最安1,980円~で、他社よりも高い場合は相談も可能です。
バッテリーの交換なども最短10分から対応してもらえるため、急な故障でも安心です!
次はiPhoneのバッテリー交換を自分で行う方法を解説します。
自分でiPhoneのバッテリー交換をする方法
iPhoneのバッテリー交換は、専用の工具とネットで販売されているバッテリーを購入すれば、自分で交換することもできます。
ただ、分解方法がモデルによって異なることや、分解が原因での故障には一切の保証がないことに注意が必要です。
そのため、機械の分解に慣れていない方や、AppleCareやキャリアの補償オプションに加入中の方は避けた方がいいかもしれません。
自分でバッテリー交換する費用
iPhoneのバッテリーを自分で交換するときにかかる費用は、バッテリーと専用工具を購入する代金だけになります。
Amazonなどのネット通販サイトで検索すれば、各iPhoneのバッテリーがすぐヒットします。
iPhone 6s以前のモデルなら、工具込みで2,000〜4,000円、iPhone 7以降はバッテリーのみで3,000円前後で販売されているものが多いですね。
自分でバッテリー交換する時にかかる時間
iPhoneのバッテリー交換は、手順さえわかっていれば30分程度で終わります。
iPhoneが使えない時間が最小限になるので、他のどの方法より早く終わりますね。
ただ、分解・組み立ての手順はモデルによって多少異なるので、初めて分解するモデルは慎重に進めた方がいいでしょう。
自分でバッテリー交換する手順
それでは、手順を見てみましょう。
モデルによってネジの位置など細かな部分は異なるので、ここでは主な流れと考えてください。
なお、iPhoneのバッテリー交換には次のような工具を用意する必要があります。
代替品の市販バッテリーには大抵付属していますが、バッテリーのみを購入する場合は別途用意してくださいね。
- 特殊な形のネジ専用工具
- マイクロドライバー
- 画面取り外し用の吸盤
- 幅の細いヘラ
必要なものが揃ったら、バッテリー交換してみましょう!
- Amazon等でバッテリーや専用工具を購入する
- SIMトレイを取り外すSIMカードのトレイはiPhoneに付属していたピンを使って取り外しましょう。
- 外装のネジを専用工具で取り外す外装のネジは、多くのモデルで充電コネクタの部分にあります。
- 吸盤フックなどを使って画面を取り外す画面に吸盤フックを貼り付けて、画面を取り外しましょう。ただ、カメラの下あたりに画面と基盤を接続するケーブルがあるので、切断しないようにゆっくり持ち上げるようにしましょう。
- バッテリー接続コネクタを取り外すほとんどのモデルで、バッテリー接続コネクタの上に保護プレートがネジ留めされています。マイクロドライバーでプレートを取り外し、マイナスドライバやヘラを使ってバッテリーの接続を取り外しましょう。
- バッテリーの下にヘラを入れて両面テープを外すiPhoneのバッテリーは両面テープで固定されています。
ヘラなどを差し込んで、バッテリーを固定しているテープを外せばバッテリーが取り外せます。 - 新しいバッテリーを取り付けるiPhone用のバッテリーには両面テープも付属しています。
必ずテープを貼り付けて、バッテリーがぐらつかないように固定しましょう。 - バッテリーのコネクタを接続し、保護プレートを取り付ける元のバッテリーと同じようにコネクタを接続し、忘れずにコネクタ部分のプレートをネジ留めしましょう。
- 画面を閉じて外装のネジを締める最後に画面を元に戻してバッテリー交換は完了です。
自分でバッテリー交換する場合の注意点
iPhoneのバッテリー交換を行う際は、次の2つに気をつけましょう。
- 内部部品は極力触らない
- iPhone 7以降は防水がなくなる可能性がある
iPhoneを分解すると、Wi-Fiアンテナなどの部品が露出してしまいます。
いろいろ興味が湧いて触りたくなりますが、精密部品なので下手に触ると故障する原因に。
特にWi-Fiアンテナに触れて壊すことが多いので、内部部品に触れるのは必要最低限にした方がいいでしょう。
また、iPhone 7以降の防水対応モデルは、要所要所に防水パッキンが貼られています。
分解時に少しでも傷つくと、バッテリー交換後に防水機能がなくなることも。
自分でバッテリー交換する場合は防水パッキンの交換ができないので、iPhone 7以降を分解した後は防水機能がなくなったものと考えた方がいいかもしれません。
また、自分でiPhoneを分解することのデメリットを把握しておきましょう。
- iPhoneの保証がなくなる
- 分解が原因で故障する可能性あり
- 防水・防塵性能を失う可能性がある
- 購入するバッテリーが古い等、電池持ちが改善しない可能性がある
iPhoneのバッテリー交換が無料になる保証期間
画像引用元:AppleCare製品 – Apple(日本)
iPhoneのバッテリー交換は規定の料金がかかりますが、Apple Care+に加入して保証期間が残っている間は無料でバッテリー交換が受けられます。
- iPhone購入から2年間の本体保証とサポート
- 端末購入時 or 購入から30日以内に申し込み
- キャリア契約のApple Care+は購入同時のみ
Appleストアで購入したSIMフリーモデルでもキャリアで購入したモデルでも、保証期間・保証内容は同じです。
加入状況がわからない方は、Appleの保証期間確認ページで加入状況をチェックしましょうね。
もしApple Care+未加入または期限切れの場合は、有償でのバッテリー交換のみになります。
キャリアのサポートプログラムは使える?
画像引用元:Apple サポート 公式サイト
キャリアの契約でiPhoneを購入した方は、キャリアが提供する端末補償にApple Care+が含まれています。
具体的には次の端末補償に加入していればOKです。
- ドコモ:Apple Care+
- au:AppleCare+ & au端末サポート
- ソフトバンク:あんしん保証パック with AppleCare Services
なお、auとソフトバンクの端末補償は2年以上継続しますが、Apple Care+が機能するのは2年目までです。
それ以降はキャリアの対応になるので、バッテリー交換のみでも修理対応と同じ料金が発生すると考えてください。
また、ケータイ補償サービスなど、他の端末補償に加入している場合もバッテリー交換は有償対応です。
- Apple Care+に加入状態か?
- Apple Care+の期限が残っているか?
無料でバッテリー交換してもらいたい方は、忘れずにチェックしてから手続きしましょうね!
Apple Care+の加入状況確認手順
1iPhoneの設定を開く
2「一般」をタップ
3「情報」をタップ
4「シリアル番号」の文字列を長押ししてコピーをタップ
5Appleの保証期間確認ページにシリアル番号をペースト
6表示された保証状況をチェック!
ここでApple Care+の保証が有効か表示されます。
Apple Care+保証期間内の方は無料でバッテリー交換をしてくれるので、保証期間の切れる前に忘れずに手続きしてくださいね!
iPhoneのバッテリー交換をAppleに予約する方法
ここからはAppleにiPhoneのバッテリー交換を予約する方法と、予約できない時の対処法を解説します。
この章の画像引用元:iPhone のバッテリーと電源 – Apple サポート 公式サイト
Appleに予約する手順
1Appleサポート公式サイトにアクセス
2「バッテリー交換を申し込む」をタップ
3「持ち込み修理」をタップ
4Apple IDとパスワードでサインインする
5持ち込みしたい地域を入力して「検索」をタップ
初期状態では「現在地」から最寄りのAppleストアと正規サービスプロバイダを検索してくれます。
職場や学校の最寄りで検索する場合は、市区町村名を入力して「検索」をタップしましょう。
6「予約空き状況」をタップして予約できるお店に絞り込む
ここで予約空きがあるお店に絞って表示できます。
青文字で最短予約可能日が表示されるので、日時と場所から都合のいいお店を選びましょう。
7行きたいお店をタップする
8予約可能時間一覧から予約する時間をタップする
※ここで時間をタップすると、確認画面無しで予約が完了します。
これでAppleストアや正規サービスプロバイダの予約は完了です。
予約した日時にお店に行って、予約している旨をスタッフに伝えれば窓口に案内してもらえますよ!
予約が取れない時の対処法
Appleストアや正規サービスプロバイダは、地域や時期によっては予約の空きが全くないことがあります。
特に地方では店舗自体が少なく、毎日予約がいっぱいという事も。
行きたい日時に予約空きがない方に3つの対処法をお伝えします。
対処法1:予約が空くのを待つ
Appleの予約サイトでは、予約のキャンセルがあるとすぐに反映します。
そのため、予約が取れなかったお店でも、時間を空けて何度もチェックすると予約が空く可能性が残っています。
とはいえ、短時間に何度もチェックするのは手間なので、1日空けてチェックするなど定期的に調べてみるのがオススメです。
対処法2:予約なしで行ってみる
運任せの方法になりますが、予約なしでお店に行ってみるのも一つの手です。
予約がいっぱいのお店でも、突然の予約キャンセルや予想より早く対応が終わった場合など、予約なしでも対応してもらえることも。
もちろん予約しないと案内できないと言われてしまう可能性が高いのですが、お店の近くに立ち寄ることがあるなら試しに行ってみるといいでしょう。
対処法3:スマホ修理専門店を使う
予約が全く取れず、お店に行ってみても対応してもらえない場合は、スマホ修理専門店でバッテリー交換することも視野に入れましょう。
スマホ修理専門店では、Appleストアのように予約しなくても対応してもらえます。
もちろん混み合っていれば待ち時間が生まれますが、都心のお店でも空いていることも。
ただ、非正規修理扱いり、今後Appleの修理サポートが受けられなくなることに注意しましょう。
どうしても予約の都合がつかない方は、最終手段としてスマホ修理専門店を活用してくださいね。
iPhoneのバッテリー交換をしたらデータはどうなる?
iPhoneのバッテリー交換では、基本的にデータが消えることはありません。ただ、絶対にデータが消えないという訳ではないので注意してください。
- バッテリー脱着時に稀にデータが消える可能性がある
- バッテリー交換以外の故障・不調が見つかる
- 作業者のミスでストレージが破損する
こうした可能性があるので、データのバックアップは必須と考えたほうがいいでしょう。
iPhoneのデータバックアップはiTunesとiCloudを使います。データ量が多ければiTunes、少なければiCloudがおすすめですよ!
iTunesにバックアップする手順
1パソコンとiPhoneを接続
初めてiPhoneをパソコンに接続する場合、iPhoneとパソコンそれぞれに接続を許可するかのダイアログが表示されます。
必ず「許可」を選択して、パソコンからiPhoneにアクセスできるようにしましょうね。
2「新しいiPhoneとして設定」を選び「続ける」をクリック
3「開始」をクリック
4「iPhoneのバックアップを暗号化」にチェックを入れる
5パスワードを決めて「パスワードを設定」をクリック
6自動的に開始されるバックアップが終了するのを待つ
バックアップが完了したら、iPhoneのバッテリー交換を手配しましょう。
万が一データが消えても、iTunesに接続してバックアップを復元すれば今まで通り使えます。
iCloudにバックアップする手順
1iPhoneをWi-Fiに接続する
2設定を開き最上段のApple IDをタップ
3「iCloud」をタップ
4「iCloudバックアップ」をタップ
5「今すぐバックアップを作成」をタップ
後はしばらく待てばiCloudにバックアップが作成されます。
バッテリー交換の時にデータが消えることがあれば、iCloudから復元しましょうね。
iPhoneのバッテリー交換をしても電池持ちが悪い場合の対処法
最後に、iPhoneのバッテリー交換を行っても電池持ちが改善しない場合の対処法を解説します。
これから紹介する方法をバッテリー交換に出す前に試してみると、バッテリー交換しなくても大丈夫になる可能性もあります。
バッテリー交換が必要と感じるけど面倒という方も、交換手続き前にぜひ試してくださいね!
バックグラウンド更新をOFFにする
iPhoneでは、アプリをインストールしておくだけで、自動的に通信が行われる場合があります。
例えば、LINEは起動していなくてもメッセージが来れば通知が出ますよね。
これは、アプリがバックグラウンドで自動的に情報更新することを許可されているからです。
このアプリのバックグラウンド更新をすべてのアプリに許可しておくと、放っておくだけでゴリゴリ電池が減ることも。
そのため、必要なアプリ以外はバックグラウンドで更新されないように設定しておきましょう。
アプリのバックグラウンド更新設定手順
1設定を開く
2「一般」→「Appのバックグラウンド更新」とタップ
3バックグラウンド更新を行わないアプリをOFFにする
ここでOFFにしたアプリは、バックグラウンド更新がなくなり電池消費が抑えられます。
iOSのバージョンを最新にする
iOSのバージョンを最新にすると、iOSの不調や細かな不具合が原因のバッテリー消費が抑えられる可能性があります。
古いiOSを使っている方は、可能な限り最新バージョンを使うようにしましょう!
iOSのバージョンアップ手順
1iPhoneを充電しながらWi-Fiに接続し、「設定」を開く
iOSのアップデートには、Wi-Fi接続中かつバッテリー残量50%以上が必要です。
アップデート中にバッテリー切れを起こすとトラブルの原因になるので、必ず充電しながら実行しましょうね。
2「一般」をタップ
3「ソフトウェアアップデート」をタップ
4「ダウンロードしてインストール」をタップ
あとはパスコードの入力や規約の同意をすれば、iOSのアップデートが開始されます。
不要なアプリは削除する
先にバックグラウンド更新の変更を試しても電池消費が抑えられない場合は、不要なアプリを削除することで改善する場合があります。
特にアプリをインストールした直後からバッテリー消費が増えたという場合、直近でインストールしたアプリに問題があることも。
- アプリ自体の不具合でバッテリー消費が激しい
- 利用しているiOSのバージョンとの相性が悪い
- インストール済みのアプリと相性が悪い
こうした可能性があるので、必要性の低いアプリは試しに削除してみてください。
リセットしてiCloudから復元する
設定やアプリの削除でも全くバッテリー消費が抑えられない場合、iPhoneのシステムが不具合を起こしていることがあります。
この場合は、iPhoneのデータをiCloudにバックアップしてからリセットしてみると、バッテリー持ちが改善するかもしれません。
iPhoneのリセット手順
1設定を開く
2「一般」→「リセット」とタップ
3「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
4「今すぐ消去」をタップ
5iPhoneのパスコードを入力する
6「iPhoneを消去」を2回タップ
これで再起動が終わればiPhoneがリセットされます。リセット後にバッテリー持ちが問題ない場合、何かしらの不具合があったのかもしれませんね。
iCloudからデータを戻せば、今まで通りの状態でバッテリー持ちが改善しているはずです。
なお、バックアップ・復元はiTunesで行うと、リセット前の不具合がある状態で復元される可能性があります。
バッテリー持ち改善のためにリセットする時のバックアップは、必ずiCloudを利用するようにしましょうね!
iPhoneのバッテリー交換方法と費用・時間まとめ
今回はiPhoneのバッテリー交換の方法と、それぞれにかかる費用・時間について解説しました。
- Appleストア:5,400円〜7,400円、AppleCare+加入中は無料
- 正規サービスプロバイダ:Appleストアと同額
- Appleの配送修理:Appleストアと同額
- スマホ修理の専門店:お店により様々
- 自分で交換:バッテリーと工具の購入費用のみ
iPhoneのバッテリー交換は、基本的にApple直営ストアやApple正規サービスプロバイダのお店で行います。
ただ、Appleでは来店予約が必須で、予約なしで行っても対応してもらえないことがほとんどです。
一方、街中にあるスマホ修理専門店では、予約なしでもすぐ交換してもらえます。
しかし、多くのスマホ修理専門店でバッテリー交換を行うと、非正規修理をしたことになってしまいます。
そのため、基本はAppleと正規サービスプロバイダを利用した方が安心できるでしょう。また、バッテリー交換は配送以外はごく短時間で終わります。
- Appleストア等の店頭:約20分
- Appleの配送修理:約1週間
- 自分で交換:約30分
どの方法でバッテリー交換を行う場合でも、基本的にデータが消えることはありません。
ただ、絶対に消えない保証があるわけではないので、事前にデータのバックアップはとっておいてください。
今回の解説を参考に、ぜひあなたの都合にあった方法でiPhoneのバッテリーを交換し、この先も長く愛用してくださいね!